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− == 余談 ==
− *DS版RPGの序盤においてC.C.をナナリーに紹介する際に現れる選択肢に、『新しいお母様だ』と冗談を言う選択肢があるが、これを選択するとナナリーはその場で激しく取り乱し'''自殺してしまう'''。開発時期を顧みれば、R2の設定を踏まえた描写という訳ではないと思われるが……。ちなみに、この後更にルルーシュがショックで後追い自殺を行い、C.C.が「とんだ見込み違いだった」とルルーシュに失望して怒りを露わにするという非常に珍しい結末まで用意されている。
− *[[神聖ブリタニア帝国]]を事実上崩壊させたのはルルーシュとナナリーだが、二人がそのような道を歩む事になったのはシャルルとマリアンヌの責任であり、そういう意味では帝国を崩壊に導いたマリアンヌは'''傾国の美女'''と呼ぶに相応しいだろう。
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→TV版
{{登場人物概要
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Marianne vi Britannia]]
| 外国語表記 = Marianne vi Britannia
| 登場作品 = [[コードギアスシリーズ]]
| 登場作品 = [[コードギアスシリーズ]]
*{{登場作品 (人物)|コードギアス 反逆のルルーシュ}}
*{{登場作品 (人物)|コードギアス 反逆のルルーシュ}}
| 種族 = [[種族::地球人]](ブリタニア人)
| 種族 = [[種族::地球人]](ブリタニア人)
| 性別 = [[性別::女]]
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| 異名 = 閃光のマリアンヌ
| 生年月日 = 皇暦1979年11月22日
| 生年月日 = 皇暦1979年11月22日
| 星座 = 射手座
| 星座 = 射手座
他のブリタニア皇妃と違い庶民出身で軍人にもなっていたが故か、性格は明朗かつ大人しくするという事が出来ない行動的であったが、悪戯好きな面もあり、奔放で冷静さを崩す事の無い[[C.C.]]ですらも日常的に振り回されっぱなしな状態であったという。
他のブリタニア皇妃と違い庶民出身で軍人にもなっていたが故か、性格は明朗かつ大人しくするという事が出来ない行動的であったが、悪戯好きな面もあり、奔放で冷静さを崩す事の無い[[C.C.]]ですらも日常的に振り回されっぱなしな状態であったという。
しかし、その一方で他者の意を汲んだり相手の立場になって物事を考えるという事を全くしない、一言でいえば『'''非常に自分勝手な性格'''』をしており、夫に比べて息子のルルーシュや娘のナナリーに対してもあまり愛情を示した様子がないことから、女性としての性が強い一方で母親としての自覚は薄く、人間としての心に大事な微妙な何かが欠落した人物とも言える。
しかし、その一方で他者の意を汲んだり相手の立場になって物事を考えるという事を全くしない、一言でいえば『'''非常に自分勝手な性格'''』をしており、夫に比べて息子のルルーシュや娘のナナリーに対してもあまり愛情を示した様子がないどころか道具としか見ていないことから、女性としての性が強い一方で母親としての自覚は薄く、人間としての心に大事な微妙な何かが欠落した人物とも言える(俗に言う毒親である)。
ただし、ナナリーの記憶を改ざんし、ルルーシュ共々日本に行かせた理由は、[[V.V.]]から彼らの身を守ることを目的としているなど、マリアンヌ本人としては子供達に愛情が絶無だった訳ではない。もっとも、シャルルと彼女の計画が成功すれば故人を含む全人類の意識が共有されるため、日本侵攻の際には彼女もシャルルと共にルルーシュとナナリーの保護する等の行動は一切行う事はなかったため、世間一般的な親子愛とは程遠い状態だったのは事実でもある。それでも第二次東京決戦ではアーニャに撃墜されかけたルルーシュを助ける行動はとっていた。
ただし、ナナリーの記憶を改ざんし、ルルーシュ共々日本に行かせた理由は、[[V.V.]]から彼らの身を守ることを目的としているなど、マリアンヌ本人としては子供達に愛情が絶無だった訳ではない。もっとも、シャルルと彼女の計画が成功すれば故人を含む全人類の意識が共有されるため、日本侵攻の際には彼女もシャルルと共にルルーシュとナナリーの保護する等の行動は一切行う事はなかったため、世間一般的な親子愛とは程遠い状態だったのは事実でもある。それでも第二次東京決戦ではアーニャに撃墜されかけたルルーシュを助ける行動はとっていた。
ルルーシュが黒の騎士団のメンバーの裏切りを受けて追放された後、彼が神根島に向かったシャルルを追って打倒しようとした事から、アーニャの身体を乗っ取ってC.C.に接触し、コードと記憶を蘇らせる。その後、C.C.を連れて[[モルドレッド]]で神根島へと向かい、一芝居打ってビスマルクを退けた後、神根島で気を失っていた[[枢木スザク|スザク]]にも接触し、遺跡とC.C.のコードの力を使って、アーニャから自らの意識を引き剥がしたマリアンヌは、シャルルとルルーシュのいる「Cの世界」へと向かう。
ルルーシュが黒の騎士団のメンバーの裏切りを受けて追放された後、彼が神根島に向かったシャルルを追って打倒しようとした事から、アーニャの身体を乗っ取ってC.C.に接触し、コードと記憶を蘇らせる。その後、C.C.を連れて[[モルドレッド]]で神根島へと向かい、一芝居打ってビスマルクを退けた後、神根島で気を失っていた[[枢木スザク|スザク]]にも接触し、遺跡とC.C.のコードの力を使って、アーニャから自らの意識を引き剥がしたマリアンヌは、シャルルとルルーシュのいる「Cの世界」へと向かう。
Cの世界でルルーシュと再会を果たしたマリアンヌは、シャルルと共に、自らの死やルルーシュとナナリーが日本に送り込まれた真相を教え、そしてルルーシュのC.C.との出会いやブリタニアへの反逆は、ラグナレクの接続を果たす為に仕組まれていた物に過ぎない事実を語り、自らのしてきた事が全くの無駄であった事実を知ったルルーシュを、大きく愕然とさせている。
Cの世界でルルーシュと再会を果たしたマリアンヌは、シャルルと共に、自らの死やルルーシュとナナリーが日本に送り込まれた真相を教え、そしてルルーシュのC.C.との出会いやブリタニアへの反逆は、ラグナレクの接続を果たす為に仕組まれていた物に過ぎない事実を語り、自らのしてきた事が全くの無駄であった事実を知ったルルーシュを、大きく愕然とさせ、彼に憎悪されることになる。
マリアンヌを追ってきたC.C.のコードを、V.V.から奪ったシャルルのコードと合わせる事で、アーカーシャの剣を起動させ、ラグナレクの接続を果たそうとしたが、ルルーシュからは計画の実現を優先する為に、自分やナナリーを棄てただけでなく、自分達の安全を無視して日本に攻撃を仕掛けた事実や、自分達の作ろうとしている優しい世界が「自分に優しい世界」である事を指摘され、C.C.と共にCの世界へ来ていたスザクからも、[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユーフェミア]]が望んだ事ではないと断じられる。そして、ラグナレクの接続を拒絶したC.C.からも、「自分が好きなだけ」と指摘された。
マリアンヌを追ってきたC.C.のコードを、V.V.から奪ったシャルルのコードと合わせる事で、アーカーシャの剣を起動させ、ラグナレクの接続を果たそうとしたが、ルルーシュからは計画の実現を優先する為に、自分やナナリーを棄てただけでなく、自分達の安全を無視して日本に攻撃を仕掛けた事実や、自分達の作ろうとしている優しい世界が「自分に優しい世界」である事を指摘され、C.C.と共にCの世界へ来ていたスザクからも、[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユーフェミア]]が望んだ事ではないと断じられる。そして、ラグナレクの接続を拒絶したC.C.からも、「自分が好きなだけ」と指摘された。
== パイロットステータス ==
== パイロットステータス ==
=== [[能力]] ===
=== [[能力]] ===
他の版権ラスボスにも引けを取らないほど全体的にかなり高く、中でも[[射撃]]、[[回避]]、[[技量]]が頭一つ抜けている。[[成長タイプ]]の関係上[[防御]]がやや控えめなものの、[[底力]]レベルが高いことやシールドの存在も相まって弱点になっていない。
他の版権ラスボスにも引けを取らないほど全体的にかなり高く、中でも[[射撃 (能力)|射撃]]、[[回避]]、[[技量]]が頭一つ抜けている。[[成長タイプ]]の関係上[[防御]]がやや控えめなものの、[[底力]]レベルが高いことやシールドの存在も相まって弱点になっていない。
=== [[精神コマンド]] ===
=== [[精神コマンド]] ===
:'''全てが自分に向けられているので歪みに歪んでいる、'''何ともはやなラインナップ。
:'''全てが自分に向けられているので歪みに歪んでいる、'''何ともはやなラインナップ。
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
=== [[特殊スキル]] ===
;[[スーパーロボット大戦X|X]]
;[[スーパーロボット大戦X|X]]
:'''[[天才]]、[[底力]]L6、[[極]]、[[精神耐性]]、[[サイズ差補正無視]]L3、[[ガード]]L3、[[ダッシュ]]'''
:'''[[天才]]、[[底力]]L6、[[極]]、[[精神耐性]]、[[サイズ差補正無視]]L3、[[ガード]]L3、[[ダッシュ]]'''
:生身の肉体での最期の言葉。V.V.に銃撃され、致命傷を負ったことで自らのギアス能力に目覚め、その場に居合わせた彼女に自身の精神を渡らせる。何故幼いアーニャがその場に居たかを視聴者に説明するための言葉でもあるのだろう。
:生身の肉体での最期の言葉。V.V.に銃撃され、致命傷を負ったことで自らのギアス能力に目覚め、その場に居合わせた彼女に自身の精神を渡らせる。何故幼いアーニャがその場に居たかを視聴者に説明するための言葉でもあるのだろう。
;「バラバラだったみんながまた一つになれるというのは良い事だわ。死んだ人とだってまた会えるんだもの。ユーフェミアだって…」
;「バラバラだったみんながまた一つになれるというのは良い事だわ。死んだ人とだってまた会えるんだもの。ユーフェミアだって…」
:ルルーシュから「願いは[[シャルル・ジ・ブリタニア|シャルル]]と同じか?」と問われて。この発言にスザクは嫌悪感を表す。
:ルルーシュから「願いは[[シャルル・ジ・ブリタニア|シャルル]]と同じか?」と問われて。この発言に彼女を失ったスザクは嫌悪感を表す(彼女の死因はルルーシュも含まれていたが)。
;「[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユフィ]]と話をさせてあげるために助けたのに!」
;「[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユフィ]]と話をさせてあげるために助けたのに!」
:そしてルルーシュに計画を妨害され止めに入ろうとするが、スザクに'''「それを押し付けと言うんだ!!」'''と反発され、剣を向けられる。ユーフェミアと会わせるために助けたのだから、スザクは自分たちに賛同して当然と言わんばかりの言い草は非常に傲慢と言わざるを得ない。
:そしてルルーシュに計画を妨害され止めに入ろうとするが、スザクに'''「それを押し付けと言うんだ!!」'''と反発され、剣を向けられる。ユーフェミアと会わせるために助けたのだから、スザクは自分たちに賛同して当然と言わんばかりの言い草は非常に傲慢と言わざるを得ない。
;「ええ。だって、ルルーシュやナナリーは母さんの宝物だもの。ずっと一緒にいて守って上げるわ。ずっとずっと」 <br />(ただし……あなた達が私とあの方の邪魔をしない限り、だけどね)
;「ええ。だって、ルルーシュやナナリーは母さんの宝物だもの。ずっと一緒にいて守って上げるわ。ずっとずっと」 <br />(ただし……あなた達が私とあの方の邪魔をしない限り、だけどね)
:3歳だったルルーシュに泣きつかれての台詞とモノローグ。この時点でもはや親の言葉とは思えない台詞を(心中でだが)発しており、その本性が伺える。なお、この直前に彼女はルルーシュに対して人を斬る時の目を向けており、傍にいた[[ビスマルク・ヴァルトシュタイン|ビスマルク]]が思わず飛び出しかけていた。
:3歳だったルルーシュに泣きつかれての台詞とモノローグ。この時点でもはや親の言葉とは思えない台詞を(心中でだが)発しており、その本性が伺える。なお、この直前に彼女はルルーシュに対して人を斬る時の目を向けており、傍にいた[[ビスマルク・ヴァルトシュタイン|ビスマルク]]が思わず飛び出しかけていた。
:結局、後年になってルルーシュはマリアンヌの本性を知って、両親を憎悪し、計画の実行は彼によって阻止されることになったのは皮肉な結果である。
:結局、後年になってルルーシュはマリアンヌの本性を知ることによって、シャルルのみならずマリアンヌをも憎悪し、計画の実行は彼によって阻止されることになったのは皮肉な結果である。
== スパロボシリーズの名台詞 ==
== スパロボシリーズの名台詞 ==
;「喰わ…れる…」
;「喰わ…れる…」
:彼女の断末魔。決着をつけたものの、新たなる謎が残ってしまい、ルルーシュも呆然とする様子を見せている。
:彼女の断末魔。決着をつけたものの、新たなる謎が残ってしまい、ルルーシュも呆然とする様子を見せている。
== 搭乗・関連機体 ==
== 搭乗・関連機体 ==
:テストパイロットを務める。
:テストパイロットを務める。
;[[モルドレッド]]
;[[モルドレッド]]
:アーニャ憑依時にて搭乗。『X』では本人が乗り込んでくるため、ジェレミアやアーニャとの対決も可能。
:アーニャ憑依時にて搭乗。
:『X』では本人が乗り込んでくるため、ジェレミアやアーニャとの対決も可能。
== 余談 ==
*DS版RPGの序盤においてC.C.をナナリーに紹介する際に現れる選択肢に、『新しいお母様だ』と冗談を言う選択肢があるが、これを選択するとナナリーはその場で激しく取り乱し'''自殺してしまう'''。開発時期を顧みれば、R2の設定を踏まえた描写という訳ではないと思われるが……。ちなみに、この後更にルルーシュがショックで後追い自殺を行い、C.C.が「とんだ見込み違いだった」とルルーシュに失望して怒りを露わにするという非常に珍しい結末まで用意されている。
*[[神聖ブリタニア帝国]]を事実上崩壊させたのはルルーシュとナナリーだが、二人がそのような道を歩む事になったのはシャルルとマリアンヌの責任であり、そういう意味では帝国を崩壊に導いたマリアンヌは'''傾国の美女'''と呼ぶに相応しいだろう。
== 脚注 ==
== 脚注 ==