差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
1行目: 1行目:  
{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Nina Purpleton]]
+
| 外国語表記 = [[外国語表記::Nina Purpleton]]<ref>[http://www.gundam0083.net/character/a01.html Character]、機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY、2022年2月3日閲覧。</ref>
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY}}
 
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY}}
16行目: 16行目:  
| 髪色 = 金
 
| 髪色 = 金
 
| 出身 = [[月]](ニューアントワープ)
 
| 出身 = [[月]](ニューアントワープ)
| 所属 = {{所属 (人物)|アナハイム・エレクトロニクス社フォン・ブラウン支社}}
+
| 所属 = {{所属 (人物)|アナハイム・エレクトロニクス}}
 +
*フォン・ブラウン支社
 
| 役職 = [[役職::システムエンジニア]]
 
| 役職 = [[役職::システムエンジニア]]
 
}}
 
}}
35行目: 36行目:  
ただし、[[小説|小説版]]においては'''「(ニナは)コウに無抵抗のガトーを射殺した罪悪感と、後味の悪さを一生引きずるような思いをしてほしくなかった為、(あえて)コウに銃を向けた」'''という解釈がなされている。この小説版は作品を通しての監督である今西隆志氏<ref>OVA第2話~第13話、劇場版。ニナの設定と行為は監督が交代した影響という説が流布されているが、今西隆志氏はそもそもずっと関わっており、また共同監督の加瀬充子氏が降板したのはニナとガトー、ケリィに親交があったことが描写される第7話より後なため、信ぴょう性に欠ける。</ref>が直接監修しており、おおよその意図は一致していると思われる。またOVA本編では直後にガトーとの間に「大体の事情は察した。ならばなおのこと、私を放って置いて欲しかった」「私にはこうする他なかったわ」とのやり取りがある。
 
ただし、[[小説|小説版]]においては'''「(ニナは)コウに無抵抗のガトーを射殺した罪悪感と、後味の悪さを一生引きずるような思いをしてほしくなかった為、(あえて)コウに銃を向けた」'''という解釈がなされている。この小説版は作品を通しての監督である今西隆志氏<ref>OVA第2話~第13話、劇場版。ニナの設定と行為は監督が交代した影響という説が流布されているが、今西隆志氏はそもそもずっと関わっており、また共同監督の加瀬充子氏が降板したのはニナとガトー、ケリィに親交があったことが描写される第7話より後なため、信ぴょう性に欠ける。</ref>が直接監修しており、おおよその意図は一致していると思われる。またOVA本編では直後にガトーとの間に「大体の事情は察した。ならばなおのこと、私を放って置いて欲しかった」「私にはこうする他なかったわ」とのやり取りがある。
   −
上記のやり取りでのニナはガトーの察した事情を否定せずにいる事から、「コウへの思いは本物であるが、何らかの事情を持ってガトーを助けた」と解釈する事も出来る。したがって、小説版と同様の解釈はある程度、OVA本編からのみでも導き出す事は可能である。ただ、それを踏まえた上で、「コロニー落としの危機が迫る状況で、敢えてであろうとと銃を向ける」と言う行為に視聴者の理解を得られるかは、また別の話ではあるが。コウのためであれガトーのためであれ、その場の状況より自身の感情を優先して行動しているのは確かである。
+
上記のやり取りでのニナはガトーの察した事情を否定せずにいる事から、「コウへの思いは本物であるが、何らかの事情を持ってガトーを助けた」と解釈する事も出来る。したがって、小説版と同様の解釈はある程度、OVA本編からのみでも導き出す事は可能である。ただ、それを踏まえた上で、「'''コロニー落としの危機が迫る状況で、敢えてであろうとも銃を向ける'''」と言う行為に視聴者の理解を得られるかは、また別の話ではあるが。コウのためであれガトーのためであれ、その場の状況より自身の感情を優先して行動しているのは確かである。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
やはりというかなんというかガンダムオタクであり、むしろそれが強調されるイベントが多い(が、かの「ガンダム馬鹿」こと[[刹那・F・セイエイ]]とは2021年現在まともに共演した事は無い)。[[プレイヤー部隊]]に同行する事もあり、コウと共に[[モビルスーツ]]の解説をしたり、[[科学者・技術者|システムエンジニア]]として整備班を手伝ったり、[[アナハイム・エレクトロニクス]]とのパイプ役として活躍したりする。今の所、原作終盤のように土壇場での[[裏切りイベント|裏切り]][[スパロボ補正|やらかした事は無い]]。
+
やはりというかなんというかガンダムオタクであり、むしろそれが強調されるイベントが多い<ref>余談だが、かの「ガンダム馬鹿」こと[[刹那・F・セイエイ]]とはまともに共演した事は無い。</ref>。[[プレイヤー部隊]]に同行する事もあり、コウと共に[[モビルスーツ]]の解説をしたり、[[科学者・技術者|システムエンジニア]]として整備班を手伝ったり、[[アナハイム・エレクトロニクス]]とのパイプ役として活躍したりする。今の所、原作終盤のように土壇場での[[裏切りイベント|裏切り]]にまでは[[スパロボ補正|至らない]]。
    
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦}}
:[[ミデア]]の[[パイロット]]で登場する場面もある。一方、[[プレイステーション|PS版]]では[[連邦兵]]がニナの代わりにミデアのパイロットになっている。
+
:初登場作品。[[ミデア]]の[[パイロット]]で登場する場面もある。一方、[[プレイステーション|PS版]]では[[連邦兵]]がニナの代わりにミデアのパイロットになっている。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦EX}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦EX}}
 
:パイロットではないが、召喚に巻き込まれる。コウ、ガトーと共に自軍に合流するが、その際はGP-01に同乗していた。ガトーに靡いてるような様子も見せたが、出番は少ない。
 
:パイロットではないが、召喚に巻き込まれる。コウ、ガトーと共に自軍に合流するが、その際はGP-01に同乗していた。ガトーに靡いてるような様子も見せたが、出番は少ない。
49行目: 50行目:  
:ガトーとは中盤に[[ノイエDC]]に参入して驚く場面はあるが、終盤に自軍に参入した際は別働隊にいる為に全くイベントが無い。
 
:ガトーとは中盤に[[ノイエDC]]に参入して驚く場面はあるが、終盤に自軍に参入した際は別働隊にいる為に全くイベントが無い。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F}}
:今回は非戦闘要員ながら[[DVE]]で声が入った。
+
:今回は非戦闘要員ながら、声が入った。
 
:余談だが、ニナは『[[機動武闘伝Gガンダム|G]]』や『[[新機動戦記ガンダムW|W]]』等の[[宇宙世紀]]以外の作品のガンダムは知らないらしく、次々と登場するガンダムを見てガンダムオタクの自信を無くす場面も。
 
:余談だが、ニナは『[[機動武闘伝Gガンダム|G]]』や『[[新機動戦記ガンダムW|W]]』等の[[宇宙世紀]]以外の作品のガンダムは知らないらしく、次々と登場するガンダムを見てガンダムオタクの自信を無くす場面も。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}}
 
:当初から[[ロンド・ベル]]隊に同行。[[量産型νガンダム]]の武装選択をコウに促す等、出番は割と多い。
 
:当初から[[ロンド・ベル]]隊に同行。[[量産型νガンダム]]の武装選択をコウに促す等、出番は割と多い。
 +
:一部の場面で、[[DVE]]を披露してくれる。
    
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
69行目: 71行目:     
=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2第2部}}
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇}}
 
:
 
:
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2第3部}}
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇}}
 
:[[アルトアイゼン]]の強化に関わる。この役割は[[OGシリーズ]]では[[マリオン・ラドム]]に引き継がれた。
 
:[[アルトアイゼン]]の強化に関わる。この役割は[[OGシリーズ]]では[[マリオン・ラドム]]に引き継がれた。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
78行目: 80行目:  
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}}
:[[アナハイム・エレクトロニクス]]にいる立場上、[[ネルガル重工]]の[[エリナ・キンジョウ・ウォン|エリナ]]と軽く対立する場面があった。
+
:本作ではコウとガトーの対面時に二人の間に割って入りはするが、銃を向けるまでには至らなかった。
:[[剣鉄也|鉄也]]から'''「ガンダムガンダム言ってる時点でどうかしてる」'''と頭を疑われる事も。
+
:[[ロンド・ベル (スパロボA)|ロンド・ベル]]に出向するが、終盤は補給路確保のため[[ネェル・アーガマ]]を降り、[[ラビアンローズ]]にて後方支援に勤しみ、[[ラー・カイラム]]等の手配をしている。
 +
:[[アナハイム・エレクトロニクス]]にいる立場上、[[ネルガル重工]]の[[エリナ・キンジョウ・ウォン|エリナ]]とは事あるごとにバチバチに火花を散らす。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
88行目: 91行目:     
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 +
;ピーター・パープルトン(SRW未登場)
 +
:父親。妻(ニナの母親)と一緒に[[月]]面都市ニューアントワープに在住で、[[戦艦]]に乗り込んでる娘を心配するあまり、[[アルビオン]]から降りるように言うが、(コウとの微妙な関係にニナが悩んでいた事も重なって)却ってニナをナーバスにさせてしまった。
 
;[[アナベル・ガトー]]
 
;[[アナベル・ガトー]]
 
:元彼。
 
:元彼。
112行目: 117行目:  
;[[ファ・ユイリィ]]
 
;[[ファ・ユイリィ]]
 
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』では、[[バルマー戦役]]が終わった後に[[マオ・インダストリー]]で彼女と一緒に[[イージス計画]]の手伝いもしていた。
 
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』では、[[バルマー戦役]]が終わった後に[[マオ・インダストリー]]で彼女と一緒に[[イージス計画]]の手伝いもしていた。
 +
;[[アストナージ・メドッソ]]
 +
:『A』ではメカニック同士絡みがある。彼が[[ボス]]に絡まれた時にはボスを窘めていたが、その時にある話を聞いて驚愕するという一幕がある(後述)。
 
;[[ジュドー・アーシタ]]
 
;[[ジュドー・アーシタ]]
 
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』ではアナハイム本社にて、彼の愛機である[[ΖΖガンダム]]の調整を行なう。作業期間中、彼にΖΖの開発経緯を「耳にタコが出来るほど」語っていたらしい。
 
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』ではアナハイム本社にて、彼の愛機である[[ΖΖガンダム]]の調整を行なう。作業期間中、彼にΖΖの開発経緯を「耳にタコが出来るほど」語っていたらしい。
136行目: 143行目:  
;[[碇シンジ]]
 
;[[碇シンジ]]
 
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』では、[[EVA初号機]]に乗って戦うのが嫌になり[[ネルフ]]本部を逃げ出した彼を発見した。
 
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』では、[[EVA初号機]]に乗って戦うのが嫌になり[[ネルフ]]本部を逃げ出した彼を発見した。
 +
;[[剣鉄也]]
 +
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]』では、ニナのガンダム馬鹿っぷりに'''「ガンダムガンダム言ってる時点でどうかしてる」'''と呆れられる。
 
;[[ロム・ストール]]
 
;[[ロム・ストール]]
 
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では予てから「金属生命体の[[異星人]]」として興味を抱いていたようで、実際に対面した際には彼のデータをMS開発にフィードバックさせる為、ラボへと招く。
 
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では予てから「金属生命体の[[異星人]]」として興味を抱いていたようで、実際に対面した際には彼のデータをMS開発にフィードバックさせる為、ラボへと招く。
148行目: 157行目:  
:「元恋人の姿を見て気が付かないのは如何なものか?」と問いたくなるが、設定製作の武井良幸氏によると、「ニナの位置からは試作2号機のハッチが見えていなかった」との事。なお、[[小説|小説版]]ではわかりやすくするためか、「ガトーが最初からヘルメットを着用していた為」と修正されている<ref>絵面ではわかりにくいが、実際にこのシーンでは二人の間にはかなりの距離があり、アニメの場面カットの都合で視聴者に誤解を与えてしまった事を考慮した措置と思われる。また、この後の話でガトーが無線越しに名乗った時にニナが息をのむシーンがあり、設定上はここで気づいたという事らしい。</ref>。
 
:「元恋人の姿を見て気が付かないのは如何なものか?」と問いたくなるが、設定製作の武井良幸氏によると、「ニナの位置からは試作2号機のハッチが見えていなかった」との事。なお、[[小説|小説版]]ではわかりやすくするためか、「ガトーが最初からヘルメットを着用していた為」と修正されている<ref>絵面ではわかりにくいが、実際にこのシーンでは二人の間にはかなりの距離があり、アニメの場面カットの都合で視聴者に誤解を与えてしまった事を考慮した措置と思われる。また、この後の話でガトーが無線越しに名乗った時にニナが息をのむシーンがあり、設定上はここで気づいたという事らしい。</ref>。
 
;「''いやぁぁぁ~!! 私のガンダムが!''」
 
;「''いやぁぁぁ~!! 私のガンダムが!''」
:[[コウ・ウラキ|コウ]]の乗り込んだ[[ガンダム試作1号機|試作1号機]]とガトーに強奪された試作2号機が戦う事になってしまった時に発した台詞。
+
:[[コウ・ウラキ|コウ]]の乗り込んだ[[ガンダム試作1号機|試作1号機]]とガトーに強奪された試作2号機が戦う事になってしまった時に発した台詞。『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では[[DVE]]。
 
:ニナを象徴する名(迷?)台詞である。一応、ニナは若くして開発設計に深くかかわる才媛であり、愛着があったのは事実だろうが。
 
:ニナを象徴する名(迷?)台詞である。一応、ニナは若くして開発設計に深くかかわる才媛であり、愛着があったのは事実だろうが。
 
:余談ながら、[[機動戦士ガンダム00|後年の作品]]において[[ネーナ・トリニティ|ある女性パイロット]]が同様の台詞を吐いている。
 
:余談ながら、[[機動戦士ガンダム00|後年の作品]]において[[ネーナ・トリニティ|ある女性パイロット]]が同様の台詞を吐いている。
 +
;「いくじなし…」
 +
:第7話より。自分をデートに誘いに来たのがバレバレなのに、いつまでも煮え切らない態度のコウにガッカリして。この時のニナはアルビオンを降りるよう上司から警告されていたこともあってナーバスになっていた。
 +
;「どうして…なぜこの二人が戦いあわなきゃならないの…」
 +
:第10話より。かつての恋人ガトーとコウが死闘を繰り広げている最中の呟き。この後のニナは一人落ち込むようになり、コウはガンダムを失ったからではと推測したが、モーラは「それだけかな…?」と考えており、結果としては確かにガンダムだけの問題では無かった。
 
;「忘れたいのよ…この悪寒を…」  
 
;「忘れたいのよ…この悪寒を…」  
:第10話より。かつての恋人ガトーとコウが死闘を繰り広げている現実を受けた後の台詞。
+
:同話。二人の死闘の後で現実を受けて。この後、コウと[[キスシーン|口づけ]]をするが…
 +
:『[[スーパーロボット大戦F|F完結編]]』では[[DVE]]。
 
;「コウ、そういう事じゃないのよ……」
 
;「コウ、そういう事じゃないのよ……」
 
:第13話より。ラストのコロニー制御室内、あくまでもガトーと戦おうとするコウに対しての台詞。
 
:第13話より。ラストのコロニー制御室内、あくまでもガトーと戦おうとするコウに対しての台詞。
173行目: 187行目:  
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])』リアル系ルート第20話(『S』では第21話)「老兵の挽歌」より。
 
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])』リアル系ルート第20話(『S』では第21話)「老兵の挽歌」より。
 
:コウとともにステイメンの出力調整をしていた時の台詞であるが、'''声だけであると卑猥なやり取りにしか聞こえない'''為、さしもの[[兜甲児|甲児]]も焦って止めに入った。
 
:コウとともにステイメンの出力調整をしていた時の台詞であるが、'''声だけであると卑猥なやり取りにしか聞こえない'''為、さしもの[[兜甲児|甲児]]も焦って止めに入った。
:ちなみに甲児が「紛らわしい」と突っ込んだ後、ニナも自分がかなりアブない台詞を言っていた事に気付いて甲児に弁解しているが、'''コウだけは気付いていなかった'''
+
:ちなみに甲児が「紛らわしい」と突っ込んだ後、ニナも自分がかなりアブない台詞を言っていた事に気付いて甲児に弁解しているが、'''コウだけは気付いていなかった'''。元となったのは原作第4話での1号機調整シーンだが、どこか色っぽくも聞こえるニナの台詞にやや動揺していた原作とは逆の描写になっている。
 
;「ほんと…プレミアがつくわよ、あれ」
 
;「ほんと…プレミアがつくわよ、あれ」
 
:同上。未だ現役である[[ガデム]]の[[旧ザク]]にコウが驚いた際の返答。
 
:同上。未だ現役である[[ガデム]]の[[旧ザク]]にコウが驚いた際の返答。
180行目: 194行目:     
=== αシリーズ ===
 
=== αシリーズ ===
 +
;「!! こ、この声は…!?」
 +
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』第11話[[南アタリア島]]ルート「ガンダム強奪」より。
 +
:眼前で[[ガンダム試作2号機]]を奪ったジオンの士官が、かつての自分の恋人であった[[アナベル・ガトー|ガトー]]だったと、声(しかも[[声優:大塚明夫|大塚明夫]]氏による[[DVE]])を聞いて、原作と違ってここで気づいた。
 
;「あ…あなた! この子がダブルゼータのパイロットですって? カミーユ、あなた何を考えているの!?」<br />「ぬ、盗まれても知らないわよ!」
 
;「あ…あなた! この子がダブルゼータのパイロットですって? カミーユ、あなた何を考えているの!?」<br />「ぬ、盗まれても知らないわよ!」
 
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC]])』第23話宇宙へ向かうルート「始動ダブルゼータ」より。
 
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC]])』第23話宇宙へ向かうルート「始動ダブルゼータ」より。
197行目: 214行目:  
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|PORTABLE]])』第8話「動き出す悪魔」or「シャッフルの紋章」より。
 
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|PORTABLE]])』第8話「動き出す悪魔」or「シャッフルの紋章」より。
 
:[[ガンダム試作1号機|試作1号機]]が[[宇宙]]で使えないために[[コウ・ウラキ|コウ]]ともめていた際に、横から[[兜甲児|甲児]]が「[[マジンガーZ]]なら、そのまま(宇宙空間でも)いけるぜ?」と言ったため、思わずしてしまった独白。
 
:[[ガンダム試作1号機|試作1号機]]が[[宇宙]]で使えないために[[コウ・ウラキ|コウ]]ともめていた際に、横から[[兜甲児|甲児]]が「[[マジンガーZ]]なら、そのまま(宇宙空間でも)いけるぜ?」と言ったため、思わずしてしまった独白。
:たしかに、基本的にリアルな描写が売りの[[モビルスーツ]]の[[科学者・技術者|エンジニア]]としては、細かい説明無しで色々と無茶なことが出来る[[スーパーロボット]]の存在は納得いかないものなのだろう。
+
:たしかに、基本的にリアルな描写が売りの[[モビルスーツ]]の[[科学者・技術者|エンジニア]]としては、細かい説明無しで色々と無茶なことが出来る[[スーパーロボット]]の存在は納得いかないものなのだろう。ただ、同作ではパイロット側の地形適応問題により性能は下がってしまうのだが…。
 +
;「あのねえ、ボスくん…」<br />「スーパーロボットの武器は、アナハイムの技術の粋を結集した私のガンダムにすら特殊すぎて付けられないものが多いのよ? 無茶は言うもんじゃないわよ」
 +
:『A(PORTABLE)』宇宙ルート第10話「勝利者などいない戦い」or「ザ・ウィナー」。[[ボスボロット]]に武器を増やしてほしいと[[アストナージ・メドッソ|アストナージ]]に懇願する[[ボス]]をやんわりと窘める。そんな中でも「私のガンダム」という言葉を使ってしまったため、ボスは逆上し[[アーガマ]]を飛び出してしまう。
 +
;ニナ「アストナージさん、ボロットの材料って?」<br />アストナージ「ボロットの材料? …冷蔵庫とか洗濯機とか掃除機とからしい」<br />ニナ「はあ!?」
 +
:その後、アストナージがボロットの強化案を却下していただいたいの理由であるボロット側の話を聞いて。上述した「納得いかない」というレベルを遥かに超えた領域に位置するボロットの話を聞いて、とうとう素っ頓狂な声を出してしまう。
 
;「ダウンサイジングの世の中ですもの。戦艦クラスの大きさでないと使えない武器なんてねぇ…」
 
;「ダウンサイジングの世の中ですもの。戦艦クラスの大きさでないと使えない武器なんてねぇ…」
 
:『A(PORTABLE)』第23話「「僕たちの戦争」が始まる」or「正義と、愛と」より。[[ナデシコ]]に破壊されたナデシコ四番艦シャクヤクの[[Yユニット]]を付ける作業が行われていた際、[[ネルガル重工]]の[[エリナ・キンジョウ・ウォン|エリナ]]に対抗する形で[[アナハイム・エレクトロニクス]]で行われている極秘プロジェクト([[ガンダム試作3号機|試作3号機]])を仄めかした上で、さらに言い放った嫌味。
 
:『A(PORTABLE)』第23話「「僕たちの戦争」が始まる」or「正義と、愛と」より。[[ナデシコ]]に破壊されたナデシコ四番艦シャクヤクの[[Yユニット]]を付ける作業が行われていた際、[[ネルガル重工]]の[[エリナ・キンジョウ・ウォン|エリナ]]に対抗する形で[[アナハイム・エレクトロニクス]]で行われている極秘プロジェクト([[ガンダム試作3号機|試作3号機]])を仄めかした上で、さらに言い放った嫌味。
:…とは言うが、試作3号機もデカすぎて[[母艦|戦艦]]に入れられないので宇宙空間で整備しなければならない等、'''戦艦でも運用が難しいMS'''なので正直どっちもどっちである。ついでに言えば宇宙世紀では「0083」以降、MSは恐竜的進化に伴いどんどん大型化していってしまい、第二世代でダウンサイジングの世になるには20年以上の時が必要になるのが皮肉である。
+
:…とは言うが、試作3号機もデカすぎて[[母艦|戦艦]]に入れられないので宇宙空間で整備しなければならない等、'''戦艦でも運用が難しいMS'''なので正直どっちもどっちである。ついでに言えば宇宙世紀では『0083』以降、MSは恐竜的進化に伴いどんどん大型化していってしまい、第二世代でダウンサイジングの世になるには20年以上の時が必要になるのが皮肉である。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
207行目: 228行目:  
*『[[SDガンダム外伝]]』では、第三部『聖機兵物語』に'''女王ニナ'''として登場。主人公・[[バーサル騎士ガンダムGP01|騎士ガンダムGP01]]の仕える「ダバード王国」の君主。『0083』のニナと異なり、凛々しく勇敢な[[女王]]として活躍するためファンからは'''「綺麗なニナ様」'''と呼ばれる。
 
*『[[SDガンダム外伝]]』では、第三部『聖機兵物語』に'''女王ニナ'''として登場。主人公・[[バーサル騎士ガンダムGP01|騎士ガンダムGP01]]の仕える「ダバード王国」の君主。『0083』のニナと異なり、凛々しく勇敢な[[女王]]として活躍するためファンからは'''「綺麗なニナ様」'''と呼ばれる。
 
**ちなみにこの作品におけるコウは女王ニナの婚約者で、ガトーは面識すら無いただの敵である。
 
**ちなみにこの作品におけるコウは女王ニナの婚約者で、ガトーは面識すら無いただの敵である。
 +
*『[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]』が、1986年に公開されたトム・クルーズ主演によるアメリカのアクションドラマ[[映画]]『トップガン』を意識した作りから、ヒロインであるニナの容姿や設定は、『トップガン』に登場するケリー・マクギリス演じるチャーリーがモデルと言われている。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
5,015

回編集

案内メニュー