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249 バイト追加 、 2021年10月5日 (火) 20:20
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*実は、本来'''ゲッターロボサーガに登場する予定はまったくなく、エンペラーの構想自体も存在していなかった'''。サーガは『[[ゲッターロボ號]]』で完結する予定だった(そもそも『號』で一度完結した時点ではまだサーガと呼ばれていなかった)のだが、当時の双葉社における担当編集だった中島かずき氏の提案を受けた石川氏がこの存在を閃き、結果「無限に進化するゲッターロボ」の代表としてエンペラーが登場した経緯がある。
 
*実は、本来'''ゲッターロボサーガに登場する予定はまったくなく、エンペラーの構想自体も存在していなかった'''。サーガは『[[ゲッターロボ號]]』で完結する予定だった(そもそも『號』で一度完結した時点ではまだサーガと呼ばれていなかった)のだが、当時の双葉社における担当編集だった中島かずき氏の提案を受けた石川氏がこの存在を閃き、結果「無限に進化するゲッターロボ」の代表としてエンペラーが登場した経緯がある。
 
*原作漫画では大コマや見開きページで描かれる事が多く、石川賢氏の尋常ならざる描き込みによるゲッターエンペラーと、エンペラーが率いる視界を埋め尽くすほどのゲッター軍団は圧巻の一言。しかし、よく見るとギャグのような形状のゲッター、[[スーパーデフォルメ|デフォルメ]]された[[ゲッター1]]と[[ゲッター2]]、'''ヤカン'''などが紛れ込んでいる。
 
*原作漫画では大コマや見開きページで描かれる事が多く、石川賢氏の尋常ならざる描き込みによるゲッターエンペラーと、エンペラーが率いる視界を埋め尽くすほどのゲッター軍団は圧巻の一言。しかし、よく見るとギャグのような形状のゲッター、[[スーパーデフォルメ|デフォルメ]]された[[ゲッター1]]と[[ゲッター2]]、'''ヤカン'''などが紛れ込んでいる。
*2019年に超合金として初めて立体物としてお披露目され、それぞれの戦艦型ゲットマシンに正式名称(エンペラーイーグル号、エンペラージャガー号、エンペラーベアー号)が付けられ、スパロボでの演出に登場しているのは'''エンペラーイーグル号'''となる。
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*2019年に超合金魂として初めて立体物としてお披露目され、それぞれの戦艦型ゲットマシンに正式名称(エンペラーイーグル号、エンペラージャガー号、エンペラーベアー号)が付けられ、スパロボでの演出に登場しているのは'''エンペラーイーグル号'''となる。
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**漫画『ゲッターロボDEVOLUTION』ではこの超合金魂版のデザインを使った「ゲッターウィル」が登場し、『ゲッターロボ アーク』でもこの超合金魂版のデザインを採用している。
 
*エンペラーが登場を知覚した時点でその誕生を阻止出来ないという事は、逆に言えば、'''そもそもエンペラーが存在していなければ阻止できる'''という事になる。これを示す例として、小説『スーパーロボット大戦』における[[闇の帝王]]が支配する未来世界では『[[UFOロボ グレンダイザー]]』完結から約100年後に発生した機械の叛乱により人類は滅亡寸前まで追いつめられ、[[早乙女研究所]]も消滅。ゲッター線のテクノロジーが闇の帝王に握られた(そして[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]以上のロボットを作ろうとしなかった)ため、'''結果としてエンペラーの誕生が阻止されている'''。この未来世界では最終的には闇の帝王一派の全滅に伴って、ゲッター線のテクノロジーが完全に消滅していると思われる。闇の帝王一派がこのような事が出来た最大の理由として、'''同作の時点では『ゲッターロボサーガ』作中でもエンペラーがまだ登場していない'''…文字通りエンペラーが存在していないので阻止できたというわけである(なので闇の帝王一派もエンペラーの誕生を阻止したという自覚は一切ない)。
 
*エンペラーが登場を知覚した時点でその誕生を阻止出来ないという事は、逆に言えば、'''そもそもエンペラーが存在していなければ阻止できる'''という事になる。これを示す例として、小説『スーパーロボット大戦』における[[闇の帝王]]が支配する未来世界では『[[UFOロボ グレンダイザー]]』完結から約100年後に発生した機械の叛乱により人類は滅亡寸前まで追いつめられ、[[早乙女研究所]]も消滅。ゲッター線のテクノロジーが闇の帝王に握られた(そして[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]以上のロボットを作ろうとしなかった)ため、'''結果としてエンペラーの誕生が阻止されている'''。この未来世界では最終的には闇の帝王一派の全滅に伴って、ゲッター線のテクノロジーが完全に消滅していると思われる。闇の帝王一派がこのような事が出来た最大の理由として、'''同作の時点では『ゲッターロボサーガ』作中でもエンペラーがまだ登場していない'''…文字通りエンペラーが存在していないので阻止できたというわけである(なので闇の帝王一派もエンペラーの誕生を阻止したという自覚は一切ない)。
 
**その一方でアンドロメダ流国は力押しによるゲッターエンペラー誕生阻止を選んだ結果、過去世界のゲッターの力が増していくという状況に陥っている<ref>最たる例として、[[百鬼帝国]]を誕生させたのもアンドロメダ流国だが、[[恐竜帝国]]との戦いの中で一時消息を絶った竜馬を救ったのも百鬼帝国であるため、'''そもそもこの介入がなければ竜馬は死んでいた可能性が高い'''。</ref>事を考えると、ゲッターと直接対決しない事で力を付けさせることを阻止した上で関係者が死亡した100年後に真ゲッターを取り押さえる行動を取った闇の帝王はアンドロメダ流国よりも有効な攻略手段を取ったと言えなくもない。
 
**その一方でアンドロメダ流国は力押しによるゲッターエンペラー誕生阻止を選んだ結果、過去世界のゲッターの力が増していくという状況に陥っている<ref>最たる例として、[[百鬼帝国]]を誕生させたのもアンドロメダ流国だが、[[恐竜帝国]]との戦いの中で一時消息を絶った竜馬を救ったのも百鬼帝国であるため、'''そもそもこの介入がなければ竜馬は死んでいた可能性が高い'''。</ref>事を考えると、ゲッターと直接対決しない事で力を付けさせることを阻止した上で関係者が死亡した100年後に真ゲッターを取り押さえる行動を取った闇の帝王はアンドロメダ流国よりも有効な攻略手段を取ったと言えなくもない。
 
*ロボット史上最大級のサイズと戦闘力を誇るゲッターエンペラーではあるが、これでも石川賢作品では'''まだ中堅クラス'''。その上は空間支配能力の使い手が名を連ね、中には'''パンチ一発でゲッターエンペラークラスの艦隊を消滅させる人間もいる'''と、もはや比較がどうのというレベルではなくなってしまっている。なお、『ゲッターロボアンソロジー~進化の意志』に収録されている大井昌和による漫画では、エンペラーとラ=グースの直接対決が描かれ、どうも空間支配能力対策ができるようになったらしく、宇宙を内包してるようなとんでもなく進化したエンペラーが銀河系から生えてきて、'''成長したラ=グースを盛大にぶん殴って倒した。'''
 
*ロボット史上最大級のサイズと戦闘力を誇るゲッターエンペラーではあるが、これでも石川賢作品では'''まだ中堅クラス'''。その上は空間支配能力の使い手が名を連ね、中には'''パンチ一発でゲッターエンペラークラスの艦隊を消滅させる人間もいる'''と、もはや比較がどうのというレベルではなくなってしまっている。なお、『ゲッターロボアンソロジー~進化の意志』に収録されている大井昌和による漫画では、エンペラーとラ=グースの直接対決が描かれ、どうも空間支配能力対策ができるようになったらしく、宇宙を内包してるようなとんでもなく進化したエンペラーが銀河系から生えてきて、'''成長したラ=グースを盛大にぶん殴って倒した。'''
**しかし、アニメ版ゲッターロボアークにて「'''エンペラーの存在する宇宙はエンペラー自身が特異点となり、特殊な閉じた宇宙を形成する'''」と語られた事から、空間支配能力もしくはそれに類する力を持っている可能性が出ており、もしそうだとすれば石川賢作品の上位クラスにも一気に食い込みうるだろう。
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**しかし、アニメ版『ゲッターロボ アーク』にて「'''エンペラーの存在する宇宙はエンペラー自身が特異点となり、特殊な閉じた宇宙を形成する'''」と語られた事から、空間支配能力もしくはそれに類する力を持っている可能性が出ており、もしそうだとすれば石川賢作品の上位クラスにも一気に食い込みうるだろう。
    
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