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| == 概要 == | | == 概要 == |
| これまでのOVAゲッターから原点に戻した作品で、原作に近くある意味遠い作品。<br /> | | これまでのOVAゲッターから原点に戻した作品で、原作に近くある意味遠い作品。<br /> |
− | [[主人公]]達の凶暴性が非常に高く、ワイルドでバイオレンスな作品の雰囲気に魅了されるファンも多い。今までの[[主人公]]は「真っ当なヒーロー」だが、この作品は正しいヒーローではないと述べている(『[[真 (チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日|世界最後の日]]』の[[主人公]]は[[ゴウ]])。 | + | [[主人公]]達の凶暴性が非常に高く、ワイルドでバイオレンスな作品の雰囲気に魅了されるファンも多い。今までのゲッターロボの[[主人公]](『[[真 (チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日|世界最後の日]]』の[[ゴウ]]も含める)は「真っ当なヒーロー」だが、この作品は正しいヒーローではないと述べている。 |
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| 竜馬達[[ゲッターチーム]]が普段にも増して凶悪人顔なのも大きな特徴で、振る舞いや言動にも他のOVA作品とはまた違った過激さが見受けられる。公式サイトでも「'''ヒーローにして兇悪顔'''」「'''凶悪度ブッチギリ!'''」と表記されている。 | | 竜馬達[[ゲッターチーム]]が普段にも増して凶悪人顔なのも大きな特徴で、振る舞いや言動にも他のOVA作品とはまた違った過激さが見受けられる。公式サイトでも「'''ヒーローにして兇悪顔'''」「'''凶悪度ブッチギリ!'''」と表記されている。 |
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− | また漫画版『ゲッターロボ』だけでなく、石川賢の他作品(とくに時代劇作品や『虚無戦記』)に近い雰囲気に近い作品でもあり、平安時代にタイムスリップしてロボットそっちのけで物語が展開したり、最終話が[[打ち切り]]を思わせるような展開だったりと、石川氏の作品を強く意識した要素が多数見られる。 | + | また漫画版『ゲッターロボ』だけでなく、石川賢の他作品(とくに時代劇作品や『虚無戦記』)に近い雰囲気に近い作品でもあり、平安時代にタイムスリップしてロボットそっちのけで物語が展開したり、最終話が[[打ち切り]]を思わせるような締めくくりだったりと、石川氏の作品を強く意識した要素が多数見られる。 |
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| == ストーリー == | | == ストーリー == |
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| スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。 | | スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。 |
| *[[メカ&キャラクターリスト/NEO]] | | *[[メカ&キャラクターリスト/NEO]] |
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| ;[[流竜馬 (OVA)|流竜馬]] | | ;[[流竜馬 (OVA)|流竜馬]] |
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| :[[異世界]]の平安時代で晴明や[[鬼]]達と戦う武将。史実とは異なり、女性である。 | | :[[異世界]]の平安時代で晴明や[[鬼]]達と戦う武将。史実とは異なり、女性である。 |
| ;多聞天 | | ;多聞天 |
− | :別の時空に住まう神々のひとり。「四天王」のリーダー。[[鬼]]や晴明を裏から操っていた物語の黒幕。数多の世界に破滅をもたらす存在とされるゲッターロボを滅ぼしている。惑星を優に超えるサイズに巨大化でき、その際の質量は物理学上は重力崩壊が起きるはずのありえない巨大質量、剣の一振りで星1個が容易く失せる。四天王3人を倒したパワーアップしたゲッターを捨て置いてゲッター線の根源を断とうと「地獄の釜」の底からゲッター同士が争い滅んだ別宇宙に向かい、追いかけてきたゲッターロボを圧倒的な力で追い詰めるも、この世界のゲッター線と同化して更にパワーアップしたゲッターロボのゲッタービームフルパワーに敗れ去り、撤退しようとしたところ突如として現れたゲッター聖ドラゴンに握りつぶされ、死亡した。 | + | :別の時空に住まう神々のひとりにして「四天王」のリーダー。[[鬼]]や晴明を裏から操っていた物語の黒幕。数多の世界に破滅をもたらす存在とされるゲッターロボを滅ぼしている。惑星を優に超えるサイズに巨大化でき、その際の質量は物理学上は重力崩壊が起きるはずの数値で、隼人に「ありえない!」と言わしめた。剣の一振りで星1個が容易く失せる。四天王3人を倒してパワーアップしたゲッターを捨て置いてゲッター線の根源を断とうと「地獄の釜」の底からゲッター同士が争い滅んだ別宇宙に向かい、追いかけてきたゲッターロボを圧倒的な力で追い詰めるも、この世界のゲッター線と同化して更にパワーアップしたゲッターロボの「ゲッタービームフルパワー」に敗れ去り、撤退しようとしたところ突如として現れたゲッター聖ドラゴンに握りつぶされ、死亡した。 |
− | ;広目天 | + | ;広目天、持国天、増長天 |
− | :四天王の一人。「地獄の釜」から噴出したゲッター線を浴びてパワーアップしたゲッターロボにやられたが、神ゆえに死してもすぐ復活した。さらにパワーアップしたゲッターに滅ぼされる。 | + | :多聞天とともに四天王を成す3人。「地獄の釜」から噴出したゲッター線を浴びてパワーアップしたゲッターロボにやられたが、神ゆえに死してもすぐ復活した。さらにパワーアップしたゲッターに滅ぼされる。 |
− | ;持国天
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− | :四天王の一人。同上。
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− | ;増長天
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− | :四天王の一人。同上。
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| == 登場メカ == | | == 登場メカ == |
| スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。 | | スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。 |
| *[[メカ&キャラクターリスト/NEO]] | | *[[メカ&キャラクターリスト/NEO]] |
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| === [[ゲッターロボ (新)]] === | | === [[ゲッターロボ (新)]] === |
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| === スパロボ未登場メカ === | | === スパロボ未登場メカ === |
| + | ;[[プロトタイプ・ゲッター]] |
| + | : |
| + | ;[[ゲッターロボ (ロボット)|ゲッターロボ]] |
| + | :これまでのOVAゲッターに登場したものとほぼ同形状のもの。早乙女達人が搭乗。 |
| ;ゲッター聖ドラゴン | | ;ゲッター聖ドラゴン |
− | :別宇宙に居る巨大なゲッターロボ。その世界でゲッター線に取り込まれた人類が互いに争い食らい合う状況を生んだ元凶。多聞天はゲッターが最終的に行き着く果てと言っているが、竜馬がゲッター線に取り込まれた場合に行き着く進化の一つの可能性に過ぎない。 | + | :別宇宙に居る巨大なゲッターロボ。その世界でゲッター線に取り込まれた人類が互いに争い食らい合う状況を生んだ元凶。多聞天は「ゲッターが最終的に行き着く果て」と言っているが、あくまでも竜馬がゲッター線に取り込まれた場合に行き着く進化の'''一つの可能性'''に過ぎない...。 |
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| == 主題歌と[[BGM]] == | | == 主題歌と[[BGM]] == |
| ;『DRAGON』 | | ;『DRAGON』 |
− | :オープニングテーマ。タイトルで分かるように[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]をイメージして作られた曲である。 | + | :オープニングテーマ。タイトルで分かるように竜馬をイメージして作られた曲である。 |
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| == 登場作と扱われ方 == | | == 登場作と扱われ方 == |
| ;[[スーパーロボット大戦NEO]] | | ;[[スーパーロボット大戦NEO]] |
− | :数少ない2000年代の作品である。竜馬、隼人、弁慶が集まった所から登場。全体的にライトな雰囲気で統一された本作の中ではかなり浮いた存在だが、[[NEO]]が全年齢対象である事を考慮してか、ゲッターチームの性格は原作に比べていくらか丸くなっており、原作のウリの一つとも言えるバイオレンス描写も薄められている。今回はゲッターは新しく作られたので従来と違い世間的にゲッターは知られていない。作品のイメージで[[鬼]]などが登場するとオリジナルの和風な[[BGM]]が流れる。同作のシナリオの展開上、[[黒平安京]]は『[[覇王大系リューナイト]]』の[[アースティア]]に存在しており、平安時代に[[タイムスリップ]]する事は無い。原作シナリオの再現率は五割程度である。晴明は『[[獣神ライガー (TV)|獣神ライガー]]』の[[ドラゴ帝国]]の幹部格として登場。ストーリー上の事情からか、原作のラスボスである四天王は登場しないものの、四天王に代わり[[邪神ドラゴ]]を始めとする他作品の強大な存在が[[ゲッター線]]を「滅びをもたらす力」とし、その存在を非常に危惧していた。また、前述の通り原作再現率はそこまで高くないが、「地獄の釜」の底が本作のラスボスである[[ラルヴァ]]との最終決戦の地となっている。ちなみに今回のゲッターはそれぞれに役割がはっきりとしている。 | + | :NEOの参戦作品中では数少ない2000年代の作品である。竜馬、隼人、弁慶が集まったところから登場。全体的にライトな雰囲気で統一された本作の中ではかなり浮いた存在だが、NEOが全年齢対象である事を考慮してか、ゲッターチームの性格は原作に比べていくらか丸くなっており、原作のウリの一つとも言えるバイオレンス描写も薄められている。今回のゲッターロボ各形態はそれぞれに役割がはっきりとしている。 |
| + | :今回のゲッターは新しく作られた(試作機がない)ことになっている。よって従来と異なり、ゲッターロボ自体の世間的知名度は低い設定である。作品のイメージ演出で[[鬼]]などが登場すると原作の和風な[[BGM]]が流れる。シナリオの展開上、[[黒平安京]]は『[[覇王大系リューナイト]]』の[[アースティア]]に存在しており、平安時代に[[タイムスリップ]]する事は無い。 |
| + | :晴明は『[[獣神ライガー (TV)|獣神ライガー]]』の[[ドラゴ帝国]]の幹部格として登場。ストーリー上の事情からか、原作のラスボスである四天王は登場しないものの、四天王に代わりに[[邪神ドラゴ]]を始めとする他作品の強大な存在が[[ゲッター線]]を「滅びをもたらす力」とし、その存在を非常に危惧していた。原作シナリオの再現率は五割程度といまいち高くない数字だが、「地獄の釜」の底が本作のラスボスである[[ラルヴァ]]との最終決戦の地となっているなど、決して冷遇されているわけではない。 |
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| == 用語 == | | == 用語 == |
| ;[[ゲッター線]] | | ;[[ゲッター線]] |
− | :今までのシリーズとほぼ同じだが、本作の作風もあってか活動的である。 | + | :今までのシリーズ作品とほぼ同じ立ち位置だが、本作の作風もあってか活動的である。 |
| ;[[鬼]] | | ;[[鬼]] |
| : | | : |
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| ;[[黒平安京]] | | ;[[黒平安京]] |
| : | | : |
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| + | == 各話リスト == |
| + | {| class="wikitable" |
| + | |- |
| + | ! 話数 !! サブタイトル !! 登場メカ !! 備考 !! 再現スパロボ |
| + | |- |
| + | | 第1話 || 竜馬が行く || || || |
| + | |- |
| + | | 第2話 || 隼人が来る || || || |
| + | |- |
| + | | 第3話 || 武蔵坊弁慶 || || || |
| + | |- |
| + | | 第4話 || 三匹が行く || || || |
| + | |- |
| + | | 第5話 || 鬼火 || || || |
| + | |- |
| + | | 第6話 || 鬼の棲む館 || || || |
| + | |- |
| + | | 第7話 || 陰陽師 || || || |
| + | |- |
| + | | 第8話 || 激突 || || || |
| + | |- |
| + | | 第9話 || 地獄変 || || || |
| + | |- |
| + | | 第10話 || ひとり狼 || [[晴明ロボ]] || || |
| + | |- |
| + | | 第11話 || かくて神風は吹く || || || |
| + | |- |
| + | | 第12話 || 天と地と || || || |
| + | |- |
| + | | 第13話 || 竜馬がいく || || || |
| + | |} |
| | | |
| == 主要スタッフ == | | == 主要スタッフ == |
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| | | |
| == 商品情報 == | | == 商品情報 == |
− | <amazon>B000232BTI</amazon> | + | === [[Blu-ray]] === |
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| + | === 楽曲関連 === |
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