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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[神聖ブリタニア帝国]]所属の特派(特別派遣嚮導技術部)の研究員。[[ロイド・アスプルンド|ロイド]]は上司。立場はデータ収集や庶務を担当しておりロイドの助手というイメージがつきまといがちだが、自身も研究者としても熱心な人物。フロートシステムの技術に精通しており、R2後半に登場したエナジーウィングの開発者である。
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[[神聖ブリタニア帝国]]所属の特派(特別派遣嚮導技術部)の研究員。[[ロイド・アスプルンド]]は上司であり、[[黒の騎士団]]に所属する事になる科学者である[[ラクシャータ・チャウラー]]とも旧知の間柄となっている。
世話好きなお姉さんのような人柄で、[[枢木スザク]]に学校に行かせたりと何かと気にかけている。一方、上司のロイドには色々と容赦が無い。
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なお、料理好きなのだがすさまじい味覚音痴で、「ジャムおにぎり」や「わさびサンドイッチ」など彼女の作る料理はまず本人以外(ジノを除く)の口に合わない代物となる。ちなみに中々のプロポーションをしており、やたらと露出度の高いドレスを着た事もあった。
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=== 人物 ===
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基本的に温厚な性格をした大人の女性であるが、軍人としての厳しい決意や覚悟についても理解している。ナンバーズに対する偏見や差別意識も特に持たず、特派に新型の第七世代[[ナイトメアフレーム]]である[[ランスロット]]のデヴァイサー(搭乗員)として配属されてきた[[枢木スザク]]の事も、世話好きのお姉さんの様に優しく接している。一方、かつてナイトメアのパイロットに想い人がいて死別したらしく、ロイドによるとその人物とスザクを重ねているとの事。
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ロイドとはブリタニアの大学時代よりの腐れ縁であるらしく、それ故に彼がインドからの留学生であったラクシャータと不仲になり、「プリン伯爵」と呼ばれるようになった経緯についても知っている模様(セシル曰く「些細な行き違い」との事)。自身もまた上司であるロイドから色々とストレスを溜め込まされている模様で、色々と容赦の無い態度に出る事が多く、時には[[修正|鉄拳制裁]]も辞さない過激さも見せる。また、学園祭の際には、モグラ叩きゲームにてロイドに似た顔をしたモグラ役の男子生徒の頭ばかりをピコピコハンマーで叩いてもいる。
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特派での立場はデータ収集や庶務を担当しており、スザクの配属後はランスロットの専属オペレーターも務めている。ロイドの助手というイメージがつきまといがちだが、自身も研究者としても熱心かつ優秀な人物で、特にフロートシステムの技術に精通し、『[[コードギアス 反逆のルルーシュR2|R2]]』後半には、[[ランスロット・アルビオン]]や[[紅蓮聖天八極式]]に搭載されたエナジーウィングの開発者となっている。また、ナイトメアの操縦も出来、[[ブラックリベリオン]]時には専用カラーで塗装された[[サザーランド|サザーランド・エア]]に自ら登場して出撃している。
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なお、料理が趣味である等、家庭的な面も持ち合わせるが、凄まじいまでの味覚音痴で、「ジャムおにぎり」や「わさびサンドイッチ」など彼女の作る料理はまず本人以外の大半にとって口に合わない代物となり、主にロイドやスザクが、『R2』では[[ギルバート・G・P・ギルフォード]]も犠牲になっている。ただ一人、[[ジノ・ヴァインベルグ]]のみは平然と食している。一方、普段からは想像できないが、ストレスの解消も兼ねてギャンブルにもはまっており、ビリヤードもジノが唸る程の腕前である。
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ちなみに、清楚な美人の外見に加えて中々のプロポーションをしており、肌の露出に対する抵抗が無いのか、やたらと露出度の高いドレスを着た事もあった。他にも私服姿や中華連邦でのチャイナドレス姿。婚礼の儀での正装等、ヒロインの[[C.C.]]や[[紅月カレン]]に劣らず劇中でのファッションのバリエーションが多い。
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=== 来歴 ===
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==== 無印 ====
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物語の当初、テロリストである扇グループが医療機器を強奪した事件を知る事になるが、当時のエリア11の総督であった[[クロヴィス・ラ・ブリタニア]]の直属部隊が出撃し、ナイトメアまで駆り出されていた事から、強奪されたのがただの医療機器では無いと推測している(実は、C.C.の入っていたカプセルであった)。
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その後、特派に異例とも言える形でランスロットのデヴァイサーとして配属されてきたスザクの面倒を見る事になり、年若い彼の事を気遣ってか、彼が[[アッシュフォード学園]]に学生として通学出来るよう手配している。一方、彼が「間違った方法」について過剰なまでに忌避し、「正しい方法」に固執するあり方については不安を感じており、彼が日本解放戦線の降伏宣言を無視して攻撃する命令に抵抗を示した際は、その信条に理解を示しながらも、彼の立場が危うくなってしまう事を危惧し、職業軍人として従わなければならない事を説いて叱咤している。
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その後、[[ユーフェミア・リ・ブリタニア]]による「[[行政特区日本]]」の式典にて起きた虐殺事件を機に、エリア11全体を巻き込む「[[ブラックリベリオン]]」が勃発した際は、テストパーツを組み込んだサザーランド・エアに搭乗して出撃。黒の騎士団と交戦しつつ、ゲフィオン・ディスターバーによって動きを封じられたスザクのランスロットを救出し、エネルギー補給などの応急処置を行っている。しかし、スザクが[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]の[[ガウェイン]]の追撃へ向かった直後、アッシュフォード学園の地下から[[ニーナ・アインシュタイン]]の搭乗する旧式ナイトメアであるガニメデが現れ、彼女が自らの理論で完成させた核爆弾でゼロと自爆による心中に出ようとする騒動に、ロイド達と共に鉢合わせる事になる。『無印』では描かれなかったが、『R2』ではその顛末が描かれており、ニーナの開発した核爆弾は不発に終わり、その直後にセシルの搭乗するサザーランド・エアが取り押さえている。
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==== R2 ====
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スザクが[[ナイトオブラウンズ]]の「ナイトオブセブン」に就任した結果、彼の専属ナイトメア開発チーム「キャメロット」の一員となり、立場こそ逆転していると言えるが、関係性に関しては前作と同様となっている。
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ロイドと共に、[[ランスロット・エアキャヴァルリー]]を[[ランスロット・コンクエスター]]への改修を行い、後に最初からスザクの搭乗を前提としたランスロットタイプの発展型である[[ランスロット・アルビオン]]の開発も行っている。また、行政特区日本に関するゼロとの協議や[[中華連邦]]における[[オデュッセウス・ウ・ブリタニア]]と[[天子]]の結婚祝賀会等にも、スザクに同席する形で出席している。しかしその後、[[黎星刻]]の搭乗する[[神虎]]によって鹵獲された[[紅蓮可翔式]]を、ロイドと共に'''興味本位'''で[[紅蓮聖天八極式]]へと回収してしまい、搭乗者であったカレンに奪取されてしまった為、結果的に敵対する黒の騎士団に強大な戦力を与えてしまうという問題に発展させてしまった。エリア11を舞台とする「第二次トウキョウ決戦」の開戦直前、実直な騎士であったギルフォードが裏切り、黒の騎士団側についてしまった事には、彼の人柄を知っていた事もあって驚愕を隠せずにいた(ゼロの[[ギアス]]によって操られていたのが原因)。
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第二次トウキョウ決戦が終結し、皇帝が[[シャルル・ジ・ブリタニア]]から[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア]]へと移行してスザクがその筆頭騎士である「ナイトオブゼロ」に就任した後は、[[シュナイゼル・エル・ブリタニア]]の元から離反してルルーシュ達の元へと合流。そこでルルーシュとスザクの二人からギアスを始めとする真相の数々や、今後実行に移す「[[ゼロレクイエム]]」の内容を聞かされた結果、ロイドと共に協力する事を決意する。また、その際にルルーシュがかつてアッシュフォード学園の学生でスザクと幼なじみの間柄であった事も聞かされている模様。ロイドによってフレイヤの件で追われる身となっていたニーナが保護された後、彼女に協力する形でフレイヤを無効化する「フレイヤ・エリミネーター」を完成させた。なお、C.C.の専用機として、ランスロットの余剰パーツで組み立てた[[ランスロット・フロンティア]]も開発している<ref>第23話のエンドクレジットでは、C.C.にランスロット・フロンティアのピンク色への塗装を注文されて、泣きながら塗装を行っているギャグ描写がある。</ref>。
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フジの上空を舞台とした最終決戦では、[[アヴァロン]]でオペレーターを担当。アヴァロンが航行不可能になったのを機に、ルルーシュとの手筈通りに[[皇神楽耶]]や天子を始めとする超合衆国の首脳陣達を解放し、アヴァロンに突入してきた星刻の指揮する黒の騎士団の突入部隊に、自分達がルルーシュに脅迫されていたという芝居を行い、自分達も被害者である事を演じきった。決戦後は、反逆者としてロイドやラクシャータ、ニーナ、[[篠崎咲世子]]と共に投獄される身となっていたが、スザクの扮するゼロによってルルーシュが討たれた事でゼロレクイエムが完遂された結果、解放される事になっている。エピローグでは、[[扇要]]と[[ヴィレッタ・ヌゥ]]の結婚式にも出席している。
    
小説版では数年後にはいろいろと思うところがあったらしく、ロイドとも袂を分かってKMF博物館の館長に就任している。
 
小説版では数年後にはいろいろと思うところがあったらしく、ロイドとも袂を分かってKMF博物館の館長に就任している。
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