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連合軍攻撃に焦るドルチェノフを一喝するシーンは自身の信念をぶつけたものだが、自身が撃たれ死ぬことは初めから覚悟の上だったと思われる。そう思うと根っからの軍人である[[ドルチェノフ]]とウマが合わないのは当然であり、ギルトールもまたそのことを感じ取っていたのかもしれない。
 
連合軍攻撃に焦るドルチェノフを一喝するシーンは自身の信念をぶつけたものだが、自身が撃たれ死ぬことは初めから覚悟の上だったと思われる。そう思うと根っからの軍人である[[ドルチェノフ]]とウマが合わないのは当然であり、ギルトールもまたそのことを感じ取っていたのかもしれない。
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ギガノスのカリスマとも言える気高い人物で、立ち位置的には[[ガンダムシリーズ]]の[[宇宙世紀]]に登場する[[ギレン・ザビ]]に近い。しかし、デジタル思考のギレンとは対照的に、ギルトールはアナログ志向によって物事を決定・判断しがちであったと言え、「地球を美しい姿のまま手に収めたい」という自らの理念に忠実故の慎重姿勢であった反面、徐々に地球連合との戦争がギガノス側の劣勢であった現実的問題や、前線で命の危険に晒され続ける兵士達の心情を顧みれない独善的と言える部分もあった。その結果、戦況の芳しくない事実に焦っていたドルチェノフを始めとする部下達の反発や、軍部の腐敗を招く事にも繋がっている。
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ギガノスのカリスマとも言える気高い人物で、立ち位置的には[[ガンダムシリーズ]]の[[宇宙世紀]]に登場する[[ギレン・ザビ]]に近い。しかし、デジタル思考のギレンとは対照的に、ギルトールはアナログ志向によって物事を決定・判断しがちであったと言え、「地球を美しい姿のまま手に収めたい」という自らの理念に忠実故の慎重姿勢であった。
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反面、徐々に[[地球連合軍]]との戦争がギガノス側の劣勢であった現実的問題や、前線で命の危険に晒され続ける兵士達の心情を顧みれない独善的と言える部分もあった。その結果、戦況の芳しくない事実に焦っていたドルチェノフを始めとする部下達の反発や、軍部の腐敗を招く事にも繋がっている。腐敗を憂いて理想を掲げた者が、自ら無自覚に腐敗を生みだしそれに殺されるという、皮肉な結果になってしまった。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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