36行目: |
36行目: |
| かの有名な剣豪・宮本武蔵を祖とする二天一流・二刀流剣術を流派とする大神家の長男。 | | かの有名な剣豪・宮本武蔵を祖とする二天一流・二刀流剣術を流派とする大神家の長男。 |
| | | |
− | 真面目で正義感の強い熱血漢であり、海軍時代も品行方正かつ粉骨砕身の心得で任務に励んでいた。実家のの影響で、自身も幼少期より二天一流の修行に励み、二刀流の[[武術・格闘技|剣術]]に優れている。また、軍人としての経験から[[射撃]]も得意としており、花組一の銃の名手であるマリア・タチバナにも匹敵する程の腕前である。
| + | 真面目で正義感の強い熱血漢であり、海軍時代も品行方正かつ粉骨砕身の心得で任務に励んでいた。実家の影響で自身も幼少期より親代わりであった姉・双葉からの指導を受ける形で二天一流の修行に励んでおり、二刀流の[[武術・格闘技|剣術]]に優れている。また、軍人としての経験から[[射撃]]も得意としており、花組一の銃の名手であるマリア・タチバナにも匹敵する程の腕前である。基礎身体能力や頭脳も常人以上に優れており、隊員達の手伝い等をする際に、その能力も遺憾無く発揮されている。 |
| | | |
− | 本業は軍人であるものの、華撃団はそのシステムの都合上から表向き劇場を運営している為、自身も日頃は帝撃・本部の「大帝国劇場」や[[パリ|巴里]]・支部の「シャ・ノワール」でモギリ等の雑用全般を勤めている。一方で、花組の演劇に感銘を受けた影響か、後に舞台の演出等を手掛ける様にもなっている。 | + | 本業は軍人であるものの、華撃団はそのシステムの都合上から表向き劇場を運営している為、自身も日頃は帝撃・本部の「大帝国劇場」や[[パリ|巴里]]支部の「シャ・ノワール」でモギリ等の雑用全般を勤めている。一方で、花組の演劇に感銘を受けた影響か、後に舞台の演出等を手掛ける様にもなっている。 |
| | | |
− | 大正時代生まれの男性としては、女性に対しても割と紳士的になれる好人物であるのだが、言い方を変えるとややお人好しとも言え、それ故に結構我の強い華撃団の女性隊員達(自分よりも他人を優先出来る[[真宮寺さくら]]や[[北大路花火]]等も含む)の我儘や都合に振り回される形で災難に見舞われる事も多い苦労人でもある。しかし、当の大神本人は幼少期の剣術修行や海軍での経験による賜物か、劇中で精神的に打ちのめされて沈み込んでしまう事は殆ど無く(例で挙げるなら、華撃団の実態を知らなかった時や藤枝あやめが「人」として死んだ時ぐらい)、それぞれの隊員達が心に抱えている悩みを解決するべく奔走し、優しさと力強さに満ちた言葉で叱咤激励する姿から、最終的には強い信頼と好意を勝ち取っている。 | + | 大正時代生まれの男性としては、女性に対しても割と紳士的になれる好人物であるのだが、言い方を変えるとややお人好しとも言え、それ故に結構我の強い華撃団の女性隊員達(自分よりも他人を優先出来る[[真宮寺さくら]]や[[北大路花火]]等も含む)の我儘や都合に振り回される形で災難に見舞われる事も多い苦労人でもある。しかし、当の大神本人は幼少期の剣術修行や海軍での経験による賜物か、劇中で精神的に打ちのめされて沈み込んでしまう事は殆ど無く(例で挙げるなら、華撃団の実態を知らなかった時や藤枝あやめが「人」として死んだ時ぐらい)、それぞれの隊員達が心に抱えている悩みを解決するべく奔走し、優しさと力強さに満ちた言葉で叱咤激励する姿から、最終的には強い信頼と好意を得て、勝利へと導いている。 |
| | | |
− | 霊力は基本的に男性よりも女性の方が優れているのだが、男性でありながら[[霊子甲冑]]「光武」を駆動させ得る程の類い稀な優れた霊力の持ち主であり、更に他者の霊力を同調・増幅させる「触媒」としての能力も持ち合わせ、実働的な霊能部隊である花組の隊長としてこれ以上無い逸材であった事から選ばれる要因となった。また、元から高い霊力の素質に関しては、作品が進むにつれてむしろ向上していく事になっており、『4』の頃には最も潜在能力の高い[[アイリス]]に匹敵するレベルにまでに至り、黒幕の存在を霊力で感知したりもしていた。
| + | 霊力は基本的に男性よりも女性の方が優れているのだが、大神の場合は男性でありながら[[霊子甲冑]]「光武」を駆動させ得る程の類い稀な優れた霊力の持ち主であり、更に他者の霊力を同調・増幅させる「触媒」としての能力も持ち合わせ、実働的な霊能部隊である花組の隊長としてこれ以上無い逸材であった事から選ばれる要因となった。また、元から高い霊力の素質に関しては、作品が進むにつれてむしろ向上していく事になっており、『4』の頃には最も潜在能力の高い[[アイリス]]に匹敵するレベルにまでに至り、黒幕の存在を霊力で感知したりもしていた。 |
| | | |
| === 劇中の様相 === | | === 劇中の様相 === |
| 日本の栃木県に生まれ、幼少期は剣術の修行に励み、後に帝国海軍士官学校を主席で卒業。霊力保持者として優れた可能性を貴族院議員(賢人機関)の一人である花小路頼恒伯爵に見込まれた結果、帝国華撃団・花組の隊長として着任する。 | | 日本の栃木県に生まれ、幼少期は剣術の修行に励み、後に帝国海軍士官学校を主席で卒業。霊力保持者として優れた可能性を貴族院議員(賢人機関)の一人である花小路頼恒伯爵に見込まれた結果、帝国華撃団・花組の隊長として着任する。 |
| | | |
− | 隊長着任当時は、予想とはまるで違った帝国華撃団の環境に戸惑い、個性派揃いの花組隊員に反発される事も少なくなかったが、徐々に彼女達の信頼を得て花組を一つの部隊としてまとめ上げ、天界、葵叉丹、京極慶吾による3度にも及ぶ大規模霊的災害から帝都・[[東京]]を防衛した。
| + | 隊長着任当時は、予想とはまるで違った帝国華撃団の環境に戸惑い、個性派揃いの花組隊員に反発される事も少なくなかったが、徐々に彼女達の信頼を得て花組を精鋭部隊としてまとめ上げ、天界、葵叉丹、京極慶吾という強大な力を持った者達による3度にも及ぶ大規模霊的災害から帝都・[[東京]]を防衛した。 |
| | | |
| 京極慶吾の討伐後、これまで功績が認められ、中尉に昇進。1926年にはフランス・巴里に新規設立された巴里華撃団・花組の隊長として就任。当時2名だった巴里花組隊員を率いつつ新規隊員のスカウトもしながら彼女達を育て上げ、怪人パリシィ達の脅威から巴里を救った。 | | 京極慶吾の討伐後、これまで功績が認められ、中尉に昇進。1926年にはフランス・巴里に新規設立された巴里華撃団・花組の隊長として就任。当時2名だった巴里花組隊員を率いつつ新規隊員のスカウトもしながら彼女達を育て上げ、怪人パリシィ達の脅威から巴里を救った。 |
136行目: |
136行目: |
| :部下。彼女の我儘に振り回される事も多いが、裏を返せば信頼されている証左でもある。 | | :部下。彼女の我儘に振り回される事も多いが、裏を返せば信頼されている証左でもある。 |
| ;[[マリア・タチバナ]] | | ;[[マリア・タチバナ]] |
− | :部下。当初は冷ややかな目で見られていたものの、和解後は良きパートナーとして大神をサポートする。 | + | :部下で帝都花組の副隊長。当初は冷ややかな目で見られていたものの、和解後は良きパートナーとして大神をサポートする。 |
| + | :大神の不在時は彼女が隊長として他の隊員達を纏め上げており、花組隊長の就任以来、多忙な身となっている大神にとって頼れる存在となっている。 |
| ;[[アイリス]] | | ;[[アイリス]] |
| :部下。彼女にとって大神は上司や部下と言うより「憧れのお兄ちゃん」に近い。 | | :部下。彼女にとって大神は上司や部下と言うより「憧れのお兄ちゃん」に近い。 |