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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[トレーズ・クシュリナーダ]]が[[モビルドール]]を投入する[[ロームフェラ財団]]に反旗を翻して失脚後、自身が軟禁状態にあったルクセンブルクの古城にある地下施設で開発・完成させた[[モビルスーツ]]<ref>漫画『敗者たちの栄光』では、アニメ本編直前の時間軸でレディ・アンの報告を受けているトレーズの手元の端末には、彼が閲覧していたと思われるガンダムエピオンの設計図が表示されている。つまり'''コロニー側がオペレーション・メテオを実行する以前に開発がスタートしていた'''ことを示唆している。</ref>。機体名の「エピオン」とは、ギリシア語で「次の」「次世代の」という意味を持つ。
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[[トレーズ・クシュリナーダ]]が[[モビルドール]]を投入する[[ロームフェラ財団]]に反旗を翻して失脚後、自身が軟禁状態にあったルクセンブルクの古城にある地下施設で開発・完成させた[[モビルスーツ]]<ref>漫画『敗者たちの栄光』では、アニメ本編直前の時間軸でレディ・アンよりコロニー側のガンダムについて報告を受けているトレーズの手元の端末に、彼が閲覧していたと思われるガンダムエピオンの設計図が表示されている。</ref>。機体名の「エピオン」とは、ギリシア語で「次の」「次世代の」という意味を持つ。
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設計には「[[オペレーション・メテオ]]」における5機のガンダムや[[トールギス]]をはじめとした[[OZ]]のモビルスーツが参考にされている。
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設計には「[[オペレーション・メテオ]]」における5機のガンダムや[[トールギス]]をはじめとした[[OZ]]のモビルスーツが参考にされている<ref>アニメ本編での設定だが、『敗者たちの栄光』でも同じ設定とするなら、先のトレーズの描写は'''オペレーション・メテオや、ガンダム5機の性能まで含めた情報がOZ側に筒抜けだった'''ことを示唆している。</ref>。
    
最大の特徴は、設計者トレーズの「[[騎士道|騎士道精神]]」とモビルドールを否定する考えに則り、兵器の実用性でありかつ大量殺戮の発端となる火器、飛び道具を持っておらず、完全近接戦闘に主軸をおいた設計となっていることである。トレーズはエピオンが戦闘兵器であることすら否定しており、自身の理想とする戦士としての信念・生き様を具現化するための象徴であったと言える。このあたりを捉えてか、[[小説|小説版]]において[[ゼクス・マーキス]]はこの機体をトールギスと同様に『'''決闘用モビルスーツ'''』と称している。
 
最大の特徴は、設計者トレーズの「[[騎士道|騎士道精神]]」とモビルドールを否定する考えに則り、兵器の実用性でありかつ大量殺戮の発端となる火器、飛び道具を持っておらず、完全近接戦闘に主軸をおいた設計となっていることである。トレーズはエピオンが戦闘兵器であることすら否定しており、自身の理想とする戦士としての信念・生き様を具現化するための象徴であったと言える。このあたりを捉えてか、[[小説|小説版]]において[[ゼクス・マーキス]]はこの機体をトールギスと同様に『'''決闘用モビルスーツ'''』と称している。

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