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121 バイト追加 、 2020年11月10日 (火) 18:49
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節のある長い尾、牙のような意匠を剥き出しにした顔面、ひび割れた外装、色の統一されていない左右の腕など、不気味な漆黒の装いが大きな特徴。[[サイバスター]]によく似た姿をしており、サイバスターの搭乗者マサキ・アンドーは初遭遇時に偽物扱いしたが、エラン曰くこちらがオリジナルでサイバスターが模倣品であるらしい。なお、後述のようにはるか昔から存在していたので、少なくともデザインに関しては模倣である事が窺える。もっとも外観を模倣にされているだけで構造は全く異なる。
 
節のある長い尾、牙のような意匠を剥き出しにした顔面、ひび割れた外装、色の統一されていない左右の腕など、不気味な漆黒の装いが大きな特徴。[[サイバスター]]によく似た姿をしており、サイバスターの搭乗者マサキ・アンドーは初遭遇時に偽物扱いしたが、エラン曰くこちらがオリジナルでサイバスターが模倣品であるらしい。なお、後述のようにはるか昔から存在していたので、少なくともデザインに関しては模倣である事が窺える。もっとも外観を模倣にされているだけで構造は全く異なる。
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[[エリアル王国]]のリンプ高原の地下洞には、散り散りに引き裂かれた同型機の残骸が多く眠っている。炭素同位体比測定の結果、1000±50年前ほど昔の遺物ということが明らかにされている。1000年を経た今日までも「戦いに破れた無念」を撒き散らしている。稼働中のゼルヴォイド(オリジナル)は、セニアとデメクサが測定した残骸と経年数を異にする。1000年前のラングランにオリジナルを模倣して量産した人間がいたのかもしれない。本機の外見だけを記録したデータが、ラングランの王室アカデミーに残されているという。
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[[エリアル王国]]のリンプ高原の地下洞には、散り散りに引き裂かれた同型機の残骸が多く眠っている。炭素同位体比測定の結果、1000±50年前ほど昔の遺物ということが明らかにされている。1000年を経た今日までも「戦いに破れた無念」を撒き散らしている。稼働中のゼルヴォイド(オリジナル)は、セニアとデメクサが測定した残骸と経年数を異にする。1000年前の[[ラングラン]]にオリジナルを模倣して量産した人間がいたのかもしれない。本機の外見だけを記録したデータが、ラングランの王室アカデミーに残されているという。
    
=== 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE ===
 
=== 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE ===
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=== 魔装機神F COFFIN OF THE END ===
 
=== 魔装機神F COFFIN OF THE END ===
そして最後の物語であるFにて全貌が明らかになる。ゼルヴォイドは、かつて巨人族の長「[[カドゥム・ハーカーム]]」に支配されていた事を良しとしなかったラ・ギアス人によって作られた人型兵器であり、その製作時期は古代トロイア文明より遥か前、巨人族が栄えた時代に作られていた事が判明する。しかしその正体は「无」の精霊の力を解放し、自分もろとも巨人を消滅させるという特攻自爆兵器であり、ポゼッション補助装置と思われたゼルヴィオリアはその「信管」であったことが発覚した。エランの機体はその時代の生き残りであり、巨人族の残滓でもある[[サーヴァ・ヴォルクルス]]の復活と共に再び起動したのである。
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そして最後の物語であるFにて全貌が明らかになる。ゼルヴォイドは、かつて巨人族の長「[[カドゥム・ハーカーム]]」に支配されていた事を良しとしなかった[[ラ・ギアス|ラ・ギアス人]]によって作られた人型兵器であり、その製作時期は古代トロイア文明より遥か前、巨人族が栄えた時代に作られていた事が判明する。しかしその正体は「无」の精霊の力を解放し、自分もろとも巨人を消滅させるという[[特攻]][[自爆]]兵器であり、ポゼッション補助装置と思われたゼルヴィオリアはその「信管」であったことが発覚した。エランの機体はその時代の生き残りであり、巨人族の残滓でもある[[サーヴァ・ヴォルクルス]]の復活と共に再び起動したのである。
    
余談だが、精霊と契約している機体と言う事でゼルヴォイドも魔装機の定義を満たしている。上述の通り、ラングラン製魔装機が作られる遥か以前に作られた機体であるため、現状最古の魔装機と言える。
 
余談だが、精霊と契約している機体と言う事でゼルヴォイドも魔装機の定義を満たしている。上述の通り、ラングラン製魔装機が作られる遥か以前に作られた機体であるため、現状最古の魔装機と言える。
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:味方側の戦闘アニメは右手で剣を使う。そして敵側にはコピー機「ゼルヴォイド・ヴァスト」が登場。
 
:味方側の戦闘アニメは右手で剣を使う。そして敵側にはコピー機「ゼルヴォイド・ヴァスト」が登場。
 
:エラン(ラングラン)ルートの終盤から本格参戦。パーゼミュート社のモーダルとエランの師兄ソーンの共謀で奪われた「ゼルヴィオリア」という特殊なポゼッション補助装置を追いかけて[[アンティラス隊]]と合流することになる。
 
:エラン(ラングラン)ルートの終盤から本格参戦。パーゼミュート社のモーダルとエランの師兄ソーンの共謀で奪われた「ゼルヴィオリア」という特殊なポゼッション補助装置を追いかけて[[アンティラス隊]]と合流することになる。
:その後、エランはソーンとの確執と葛藤のすえ、装置の力に頼ることなく正当なポゼッションを果たした。
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:その後、エランはソーンとの確執と葛藤の末、装置の力に頼ることなく正当なポゼッションを果たした。
 
:無改造であってもそのHPは1万を超える(HP12700・装甲900)。通常形態の最大火力ではサイバスターに一歩譲るが機体性能では完全に優っている。
 
:無改造であってもそのHPは1万を超える(HP12700・装甲900)。通常形態の最大火力ではサイバスターに一歩譲るが機体性能では完全に優っている。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END}}
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:2019年10月のイベント「黒い魔装機神」より実装。SR・SSRディフェンダーで、SSRは大器型。
 
:2019年10月のイベント「黒い魔装機神」より実装。SR・SSRディフェンダーで、SSRは大器型。
 
:2020年11月のイベント「追憶の精霊憑依」の報酬ユニットで大器型SSRファイターが登場。
 
:2020年11月のイベント「追憶の精霊憑依」の報酬ユニットで大器型SSRファイターが登場。
:厳密にはOGシリーズ本編に登場した事は無いのだが、「OGシリーズサーガ」としてか、他の魔装機に合わせた形でか、『スーパーロボット大戦OG』名義での参戦となっている。
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:厳密にはOGシリーズ本編に登場した事は無いのだが、「OGサーガ」としてか、他の魔装機に合わせた形でか、『スーパーロボット大戦OG』名義での参戦となっている。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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:: 『X-Ω』では必殺スキルに採用。
 
:: 『X-Ω』では必殺スキルに採用。
 
;ヴォイドリグレッション
 
;ヴォイドリグレッション
:ゼルヴの『无へと回帰する力』を限定的に放出する、無差別型の大量広域先制攻撃兵器。本来は巨人族の広範囲教化を防ぐためのバリアのような役割を担っていた。
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:ゼルヴの『无へと回帰する力』を限定的に放出する、無差別型の大量広域先制攻撃兵器。本来は巨人族の広範囲教化を防ぐための[[バリア]]のような役割を担っていた。
    
==== 必殺武器 ====
 
==== 必殺武器 ====
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== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
;[[サイバスター]]
 
;[[サイバスター]]
:似通った姿を持つ風の[[魔装機神]]。時期は不明だが、開発者のウェンディは潜在意識(姉のテューディ)に手繰られるようにアカデミーの機密アーカイブを閲覧。ゼルヴォイドの姿を観たことがあるという。そのときの衝撃は凄まじく、潜在意識の浸食で半酩酊状態だったウェンディの脳にまで鮮明な残像を焼き付けてしまった。これがサイバスターとゼルヴォイドの間に存在する外観類似の真相である。
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:似通った姿を持つ風の[[魔装機神]]。時期は不明だが、開発者の[[ウェンディ・ラスム・イクナート|ウェンディ]]は潜在意識(姉の[[テューディ・ラスム・イクナート|テューディ]])に手繰られるようにアカデミーの機密アーカイブを閲覧。ゼルヴォイドの姿を観たことがあるという。そのときの衝撃は凄まじく、潜在意識の浸食で半酩酊状態だったウェンディの脳にまで鮮明な残像を焼き付けてしまった。これがサイバスターとゼルヴォイドの間に存在する外観類似の真相である。
 
:その後、ラングランの「魔装機計画」に参加したウェンディは、インスピレーションの導くままに設計の不明な内部構造を自らの手で埋めていきサイバスターを完成させている。
 
:その後、ラングランの「魔装機計画」に参加したウェンディは、インスピレーションの導くままに設計の不明な内部構造を自らの手で埋めていきサイバスターを完成させている。
 
;[[ゼルヴォイド・ヴァスト]]
 
;[[ゼルヴォイド・ヴァスト]]
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