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== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*この機体の特徴として、フィンがむき出しになった胸部中央ブロックを持っている点がある。映画公開時に模型雑誌『ホビージャパン』誌上での設定資料公開の際、デザイナーの大河原は「デザインモチーフは'''バイクのラジエーター'''」「『(大河原自身が)[[ガンダム|元祖ガンダム]]のデザイナー』だから、やらせてもらえた冒険」と発言している。全身に放熱板がある点も含め、[[バイオ・コンピュータ]]のために放熱対策が必要という設定から連想したのかもしれない。
 
*この機体の特徴として、フィンがむき出しになった胸部中央ブロックを持っている点がある。映画公開時に模型雑誌『ホビージャパン』誌上での設定資料公開の際、デザイナーの大河原は「デザインモチーフは'''バイクのラジエーター'''」「『(大河原自身が)[[ガンダム|元祖ガンダム]]のデザイナー』だから、やらせてもらえた冒険」と発言している。全身に放熱板がある点も含め、[[バイオ・コンピュータ]]のために放熱対策が必要という設定から連想したのかもしれない。
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**[[∀ガンダム]]のデザインを担当したシド・ミード氏が参考資料として目を通した歴代ガンダムのデザインで最も好感だったのがこのF91だったと言われる。本職が工業デザイナーである氏にとって工業デザインを参考にしたF91は目に留まる部分があったのだろう。
 
*一部の書籍(フィルムコミック)にて、試験型[[ミノフスキードライブ]]を装備していたとするものもあるが、後に登場した「F99 レコードブレイカー」の設定との辻褄が合わないため詳細は不明である。一部では「ミノフスキーフライト」の誤記ではないかとも言われている。
 
*一部の書籍(フィルムコミック)にて、試験型[[ミノフスキードライブ]]を装備していたとするものもあるが、後に登場した「F99 レコードブレイカー」の設定との辻褄が合わないため詳細は不明である。一部では「ミノフスキーフライト」の誤記ではないかとも言われている。
 
*第2次オールズモビル戦役を扱った『機動戦士ガンダム フォーミュラー戦記0122』の後半では、ゲームシステムとゲームバランスの都合上百機近い[[クロスボーン・バンガード]]のモビルスーツをF91一機で倒す必要がある(F91を使わずにF90に[[乗り換え]]て戦い続けることは可能)。このため一部のファンの間では「クリア後~建国戦争にかけてのクロスボーンは大量の戦力を失って相当弱体化していたのではないか」と拡大解釈される事もある。
 
*第2次オールズモビル戦役を扱った『機動戦士ガンダム フォーミュラー戦記0122』の後半では、ゲームシステムとゲームバランスの都合上百機近い[[クロスボーン・バンガード]]のモビルスーツをF91一機で倒す必要がある(F91を使わずにF90に[[乗り換え]]て戦い続けることは可能)。このため一部のファンの間では「クリア後~建国戦争にかけてのクロスボーンは大量の戦力を失って相当弱体化していたのではないか」と拡大解釈される事もある。
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*ラフレシアの最終局面にてフェイスオープン時の口に当たる部分で廃熱をしているのだが、この際黄色いエフェクトが飛び出ていたので、F91が口からビームを放っていると勘違いしてしまう視聴者が多数いた。
 
*ラフレシアの最終局面にてフェイスオープン時の口に当たる部分で廃熱をしているのだが、この際黄色いエフェクトが飛び出ていたので、F91が口からビームを放っていると勘違いしてしまう視聴者が多数いた。
 
**しかし後年のガンダムシリーズには実際に[[デビルガンダム|口から]][[レイダーガンダム|ビームを出す]]ガンダムも登場している。また、これを逆手にとって、『[[ガンダムビルドファイターズ]]』では本当に口からビームを発射できるガンダムF91イマジンという機体が登場した。
 
**しかし後年のガンダムシリーズには実際に[[デビルガンダム|口から]][[レイダーガンダム|ビームを出す]]ガンダムも登場している。また、これを逆手にとって、『[[ガンダムビルドファイターズ]]』では本当に口からビームを発射できるガンダムF91イマジンという機体が登場した。
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*2019年〜21年にかけて開催の「富野由悠季の世界」展において、物販の目玉としてマスターグレードモデルの[[ガンプラ]]「MG 1/100 ガンダムF91 Ver.2.0 ORIGINAL PLAN Ver.」が用意された。最終稿直前まで検討されていたオリジナル(初期)デザインプランという触れ込みで、胸部やV.S.B.R先端も白く<ref>決定稿では青い。</ref>、足のつま先が青い<ref>決定稿と同じ赤も検討には乗っていたようでキットには青と赤両方が付属し選択できる。</ref>という違いがある。デザインの変遷という史料価値だけでなく、全体的により白が際立ち下端が青い見た目は決定稿を見慣れていると一風変わった新鮮さがあるだろう。
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**化粧箱に寄稿した富野監督は「カッコイイよね!!」「この時代の究極かと思えたF91!!」と評価を述べると共に「[[機動戦士ガンダムF91|この物語]]で化けさせきれなかった無念さがある」という悔恨の思いも打ち明けている。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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