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− TV版では「ステータス主義な[[性格]]」「女である事を前面に出す」「自分の興味を最優先させて他人との距離感に無頓着」という負の面も目立つ。一方、劇場版ではTV版ほどの悪印象は無く、「複葉機の操縦の達人」という設定が加えられている。+
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− 劇場版『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』では「[[第2次ネオ・ジオン抗争|シャアの反乱]]以前に別れた」設定であり、[[チェーン・アギ]]がベルトーチカの役割を引き継いだ。+
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== 概要 ==
== 概要 ==
[[カラバ]]の一員。ジャーナリスト出身。
[[カラバ]]の一員として活動する女性。
[[モビルスーツ|MS]]を[[宇宙]]に戻せるシャトルのあるヒッコリーに、[[アウドムラ]]を先導した。
[[一年戦争]]以後の幽閉生活によって半ば鬱屈した状態となっていた[[アムロ・レイ]]と出会い、彼が立ち直っていく切っ掛けを作り、やがて恋仲になっていく。
[[一年戦争]]の[[コロニー落とし]]によって両親を喪った戦災孤児で、「戦争は嫌いだが、戦わなければならない時には戦う」という信念で行動する。鬱屈していた[[アムロ・レイ]]を奮起させ、やがて恋仲になった。
原作版と小説版『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン|ベルトーチカ・チルドレン]]』では、その立ち位置や結末の大きく異なる人物である。
=== 人物 ===
本業はジャーナリストであるのだが、養父が反連邦組織の[[エゥーゴ]]の支援組織である[[カラバ]]と協力関係にあった事で、自らもカラバの一員となっていた。[[一年戦争]]の[[コロニー落とし]]によって両親を喪った戦災孤児という過去を持つ。
勝気で感情の起伏の激しい面の目立つ[[性格]]だが、「戦争は嫌いだが、戦わなければならない時には戦う」という自分なりの信念で行動しようとする芯の強い女性でもあり、非常時にはアウドムラの銃座についたり戦下で腰の抜けたカメラマンに代わりティターンズの悪行を暴く等、度胸も見せる。ジャーナリストだけあってインスピレーションもかなり鋭く、人の対する評価も間違っていない者が多い。一方で、ステータス主義や、『女』である事を前面に出す、自分の興味を最優先させて他人との距離感に無頓着といった負の面も目立ち、それが原因でトラブルになってしまう事も少なからずあった。劇場版『Ζ』ではTV版ほどの悪印象は無く、「複葉機の操縦の達人」という設定が加えられている。
[[アウドムラ]]をヒッコリーに扇動する任務を請け負った際に出会ったアムロに強い興味を抱き、やがて強い愛情を抱くまでになるのだが、一方ではアムロを立ち直らせたいという気持ちに反して、彼を戦場で危険に晒したくないという矛盾した気持ちを抱えており(本人もそれを自覚している)、心の葛藤に苛まれる事も多い。戦場へと向かったアムロが帰還する度に泣きながら抱擁している姿からも、ベルトーチカのアムロへの愛情の強さが伺われる。
劇場版『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』では「[[第2次ネオ・ジオン抗争|シャアの反乱]]以前に別れた」設定であり、[[チェーン・アギ]]がベルトーチカの役割を引き継いだ。ただし、これは喧嘩別れをした訳では無く、[[フラウ・ボゥ]]の様に母性本能の強い女性であったベルトーチカの存在は、アムロにとっても大きな心の支えになっていたのだが、それ故に[[シャア・アズナブル]]といつか決着をつけねばならない自分が戦士として軟弱になってしまうのを恐れた彼から、別れを切り出された事が、小説『ハイ・ストリーマー』で語られている。
劇場用シナリオ第一稿をベースにした'''[[小説]]『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン|ベルトーチカ・チルドレン]]』では、アムロと恋人関係のままであり彼の子供を身籠っている'''。また、上記の性格についても『ベルトーチカ・チルドレン』においてはだいぶ落ち着いた感が有る。また、アムロから「'''ベル'''」という愛称で呼ばれている。
劇場用シナリオ第一稿をベースにした'''[[小説]]『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン|ベルトーチカ・チルドレン]]』では、アムロと恋人関係のままであり彼の子供を身籠っている'''。また、上記の性格についても『ベルトーチカ・チルドレン』においてはだいぶ落ち着いた感が有る。また、アムロから「'''ベル'''」という愛称で呼ばれている。
=== 劇中の様相 ===
エゥーゴの[[モビルスーツ]]を運搬するアウドムラを[[宇宙]]に戻せるシャトルのあるヒッコリーに先導すべく、複葉機「コメット」で合流。その際に、[[ニュータイプ]]と知られていたアムロと出会い、彼に強い興味を抱いていく。
しかし、アムロとの距離を縮めたいと願うあまり[[カミーユ・ビダン]]に[[ガンダムMk-II]]を譲るよう迫ったり<ref>Mk-IIの性能は、後にアムロが乗る[[リック・ディアス]]の性能と大差は無い為、意味の無い行動となっていたが…。</ref>、アムロの事を知ろうと[[ミライ・ヤシマ|ミライ・ノア]]から半ば強引に彼の事を聞き出そうとする等、アムロ絡みに関しては周囲の配慮に欠けた行動に出る事も多く、当人達からは「そうした行動がアムロさんを殺す事になる」「不用意に他人の心に入り込み過ぎる」と苦言を呈されてしまっているのだが、ベルトーチカ本人はアムロにとって大切な存在である彼等に対する嫉妬心もあった結果、あまり素直に受け止められなかった模様。
[[ダカール]]の連邦議会でエゥーゴの代表となった[[クワトロ・バジーナ]]による演説の際には、テレビ中継する為の裏工作を行って連邦議会を一時占拠し、クワトロの演説中に攻撃してきた[[ティターンズ]]の映像を写して作戦の成功に大きく貢献する。この頃にはアムロとの距離も大きく縮まった事もあってか、以前の様な言動や感情の起伏が鳴りを潜め、ダカールの作戦成功後にはカミーユと互いに労い、打ち解けた様子を見せている。
『[[機動戦士ガンダムUC]]』ではフリーランスの情報屋として登場。
『[[機動戦士ガンダムUC]]』ではフリーランスの情報屋として登場。
;[[ゼクス・マーキス]]
;[[ゼクス・マーキス]]
:『D』では彼の仲介でアムロと再会できた。
:『D』では彼の仲介でアムロと再会できた。
;[[フィクス・ブラッドマン]
:『Z』では、演説を一目見ただけで彼が指導者の器では無いと見抜き、「インテリジェンスの欠片も無い」と酷評している。
=== スーパー系 ===
=== スーパー系 ===
;「優しいのね、アムロ。…チェーンにも、そんな調子なの?」<br/>「いいわ。今のアムロはシャア・アズナブルとの決着の方が大切だもの…でも、忘れないでね。アムロ・レイを撃墜するのは赤い彗星でもチェーンでもなく私だって事を」
;「優しいのね、アムロ。…チェーンにも、そんな調子なの?」<br/>「いいわ。今のアムロはシャア・アズナブルとの決着の方が大切だもの…でも、忘れないでね。アムロ・レイを撃墜するのは赤い彗星でもチェーンでもなく私だって事を」
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』第44話「応えよオルファン」より。
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』第44話「応えよオルファン」より。
;「最低のアジテーションだわ。インテリジェンスの欠片も無い…」
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』第37話女主人公ルート「新地球連邦再編」より。[[ジョゼフ・コープランド]]に代わって新地球連邦の新たな代表になった[[フィクス・ブラッドマン]]に対する評価で、ベルトーチカは一目見て彼が指導者の器ではない事を見抜いていたようである。
;「大丈夫よ、ルナマリア。あの子の『好き』はお兄ちゃんに甘える妹みたいなもんだから」
;「大丈夫よ、ルナマリア。あの子の『好き』はお兄ちゃんに甘える妹みたいなもんだから」
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』第51話ミネルバ一時残留ルート「決別」より。[[ステラ・ルーシェ|ステラ]]が生存し、[[シン・アスカ|シン]]との再会に喜んで嫉妬してた[[ルナマリア・ホーク|ルナマリア]]を見て、こうフォローした。
:『Z』第51話ミネルバ一時残留ルート「決別」より。[[ステラ・ルーシェ|ステラ]]が生存し、[[シン・アスカ|シン]]との再会に喜んで嫉妬してた[[ルナマリア・ホーク|ルナマリア]]を見て、こうフォローした。
== 余談 ==
== 余談 ==