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| 中盤以降はザ・ブーム軍と協力している事を隠してザ・ブーム軍を善意の[[宇宙人]]、逆にエルシャンクを悪の宇宙人だと地球の連邦政府に誤情報を流したり、[[ジョウ・マヤ|ジョウ]]や[[イルボラ・サロ|イルボラ]]を捕えるなど、「ハザード」(英語で『危険の原因』『危険物』などの意)の名前の通りエルシャンク一行を最後まで苦しめた。最期は[[空魔]]に[[ファミール艦]]ごと撃墜され、死亡する。<br /> | | 中盤以降はザ・ブーム軍と協力している事を隠してザ・ブーム軍を善意の[[宇宙人]]、逆にエルシャンクを悪の宇宙人だと地球の連邦政府に誤情報を流したり、[[ジョウ・マヤ|ジョウ]]や[[イルボラ・サロ|イルボラ]]を捕えるなど、「ハザード」(英語で『危険の原因』『危険物』などの意)の名前の通りエルシャンク一行を最後まで苦しめた。最期は[[空魔]]に[[ファミール艦]]ごと撃墜され、死亡する。<br /> |
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− | どうしようもない小悪党だが、青野武氏の怪演も手伝って妙な愛嬌がある。最終2話は彼と副官のドッグ・タックのナレーションによる総集編となっており、「敵役が総集編の進行を行う」という、珍しい手法をとっている。
| + | どうしようもない小悪党だが、青野武氏の怪演も手伝って妙な愛嬌がある。最終2話は彼と副官の[[ドッグ・タック]]のナレーションによる総集編となっており、「敵役が総集編の進行を行う」という、珍しい手法をとっている。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| == 他作品との人間関係 == | | == 他作品との人間関係 == |
− | [[UX]]では敵味方問わず様々なキャラクターと関わることになり、一部では「本作で最もクロスオーバーしたキャラクター」とも囁かれている。 | + | [[UX]]では敵味方問わず様々なキャラクターと関わることになり、一部では'''「本作で最もクロスオーバーしたキャラクター」'''とも囁かれている。 |
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| ;[[ドン・ザウサー]]、[[コロス]] | | ;[[ドン・ザウサー]]、[[コロス]] |
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| :『忍者戦士飛影』における記念すべき最初の台詞はハザードのこの台詞で、兵士採用試験に芳しい結果を挙げられない若者に対しての侮蔑的な感想を抱いた際の台詞。IMPACTでも戦闘時に言う。 | | :『忍者戦士飛影』における記念すべき最初の台詞はハザードのこの台詞で、兵士採用試験に芳しい結果を挙げられない若者に対しての侮蔑的な感想を抱いた際の台詞。IMPACTでも戦闘時に言う。 |
| ;「AF8番!もういい! お前に兵士の適正は無い! 明日から建設労働に従事しろ!」 | | ;「AF8番!もういい! お前に兵士の適正は無い! 明日から建設労働に従事しろ!」 |
− | :上の台詞の後、結果を出せなかった受験者への非情な失格通告で、この台詞からして火星におけるハザードの独裁者振りが窺える。ちなみに次のAF9番はジョウであるが、サボって狩りをしていた。 | + | :上の台詞の後、結果を出せなかった受験者への非情な失格通告で、この台詞からして[[火星]]におけるハザードの独裁者振りが窺える。ちなみに次のAF9番は[[ジョウ・マヤ|ジョウ]]であるが、サボって狩りをしていた。 |
| ;「俺をこんな所に送った地球の奴らに助けなど…」<br />「うまく奴らと接触できてテクノロジーが手に入れば… ハハッ、俺にもツキが回ってくるかも フフフハハハ…」 | | ;「俺をこんな所に送った地球の奴らに助けなど…」<br />「うまく奴らと接触できてテクノロジーが手に入れば… ハハッ、俺にもツキが回ってくるかも フフフハハハ…」 |
− | :2話より。ザ・ブーム軍の進出に対し、地球側へ助けを求めるべきではと意見した副官ドックの意見を一蹴した後、エルシャンクとの接触の為、戦車部隊を出撃させた際の台詞。 | + | :2話より。[[ザ・ブーム軍]]の進出に対し、[[地球]]側へ助けを求めるべきではと意見した副官[[ドッグ・タック|ドッグ]]の意見を一蹴した後、[[エルシャンク]]との接触の為、戦車部隊を出撃させた際の台詞。 |
| ;「しかたありませんな、姫様。気が強すぎるというのは時として命を縮める結果になります。フフフフフ…」 | | ;「しかたありませんな、姫様。気が強すぎるというのは時として命を縮める結果になります。フフフフフ…」 |
− | :エルシャンクの戦力を利用したハザードに対して毅然と反発したロミナに対して | + | :エルシャンクの戦力を利用したハザードに対して毅然と反発した[[ロミナ・ラドリオ|ロミナ]]に対して |
| ;「くそう、このままではせっかく奴らを利用して地球の制覇を企むワシの計画がパァになってしまう」 | | ;「くそう、このままではせっかく奴らを利用して地球の制覇を企むワシの計画がパァになってしまう」 |
| :第4話でエルシャンクが動き出したと知った際の台詞。ここでその野望がジョウ達にも知れ渡る事になる。 | | :第4話でエルシャンクが動き出したと知った際の台詞。ここでその野望がジョウ達にも知れ渡る事になる。 |
| ;「名より実を取った方が得だよ」 | | ;「名より実を取った方が得だよ」 |
− | :11話でイルボラが捕虜となった際、グラサンと共に裏切りを勧めた際の台詞。 | + | :11話で[[イルボラ・サロ|イルボラ]]が捕虜となった際、グラサンと共に裏切りを勧めた際の台詞。 |
| ;「さあ、どうするジョウ? お前も男ならウジウジしないでサッと決めろ!」 | | ;「さあ、どうするジョウ? お前も男ならウジウジしないでサッと決めろ!」 |
− | :ジョウの父マツオとレニーの両親を人質に降伏或いは三機のマシンの譲渡をジョウに迫った際の台詞。 | + | :ジョウの父マツオと[[レニー・アイ|レニー]]の両親を人質に降伏或いは三機のマシンの譲渡をジョウに迫った際の台詞。 |
| ;「くそぅ~、生意気な~イルボラめぇ、いつか石ぶつけてやるからなぁ!!」 | | ;「くそぅ~、生意気な~イルボラめぇ、いつか石ぶつけてやるからなぁ!!」 |
| :自分に指図をするイルボラに不満を持っての台詞。しかし石をぶつけるなどと言うあたりどこかみみっちい。 | | :自分に指図をするイルボラに不満を持っての台詞。しかし石をぶつけるなどと言うあたりどこかみみっちい。 |
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| :30話でジョウ達を水責めにして言い放った台詞。30話で登場した忍者達はハザードが述べた事実通りなのだが、これまで忍者を捜し求めていたロミナ姫達にとっては大きな衝撃となる台詞となる。 | | :30話でジョウ達を水責めにして言い放った台詞。30話で登場した忍者達はハザードが述べた事実通りなのだが、これまで忍者を捜し求めていたロミナ姫達にとっては大きな衝撃となる台詞となる。 |
| ;「どうやら異論はなさそうですな。イヤハッハ…良かった、良かった、君のやり方次第では北アメリカエリアの三億もの人の命が左右されるという事をくれぐれも忘れないようにな。ハハハハハ……アーッハハハハハッ!!」 | | ;「どうやら異論はなさそうですな。イヤハッハ…良かった、良かった、君のやり方次第では北アメリカエリアの三億もの人の命が左右されるという事をくれぐれも忘れないようにな。ハハハハハ……アーッハハハハハッ!!」 |
− | :32話でエルシャンク側の味方であった北アメリカエリアに対し、北アメリカエリアの民間人の命を盾にエルシャンク側の攻撃をするように仕向け、不本意ながらもエルシャンクを攻撃する決断をしたローニンの父ケガレ・サナダの言葉を聞いた際の台詞。さらにその証としてローニンにエルシャンクを攻撃させる等もあってハザードの卑劣極まりなさが存分に表れている。 | + | :32話でエルシャンク側の味方であった北アメリカエリアに対し、北アメリカエリアの民間人の命を盾にエルシャンク側の攻撃をするように仕向け、不本意ながらもエルシャンクを攻撃する決断をした[[ローニン・サナダ|ローニン]]の父ケガレ・サナダの言葉を聞いた際の台詞。さらにその証としてローニンにエルシャンクを攻撃させる等もあってハザードの卑劣極まりなさが存分に表れている。 |
| ;「たくっ、この顔のどこが見苦しい!」 | | ;「たくっ、この顔のどこが見苦しい!」 |
− | :通信でシャルムに見苦しい顔と言われた際の台詞。どう考えてもシャルムの方が説得力がある。 | + | :通信でシャルムに見苦しい顔と言われた際の台詞。どう考えても[[シャルム・ベーカー|シャルム]]の方が説得力がある。 |
| ;「わしの言った通りだろ。両者をうまく操ればこの地球の全てがワシの手に転がり込むという戦法だ。まだまだワシはへこたれんぞ、フフフフフハハハハハッ!」 | | ;「わしの言った通りだろ。両者をうまく操ればこの地球の全てがワシの手に転がり込むという戦法だ。まだまだワシはへこたれんぞ、フフフフフハハハハハッ!」 |
| :地球側とザ・ブーム軍を自身の謀略を持って巧みに争わせ、その隙を突いて地球を征服しようとする計画を副官のドッグに語った際の台詞。総集編においてはこの戦法を「ハザード流地球頂き戦法」と命名した。 | | :地球側とザ・ブーム軍を自身の謀略を持って巧みに争わせ、その隙を突いて地球を征服しようとする計画を副官のドッグに語った際の台詞。総集編においてはこの戦法を「ハザード流地球頂き戦法」と命名した。 |
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| :[[ディラド星]]消滅に巻き込まれて、[[アネックス・ザブーム|アネックス皇帝]]が死亡した事実を伏せながら[[コロス]]と交わした通信。[[メガノイド]]式敬礼まで行なう卑屈さを装いつつ、内心ではアネックス死亡に気付かない彼女らを「ボンクラども」と罵るなど、小物度全開の遣り取りである。 | | :[[ディラド星]]消滅に巻き込まれて、[[アネックス・ザブーム|アネックス皇帝]]が死亡した事実を伏せながら[[コロス]]と交わした通信。[[メガノイド]]式敬礼まで行なう卑屈さを装いつつ、内心ではアネックス死亡に気付かない彼女らを「ボンクラども」と罵るなど、小物度全開の遣り取りである。 |
| ;「攻撃隊長のイルボラという者が、また無能極まりない奴でして」<br />「まあちょっと顔がいいからって、生意気でキザで!こいつさえ上手くやっておれば…」 | | ;「攻撃隊長のイルボラという者が、また無能極まりない奴でして」<br />「まあちょっと顔がいいからって、生意気でキザで!こいつさえ上手くやっておれば…」 |
− | :物語終盤、[[ロンド・ベル]]殲滅が一行に進まぬ事に苛立つコロスからの追求をイルボラに責任転嫁して、のらりくらりとかわし続けるハザードだったが直後、コロスから「無能」呼ばわりされ協力関係を打ち切られる羽目に…。 | + | :物語終盤、[[ロンド・ベル]]殲滅が一行に進まぬ事に苛立つコロスからの追求を[[イルボラ・サロ|イルボラ]]に責任転嫁して、のらりくらりとかわし続けるハザードだったが直後、コロスから「無能」呼ばわりされ協力関係を打ち切られる羽目に…。 |
| ;「お~お~、さすがは情に厚いと名高いロンド・ベル。お心遣い、嬉しくて嬉しくて涙が出ますなあ」<br />「しかし…ワシも退く訳にはまいりませんでな!」<br />「貴様らさえ始末すれば、[[宇宙海賊バンカー|バンカー]]や[[ギャンドラー]]もワシに一目置くだろうしな!」 | | ;「お~お~、さすがは情に厚いと名高いロンド・ベル。お心遣い、嬉しくて嬉しくて涙が出ますなあ」<br />「しかし…ワシも退く訳にはまいりませんでな!」<br />「貴様らさえ始末すれば、[[宇宙海賊バンカー|バンカー]]や[[ギャンドラー]]もワシに一目置くだろうしな!」 |
− | :火星基地での最終決戦でクワトロからの投降勧告を跳ね除け、分不相応な野望を発して彼らへと襲い掛かるが…。 | + | :[[火星]]基地での最終決戦で[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]からの投降勧告を跳ね除け、分不相応な野望を発して彼らへと襲い掛かるが…。 |
| | | |
| ===UX=== | | ===UX=== |
| ;「とんでもない! これは弾圧ではなく、鎮圧です」<br/>「彼らの中には環境適応のために遺伝子操作を受けている者もいるのです」<br/>「そのような、もはや人間とは言い難いような荒くれの暴徒を御するには、多少の武力行使も…」 | | ;「とんでもない! これは弾圧ではなく、鎮圧です」<br/>「彼らの中には環境適応のために遺伝子操作を受けている者もいるのです」<br/>「そのような、もはや人間とは言い難いような荒くれの暴徒を御するには、多少の武力行使も…」 |
− | :UX第4話にて地球に降り立った[[エルシャンク]]が火星開拓民と手を組みテロ行為を行ったと嘘の報告をした際、その事に疑念を感じた瑠璃やシーリンから火星での悪行を追及されてこう言い放った。 | + | :UX第4話にて地球に降り立った[[エルシャンク]]が火星開拓民と手を組みテロ行為を行ったと嘘の報告をした際、その事に疑念を感じた[[覇道瑠璃|瑠璃]]や[[シーリン・バフティヤール|シーリン]]から[[火星]]での悪行を追及されてこう言い放った。 |
| :火星に住む人々を苦しめた自らの行動を正当化した挙句、彼らを化け物扱いするような発言から彼の傲慢さが見て取れる。 | | :火星に住む人々を苦しめた自らの行動を正当化した挙句、彼らを化け物扱いするような発言から彼の傲慢さが見て取れる。 |
− | :ちなみに2行目の台詞は『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 Δ ASTRAY』(SRW未登場)に登場するマーシャンの事を指している。 | + | :ちなみに、2行目の台詞は『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 Δ ASTRAY』(SRW未登場)に登場するマーシャンの事を指している。 |
| ;「ご立派ですなあ、アスハ代表。いや、さすがは永世中立を標榜するオーブ首長国連邦の代表でいらっしゃる」<br/>カガリ「何が言いたい…?」<br/>「いえ、崇高な志をお持ちのわりには、裏で怪しげな傭兵集団と繋がっている等という黒いウワサを耳にしたもので…」 | | ;「ご立派ですなあ、アスハ代表。いや、さすがは永世中立を標榜するオーブ首長国連邦の代表でいらっしゃる」<br/>カガリ「何が言いたい…?」<br/>「いえ、崇高な志をお持ちのわりには、裏で怪しげな傭兵集団と繋がっている等という黒いウワサを耳にしたもので…」 |
− | :上の台詞で「前時代のような考え」と怒りの反論をしたカガリに対して。カガリはその事に憤りをあらわにするがへスターが彼女を黙らせてしまう。 | + | :上の台詞で「前時代のような考え」と怒りの反論をした[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]に対して。カガリはその事に憤りをあらわにするがへスターが彼女を黙らせてしまう。 |
| ;「ううむ、ウワサには聞いていたが、そんな真実があったとは…」<br/>「何の罪のない子供たちに、そのような過酷な運命を背負わせるなど、許せぬ所業です!」 | | ;「ううむ、ウワサには聞いていたが、そんな真実があったとは…」<br/>「何の罪のない子供たちに、そのような過酷な運命を背負わせるなど、許せぬ所業です!」 |
− | :第20話にてへスターとミツヒロから「ファフナーのパイロットは生まれてすぐフェストゥムの因子を植えつけられ、常に同化される危険に晒されている」と聞かれて。 | + | :第20話にて[[ヘスター・ギャロップ|ヘスター]]と[[ミツヒロ・バートランド|ミツヒロ]]から「[[ファフナー]]のパイロットは生まれてすぐ[[フェストゥム]]の因子を植えつけられ、常に同化される危険に晒されている」と聞かれて。 |
− | :言ってることは一理あるのだが、今作において'''それを遙かに上回る'''非道を多く働いているハザードが言っても何の説得力もない。実際、心中ではファフナーのパイロットを人間兵器として酷使しようと考えていた。 | + | :言ってることは一理あるのだが、今作において'''それを遙かに上回る非道を多く働いているハザード'''が言っても何の説得力もない。実際、心中ではファフナーのパイロットを人間兵器として酷使しようと考えていた。 |
| ;「皆さんありがとうございます! 賛成多数により、人類軍特別有事法案は可決となりました!」 | | ;「皆さんありがとうございます! 賛成多数により、人類軍特別有事法案は可決となりました!」 |
− | :第22話にて人類軍特別有事法案が賛成多数によって可決になった時の台詞。地球連邦を掌握して[[アルティメット・クロス|自軍]]を世界の敵に追いやり、その協力者であった[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]をオーブ代表から引きずりおろしたことで彼は勝利に浸った。…はずだったが、[[アスラン・ザラ|アレックス]]や[[アクセル・ヒューズ|ヒューズ]]が現れ、自身の不正を暴かれてしまう。しかし、法案可決による人類軍の結成まで防ぐことは出来なかった。 | + | :第22話にて人類軍特別有事法案が賛成多数によって可決になった時の台詞。[[地球連邦政府 (00)|地球連邦]]を掌握して[[アルティメット・クロス|自軍]]を世界の敵に追いやり、その協力者であった[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]を[[オーブ連合首長国|オーブ]]代表から引きずりおろしたことで彼は勝利に浸った。…はずだったが、[[アスラン・ザラ|アレックス]]や[[アクセル・ヒューズ|ヒューズ]]が現れ、自身の不正を暴かれてしまう。しかし、法案可決による[[人類軍]]の結成まで防ぐことは出来なかった。 |
| ;「くっ! あの悪名高きパトリック・ザラの息子である貴様が言えた義理か!」 | | ;「くっ! あの悪名高きパトリック・ザラの息子である貴様が言えた義理か!」 |
| :密かに地球を侵攻しようとする[[ザ・ブーム軍]]と手を組み、地球連邦を排他組織へと逆戻りにしようとし、自軍をテロ組織に仕立て上げた罪を暴いたアスランに対して。 | | :密かに地球を侵攻しようとする[[ザ・ブーム軍]]と手を組み、地球連邦を排他組織へと逆戻りにしようとし、自軍をテロ組織に仕立て上げた罪を暴いたアスランに対して。 |
− | :確かに[[パトリック・ザラ|パトリック]]は多くの犠牲を出し、(止められたとはいえ)ジェネシスでナチュラルを殲滅しようとしたが、結局のところは己の棚を上げた脆弁にしか聞こえない。 | + | :確かに[[パトリック・ザラ|パトリック]]は多くの犠牲を出し、(止められたとはいえ)[[ジェネシス]]で[[ナチュラル]]を殲滅しようとしたが、結局のところは己の棚を上げた脆弁にしか聞こえない。 |
− | :そしてアスランに「'''二度と同じ過ちを犯さない'''」という覚悟を示された挙句、とうとう大統領に証拠をつかまれてしまい逮捕されてしまう。 | + | :そしてアスランに「'''二度と同じ過ちを犯さない'''」という覚悟を示された挙句、とうとう[[第二代地球連邦大統領|大統領]]に証拠をつかまれてしまい逮捕されてしまう。 |
| ;「は、離せっ! ワシは火星開拓局の長官なのだぞ!」<br/>「ご、誤解だぁ! ワシは常に地球圏のために…離せ! 離せぇぇええ!!」 | | ;「は、離せっ! ワシは火星開拓局の長官なのだぞ!」<br/>「ご、誤解だぁ! ワシは常に地球圏のために…離せ! 離せぇぇええ!!」 |
− | :で、不正の罪で連邦軍兵士に連行されるときの台詞。これで彼は御用となった。……と思われていたが? | + | :で、不正の罪で[[地球連邦軍 (00)|連邦軍]]兵士に連行されるときの台詞。これで彼は御用となった。……と思われていたが? |
| ;「む…?女かと思ったら…なんだ、男か」 | | ;「む…?女かと思ったら…なんだ、男か」 |
− | :第36話にて女装したアルトに対して。彼が男性であることに気付いてはいたが、言い回しが[[ジェリド・メサ|憎きジョウと声が同じ人]]を思わせてしまうのは何の皮肉か…。 | + | :第36話にて女装した[[早乙女アルト|アルト]]に対して。彼が男性であることに気付いてはいたが、言い回しが[[ジェリド・メサ|憎きジョウと声が同じ人]]を思わせてしまうのは何の皮肉か…。 |
| ;「今だ! 撃てぇぇぇぇっ!!」 | | ;「今だ! 撃てぇぇぇぇっ!!」 |
− | :「防人たち」にて、核ミサイルを積んだ[[ファミール艦]]を撃墜しようとする[[サコミズ・シンジロウ|サコミズ]]の[[オウカオー]]を[[マークフュンフ]]の決死の攻撃で足止めしたその瞬間に対空迎撃用ミサイルを全弾発射を指示した。 | + | :「防人たち」にて、[[核ミサイル]]を積んだ[[ファミール艦]]を撃墜しようとする[[サコミズ・シンジロウ|サコミズ]]の[[オウカオー]]を[[マークフュンフ]]の決死の攻撃で足止めしたその瞬間に対空迎撃用ミサイルを全弾発射を指示した。 |
| :が、そのミサイルはあろうことか[[マークフュンフ]]'''だけ'''に命中し、皆を守ろうとした[[小楯衛|衛]]は'''同じ人類に殺される'''という非業な最期を遂げてしまう…。 | | :が、そのミサイルはあろうことか[[マークフュンフ]]'''だけ'''に命中し、皆を守ろうとした[[小楯衛|衛]]は'''同じ人類に殺される'''という非業な最期を遂げてしまう…。 |
| :その場面を目の当たりにした[[真壁一騎|一騎]]やUXのメンバーはもちろん、敵の[[サコミズ・シンジロウ|サコミズ]]にも大きなショックを与えてしまう。しかもこの後に「'''どうせなら奴もろとも爆死すればよかったものを'''」と吐き捨てた当たり、非道かつ傲慢な性格が全面に出ている。 | | :その場面を目の当たりにした[[真壁一騎|一騎]]やUXのメンバーはもちろん、敵の[[サコミズ・シンジロウ|サコミズ]]にも大きなショックを与えてしまう。しかもこの後に「'''どうせなら奴もろとも爆死すればよかったものを'''」と吐き捨てた当たり、非道かつ傲慢な性格が全面に出ている。 |
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| :上の続き。衛の死を詫びるどころか邪魔したかのような暴言に一騎と九郎も怒りを爆発し、この場にいたアレックス大佐からも宥められてしまう。そもそも今作において衛が死んだのは他ならぬ'''ハザード自身が余計な行為をした'''のが原因である。また、フラグを満たし生存した衛と対立した際には'''「ワシの為にもう一度死ね」'''等と叫んでおり、彼が自分以外の人間を使い捨ての道具程度にして見ていない事がわかる。 | | :上の続き。衛の死を詫びるどころか邪魔したかのような暴言に一騎と九郎も怒りを爆発し、この場にいたアレックス大佐からも宥められてしまう。そもそも今作において衛が死んだのは他ならぬ'''ハザード自身が余計な行為をした'''のが原因である。また、フラグを満たし生存した衛と対立した際には'''「ワシの為にもう一度死ね」'''等と叫んでおり、彼が自分以外の人間を使い捨ての道具程度にして見ていない事がわかる。 |
| ;「あー、あー。[[アルティメット・クロス]]の諸君、大変ご苦労だった」<br/>「いや、勇敢なる君達の戦いぶりに敬意を表し、最後の挨拶をと思ってなぁ」 | | ;「あー、あー。[[アルティメット・クロス]]の諸君、大変ご苦労だった」<br/>「いや、勇敢なる君達の戦いぶりに敬意を表し、最後の挨拶をと思ってなぁ」 |
− | :「蒼穹~そら~」にて、自軍に入れて来た通信。対話のチャンスが訪れたフェストゥム諸共UXに核攻撃を行う上に、それを告げるための通信を入れて来たのが'''フェイの歌の真っ最中'''という悪い意味で見事過ぎるタイミング。もちろん[[中島宗美|宗美]]、[[海動剣|海動]]は憤りをあらわにする。竜宮島の乙姫の心情や決意が描写され、南極の自軍メンバーも奮い立っている中に「In the Blue Sky」をぶった切って割り込んで来るのが余計小憎らしい。恐らくこれで気勢を削がれたプレイヤーも少なくないはず。 | + | :「蒼穹~そら~」にて、自軍に入れて来た通信。対話のチャンスが訪れた[[フェストゥム]]諸共UXに核攻撃を行う上に、それを告げるための通信を入れて来たのが'''フェイの歌の真っ最中'''という悪い意味で見事過ぎるタイミング。もちろん[[中島宗美|宗美]]、[[海動剣|海動]]は憤りをあらわにする。[[竜宮島]]の[[皆城乙姫|乙姫]]の心情や決意が描写され、南極の自軍メンバーも奮い立っている中に「In the Blue Sky」をぶった切って割り込んで来るのが余計小憎らしい。恐らくこれで気勢を削がれたプレイヤーも少なくないはず。 |
− | :なお、[[蒼穹作戦]]が終了した直後に彼の手によって'''北極海ミールは核の炎に焼かれてしまう'''。「'''人類が救われた'''」と笑いながら嘯いているが、([[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH|後の展開]]とはいえ)これによって人類が[[フェストゥム]]と対話できるチャンスを'''彼が台無しにしてしまうことになる'''。 | + | :なお、[[蒼穹作戦]]が終了した直後に彼の手によって'''北極海[[ミール]]は核の炎に焼かれてしまう'''。「'''人類が救われた'''」と笑いながら嘯いているが、([[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH|後の展開]]とはいえ)これによって人類が[[フェストゥム]]と対話できるチャンスを'''彼が台無しにしてしまうことになる'''。 |
| ;「首都機能が麻痺した瞬間に我々が日本復興に手を貸せばこの島国はワシの好きにできるものでな」 | | ;「首都機能が麻痺した瞬間に我々が日本復興に手を貸せばこの島国はワシの好きにできるものでな」 |
| :「桜花嵐」にて、[[矢藩朗利|朗利]]と[[金本平次|平次]]に東京を壊滅させるための核を渡したハザードを非難する[[アレックス・ゴレム|アレックス]]に対して。もし核が放たれれば'''太平洋戦争末期での広島・長崎のように多くの人間が犠牲になるだけでなく、日本の首都機能が麻痺する'''という未曽有の大惨事を平然と起こそうとする上にその罪をアレックスに押し付けようとするあたり、'''ハザードという男がどれだけ外道かつ下衆なのかが良くわかるだろう'''。しかも(そうなった場合)壊滅した日本を復興の協力という名目で支配しようと目論んでいるが、ハザードが火星で横暴を働いていることを考えればとても恐ろしいことである。 | | :「桜花嵐」にて、[[矢藩朗利|朗利]]と[[金本平次|平次]]に東京を壊滅させるための核を渡したハザードを非難する[[アレックス・ゴレム|アレックス]]に対して。もし核が放たれれば'''太平洋戦争末期での広島・長崎のように多くの人間が犠牲になるだけでなく、日本の首都機能が麻痺する'''という未曽有の大惨事を平然と起こそうとする上にその罪をアレックスに押し付けようとするあたり、'''ハザードという男がどれだけ外道かつ下衆なのかが良くわかるだろう'''。しかも(そうなった場合)壊滅した日本を復興の協力という名目で支配しようと目論んでいるが、ハザードが火星で横暴を働いていることを考えればとても恐ろしいことである。 |
| ;「気に入ってくれたかね、UXの諸君!」<br/>「そいつらはアルカトラズを脱獄した囚人どもでな」<br/>「生きていても仕方のない、生かしておいては、人のため世のためにもならないクズどもだ」 | | ;「気に入ってくれたかね、UXの諸君!」<br/>「そいつらはアルカトラズを脱獄した囚人どもでな」<br/>「生きていても仕方のない、生かしておいては、人のため世のためにもならないクズどもだ」 |
| :「HEAVEN AND EARTH」にて、自軍との触れ合いによって変わった[[来主操|操]]が小ミールを説得してフェストゥムとの戦いを終えた自軍に「新天地を目指す自分たちからの祝福」と称してこの通信を入れてきた。 | | :「HEAVEN AND EARTH」にて、自軍との触れ合いによって変わった[[来主操|操]]が小ミールを説得してフェストゥムとの戦いを終えた自軍に「新天地を目指す自分たちからの祝福」と称してこの通信を入れてきた。 |
− | :己の利権のためにあらゆる非道を重ねた挙句、自らもアルカトラズを脱獄した人間が言える台詞ではない。しかも、その「祝福」とは囚人たちの悪行に付け込んで'''特攻兵器に仕立て上げたキバの輩とガラン軍兵士を次々と自軍に向けて特攻させる'''というあまりにも'''卑劣にして残酷'''なものであり、他作品での[[ガイゾック]]の行った[[人間爆弾]]と引けを取らないレベルである。 | + | :己の利権のためにあらゆる非道を重ねた挙句、自らもアルカトラズを脱獄した人間が言える台詞ではない。しかも、その「[[祝福]]」とは囚人たちの悪行に付け込んで'''特攻兵器に仕立て上げた[[キバの輩]]と[[ガラン軍兵士]]を次々と自軍に向けて特攻させる'''というあまりにも'''卑劣にして残酷'''なものであり、他作品での[[ガイゾック]]の行った[[人間爆弾]]と引けを取らないレベルである。 |
| :彼らが特攻によって命を落とす光景を目の当たりにした[[ジョセフ・カーター・ジョーンズ|ジョーイ]]や[[九条美海|美海]]はショックを受け、これを平然とやってのけるハザードに[[飛鷹葵|葵]]や[[真上遼|遼]]も激昂した。ことに、かつて自身が特攻隊員であった[[シンジロウ・サコミズ|ホウジョウの王]]に至っては「'''これが人間のすることかァァッ!!'''」と完全にブチ切れていた。 | | :彼らが特攻によって命を落とす光景を目の当たりにした[[ジョセフ・カーター・ジョーンズ|ジョーイ]]や[[九条美海|美海]]はショックを受け、これを平然とやってのけるハザードに[[飛鷹葵|葵]]や[[真上遼|遼]]も激昂した。ことに、かつて自身が特攻隊員であった[[シンジロウ・サコミズ|ホウジョウの王]]に至っては「'''これが人間のすることかァァッ!!'''」と完全にブチ切れていた。 |
| ;「うぎゃあああああああ!」 | | ;「うぎゃあああああああ!」 |
− | :UX第49話での断末魔。己の利権のためにあらゆる非道を重ねた男は、[[人類軍]]、[[マクロス・フロンティア船団|フロンティア船団]]、[[バジュラ]]、[[ザ・ブーム軍]]の全てを支配し、宇宙の王になるという分不相応極まりない野望を叫ぶも、今までの報いを受けるかのように[[ジョウ・マヤ|伝説の]][[イルボラ・サロ|忍者]]によって誅滅され、[[ドッグ・タック|たった一人の忠臣]]と共に宇宙の塵となった。彼が向かう先は地球でも火星でも望んだユートピアでもなく、[[マジンカイザーSKL|髑髏の魔神]]を駆る二人の[[海動剣|死]][[真上遼|神]]が告げた地獄。三島やヘスターたちよりも一足先に、ハザードはそこへ堕ちていくのであった。 | + | :UX第49話での断末魔。己の利権のためにあらゆる非道を重ねた男は、[[人類軍]]、[[マクロス・フロンティア船団|フロンティア船団]]、[[バジュラ]]、[[ザ・ブーム軍]]の全てを支配し、宇宙の王になるという分不相応極まりない野望を叫ぶも、今までの報いを受けるかのように[[ジョウ・マヤ|伝説の]][[イルボラ・サロ|忍者]]によって誅滅され、[[ドッグ・タック|たった一人の忠臣]]と共に宇宙の塵となった。彼が向かう先は地球でも火星でも望んだユートピアでもなく、[[マジンカイザーSKL|髑髏の魔神]]を駆る二人の[[海動剣|死]][[真上遼|神]]が告げた地獄。[[レオン・三島|三島]]や[[ヘスター・ギャロップ|ヘスター]]たちよりも一足先に、ハザードはそこへ堕ちていくのであった。 |
| :UXでのハザードの様々な非道に憤っていたプレイヤーにとってはまさに溜飲が下がった瞬間といっても過言ではないであろう。 | | :UXでのハザードの様々な非道に憤っていたプレイヤーにとってはまさに溜飲が下がった瞬間といっても過言ではないであろう。 |
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