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| 『'''機動武闘伝Gガンダム'''』はサンライズ制作のテレビアニメ作品。 | | 『'''機動武闘伝Gガンダム'''』はサンライズ制作のテレビアニメ作品。 |
− | ==概要== | + | == 概要 == |
| [[宇宙世紀]]を舞台としない初の[[ガンダムシリーズ]]で、いわゆるアナザーガンダムの始まりとなった作品。それまでのガンダムシリーズと大幅に異なった作風(従来のガンダム作品が所謂「リアルロボットもの」だったのに対して本作は明らかな「スーパーロボットもの」)であり、当時は賛否両論に分かれた。当初は既存のガンダムシリーズとかけ離れた内容のために、旧来のファンが反発した結果、当初は視聴率的に伸び悩んだが、[[東方不敗マスター・アジア]]などインパクトの強いキャラクターの登場や格闘描写、そしてケレン味溢れるストーリーに、戦争・環境問題や家族愛などの深遠なテーマを盛り込んだ骨太な作風は、新規ファン層を取り込むことに成功した(なお、視聴率が上昇に転じた時期は東方不敗の登場とほぼ一致する)。 | | [[宇宙世紀]]を舞台としない初の[[ガンダムシリーズ]]で、いわゆるアナザーガンダムの始まりとなった作品。それまでのガンダムシリーズと大幅に異なった作風(従来のガンダム作品が所謂「リアルロボットもの」だったのに対して本作は明らかな「スーパーロボットもの」)であり、当時は賛否両論に分かれた。当初は既存のガンダムシリーズとかけ離れた内容のために、旧来のファンが反発した結果、当初は視聴率的に伸び悩んだが、[[東方不敗マスター・アジア]]などインパクトの強いキャラクターの登場や格闘描写、そしてケレン味溢れるストーリーに、戦争・環境問題や家族愛などの深遠なテーマを盛り込んだ骨太な作風は、新規ファン層を取り込むことに成功した(なお、視聴率が上昇に転じた時期は東方不敗の登場とほぼ一致する)。 |
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| 2010年から2016年まで『月刊ガンダムエース』誌上にて今川監督が脚本を担当し、島本氏が作画を担当した漫画作品『超級!機動武闘伝Gガンダム』が連載されていた。内容も大元はあまり変わらないが細かい変化は多い。原作では無事に元に戻ったネオトルコのガンダムファイターが死亡したり、不治の病の妹と残り少ない余生を静かに一緒に過ごす、という終わり方をしたネオメキシコでのエピソードは'''妹がネオジャパンが開発した特効薬によって完治する'''というハッピーエンドになったりしている。 | | 2010年から2016年まで『月刊ガンダムエース』誌上にて今川監督が脚本を担当し、島本氏が作画を担当した漫画作品『超級!機動武闘伝Gガンダム』が連載されていた。内容も大元はあまり変わらないが細かい変化は多い。原作では無事に元に戻ったネオトルコのガンダムファイターが死亡したり、不治の病の妹と残り少ない余生を静かに一緒に過ごす、という終わり方をしたネオメキシコでのエピソードは'''妹がネオジャパンが開発した特効薬によって完治する'''というハッピーエンドになったりしている。 |
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− | ===スーパーロボット大戦への参戦=== | + | === スーパーロボット大戦への参戦 === |
| [[#余談]]の項においても触れられているが本作はスパロボにおいて扱い難い作品であると思われている節がある。実際参戦回数がそれなりに多いにも関わらずまともに原作ストーリーをなぞられたことはなく、デビルガンダム関連のいわば「ガンダムファイトと関係ない部分」のみの再現ばかりとなっている。実際の参戦作品も単発の作品に極端に偏っており王道シリーズとの縁は参戦回数の少なめな『[[機動新世紀ガンダムX]]』や『[[∀ガンダム (TV)|∀ガンダム]]』以上に薄い。 | | [[#余談]]の項においても触れられているが本作はスパロボにおいて扱い難い作品であると思われている節がある。実際参戦回数がそれなりに多いにも関わらずまともに原作ストーリーをなぞられたことはなく、デビルガンダム関連のいわば「ガンダムファイトと関係ない部分」のみの再現ばかりとなっている。実際の参戦作品も単発の作品に極端に偏っており王道シリーズとの縁は参戦回数の少なめな『[[機動新世紀ガンダムX]]』や『[[∀ガンダム (TV)|∀ガンダム]]』以上に薄い。 |
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| 上述の再現性の低さ故各国のガンダムファイターで登場するのはシャッフル同盟とアレンビー、マスターアジア、シュバルツ・ブルーダーが基本であり、他にデビルガンダム四天王として登場するジェントル・チャップマンとミケロ・チャリオット、ミケロと関わりがあったマーキロット・クロノスとチャンドラ・シジーマ、デビルガンダム最終決戦でアレンビーと共にガンダム同盟の中核となったキラル・メキレルのみとなっており、前半のサバイバルイレブンや決勝リーグで対戦したほとんどのファイターは未登場である。 | | 上述の再現性の低さ故各国のガンダムファイターで登場するのはシャッフル同盟とアレンビー、マスターアジア、シュバルツ・ブルーダーが基本であり、他にデビルガンダム四天王として登場するジェントル・チャップマンとミケロ・チャリオット、ミケロと関わりがあったマーキロット・クロノスとチャンドラ・シジーマ、デビルガンダム最終決戦でアレンビーと共にガンダム同盟の中核となったキラル・メキレルのみとなっており、前半のサバイバルイレブンや決勝リーグで対戦したほとんどのファイターは未登場である。 |
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− | ==ストーリー== | + | == ストーリー == |
| 未来世紀60年、コロニー国家間の覇権を賭けた格闘大会「第13回[[ガンダムファイト]]」。 | | 未来世紀60年、コロニー国家間の覇権を賭けた格闘大会「第13回[[ガンダムファイト]]」。 |
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| 純粋に熱き戦いを望む者……陰謀を胸に秘めた者……様々な人間の様々な思惑渦巻く中、地球という名のリングを舞台にした世紀の格闘大会が幕を開ける。 | | 純粋に熱き戦いを望む者……陰謀を胸に秘めた者……様々な人間の様々な思惑渦巻く中、地球という名のリングを舞台にした世紀の格闘大会が幕を開ける。 |
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− | ==登場人物== | + | == 登場人物 == |
| スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。 | | スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。 |
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| *[[メカ&キャラクターリスト/T]] | | *[[メカ&キャラクターリスト/T]] |
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− | ===[[ガンダムファイター]]=== | + | === [[ガンダムファイター]] === |
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| ;[[ドモン・カッシュ]] | | ;[[ドモン・カッシュ]] |
| :[[主人公]]。ネオジャパン代表。流派東方不敗の継承者にして、コロニー格闘技の覇者の証であるキング・オブ・ハートの紋章を持つ。 | | :[[主人公]]。ネオジャパン代表。流派東方不敗の継承者にして、コロニー格闘技の覇者の証であるキング・オブ・ハートの紋章を持つ。 |
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| :東方不敗の愛馬。馬ではあるが流派東方不敗を会得している。 | | :東方不敗の愛馬。馬ではあるが流派東方不敗を会得している。 |
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− | ===その他=== | + | === その他 === |
− | | |
| ;[[レイン・ミカムラ]] | | ;[[レイン・ミカムラ]] |
| :[[ヒロイン]]。ネオジャパンのサポートクルーで、メカニック兼医師。ドモンとは幼馴染。 | | :[[ヒロイン]]。ネオジャパンのサポートクルーで、メカニック兼医師。ドモンとは幼馴染。 |
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| :デスアーミー等を駆るデビルガンダムの尖兵。 | | :デスアーミー等を駆るデビルガンダムの尖兵。 |
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− | ===旧[[シャッフル同盟]]=== | + | === 旧[[シャッフル同盟]] === |
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| ;[[ブラック・ジョーカー]] / トリス・スルゲイレフ | | ;[[ブラック・ジョーカー]] / トリス・スルゲイレフ |
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| : | | : |
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− | ==登場メカ== | + | == 登場メカ == |
| スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。 | | スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。 |
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| *[[メカ&キャラクターリスト/T]] | | *[[メカ&キャラクターリスト/T]] |
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− | ===[[シャッフル同盟]]の[[モビルファイター]]=== | + | === [[シャッフル同盟]]の[[モビルファイター]] === |
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| ;[[シャイニングガンダム]] | | ;[[シャイニングガンダム]] |
| :ネオジャパンのガンダム。鎧武者のような外見をしており、ガンダムファイターの精神状態に応じてスーパーモードとなる。 | | :ネオジャパンのガンダム。鎧武者のような外見をしており、ガンダムファイターの精神状態に応じてスーパーモードとなる。 |
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| :ネオロシアのガンダム。秘密裏に捕獲した他国のガンダムの技術が使われ、屈指のパワーを誇る。 | | :ネオロシアのガンダム。秘密裏に捕獲した他国のガンダムの技術が使われ、屈指のパワーを誇る。 |
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− | ===その他の[[モビルファイター]]=== | + | === その他の[[モビルファイター]] === |
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| ;[[ガンダムシュピーゲル]] | | ;[[ガンダムシュピーゲル]] |
| :ネオドイツのガンダム。忍者のような機能を持つ強力な機体。 | | :ネオドイツのガンダム。忍者のような機能を持つ強力な機体。 |
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| :ネオスウェーデンのガンダム。某美少女戦士のような外見を持つ。後に[[ウォルターガンダム]]に変化。 | | :ネオスウェーデンのガンダム。某美少女戦士のような外見を持つ。後に[[ウォルターガンダム]]に変化。 |
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− | ===[[デビルガンダム]]=== | + | === [[デビルガンダム]] === |
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| ;[[デビルガンダム (第1形態)]] | | ;[[デビルガンダム (第1形態)]] |
| :アルティメットガンダムの名残を強く残す形態。 | | :アルティメットガンダムの名残を強く残す形態。 |
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| :触手の先端に巨大な[[デビルガンダム]]が取り付いている形状をしている。 | | :触手の先端に巨大な[[デビルガンダム]]が取り付いている形状をしている。 |
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− | ===[[デビルガンダム]]軍団=== | + | === [[デビルガンダム]]軍団 === |
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| ;[[マスターガンダム]] | | ;[[マスターガンダム]] |
| :ネオホンコンのガンダム。[[クーロンガンダム]]が変化。 | | :ネオホンコンのガンダム。[[クーロンガンダム]]が変化。 |
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| :[[DG細胞]]に侵された[[シャッフル同盟]]の機体。 | | :[[DG細胞]]に侵された[[シャッフル同盟]]の機体。 |
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− | ===旧[[シャッフル同盟]]の[[モビルファイター]]=== | + | === 旧[[シャッフル同盟]]の[[モビルファイター]] === |
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| ;シャッフル・ジョーカー、シャッフル・クラブ、シャッフル・スペード、シャッフル・ダイヤ | | ;シャッフル・ジョーカー、シャッフル・クラブ、シャッフル・スペード、シャッフル・ダイヤ |
| :ユニットアイコンのみの登場(『[[J]]』など)。 | | :ユニットアイコンのみの登場(『[[J]]』など)。 |
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− | ===[[モビルホース]]=== | + | === [[モビルホース]] === |
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| ;[[風雲再起 (モビルホース)]] | | ;[[風雲再起 (モビルホース)]] |
| : | | : |
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− | ===その他=== | + | === その他 === |
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| ;[[ライジングガンダム]] | | ;[[ライジングガンダム]] |
| :ネオジャパンのガンダム。MSに近い機体であり、ファイターの技量に拠らない固定武装が充実している。 | | :ネオジャパンのガンダム。MSに近い機体であり、ファイターの技量に拠らない固定武装が充実している。 |
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| :ユニットアイコンのみの登場(『[[J]]』など)。 | | :ユニットアイコンのみの登場(『[[J]]』など)。 |
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− | ===SRWオリジナル=== | + | === SRWオリジナル === |
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| ;[[デビルガンダムOG|デビルガンダム (ゴステロ吸収)]] | | ;[[デビルガンダムOG|デビルガンダム (ゴステロ吸収)]] |
| :『[[新]]』に登場する[[デビルガンダム]]。[[ゴステロ]]を吸収して更に進化した状態。 | | :『[[新]]』に登場する[[デビルガンダム]]。[[ゴステロ]]を吸収して更に進化した状態。 |
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| 他、ユニットとしては登場しないが、デビルガンダムが[[ギガノス機動要塞]]を取り込んだ「デビル機動要塞」(『[[A]]』)、[[マスドライバー]]を取り込んだ「デビルマスドライバー」(『[[MX]]』)が施設として登場している。 | | 他、ユニットとしては登場しないが、デビルガンダムが[[ギガノス機動要塞]]を取り込んだ「デビル機動要塞」(『[[A]]』)、[[マスドライバー]]を取り込んだ「デビルマスドライバー」(『[[MX]]』)が施設として登場している。 |
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− | ==用語== | + | == 用語 == |
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| ;[[ガンダムファイト]] | | ;[[ガンダムファイト]] |
| :各コロニーの代表者によって行われる[[モビルスーツ]]格闘戦。優勝したコロニーはその後4年間[[地球]]の支配権を得る。 | | :各コロニーの代表者によって行われる[[モビルスーツ]]格闘戦。優勝したコロニーはその後4年間[[地球]]の支配権を得る。 |
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| :「'''デビルガンダム細胞'''」の略。ナノマシン的な機能を持っており「自己進化」「自己再生」「自己増殖」の3大理論を実現する。 | | :「'''デビルガンダム細胞'''」の略。ナノマシン的な機能を持っており「自己進化」「自己再生」「自己増殖」の3大理論を実現する。 |
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− | ==楽曲== | + | == 楽曲 == |
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| ;オープニングテーマ | | ;オープニングテーマ |
| :;「Flying In The Sky」(前期) | | :;「Flying In The Sky」(前期) |
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| ::[[ゴッドガンダム]]の必殺技(爆熱ゴッドフィンガー、石破天驚拳など)のBGM。『新』『F』『F完結編』『64』『A』『IMPACT』『R』『MX』『J』『NEO』『OE』『T』で採用。スパロボではゴッドガンダムが関与する[[合体攻撃]]のBGMとしても採用。 | | ::[[ゴッドガンダム]]の必殺技(爆熱ゴッドフィンガー、石破天驚拳など)のBGM。『新』『F』『F完結編』『64』『A』『IMPACT』『R』『MX』『J』『NEO』『OE』『T』で採用。スパロボではゴッドガンダムが関与する[[合体攻撃]]のBGMとしても採用。 |
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− | ==登場作と扱われ方== | + | == 登場作と扱われ方 == |
| 初参戦は『[[第2次スーパーロボット大戦G]]』だが、それ以前に『[[第4次スーパーロボット大戦]]』における[[ロボット大図鑑]]の[[テキサスマック]]の項で「G○ンダム」と伏字で名前が挙げられており、『[[スーパーロボット大戦を一生楽しむ本|一生楽しむ本]]』でも「実は入ってた!? Gガ〇ダム」とネタにされていた。 | | 初参戦は『[[第2次スーパーロボット大戦G]]』だが、それ以前に『[[第4次スーパーロボット大戦]]』における[[ロボット大図鑑]]の[[テキサスマック]]の項で「G○ンダム」と伏字で名前が挙げられており、『[[スーパーロボット大戦を一生楽しむ本|一生楽しむ本]]』でも「実は入ってた!? Gガ〇ダム」とネタにされていた。 |
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| ユニット能力は一部例外を除いてガンダム系でありながらスーパー系並の火力を発揮し、主役機のゴッドガンダムや隠しユニット故の強さを持つマスターガンダム以外でも他のガンダム系主役機並の火力を持たされている事が多い。『[[スーパーロボット大戦64]]』から登場した[[合体攻撃]]の恩柄を大いに受けている作品で、ゴッドガンダム単独の参戦である『NEO』や『OE』以外の作品で必ず採用されている。 | | ユニット能力は一部例外を除いてガンダム系でありながらスーパー系並の火力を発揮し、主役機のゴッドガンダムや隠しユニット故の強さを持つマスターガンダム以外でも他のガンダム系主役機並の火力を持たされている事が多い。『[[スーパーロボット大戦64]]』から登場した[[合体攻撃]]の恩柄を大いに受けている作品で、ゴッドガンダム単独の参戦である『NEO』や『OE』以外の作品で必ず採用されている。 |
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− | ===[[旧シリーズ]]=== | + | === [[旧シリーズ]] === |
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| ;[[第2次スーパーロボット大戦G]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦G]] |
| :初参戦作品。放送直後の参戦。つまりは放送期間中に開発されたということもあり、イベントなどにはかなり力が入っている。 | | :初参戦作品。放送直後の参戦。つまりは放送期間中に開発されたということもあり、イベントなどにはかなり力が入っている。 |
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| :シュバルツと搭乗機のシュピーゲル、レインとライジングはスポット参戦。 | | :シュバルツと搭乗機のシュピーゲル、レインとライジングはスポット参戦。 |
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− | ===COMPACTシリーズ=== | + | === COMPACTシリーズ === |
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| ;[[スーパーロボット大戦IMPACT]] | | ;[[スーパーロボット大戦IMPACT]] |
| :移植元の『[[COMPACT2]]』にはなかった作品。デビルガンダムを追って地球へ、裏切るマスター、そして黒幕にウルベと大筋は原作と同じだが、ガンダムファイト自体が中止された設定ながらドモンとアレンビーが顔見知りで行動を共にしていたり、東方不敗がデビルガンダムを追うドモンたちに同行していたり(原作では一切接触がなかったアレンビーも彼のことを東方先生と呼んでいる)と、設定変更の都合上、原作と比して細部が大きく異なる。 | | :移植元の『[[COMPACT2]]』にはなかった作品。デビルガンダムを追って地球へ、裏切るマスター、そして黒幕にウルベと大筋は原作と同じだが、ガンダムファイト自体が中止された設定ながらドモンとアレンビーが顔見知りで行動を共にしていたり、東方不敗がデビルガンダムを追うドモンたちに同行していたり(原作では一切接触がなかったアレンビーも彼のことを東方先生と呼んでいる)と、設定変更の都合上、原作と比して細部が大きく異なる。 |
| :[[忍者]]繋がりで、シュバルツが[[飛影]]に救出されるイベントがある。エクセレンがドモンのファンで、一緒の部隊にいるキョウスケに彼のサインをねだるシーンもあるが、合流後の絡みは少ない。シャッフル同盟の仲間たちは未登場。 | | :[[忍者]]繋がりで、シュバルツが[[飛影]]に救出されるイベントがある。エクセレンがドモンのファンで、一緒の部隊にいるキョウスケに彼のサインをねだるシーンもあるが、合流後の絡みは少ない。シャッフル同盟の仲間たちは未登場。 |
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− | ===携帯機シリーズ=== | + | === 携帯機シリーズ === |
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| ;[[スーパーロボット大戦A]] | | ;[[スーパーロボット大戦A]] |
| :進め方によっては[[東方不敗マスター・アジア|マスター・アジア]]とアレンビーを仲間にすることが可能。 | | :進め方によっては[[東方不敗マスター・アジア|マスター・アジア]]とアレンビーを仲間にすることが可能。 |
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| :また、シャッフル同盟は5人強制出撃のシナリオがあるが、Gガンダム勢はどの分岐を選択しても[[主人公]]と同行するので、このゲームの「分岐時に別ルートに行ったパイロットのレベルは合流時に自軍パイロット上位16人の平均レベルになる」仕様を利用してのレベル上げができないという厄介な点がある。定期的に出撃させるか、新システムの[[交代]]を利用して、[[応援]]をかけた一撃で名有りパイロットを撃墜するなどしてレベルを上げておきたい。 | | :また、シャッフル同盟は5人強制出撃のシナリオがあるが、Gガンダム勢はどの分岐を選択しても[[主人公]]と同行するので、このゲームの「分岐時に別ルートに行ったパイロットのレベルは合流時に自軍パイロット上位16人の平均レベルになる」仕様を利用してのレベル上げができないという厄介な点がある。定期的に出撃させるか、新システムの[[交代]]を利用して、[[応援]]をかけた一撃で名有りパイロットを撃墜するなどしてレベルを上げておきたい。 |
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− | ===VXT三部作=== | + | === VXT三部作 === |
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| ;[[スーパーロボット大戦T]] | | ;[[スーパーロボット大戦T]] |
| :『NEO』以来約10年ぶりとなる据え置き機向けスパロボ参戦であり、B.B.スタジオ製タイトルへの参戦は当作品が初めてとなる(バンプレソフト時代を含めれば『R』以来)。シャッフル同盟の面々並びにアレンビーが『MX』以来、久々の登場となる。 | | :『NEO』以来約10年ぶりとなる据え置き機向けスパロボ参戦であり、B.B.スタジオ製タイトルへの参戦は当作品が初めてとなる(バンプレソフト時代を含めれば『R』以来)。シャッフル同盟の面々並びにアレンビーが『MX』以来、久々の登場となる。 |
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| :各ユニットとも火力こそ高いがその分消費ENが全体的に引き上げられており継戦能力は高くない。Ver.1.03よりEセーブEXが追加されたことである程度是正されている。 | | :各ユニットとも火力こそ高いがその分消費ENが全体的に引き上げられており継戦能力は高くない。Ver.1.03よりEセーブEXが追加されたことである程度是正されている。 |
| | | |
− | ===単独作品=== | + | === 単独作品 === |
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| ;[[新スーパーロボット大戦]] | | ;[[新スーパーロボット大戦]] |
| :ラスボスとしてオリジナル形態の[[デビルガンダム]]が登場、[[東方不敗マスター・アジア|マスター・アジア]]が[[異星人]]など本作[[オリジナル設定]]が存在。またキョウジは悪人のままであるなど珍しい要素が多い。本作のモビルファイターは格闘攻撃(〇〇ストライク)時には専用の攻撃グラフィックおよびダメージモーションによるカットインが挿入されるなど、当時にしては戦闘アニメにかなり力が入れられている。 | | :ラスボスとしてオリジナル形態の[[デビルガンダム]]が登場、[[東方不敗マスター・アジア|マスター・アジア]]が[[異星人]]など本作[[オリジナル設定]]が存在。またキョウジは悪人のままであるなど珍しい要素が多い。本作のモビルファイターは格闘攻撃(〇〇ストライク)時には専用の攻撃グラフィックおよびダメージモーションによるカットインが挿入されるなど、当時にしては戦闘アニメにかなり力が入れられている。 |
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| :内容面では期間限定イベントでデビルガンダムネタが使われる傾向が強い。 | | :内容面では期間限定イベントでデビルガンダムネタが使われる傾向が強い。 |
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− | ===関連作品=== | + | === 関連作品 === |
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| ;[[スーパーヒーロー作戦]] | | ;[[スーパーヒーロー作戦]] |
| :デビルガンダムが、ストーリー上極めて重要な存在として扱われている。 | | :デビルガンダムが、ストーリー上極めて重要な存在として扱われている。 |
| :ことあるごとに「デビルガンダムの仕業だ」「デビルガンダムなら〇〇することができる」という展開になるため、「困った時のデビルガンダム」と揶揄する声も。 | | :ことあるごとに「デビルガンダムの仕業だ」「デビルガンダムなら〇〇することができる」という展開になるため、「困った時のデビルガンダム」と揶揄する声も。 |
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− | ==各話リスト== | + | == 各話リスト == |
| 本放送前に「プロローグ」と称した前夜祭特番を3週にわたって放送、ホストはタレントのマイケル富岡と内山信二が務めた。制作スケジュール遅延に対しての措置とされている。 | | 本放送前に「プロローグ」と称した前夜祭特番を3週にわたって放送、ホストはタレントのマイケル富岡と内山信二が務めた。制作スケジュール遅延に対しての措置とされている。 |
| {| class="wikitable" | | {| class="wikitable" |
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| |} | | |} |
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− | ==商品情報== | + | == 商品情報 == |
− | ===[[Blu-ray]]=== | + | === [[Blu-ray]] === |
| <amazon>B01E8O4N2E</amazon><amazon>B01E8O4N4W</amazon> | | <amazon>B01E8O4N2E</amazon><amazon>B01E8O4N4W</amazon> |
− | ===[[DVD]]=== | + | === [[DVD]] === |
− | ====DVD BOX==== | + | ==== DVD BOX ==== |
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− | ====DVD==== | + | ==== DVD ==== |
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− | ==余談== | + | == 余談 == |
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| *主役機のデザインを担当した大河原邦男氏が、そのNGデザインのいくつかを再構成したのが次作『[[新機動戦記ガンダムW]]』の[[ウイングガンダム]]であると証言している。最終盤に登場するガンダム連合の中には次回作主人公であるウイングガンダム、漫画作品から出張してきた[[クロスボーン・ガンダムX1]]、そして[[ガンダム|初代ガンダム]]や[[V2ガンダム]]をはじめとする[[ガンダムタイプ|歴代ガンダム達]]、果ては[[ダイターン3]]や[[ザンボット3]]まで混ざっている。『超級!』では作者の島本氏繋がりで『LIVE A LIVE』(SRW未参戦)からブリキ大王がゲスト出演している。 | | *主役機のデザインを担当した大河原邦男氏が、そのNGデザインのいくつかを再構成したのが次作『[[新機動戦記ガンダムW]]』の[[ウイングガンダム]]であると証言している。最終盤に登場するガンダム連合の中には次回作主人公であるウイングガンダム、漫画作品から出張してきた[[クロスボーン・ガンダムX1]]、そして[[ガンダム|初代ガンダム]]や[[V2ガンダム]]をはじめとする[[ガンダムタイプ|歴代ガンダム達]]、果ては[[ダイターン3]]や[[ザンボット3]]まで混ざっている。『超級!』では作者の島本氏繋がりで『LIVE A LIVE』(SRW未参戦)からブリキ大王がゲスト出演している。 |
| *[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]Pがマンネリ化を防ぐためか参戦は『[[スーパーロボット大戦64]]』で最後にするとコメントしていたこともあり、一時期再参戦が絶望視されていた時期があった。その後ファンからの要望があったためか、『[[スーパーロボット大戦A|A]]』で久々に参戦を果たす事ができた。 | | *[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]Pがマンネリ化を防ぐためか参戦は『[[スーパーロボット大戦64]]』で最後にするとコメントしていたこともあり、一時期再参戦が絶望視されていた時期があった。その後ファンからの要望があったためか、『[[スーパーロボット大戦A|A]]』で久々に参戦を果たす事ができた。 |
| *寺田Pは『第2次』を『第2次G』としてリメイクするにあたり、『Gガンダム』と『Vガンダム』を追加参戦させるため当時スパロボを制作していたウィンキーソフトに相談するが、「Gガンダム? いやです。あれは今までのガンダムとは流れが違いますから」と回答された。この時は寺田Pの尽力でウィンキーソフトに『Gガンダム』のファンが増えたことで参戦を果たした<ref>『スーパーロボット大戦F プレイステーション版 完全攻略ガイド』169頁。</ref>が、『Gガンダム』はスパロボスタッフにとって使いにくい素材なのではないかと思われていた背景もある。 | | *寺田Pは『第2次』を『第2次G』としてリメイクするにあたり、『Gガンダム』と『Vガンダム』を追加参戦させるため当時スパロボを制作していたウィンキーソフトに相談するが、「Gガンダム? いやです。あれは今までのガンダムとは流れが違いますから」と回答された。この時は寺田Pの尽力でウィンキーソフトに『Gガンダム』のファンが増えたことで参戦を果たした<ref>『スーパーロボット大戦F プレイステーション版 完全攻略ガイド』169頁。</ref>が、『Gガンダム』はスパロボスタッフにとって使いにくい素材なのではないかと思われていた背景もある。 |
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− | ==脚注 == | + | == 脚注 == |
| <references /> | | <references /> |
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− | ==資料リンク== | + | == 資料リンク == |
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| *[[GUNDAM:機動武闘伝Gガンダム]] | | *[[GUNDAM:機動武闘伝Gガンダム]] |
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