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| :念動力者ではないものの、未覚醒とはいえサイコドライバーであるリュウセイを念で圧倒するなど、念の扱い方には通じているようだ。 | | :念動力者ではないものの、未覚醒とはいえサイコドライバーであるリュウセイを念で圧倒するなど、念の扱い方には通じているようだ。 |
| :;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]] | | :;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]] |
− | ::概ね『[[スーパーロボット大戦α|α]]』と同じだが、ラオデキヤに粛清されるルートが追加された。 | + | ::概ね『α』と同じだが、ラオデキヤに粛清されるルートが追加された。 |
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| === [[OGシリーズ]] === | | === [[OGシリーズ]] === |
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| === [[特殊技能]](特殊スキル) === | | === [[特殊技能]](特殊スキル) === |
| ;[[スーパーロボット大戦α|α]] | | ;[[スーパーロボット大戦α|α]] |
− | :'''[[天才]]、[[底力]]、[[切り払い|切り払いL9]]''' | + | :'''[[天才]]、[[底力]]、[[切り払い]]L9''' |
| :高レベルの切り払いと底力、高い能力でスペックだけ見れば強いボスには違いないが、復帰した[[イングラム・プリスケン|イングラム]]と[[ロンド・ベル]]の敵ではない。当時の天才がレベルアップに必要な経験値が減少する効果のため、死に技能と化してる点も惜しい。ジュデッカに乗り換えると切り払いも死に技能となる。何故か、[[念動力]]を習得していない。多数のイベントで自身の念を放つ等、能力があるように思わせる描写があったのだが、ゴッツォ家には念動力の素養が小さいうえ、能力持ちは全員人造人間なのである意味当然か。 | | :高レベルの切り払いと底力、高い能力でスペックだけ見れば強いボスには違いないが、復帰した[[イングラム・プリスケン|イングラム]]と[[ロンド・ベル]]の敵ではない。当時の天才がレベルアップに必要な経験値が減少する効果のため、死に技能と化してる点も惜しい。ジュデッカに乗り換えると切り払いも死に技能となる。何故か、[[念動力]]を習得していない。多数のイベントで自身の念を放つ等、能力があるように思わせる描写があったのだが、ゴッツォ家には念動力の素養が小さいうえ、能力持ちは全員人造人間なのである意味当然か。 |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]] |
− | :'''[[念動力|念動力L9]]、[[2回行動]]、[[底力|底力L8]]、[[気力+ (ダメージ)]]、[[気力限界突破]]、[[リベンジ]]''' | + | :'''[[念動力]]L9、[[2回行動]]、[[底力]]L8、[[気力+ (ダメージ)]]、[[気力限界突破]]、[[リベンジ]]''' |
| :念動力を習得した。といっても本人の念動力でなく、イーグレット・イング並びにイルイの念を操っているだけに過ぎない<ref>ユーゼスもシヴァーも強力な念動力者でなく、外部から念者を操っているに過ぎないため「念動フィールド」までは展開できない様子。</ref>。[[ケイサル・エフェス (人物)|ケイサル・エフェス]]を攻撃寄りにしたような構成で、[[アダマトロン]]の能力が絡むと非常に手強い相手になる。ただしそのアダマトロンは[[念動フィールド]]を所持していないため、念動力は命中回避補正しか効果を発揮していない。一方で天才を失っているが、ゲームバランス抜きに考えると、本作のユーゼスの計画に穴が多いことを現しているのかもしれない。 | | :念動力を習得した。といっても本人の念動力でなく、イーグレット・イング並びにイルイの念を操っているだけに過ぎない<ref>ユーゼスもシヴァーも強力な念動力者でなく、外部から念者を操っているに過ぎないため「念動フィールド」までは展開できない様子。</ref>。[[ケイサル・エフェス (人物)|ケイサル・エフェス]]を攻撃寄りにしたような構成で、[[アダマトロン]]の能力が絡むと非常に手強い相手になる。ただしそのアダマトロンは[[念動フィールド]]を所持していないため、念動力は命中回避補正しか効果を発揮していない。一方で天才を失っているが、ゲームバランス抜きに考えると、本作のユーゼスの計画に穴が多いことを現しているのかもしれない。 |
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| === αシリーズ === | | === αシリーズ === |
− | '''[[スーパーロボット大戦α|PS版α]]'''
| + | ;[[スーパーロボット大戦α|PS版α]] |
− | ;「まあ、いい。だが、イングラムよ……これだけは忘れるな」<br />「宇宙で漂流していたお前を救い、新たな命と知識、力を与えたのはこのユーゼス=ゴッツォだという事をな」 | + | : |
− | :『[[スーパーロボット大戦α|α]]』第42話「アクシズからの使者」におけるイングラムとの会話にて。『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』でイングラムが語った話と合わせると「SHO」エンディング後のイングラムは因果律の歪みに気付いて原因を探して様々な平行世界を巡り、ついにケイサル・エフェスが居るこの世界を探り当てたものの、それを察知したケイサル・エフェスも行動を起こし、イングラムが単身で宇宙を漂流してユーゼスが捕獲するよう手を回したということらしい。 | + | :;「まあ、いい。だが、イングラムよ……これだけは忘れるな」<br />「宇宙で漂流していたお前を救い、新たな命と知識、力を与えたのはこのユーゼス=ゴッツォだという事をな」 |
− | ;「メガノイド計画…そうか、お前が破嵐創造の…」<br />「我が帝国監察軍が地球圏を制圧したあかつきには、私がお前の父親の遺志を継ぎ地球人をメガノイド化するも良かろう」 | + | ::第42話「アクシズからの使者」におけるイングラムとの会話にて。『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』でイングラムが語った話と合わせると「SHO」エンディング後のイングラムは因果律の歪みに気付いて原因を探して様々な平行世界を巡り、ついにケイサル・エフェスが居るこの世界を探り当てたものの、それを察知したケイサル・エフェスも行動を起こし、イングラムが単身で宇宙を漂流してユーゼスが捕獲するよう手を回したということらしい。 |
− | :『α』第59話「クロス・ターゲット」で[[破嵐万丈]]と初対面した時の台詞。『α』におけるユーゼスの性格(3万人のサイキッカーに対し、作戦に必要な脳髄だけ取り出して保管する)を考えると、本当に実行しそうで怖い。 | + | :;「メガノイド計画…そうか、お前が破嵐創造の…」<br />「我が帝国監察軍が地球圏を制圧したあかつきには、私がお前の父親の遺志を継ぎ地球人をメガノイド化するも良かろう」 |
− | ;(…STMCによってあの忌々しい本星の連中が消滅すれば、私の計画にとって都合は良いが…奴らは50万年前に我が帝国とほぼ同等の規模を持ったプロトカルチャーを全滅させているのだ…)<br />(もっとも、その事実を知っているのはバルマー本星にあった外典を解読した私と…霊帝しかいないはず…) | + | ::第59話「クロス・ターゲット」で[[破嵐万丈]]と初対面した時の台詞。『α』におけるユーゼスの性格(3万人のサイキッカーに対し、作戦に必要な脳髄だけ取り出して保管する)を考えると、本当に実行しそうで怖い。 |
− | :『α』第65話「ギア・オブ・デスティニー」にて、ラオデキヤが[[宇宙怪獣|STMC]]を甘く見過ぎている事についての彼のモノローグで。ユーゼスはバルマーに現存する外典を解読した事で、仮にズフィルードを出そうとそう簡単に勝てはしないと思っていた。 | + | :;(…STMCによってあの忌々しい本星の連中が消滅すれば、私の計画にとって都合は良いが…奴らは50万年前に我が帝国とほぼ同等の規模を持ったプロトカルチャーを全滅させているのだ…)<br />(もっとも、その事実を知っているのはバルマー本星にあった外典を解読した私と…霊帝しかいないはず…) |
− | ;「それに、2年間の偵察でお前達は銀河系の中でも危険な存在になりつつあることが判明している」<br />「…一定の文明レベルに到達していながらも、未だに自分達の母星を汚染し続け…数多くの勢力は戦いを広げており、それらが統一される兆しも見られない」<br />「さらに、ゲッター線、オーラ力、EVA、トロニウム、サイコドライバーといった危険な力を有しながらも…それらを自らの手で制御できていない。お前達は兵器としては優秀だが、知的生命体としてのレベルは低いのだよ」<br />「このまま、お前達を放置すれば、ゼントラーディのような戦闘集団に成長する恐れがある。そして、それはこの銀河系の秩序を乱す要因となるのだ」 | + | ::第65話「ギア・オブ・デスティニー」にて、ラオデキヤが[[宇宙怪獣|STMC]]を甘く見過ぎている事についての彼のモノローグで。ユーゼスはバルマーに現存する外典を解読した事で、仮にズフィルードを出そうとそう簡単に勝てはしないと思っていた。 |
− | :『α』第66話より。[[ウェンドロ・ボルクェーデ|ウェンドロ]]と似たような言いまわしであるが、[[αシリーズ]]は地球由来の技術が大半の[[OGシリーズ]]や[[旧シリーズ]]と異なり、本当に宇宙を滅ぼしかねない機体やエネルギーが揃っているため、一概に詭弁とは言えない。 | + | :;「それに、2年間の偵察でお前達は銀河系の中でも危険な存在になりつつあることが判明している」<br />「…一定の文明レベルに到達していながらも、未だに自分達の母星を汚染し続け…数多くの勢力は戦いを広げており、それらが統一される兆しも見られない」<br />「さらに、ゲッター線、オーラ力、EVA、トロニウム、サイコドライバーといった危険な力を有しながらも…それらを自らの手で制御できていない。お前達は兵器としては優秀だが、知的生命体としてのレベルは低いのだよ」<br />「このまま、お前達を放置すれば、ゼントラーディのような戦闘集団に成長する恐れがある。そして、それはこの銀河系の秩序を乱す要因となるのだ」 |
− | ;「それも私だ」 | + | ::第66話より。[[ウェンドロ・ボルクェーデ|ウェンドロ]]と似たような言いまわしであるが、[[αシリーズ]]は地球由来の技術が大半の[[OGシリーズ]]や[[旧シリーズ]]と異なり、本当に宇宙を滅ぼしかねない機体やエネルギーが揃っているため、一概に詭弁とは言えない。 |
− | :『α』最終話、劇中で起こった様々な事象への干渉を認めて。ユーゼスを象徴するあまりにも有名な台詞。 | + | :;「それも私だ」 |
− | :『α』の作中に起こったいくつもの事件の多くがユーゼスが黒幕として動いた結果だったという設定なのだが、どう干渉したかについて具体的なことは特に明かさず、この一言のみで済ませていた為、ご都合主義かつ強引なシナリオだと『α』発売時は批判的な意味でやり玉に挙げられていた。 | + | ::最終話、劇中で起こった様々な事象への干渉を認めて。ユーゼスを象徴するあまりにも有名な台詞。 |
− | :現在では批判も沈静化し、もっぱらネット上では「拾うことが難しいような伏線もこの一言で全ての辻褄が合い、どんな大きな風呂敷も畳むことができる魔法の言葉」というようなネタとして使われており、公式でも『第3次α』で[[シヴァー・ゴッツォ|シヴァー]]も発言し、[[クォヴレー・ゴードン|クォヴレー]]もアレンジして使っている。 | + | ::『α』の作中に起こったいくつもの事件の多くがユーゼスが黒幕として動いた結果だったという設定なのだが、どう干渉したかについて具体的なことは特に明かさず、この一言のみで済ませていた為、ご都合主義かつ強引なシナリオだと『α』発売時は批判的な意味でやり玉に挙げられていた。 |
− | :『[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]』でも似たようなやりとりが行われている。 | + | ::現在では批判も沈静化し、もっぱらネット上では「拾うことが難しいような伏線もこの一言で全ての辻褄が合い、どんな大きな風呂敷も畳むことができる魔法の言葉」というようなネタとして使われており、公式でも『第3次α』で[[シヴァー・ゴッツォ|シヴァー]]も発言し、[[クォヴレー・ゴードン|クォヴレー]]もアレンジして使っている。 |
− | ;「惜しいな。ゲッターの力を使えば全宇宙を支配する事すら可能だというものを…」 | + | ::『[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]』でも似たようなやりとりが行われている。 |
− | :[[ゲッターチーム]]と戦闘する時の台詞。[[ゲッター線]]と[[ゲッターエンペラー]]の存在の事を言っていると思われる。 | + | :;「惜しいな。ゲッターの力を使えば全宇宙を支配する事すら可能だというものを…」 |
− | ;「ここまでの抵抗は全て予想通りだ。私の計算が正しいか、諸君らがそれ以上の力を発揮するか。二つに一つ…互いに己の運命を見極めようではないか」<br />「フフフ…どうした? お前達がその程度なら…まだ私も終わるわけにはいかぬ」<br />「まだまだだな…この期に及んで私を失望させるな。全力でかかってくるのだ…」<br />「そうだ…その力だ。では、もう一度だけその力を出し切る機会を与えてやろう…フフフ」 | + | ::[[ゲッターチーム]]と戦闘する時の台詞。[[ゲッター線]]と[[ゲッターエンペラー]]の存在の事を言っていると思われる。 |
− | :精神コマンド「[[ド根性]]」使用時の台詞。[[ケイサル・エフェス (人物)|真の霊帝]]を倒せそうな見込みがあるなら、自分が死んでもそれはそれで良しということだろうか。なお、アストラナガンを撃破した場合の呪縛から解放されたイングラムの最期の言葉も「…そうだ。その力だ…」。 | + | :;「ここまでの抵抗は全て予想通りだ。私の計算が正しいか、諸君らがそれ以上の力を発揮するか。二つに一つ…互いに己の運命を見極めようではないか」<br />「フフフ…どうした? お前達がその程度なら…まだ私も終わるわけにはいかぬ」<br />「まだまだだな…この期に及んで私を失望させるな。全力でかかってくるのだ…」<br />「そうだ…その力だ。では、もう一度だけその力を出し切る機会を与えてやろう…フフフ」 |
− | ;「死ぬと分かっていながら立ち向かう…悲しい性だな」 | + | ::精神コマンド「[[ド根性]]」使用時の台詞。[[ケイサル・エフェス (人物)|真の霊帝]]を倒せそうな見込みがあるなら、自分が死んでもそれはそれで良しということだろうか。なお、アストラナガンを撃破した場合の呪縛から解放されたイングラムの最期の言葉も「…そうだ。その力だ…」。 |
− | :中破ダメージの被弾台詞。呟くような言い方が意味深。因果律によって運命付けられた死を予見していたような最期の言葉から考えると、自分自身に向けられているのかもしれない。シヴァーにも同じ台詞がある。 | + | :;「死ぬと分かっていながら立ち向かう…悲しい性だな」 |
− | ;「ふはははは……見事だ!! だがこれで私の計画が終わったわけではない! ふははは!!」 | + | ::中破ダメージの被弾台詞。呟くような言い方が意味深。因果律によって運命付けられた死を予見していたような最期の言葉から考えると、自分自身に向けられているのかもしれない。シヴァーにも同じ台詞がある。 |
− | :撃墜時の台詞だが、戦闘中の台詞にしてはかなりの長さを誇り、大友氏のボイスもセットでプレイヤーの不安を煽る。更に『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS|OGS]]』で追加されたプロローグシーンでユーゼスが登場したため、彼の言葉通り『第2次OG』で彼の計画は続く事となった。<br />このαシリーズで彼は再登場する事は無かったが、『[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC版α]]』では普通に再登場するのでこの台詞も謎ではない扱いに。 | + | :;「ふはははは……見事だ!! だがこれで私の計画が終わったわけではない! ふははは!!」 |
− | ;「ク、ククク…やはり…この宇宙でも因果の鎖から逃れることはできなかったか…だが…私が消滅しても…計画どおりに事が進む…」<br />「そして、私を倒すことにより、お前達はこの銀河系の危険分子として我が帝国に認識されることになる…」<br />「それに、ラオデキヤ艦隊は…ゼ=バルマリィ帝国のほんの一勢力に過ぎん」<br />「我が帝国は…お前達が考えている以上に…強大だ…」<br />「フ、フフフ…どうやらここまでのようだな……お前達が銀河の秩序を破壊する様を…因果地平の彼方から見させてもらうぞ…フ、フフフ…フハハハハハ!!」 | + | ::撃墜時の台詞だが、戦闘中の台詞にしてはかなりの長さを誇り、大友氏のボイスもセットでプレイヤーの不安を煽る。更に『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS|OGS]]』で追加されたプロローグシーンでユーゼスが登場したため、彼の言葉通り『第2次OG』で彼の計画は続く事となった。 |
− | :PS版『α』最終話で倒された時の台詞。途中に入る沈黙や、「'''この宇宙でも'''」という言葉の意味だが、『第2次OG』の動向を見る限り、全ての世界において「ユーゼス・ゴッツォ」として虚億を引き継いでいるようだが、そこからすると、どうやらαのユーゼスは無駄と知りつつCPSを使い、調停者になろうとしていたらしい。ちなみに「計画」というのは[[ケイサル・エフェス (人物)|ケイサル・エフェス]]打倒のことで、調停者となれたなら自分が、叶わぬならばロンド・ベルがそれを果たすということになる。この台詞からすると、こちらのユーゼスは解脱の方はあくまでついでであり、むしろ霊帝打倒の方を重要視していた節がある。なお、この時点でのバルマー帝国はユーゼスの言った通りに強大な力を持った軍隊であったが、『第3次α』では版権絡みの大幅なシナリオ変更によって、滅亡寸前まで衰退しているという驚愕の事態に陥った事が実に残念である。 | + | ::このαシリーズで彼は再登場する事は無かったが、『[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC版α]]』では普通に再登場するのでこの台詞も謎ではない扱いに。 |
− | | + | :;「ク、ククク…やはり…この宇宙でも因果の鎖から逃れることはできなかったか…だが…私が消滅しても…計画どおりに事が進む…」<br />「そして、私を倒すことにより、お前達はこの銀河系の危険分子として我が帝国に認識されることになる…」<br />「それに、ラオデキヤ艦隊は…ゼ=バルマリィ帝国のほんの一勢力に過ぎん」<br />「我が帝国は…お前達が考えている以上に…強大だ…」<br />「フ、フフフ…どうやらここまでのようだな……お前達が銀河の秩序を破壊する様を…因果地平の彼方から見させてもらうぞ…フ、フフフ…フハハハハハ!!」 |
− | '''[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC版α]]'''
| + | ::最終話で倒された時の台詞。途中に入る沈黙や、「'''この宇宙でも'''」という言葉の意味だが、『第2次OG』の動向を見る限り、全ての世界において「ユーゼス・ゴッツォ」として虚億を引き継いでいるようだが、そこからすると、どうやらαのユーゼスは無駄と知りつつCPSを使い、調停者になろうとしていたらしい。ちなみに「計画」というのは[[ケイサル・エフェス (人物)|ケイサル・エフェス]]打倒のことで、調停者となれたなら自分が、叶わぬならばロンド・ベルがそれを果たすということになる。この台詞からすると、こちらのユーゼスは解脱の方はあくまでついでであり、むしろ霊帝打倒の方を重要視していた節がある。なお、この時点でのバルマー帝国はユーゼスの言った通りに強大な力を持った軍隊であったが、『第3次α』では版権絡みの大幅なシナリオ変更によって、滅亡寸前まで衰退しているという驚愕の事態に陥った事が実に残念である。 |
− | ;「…何故だ? 何故、お前が復活している…?」 | + | : |
− | :ズフィルードを起動させたラオデキヤに驚く。前ステージでジュデッカを破壊したとき「手応えがなさすぎる」「まだ念が感じられる」とみな口々に言っていていかにもまだ生きていそうな前振りではあったが、それでも、むしろお前こそ何故復活していると感じる場面。 | + | ;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC版α]] |
− | ;「…フ、フフフ……こ、この私が…操り人形…私が作り出したイングラム=プリスケン、そしてヴィレッタ=バディムと同等の存在に過ぎなかったというのか…!」<br />「ならば…残りの因子を全て集め、クロスゲート・パラダイム・システムを以って貴様と霊帝の存在を消し去ってくれる!」 | + | : |
− | :『DC版α』にてオリジナルのラオデキヤによって野心を全て見透かされ、「所詮は霊帝の操り人形」と切って捨てられた際の台詞。最後の「因子を集める」というのがどういう意味なのか不明だが、直後の展開を見るとどうやら因子が足りなかったようだ。 | + | :;「…何故だ? 何故、お前が復活している…?」 |
− | ;「…ば、馬鹿な…この私が…全能なる調停者たる…このユーゼス=ゴッツォが…!…このユーゼス=ゴッツォが…!地球人や人造人間…ごときに…倒されるはずがない…!わ、私は…全ての因果律を操作して……この宇…宙…を……そ…して…今度…こそ…今度こ…そ…… 我が……う…ん…めい……を……」 | + | ::ズフィルードを起動させたラオデキヤに驚く。前ステージでジュデッカを破壊したとき「手応えがなさすぎる」「まだ念が感じられる」とみな口々に言っていていかにもまだ生きていそうな前振りではあったが、それでも、むしろお前こそ何故復活していると感じる場面。 |
− | :上記の台詞の後、ラオデキヤに粛清されて。『PS版α』の面影など全くない。ある意味プレイヤーの溜飲が下がる瞬間かもしれない。こちらにも意味深なフレーズがあるが、真相は闇の中である。ユーゼスもイングラム同様、何かに執念を燃やしてはその直前に散る、という結末を背負っているのだろうか。果たしてユーゼスの「運命」とは……。 | + | :;「…フ、フフフ……こ、この私が…操り人形…私が作り出したイングラム=プリスケン、そしてヴィレッタ=バディムと同等の存在に過ぎなかったというのか…!」<br />「ならば…残りの因子を全て集め、クロスゲート・パラダイム・システムを以って貴様と霊帝の存在を消し去ってくれる!」 |
| + | ::オリジナルのラオデキヤによって野心を全て見透かされ、「所詮は霊帝の操り人形」と切って捨てられた際の台詞。最後の「因子を集める」というのがどういう意味なのか不明だが、直後の展開を見るとどうやら因子が足りなかったようだ。 |
| + | :;「…ば、馬鹿な…この私が…全能なる調停者たる…このユーゼス=ゴッツォが…!…このユーゼス=ゴッツォが…!地球人や人造人間…ごときに…倒されるはずがない…!わ、私は…全ての因果律を操作して……この宇…宙…を……そ…して…今度…こそ…今度こ…そ…… 我が……う…ん…めい……を……」 |
| + | ::上記の台詞の後、ラオデキヤに粛清されて。『PS版α』の面影など全くない。ある意味プレイヤーの溜飲が下がる瞬間かもしれない。こちらにも意味深なフレーズがあるが、真相は闇の中である。ユーゼスもイングラム同様、何かに執念を燃やしてはその直前に散る、という結末を背負っているのだろうか。果たしてユーゼスの「運命」とは……。 |
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| === OGシリーズ === | | === OGシリーズ === |
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| :会話イベントを全部終える前に無理やり撃墜するとこの台詞がでる。もっともチートでも使わないと無理なレベルなので実質没セリフ。イング脱出直後に「オンリー・ワン・クラッシュ」狙いで何とかいけるか? と言うレベルだろうか。 | | :会話イベントを全部終える前に無理やり撃墜するとこの台詞がでる。もっともチートでも使わないと無理なレベルなので実質没セリフ。イング脱出直後に「オンリー・ワン・クラッシュ」狙いで何とかいけるか? と言うレベルだろうか。 |
| :後述の台詞に対し、こちらは辛うじて絶対者としての威厳を保っている印象である。 | | :後述の台詞に対し、こちらは辛うじて絶対者としての威厳を保っている印象である。 |
− | ;「こ、こんな<ruby><rb>宿命</rb><rt>さだめ</rt></ruby>ぇぇぇぇぇっ!!」 | + | ;「こ、こんな宿命(さだめ)ぇぇぇぇぇっ!!」 |
| :撃墜時の台詞。文章では分かり辛いが声が裏返ってしまっているため、超然としていた今までのイメージが崩壊した瞬間である。 | | :撃墜時の台詞。文章では分かり辛いが声が裏返ってしまっているため、超然としていた今までのイメージが崩壊した瞬間である。 |
| :なお、[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン|直後の戦い]]においても[[キナハ・ソコンコ|似たような叫びをあげた人物]]が登場した。 | | :なお、[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン|直後の戦い]]においても[[キナハ・ソコンコ|似たような叫びをあげた人物]]が登場した。 |
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| 当該作品において、クロスゲートの検出方法が見いだせず悩んでいるユーゼスのもとに、並行世界からラオデキヤが現れ、ジュデッカの機体フレームのデータを与えている。『[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]』において多くの事象が判明した今となってもなお、この行動の意味は全くわかっていない。ちなみに当時のラオデキヤとのやり取りはこうなる。 | | 当該作品において、クロスゲートの検出方法が見いだせず悩んでいるユーゼスのもとに、並行世界からラオデキヤが現れ、ジュデッカの機体フレームのデータを与えている。『[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]』において多くの事象が判明した今となってもなお、この行動の意味は全くわかっていない。ちなみに当時のラオデキヤとのやり取りはこうなる。 |
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− | '''ユーゼス「……お前は?」<br />ラオデキヤ「余は……ラオデキヤ=ジュデッカ=ゴッツォ」<br />ユーゼス「ゴッツォ……? 私と同じ名……何者だ?」<br />ラオデキヤ「次元を越え、平行宇宙を越え、お前と因果律で結ばれた者。余は別の宇宙でお前に造り出された者……そしてお前はこの宇宙で余に造り出される者……余とお前は平行宇宙を超えた因果の鎖で結ばれている。我々は運命共同体なのだ」<br/>ユーゼス「運命共同体だと……お前は一体何をしに現れた?」<br />ラオデキヤ「お前へ啓示を与えに。別次元での余という存在を確立させるために…お前のシステムをより完全なものに近づけてやる」<br />ユーゼス「クロスゲート・パラダイム・システムをか!?」<br />ラオデキヤ「そうだ。このズフィルード…ジュデッカの機体フレームを…使えば時空を超えることが出来る。そしてお前の目的を、野望を達成するがいい。その行為は別の宇宙に存在するお前と余の存在を…確立することになる…」'''
| + | <blockquote> |
| + | ユーゼス「……お前は?」<br />ラオデキヤ「余は……ラオデキヤ=ジュデッカ=ゴッツォ」<br />ユーゼス「ゴッツォ……? 私と同じ名……何者だ?」<br />ラオデキヤ「次元を越え、平行宇宙を越え、お前と因果律で結ばれた者。余は別の宇宙でお前に造り出された者……そしてお前はこの宇宙で余に造り出される者……余とお前は平行宇宙を超えた因果の鎖で結ばれている。我々は運命共同体なのだ」<br/>ユーゼス「運命共同体だと……お前は一体何をしに現れた?」<br />ラオデキヤ「お前へ啓示を与えに。別次元での余という存在を確立させるために…お前のシステムをより完全なものに近づけてやる」<br />ユーゼス「クロスゲート・パラダイム・システムをか!?」<br />ラオデキヤ「そうだ。このズフィルード…ジュデッカの機体フレームを…使えば時空を超えることが出来る。そしてお前の目的を、野望を達成するがいい。その行為は別の宇宙に存在するお前と余の存在を…確立することになる…」</blockquote> |
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| これによりジュデッカからタイムマシン、ズフィルードから[[ズフィルード・クリスタル]]を得ることになり、ユーゼスの野望は推し進められる。 | | これによりジュデッカからタイムマシン、ズフィルードから[[ズフィルード・クリスタル]]を得ることになり、ユーゼスの野望は推し進められる。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *ユーゼスの名前の由来は「ウルトラマンを追う者」で、「ユー」が「Ultra」のU、「ゼス」が強い興味、関心を意味する「ゼスト」に由来している。 | + | *ユーゼスの名前の由来は「ウルトラマンを追いかける者」<ref>双葉社『スーパーヒーロー作戦 特捜ファイル』158頁。</ref>で、「ユー」が「Ultra」のU、「ゼス」が強い興味、関心を意味する「ゼスト」に由来している。 |
| *彼のつけている「仮面」はウルトラマンの偽物を演じた「ザラブ星人」をモチーフにしており、目元の輪郭がより鋭利に尖った辺りが当てはまる。 | | *彼のつけている「仮面」はウルトラマンの偽物を演じた「ザラブ星人」をモチーフにしており、目元の輪郭がより鋭利に尖った辺りが当てはまる。 |
| *『[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ|DW]]』最終戦でイングラムの肉体を完全に乗っ取ったが、その声は『[[スーパーロボット大戦α|α]]』でユーゼスを担当した大友氏ではなく、乃村健次氏が演じており、クレジットでは「仮面の男」となっていた。当時はキャスト変更の理由は不明だったが、『[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]』の設定を鑑みると若い頃と年を取った姿という違いがあるため声が違うということになる。 | | *『[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ|DW]]』最終戦でイングラムの肉体を完全に乗っ取ったが、その声は『[[スーパーロボット大戦α|α]]』でユーゼスを担当した大友氏ではなく、乃村健次氏が演じており、クレジットでは「仮面の男」となっていた。当時はキャスト変更の理由は不明だったが、『[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]』の設定を鑑みると若い頃と年を取った姿という違いがあるため声が違うということになる。 |