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=== 来歴 ===
 
=== 来歴 ===
 
==== アセム編 ====
 
==== アセム編 ====
ガンダムAGE-1及びAGEシステムの奪取を目的とするため、[[コロニー]]・トルディアへと潜入。その際に身分を偽り学生として転入し、アスノ家の人間であるアセムへと接触を図るが、部活動「[[モビルスーツ|MS]]クラブ」を通して[[友情]]を感じていき戸惑うようになる。
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ガンダムAGE-1及びAGEシステムの奪取を目的とするため、[[コロニー]]・トルディアへと潜入。その際に身分を偽りスージー・マスコビー・ハイスクールの学生として転入し、アスノ家の人間であるアセムへと接触を図るが、部活動「[[モビルスーツ|MS]]クラブ」を通して[[友情]]を感じていき戸惑うようになる。
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卒業式の日に、自身の正体を晒し決別。その後は連邦軍へ入隊したアセムと多く交戦する。当初は自身の操縦技術の高さと[[Xラウンダー]]能力も相まって、アセムを圧倒していたが、次第に追いつかれるようになる。最終決戦では移動要塞ダウネスが[[地球]]へと落下し始めたため、アセムと共闘し食い止めるものの、大気圏へと突入。その際に、ドール・フロストに庇われ一命を取り留める。その後はイゼルカントの元でコールドスリープへと入った。
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転入して一年半後の卒業式の日に、自身の正体を晒し決別。その後は連邦軍へ入隊したアセムと多く交戦する。当初は自身の操縦技術の高さと[[Xラウンダー]]能力も相まって、アセムを圧倒していたが、次第に追いつかれるようになる。最終決戦では移動要塞ダウネスが[[地球]]へと落下し始めたため、アセムと共闘し食い止めるものの、大気圏へと突入。その際に、ドール・フロストに庇われ一命を取り留める。その後はイゼルカントの元でコールドスリープへと入った。
    
==== キオ編・三世代編 ====
 
==== キオ編・三世代編 ====
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
=== アセム編 ===
 
=== アセム編 ===
;「アセム、お前とは、あのまま友達でいられたかもしれない。だが、俺には戦士として背負うものがある。譲る事の出来ない、戦う理由がある。」
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;「あそこには、私の欲していたものがあったのかもしれない…」<br/>「だが、私は…故郷の惨状を忘れてはいない。かりそめの安らぎなど、戦士には不要だ!」
;「お前にはあるのか? それ程の覚悟が! 俺だと知ってお前は撃てるのか!?」
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:第18話より。卒業式の日、搭乗するゼダスRのモニターに映るスージー・マスコビー・ハイスクールを眺めて。学生として一年半をすごした母校での思い出を振り切り、ゼハートは[[ヴェイガン]]の戦士へと戻る。
;「お前のような優しい奴は戦うべきじゃない…!」
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:ちなみにゼハートは、第18話において郊外でMSの戦闘を行い、母校をMSの戦闘に巻き込まないように配慮している<ref>一方、『MOE』ではゼハート達の母校スージー・マスコビー・ハイスクールが[[ヴェイガン]]に直接襲撃を受け、炎上してしまう事になる。</ref>。
:第18話より。卒業式の日に、アセムに正体を明かしての発言。これから戦いになれば友達同士でも戦わなければならず、ゼハートなりにも彼を[[説得]]する。
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;「アセム、お前とは、あのまま友達でいられたかもしれない。だが、俺には戦士として背負うものがある。譲る事の出来ない、戦う理由がある。」<br/>「お前にはあるのか? それ程の覚悟が! 俺だと知ってお前は撃てるのか!?」<br/>「お前のような優しい奴は戦うべきじゃない…!」
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:同上話。アセムに自らの正体を明かしての発言。これから戦いになれば友達同士でも戦わなければならず、ゼハートなりにも彼を[[説得]]する。
 
:アセムの優しさを知っているからこその言葉だったが…。
 
:アセムの優しさを知っているからこその言葉だったが…。
;「これが、[[Xラウンダー]]の力だ。お前が戦いに向かないのは甘さだけじゃない。」
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;「これが、[[Xラウンダー]]の力だ。お前が戦いに向かないのは甘さだけじゃない。」<br/>「アセム…''二度と俺の前に現れるな…。''」
;「アセム…''二度と俺の前に現れるな…。''」
   
:第20話にてアセムのガンダムAGE-2を圧倒し、こう言い残して去って行った。
 
:第20話にてアセムのガンダムAGE-2を圧倒し、こう言い残して去って行った。
 
:力の違いを見せつけてでもアセムを戦いから遠ざけようとする友としてのせめてもの情けだったが、皮肉にもこれがアセムの苦悩の始まりになってしまう。
 
:力の違いを見せつけてでもアセムを戦いから遠ざけようとする友としてのせめてもの情けだったが、皮肉にもこれがアセムの苦悩の始まりになってしまう。
 
;「私は、戦いに生きるべき宿命を背負っている。しかし、お前は違う。戦わない道を選択できる。」<br />「お前はお前のままでいられる。優しい、わたしが好きだった友達のアセムのまま。」
 
;「私は、戦いに生きるべき宿命を背負っている。しかし、お前は違う。戦わない道を選択できる。」<br />「お前はお前のままでいられる。優しい、わたしが好きだった友達のアセムのまま。」
 
:第24話。ソロンシティにてアセムと再会、再度軍を抜ける様に説得する。この時はゼハートも笑顔で接している。しかし、今のアセムは精神的に追い詰められており、ゼハートの言葉は届かず逆に嫉妬心をぶつけられてしまう。
 
:第24話。ソロンシティにてアセムと再会、再度軍を抜ける様に説得する。この時はゼハートも笑顔で接している。しかし、今のアセムは精神的に追い詰められており、ゼハートの言葉は届かず逆に嫉妬心をぶつけられてしまう。
; 「お前が戦場にいては、私が私でいられなくなる!目的の妨げになる!私はヴェイガンだ…!」
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; 「お前が戦場にいては、私が私でいられなくなる! 目的の妨げになる! 私はヴェイガンだ…!」
 
:同上、説得の続き。彼もまた友情と使命感に挟まれて葛藤していることがわかる台詞。やはりアセムと戦うのは本意ではない様だが、覚悟の違いを示す為にアセムに銃を突きつける…。ただし、前話では戦闘中に「'''私は迷ってなどいない'''」と言い放ちながらも説得を試みるあたりは、ゼハート自身も相当な迷いを抱えている事は間違いなく、これらの言葉は自分自身に言い聞かせている側面もあるだろう。
 
:同上、説得の続き。彼もまた友情と使命感に挟まれて葛藤していることがわかる台詞。やはりアセムと戦うのは本意ではない様だが、覚悟の違いを示す為にアセムに銃を突きつける…。ただし、前話では戦闘中に「'''私は迷ってなどいない'''」と言い放ちながらも説得を試みるあたりは、ゼハート自身も相当な迷いを抱えている事は間違いなく、これらの言葉は自分自身に言い聞かせている側面もあるだろう。
 
: アセム編EDテーマ『My World』の歌詞'''「僕が僕であるために失っちゃいけないものは何?」'''を意識した台詞とも取れるが、この歌詞はこの時のアセムにも悪い意味で当てはまっているのが切ない。そして、皮肉にも三世代編のゼハートにも当てはまっているだろう。
 
: アセム編EDテーマ『My World』の歌詞'''「僕が僕であるために失っちゃいけないものは何?」'''を意識した台詞とも取れるが、この歌詞はこの時のアセムにも悪い意味で当てはまっているのが切ない。そして、皮肉にも三世代編のゼハートにも当てはまっているだろう。
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;「やり遂げたかったんだ……イゼルカント様のなさろうとした事を……私達の夢を……でなければ、私は何のために生きたのか…わからないんだ」<br />「お前たちと過ごしたMSクラブでの毎日……あの時、私は満たされていた…。お前は力を持った私に嫉妬していたのだろう…しかし、本当は俺もお前が羨ましかったんだ…」<br />「俺も愛する人と子を作り…お前のように生きたかった…」
 
;「やり遂げたかったんだ……イゼルカント様のなさろうとした事を……私達の夢を……でなければ、私は何のために生きたのか…わからないんだ」<br />「お前たちと過ごしたMSクラブでの毎日……あの時、私は満たされていた…。お前は力を持った私に嫉妬していたのだろう…しかし、本当は俺もお前が羨ましかったんだ…」<br />「俺も愛する人と子を作り…お前のように生きたかった…」
 
:アセムに敗北し、ようやく明かした本音。ゼハートにとってのエデンとは戦いの先にあるものではなく、アセムやロマリーと共に過ごしたあの日々だった。
 
:アセムに敗北し、ようやく明かした本音。ゼハートにとってのエデンとは戦いの先にあるものではなく、アセムやロマリーと共に過ごしたあの日々だった。
:途中からはヴェイガン軍人としての一人称「私」ではなくいち個人としての一人称「俺」を使っている。
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:途中からはヴェイガン軍人としての一人称「私」ではなく、一個人としての一人称「俺」を使っている。
 
;「ありがとう、アセム…」
 
;「ありがとう、アセム…」
 
:TVアニメ版・[[OVA]]『MOE』共通の最期の台詞。
 
:TVアニメ版・[[OVA]]『MOE』共通の最期の台詞。
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:フラムの死後の独白。かつて敵を倒すために味方を操って死なせた兄の所業を今の自身の行動に重ねて、後悔の言葉をこぼす。
 
:フラムの死後の独白。かつて敵を倒すために味方を操って死なせた兄の所業を今の自身の行動に重ねて、後悔の言葉をこぼす。
 
:…だが、肝心のガンダム撃破は失敗。直後、これまでに散っていったかつての仲間達から失望の言葉を投げかけられ、更には'''フラムから「私は何のために死んだのですか?」と問いただされ、挙句そのデシルからも「お前には最初からエデンの創造など不可能だったんだ。」「イゼルカント様もさぞかし悲しんでおられるだろうなあ。」と嘲笑されてしまう。'''
 
:…だが、肝心のガンダム撃破は失敗。直後、これまでに散っていったかつての仲間達から失望の言葉を投げかけられ、更には'''フラムから「私は何のために死んだのですか?」と問いただされ、挙句そのデシルからも「お前には最初からエデンの創造など不可能だったんだ。」「イゼルカント様もさぞかし悲しんでおられるだろうなあ。」と嘲笑されてしまう。'''
:のちに放映されたTV版やOVA版よりストレートに批判されている分、こちらもこちらで悲惨な状況になってしまった。
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:後に放映されたTV版やOVA版よりストレートに批判されている分、こちらもこちらで悲惨な状況になってしまった。
    
=== 小説版 ===
 
=== 小説版 ===
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== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
;(私の任務は諜報活動を行う潜入工作員だ。極力目立たないように振る舞わねばならない)<br>(…なのだが。なぜ皆、私の方を見ている!)
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;(私の任務は諜報活動を行う潜入工作員だ。極力目立たないように振る舞わねばならない)<br/>(…なのだが。なぜ皆、私の方を見ている!)
:OVA『MOE』より。ゼハートはアセムが通う[[スペースコロニー]]「トルディア」内の高校への転校(潜入)初日、クラスの女子生徒達からの熱い視線を浴びてしまって。
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:OVA『MOE』より。ゼハートはアセムが通う[[スペースコロニー]]「トルディア」内のスージー・マスコビー・ハイスクールへの転校(潜入)初日、クラスの女子生徒達からの熱い視線を浴びてしまって。
 
:潜入工作員の自覚を持つゼハートは慎重な言動を心掛けていたのだが、彼自身が美形<ref name="Ikemen" />であった事がアダとなり、肝心の任務が果たせなくなってしまっていた。真面目な[[性格]]の人物であるゼハートの数少ないコミカルな場面。
 
:潜入工作員の自覚を持つゼハートは慎重な言動を心掛けていたのだが、彼自身が美形<ref name="Ikemen" />であった事がアダとなり、肝心の任務が果たせなくなってしまっていた。真面目な[[性格]]の人物であるゼハートの数少ないコミカルな場面。
:なお、程無くゼハートは[[ロマリー・アスノ|ロマリー]]と[[アセム・アスノ|アセム]]の誘いで[[モビルスーツ|MS]]クラブへ入部し、一学生として学園生活を送る事となる。
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:なお、程無くゼハートは[[ロマリー・ストーン|ロマリー]]と[[アセム・アスノ|アセム]]の誘いで[[モビルスーツ|MS]]クラブへ入部し、一学生として学園生活を送る事となる。
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;「よく意味がわからないのだが…」<br/>「やっぱり、意味がわからない」
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:同上。ロマリーの発案によって、MSクラブ部員の親睦とチームワーク強化を目的とした合宿をトルディア内のコロニービーチで行う事になった際のゼハートの反応。
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:部活とは直接的に関係が無い海水浴を楽しむ部員達の姿に、始めは困惑するゼハートだったが、少しづつ彼の顔に微笑が見られるようになっていく。
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:ある意味、アセムやロマリー達と共に学生生活をすごした一年半の時期こそが、ゼハートにとっての「エデン」だったのかもしれない。
    
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
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