差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
428 バイト追加 、 2020年1月25日 (土) 13:06
編集の要約なし
228行目: 228行目:  
:序盤に[[ネオ・ジオン]]総帥姿で登場。アクシズ落としを実行するが、本作では彼の撃破後に[[デュミナス]]が介入するためこの時間軸での結末がどうなったのかは不明。
 
:序盤に[[ネオ・ジオン]]総帥姿で登場。アクシズ落としを実行するが、本作では彼の撃破後に[[デュミナス]]が介入するためこの時間軸での結末がどうなったのかは不明。
 
:主人公達の[[タイムスリップ]]以降はクワトロとして登場。場合によってはまだ身に覚えのない恨みを受けて[[ラウル・グレーデン]]に殴りかかられるが、カミーユの時と違い、[[ドモン・カッシュ]]が間に入りラウルを気絶させた為、殴られる事は無かった。
 
:主人公達の[[タイムスリップ]]以降はクワトロとして登場。場合によってはまだ身に覚えのない恨みを受けて[[ラウル・グレーデン]]に殴りかかられるが、カミーユの時と違い、[[ドモン・カッシュ]]が間に入りラウルを気絶させた為、殴られる事は無かった。
:EDではキャスバル・レム・ダイクンとして政治の道へと進み、コロニー連合国家の大統領となった。ちなみに、寺田P曰く、「これはDの[[伏線]]」とのこと。
+
:EDではキャスバル・レム・ダイクンとして政治の道へと進み、コロニー連合国家の大統領となった。
 
;[[スーパーロボット大戦D]]
 
;[[スーパーロボット大戦D]]
 
:今作では、実質的に主役の一人と言ってもいい立場で大活躍する。『[[逆襲のシャア]]』の[[ネオ・ジオン]]総帥として登場するが、諸々の事情でなんと当初より味方。しかも部隊の指導者ポジションである。
 
:今作では、実質的に主役の一人と言ってもいい立場で大活躍する。『[[逆襲のシャア]]』の[[ネオ・ジオン]]総帥として登場するが、諸々の事情でなんと当初より味方。しかも部隊の指導者ポジションである。
235行目: 235行目:  
:なお、今作ではナナイが登場しないが、もし登場していたら彼女とハマーン、クェスを交えてどのような修羅場が展開されていたのか非常に気になるところである(ちなみにアンソロジーでは'''3人が揃って修羅場と化す'''ネタがある)。
 
:なお、今作ではナナイが登場しないが、もし登場していたら彼女とハマーン、クェスを交えてどのような修羅場が展開されていたのか非常に気になるところである(ちなみにアンソロジーでは'''3人が揃って修羅場と化す'''ネタがある)。
 
:本作以降は『逆シャア』設定で登場した場合も味方として参戦する作品が増えるようになり、SRWシリーズのシャアにとっての重要な転機となった作品といえる。
 
:本作以降は『逆シャア』設定で登場した場合も味方として参戦する作品が増えるようになり、SRWシリーズのシャアにとっての重要な転機となった作品といえる。
 +
:本作での展開の意図として、「『逆襲のシャア』でのシャアは敵になる」というイメージを覆したかったことを[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]Pは挙げており、『R』の時点でヒントを出していたことも語っている<ref>『スーパーロボット大戦D 爆烈戦闘伝導書』30頁。</ref>。
 
;[[スーパーロボット大戦BX]]
 
;[[スーパーロボット大戦BX]]
 
:宇宙世紀作品が『UC』のみの参戦となっている為アムロ共々名前が触れられるのみ。その代わりか顔こそ見せないが、[[黄金の騎士|別世界のシャア]]が登場している。
 
:宇宙世紀作品が『UC』のみの参戦となっている為アムロ共々名前が触れられるのみ。その代わりか顔こそ見せないが、[[黄金の騎士|別世界のシャア]]が登場している。
1,219行目: 1,220行目:     
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
'''[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]'''
+
;[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]
;「どうしたのだララァ!」<br />ララァ「すみません大佐、わたし…」<br />「…そうか! ならば止めはせん。ララァの好きにするといい」
+
:
:第3話「ダカールの制圧」より、[[ララァ・スン|ララァ]]が[[アムロ・レイ|アムロ]]の[[説得]]を受けての会話。余りにもあっさりとララァの心変わりを認めてしまっている。流石に物分かりが良すぎたためか、後の『[[第2次G]]』『[[第3次]]』『[[スーパーロボット大戦A|A]]』などララァ説得の展開がある作品では彼が生存していると説得を邪魔してくるようになった。
+
:;「どうしたのだララァ!」<br />ララァ「すみません大佐、わたし…」<br />「…そうか! ならば止めはせん。ララァの好きにするといい」
 
+
::第3話「ダカールの制圧」より、[[ララァ・スン|ララァ]]が[[アムロ・レイ|アムロ]]の[[説得]]を受けての会話。余りにもあっさりとララァの心変わりを認めてしまっている。流石に物分かりが良すぎたためか、後の『[[第2次G]]』『[[第3次]]』『[[スーパーロボット大戦A|A]]』などララァ説得の展開がある作品では彼が生存していると説得を邪魔してくるようになった。
'''[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]'''
+
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]
;「フ…言いたい事をいうな」
+
:
:第24(Sでは25)話「エゥーゴとの接触」でロンド・ベルに復帰する事に迷いを見せたクワトロに対して勝平が(あろうことか、'''おっちゃん呼ばわりして''')叱咤した際の返答。この事によりクワトロは再びロンド・ベルに復帰する事を決意する。
+
:;「フ…言いたい事をいうな」
:ちなみに、'''おっさん扱いにショックを受けたシャア'''が[[第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇|別世界]]にいたりする。
+
::第24(『S』では25)話「エゥーゴとの接触」でロンド・ベルに復帰する事に迷いを見せたクワトロに対して勝平が(あろうことか、'''おっちゃん呼ばわりして''')叱咤した際の返答。この事によりクワトロは再びロンド・ベルに復帰する事を決意する。
 +
::ちなみに、'''おっさん扱いにショックを受けたシャア'''が[[第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇|別世界]]にいる。
    
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
'''α'''
+
;α
;「…そのガンダムが彼の復帰のきっかけとなれば良いがな…」
+
:
:リアル系ルート第4話「死神と呼ばれたG」にて、キグナンを通じて手配させたサイコフレームを使ったアムロ専用ガンダムの名前が[[νガンダム]]に決定したと聞いて。
+
:;「…そのガンダムが彼の復帰のきっかけとなれば良いがな…」
;「お前達の背後にはザビ家の邪念が感じ取れる…それでは7年前と同じ悲劇を繰り返すだけだ」<br />「マ=クベ…過去の怨念で生きていける時代では無くなったのだ」<br />「そして、スペースノイドとアースノイドで争っている時代でも無い」
+
::リアル系ルート第4話「死神と呼ばれたG」にて、キグナンを通じて手配させたサイコフレームを使ったアムロ専用ガンダムの名前が[[νガンダム]]に決定したと聞いて。
:リアル系ルート第5話「ジオンの亡霊」で大気圏突入を控えたアーガマを護衛するべく部隊を展開した際、特殊周波数による通信でアクシズへの帰還を促すマ・クベからの命令を拒絶する。
+
:;「お前達の背後にはザビ家の邪念が感じ取れる…それでは7年前と同じ悲劇を繰り返すだけだ」<br />「マ=クベ…過去の怨念で生きていける時代では無くなったのだ」<br />「そして、スペースノイドとアースノイドで争っている時代でも無い」
;「いや…エヴィンという名に心当たりはないな。もっともエゥーゴでは[[偽名]]を使っている者が多いがな…」
+
::リアル系ルート第5話「ジオンの亡霊」で大気圏突入を控えたアーガマを護衛するべく部隊を展開した際、特殊周波数による通信でアクシズへの帰還を促すマ・クベからの命令を拒絶する。
:ジャブローへ向かうルート第12話「戦いは誰のために」のシナリオデモにて。ブライトから「ウッソの両親はエゥーゴに参加している可能性があるから何か知らないか?」と聞かれて返した返答。
+
:;「いや…エヴィンという名に心当たりはないな。もっともエゥーゴでは[[偽名]]を使っている者が多いがな…」
:確かにクワトロの言うようにエゥーゴにはその手合いが多いのは事実だが、何より'''そんなことを言ってる自分'''が一番偽名を数多く使っているので、何とも妙な説得力がある。傍らで話を聞いていた[[アムロ・レイ|アムロ]]は、これについては何とも言えない複雑な表情をしていた。
+
::ジャブローへ向かうルート第12話「戦いは誰のために」のシナリオデモにて。ブライトから「ウッソの両親はエゥーゴに参加している可能性があるから何か知らないか?」と聞かれて返した返答。
;「…ところで、君はその仮面を被り、[[OZ]]に従い続けるつもりなのか?」<br />「昔、君と同じ様な仮面を被っていた人物がいたのでね…」
+
::確かにクワトロの言うようにエゥーゴにはその手合いが多いのは事実だが、何より'''そんなことを言ってる自分'''が一番偽名を数多く使っているので、何とも妙な説得力がある。傍らで話を聞いていた[[アムロ・レイ|アムロ]]は、これについては何とも言えない複雑な表情をしていた。
:第13話「少女が見た流星」or「翼を持ったガンダム」にて、ゼクスと初対面した時に。もちろんクワトロが言っている人物はシャアの事。自分も同じ事をしたためか、ゼクスが自分と同じ境遇である事を悟っていたようである。
+
:;「…ところで、君はその仮面を被り、[[OZ]]に従い続けるつもりなのか?」<br />「昔、君と同じ様な仮面を被っていた人物がいたのでね…」
;(νガンダム…いい機体だ。アナハイムにサイコフレームの情報を流した甲斐があったな)<br/>(やはり、アムロには白いガンダムがよく似合う…)
+
::第13話「少女が見た流星」or「翼を持ったガンダム」にて、ゼクスと初対面した時に。もちろんクワトロが言っている人物はシャアの事。自分も同じ事をしたためか、ゼクスが自分と同じ境遇である事を悟っていたようである。
:第42話(リーンホースJr.隊)「アクシズからの使者」にて自分が流出させた[[サイコフレーム]]を搭載した[[νガンダム]]に乗っているアムロを見てご満悦の台詞。まるで恋人に自分の好みのドレスを着せたかのような発言である。…ところで、アムロが後に[[Hi-νガンダム|青いガンダム]]に乗り変えた事をシャアはどう思ったのだろうか。
+
:;(νガンダム…いい機体だ。アナハイムにサイコフレームの情報を流した甲斐があったな)<br/>(やはり、アムロには白いガンダムがよく似合う…)
:なお、「アムロが立ち直るきっかけになって欲しい」という理由付けが説明されているにも関わらず、'''『第2次α』のハマーン拒絶ルートで「情けないMSと戦って勝つ意味があるのか!?」の言い争いがある'''。ある意味台無しである。
+
::第42話(リーンホースJr.隊)「アクシズからの使者」にて自分が流出させた[[サイコフレーム]]を搭載した[[νガンダム]]に乗っているアムロを見てご満悦の台詞。まるで恋人に自分の好みのドレスを着せたかのような発言である。…ところで、アムロが後に[[Hi-νガンダム|青いガンダム]]に乗り変えた事をシャアはどう思ったのだろうか。
;「人には恥ずかしさを感じる心がある…」<br />「…だが、激動する情勢は私にそれを許してはくれないようだ」<br />「君達の期待に応えることは出来ないかもしれないが、私は私に与えられた役目を果たすつもりだ」
+
::なお、「アムロが立ち直るきっかけになって欲しい」という理由付けが説明されているにも関わらず、'''『第2次α』のハマーン拒絶ルートで「情けないMSと戦って勝つ意味があるのか!?」の言い争いがある'''。ある意味台無しである。
:第51話(ラー・カイラム隊)「ダカールの日」にて、[[ダカール]]にある議事堂で開催される連邦議会の占拠する作戦の前に、いつまでも[[シャア・アズナブル|シャア]]である事を隠して、パイロットとしての身分に甘んじている事を、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]、[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]、[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]の[[ニュータイプ]]少年の3人から詰め寄られた時に、選択肢として「シャアとして応える」を選んだ時の台詞。恥を忍んで、クワトロが自分のやる事を悟り腹を括った瞬間である。もちろん、この時に「クワトロとして応える」を選んでしまうと、原作通りにカミーユに[[修正]]されてしまう…。<br />しかし、最後の「君達の期待に応える事は出来ないかもしれないが~」という台詞は皮肉にも[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]にて現実化してしまう……。
+
:;「人には恥ずかしさを感じる心がある…」<br />「…だが、激動する情勢は私にそれを許してはくれないようだ」<br />「君達の期待に応えることは出来ないかもしれないが、私は私に与えられた役目を果たすつもりだ」
;「…今は…」<br/>「今は過去に囚われている時ではない」<br/>「…自分の殻に閉じこもる事をララァは決して喜びはしないぞ」<br/>「私もそう考え、ダカールでの演説を行ったのだ」<br/>「今度は君が自分の業を乗り越える番ではないのか?」
+
::第51話(ラー・カイラム隊)「ダカールの日」にて、[[ダカール]]にある議事堂で開催される連邦議会の占拠する作戦の前に、いつまでも[[シャア・アズナブル|シャア]]である事を隠して、パイロットとしての身分に甘んじている事を、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]、[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]、[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]の[[ニュータイプ]]少年の3人から詰め寄られた時に、選択肢として「シャアとして応える」を選んだ時の台詞。恥を忍んで、クワトロが自分のやる事を悟り腹を括った瞬間である。もちろん、この時に「クワトロとして応える」を選んでしまうと、原作通りにカミーユに[[修正]]されてしまう…。<br />しかし、最後の「君達の期待に応える事は出来ないかもしれないが~」という台詞は皮肉にも[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]にて現実化してしまう……。
:第53話(ラー・カイラム隊)「ソロモン攻略戦」にて、ソロモン攻略戦の直前にかつてララァが死んだ場所へ戻る事を躊躇するアムロに対して。
+
:;「…今は…」<br/>「今は過去に囚われている時ではない」<br/>「…自分の殻に閉じこもる事をララァは決して喜びはしないぞ」<br/>「私もそう考え、ダカールでの演説を行ったのだ」<br/>「今度は君が自分の業を乗り越える番ではないのか?」
;(…この宙域に来るのはララァを失った時以来だな)<br/>(そして…清算せねばならん過去の一つがここにある…)<br/>(…ガルマ、ララァ…今更お前達に許しは乞わん。だが、私にはやらねばならないことがあるのだ)
+
::第53話(ラー・カイラム隊)「ソロモン攻略戦」にて、ソロモン攻略戦の直前にかつてララァが死んだ場所へ戻る事を躊躇するアムロに対して。
:同じく53話、ソロモン攻略戦出撃時に。アムロにはああ言ったものの、シャアとしても当然複雑な心境で戦いに臨む事になる。また、ガルマをララァと同列で思い返し、「許しは乞わん」と発言している辺り、αシリーズのシャアにとってガルマは大切な友人であり、彼を謀殺した事は後悔しているようである。
+
:;(…この宙域に来るのはララァを失った時以来だな)<br/>(そして…清算せねばならん過去の一つがここにある…)<br/>(…ガルマ、ララァ…今更お前達に許しは乞わん。だが、私にはやらねばならないことがあるのだ)
 
+
::同じく53話、ソロモン攻略戦出撃時に。アムロにはああ言ったものの、シャアとしても当然複雑な心境で戦いに臨む事になる。また、ガルマをララァと同列で思い返し、「許しは乞わん」と発言している辺り、αシリーズのシャアにとってガルマは大切な友人であり、彼を謀殺した事は後悔しているようである。
'''α外伝'''
+
;α外伝
;「ティターンズの下にいて、一つだけ感謝していることがある…それは地球連邦の腐敗ぶりをしることが出来たということだ」
+
:
:第6話「情け無用のJ9」or「お呼びとあらば即参上」でティターンズから自軍に転じた後、ブランと対峙した際に言う台詞。後の反乱の一因となった事を窺わせる台詞で、第2次αでもアムロが指摘している。
+
:;「ティターンズの下にいて、一つだけ感謝していることがある…それは地球連邦の腐敗ぶりをしることが出来たということだ」
;「金色のモビルスーツに乗る者が、他にもいたとはな…!」
+
::第6話「情け無用のJ9」or「お呼びとあらば即参上」でティターンズから自軍に転じた後、ブランと対峙した際に言う台詞。後の反乱の一因となった事を窺わせる台詞で、第2次αでもアムロが指摘している。
:第19話(ビシニティルート)「百年の恋」にて、ハリーの乗る金色の[[スモー (ゴールドタイプ)|スモー]]を見て。
+
:;「金色のモビルスーツに乗る者が、他にもいたとはな…!」
;「かなりの時間が過ぎたとは言え、私は人の本質をそう簡単に信じることは出来んな」
+
::第19話(ビシニティルート)「百年の恋」にて、ハリーの乗る金色の[[スモー (ゴールドタイプ)|スモー]]を見て。
:第24話「大地の守護者」より、未来世界にてガリアのイノセントとの接触を提案するアムロの意見に反対する形で言った台詞。イノセントにザビ家やティターンズのような危険性を感じていたのが理由であり、この後の展開を考えれば決してクワトロの指摘も間違ってはいない。とはいえ、イノセントやムーンレィスが全て敵対者でないと言うアムロとは対照的であり(実際アーサー・ランクのような人物も居た)、続編での行動を考えれば、その伏線の一つともとれる台詞である。
+
:;「かなりの時間が過ぎたとは言え、私は人の本質をそう簡単に信じることは出来んな」
;「確かにな…。だが、同じ悲劇が繰り返されるのを黙って見過ごすわけにはいかん」
+
::第24話「大地の守護者」より、未来世界にてガリアのイノセントとの接触を提案するアムロの意見に反対する形で言った台詞。イノセントにザビ家やティターンズのような危険性を感じていたのが理由であり、この後の展開を考えれば決してクワトロの指摘も間違ってはいない。とはいえ、イノセントやムーンレィスが全て敵対者でないと言うアムロとは対照的であり(実際アーサー・ランクのような人物も居た)、続編での行動を考えれば、その伏線の一つともとれる台詞である。
:第38話「月光蝶」にて、ギンガナムに対して。
+
:;「確かにな…。だが、同じ悲劇が繰り返されるのを黙って見過ごすわけにはいかん」
;「…………私は人の歴史の何たるかを未来世界で見てきた……………だが、その前に前回の戦いの決着は私自身の手でつけさせてもらう!」
+
::第38話「月光蝶」にて、ギンガナムに対して。
:難ルート最終話「ラグナロク」にて。クワトロの苦悩を看破していたシュウに「(人類を裁くのかどうするのか)結論は出たのか」と問われて。既にクワトロの心は決まっていたのだろう…。
+
:;「…………私は人の歴史の何たるかを未来世界で見てきた……………だが、その前に前回の戦いの決着は私自身の手でつけさせてもらう!」
 
+
::難ルート最終話「ラグナロク」にて。クワトロの苦悩を看破していたシュウに「(人類を裁くのかどうするのか)結論は出たのか」と問われて。既にクワトロの心は決まっていたのだろう…。
'''[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]'''
+
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]
;「…………今さら、詫びる気はない。…私を止めたいのなら、お前の力を見せてみろ…私が期待したお前の力を!」
+
:
:第54話ハマーン休戦ルート「逆襲のシャア」or第56話ハマーン拒絶ルート「BEYOND THE TIME」に於ける[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]との[[戦闘前会話]]での台詞。[[αナンバーズ]]の誰よりもシャアを信じていたカミーユの言葉には、シャアも言葉を詰まらせていた。
+
:;「…………今さら、詫びる気はない。…私を止めたいのなら、お前の力を見せてみろ…私が期待したお前の力を!」
;「相変わらずだな、ジュドー…。その強さと優しさがあれば、きっと人類は終わらないだろう」
+
::第54話ハマーン休戦ルート「逆襲のシャア」or第56話ハマーン拒絶ルート「BEYOND THE TIME」に於ける[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]との[[戦闘前会話]]での台詞。[[αナンバーズ]]の誰よりもシャアを信じていたカミーユの言葉には、シャアも言葉を詰まらせていた。
:同上。[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]との戦闘前会話での台詞。
+
:;「相変わらずだな、ジュドー…。その強さと優しさがあれば、きっと人類は終わらないだろう」
;「キンケドゥ…その名は偽りの仮面にはならずお前を強くしたようだ…」
+
::同上。[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]との戦闘前会話での台詞。
:同上。[[キンケドゥ・ナウ|キンケドゥ]]との戦闘前会話での台詞。それ以前の戦闘ではキンケドゥのことを[[シーブック・アノー|シーブック]]と呼んでいたが、ここではこちらの名前で呼ぶ。同じく[[偽名]]を名乗った人物という共通点がありながらも進んだ道は全く正反対であった事を暗示している。
+
:;「キンケドゥ…その名は偽りの仮面にはならずお前を強くしたようだ…」
;「甘いぞ、兜甲児! 悪は絶対に許さないのがお前の信条ではなかったのか! 私を倒してみせろ! そして、その力で人類に平和を導いてみせろ! それがお前達に与えられた使命だ!」
+
::同上。[[キンケドゥ・ナウ|キンケドゥ]]との戦闘前会話での台詞。それ以前の戦闘ではキンケドゥのことを[[シーブック・アノー|シーブック]]と呼んでいたが、ここではこちらの名前で呼ぶ。同じく[[偽名]]を名乗った人物という共通点がありながらも進んだ道は全く正反対であった事を暗示している。
:同上。[[兜甲児|甲児]]との戦闘前会話での台詞。甲児の正義感と純粋さを強く理解し、羨ましく思っているからこそ、自身と戦う事を躊躇する彼に対し、シャアは本心を叫ぶ。
+
:;「甘いぞ、兜甲児! 悪は絶対に許さないのがお前の信条ではなかったのか! 私を倒してみせろ! そして、その力で人類に平和を導いてみせろ! それがお前達に与えられた使命だ!」
;「いいだろう! そのセンチメンタリズムに付き合ってやる!」
+
::同上。[[兜甲児|甲児]]との戦闘前会話での台詞。甲児の正義感と純粋さを強く理解し、羨ましく思っているからこそ、自身と戦う事を躊躇する彼に対し、シャアは本心を叫ぶ。
:同上。[[剣鉄也|鉄也]]との戦闘前会話で、嘗ての仲間を手に掛けるという大罪を他の誰にも犯させない為、自ら汚れ役を買って出た鉄也の覚悟を汲み取る。
+
:;「いいだろう! そのセンチメンタリズムに付き合ってやる!」
;「………私は急ぎすぎたのか…。ララァ…教えてくれ…」
+
::同上。[[剣鉄也|鉄也]]との戦闘前会話で、嘗ての仲間を手に掛けるという大罪を他の誰にも犯させない為、自ら汚れ役を買って出た鉄也の覚悟を汲み取る。
:遂にかつての同志達である[[αナンバーズ]]の手で引導を渡された最期の台詞。やはり、シャアにとって最大の過ちは、『'''[[一年戦争]]で死んだララァ以外に心を開ける人間がいなかったこと'''』そして『'''自分一人だけの頭の中で性急に考えすぎて出した答えであったため、自己矛盾した偏った考えだった事に気付けなかったこと'''』であろう。
+
:;「………私は急ぎすぎたのか…。ララァ…教えてくれ…」
:前作でやむなく[[ティターンズ]]に下っていた時に見た[[地球連邦軍]]の腐敗ぶりや、荒廃しきった未来世界で見た[[黒歴史]]のことを考えれば地球潰しに至ってしまうのも無理もなかったかもしれないが、他の人達と分かり合うべく話し合う努力をすれば、もう少し違った優しいやり方も見つけることができたかもしれない。シャアの死は、αナンバーズのメンバー全員に悼まれる事になった…。
+
::遂にかつての同志達である[[αナンバーズ]]の手で引導を渡された最期の台詞。やはり、シャアにとって最大の過ちは、「'''[[一年戦争]]で死んだララァ以外に心を開ける人間がいなかったこと'''」そして「'''自分一人だけの頭の中で性急に考えすぎて出した答えであったため、自己矛盾した偏った考えだった事に気付けなかったこと'''」であろう。
 
+
::前作でやむなく[[ティターンズ]]に下っていた時に見た[[地球連邦軍]]の腐敗ぶりや、荒廃しきった未来世界で見た[[黒歴史]]のことを考えれば地球潰しに至ってしまうのも無理もなかったかもしれないが、他の人達と分かり合うべく話し合う努力をすれば、もう少し違った優しいやり方も見つけることができたかもしれない。シャアの死は、αナンバーズのメンバー全員に悼まれる事になった…。
'''[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]'''
+
;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]
;「人類の未来を憂う気持ちはお前と変わらんさ、アムロ」<br />「お前は私を倒した男だ。ならば、その選んだ未来を見せてもらう権利もある」
+
:
:最終話「今遥か遠い彼方・・・」or「終焉の銀河」より。霊体となって[[ザ・パワー]]の中から宿敵・アムロへ、旧友に接するかの如く穏やかに語り掛ける。「霊体」というシチュエーションでの登板が非常に稀有な例である事は、言わずもがな。
+
:;「人類の未来を憂う気持ちはお前と変わらんさ、アムロ」<br />「お前は私を倒した男だ。ならば、その選んだ未来を見せてもらう権利もある」
;「次代の世界を担う若者として、私は君に期待した」<br />「君はそれに応え、私が去った後も悩み苦しみながら前へ進もうとした」<br />「私に見せてくれ、カミーユ。お前が望んだ人の未来を」
+
::最終話「今遥か遠い彼方・・・」or「終焉の銀河」より。霊体となって[[ザ・パワー]]の中から宿敵・アムロへ、旧友に接するかの如く穏やかに語り掛ける。「霊体」というシチュエーションでの登板が非常に稀有な例である事は、言わずもがな。
:最終話にて、カミーユの前に霊として現れた際に発したメッセージ。本作に於けるカミーユの苦悩振りを、冥界から見守り続けていた事を仄めかしている。
+
:;「次代の世界を担う若者として、私は君に期待した」<br />「君はそれに応え、私が去った後も悩み苦しみながら前へ進もうとした」<br />「私に見せてくれ、カミーユ。お前が望んだ人の未来を」
 +
::最終話にて、カミーユの前に霊として現れた際に発したメッセージ。本作に於けるカミーユの苦悩振りを、冥界から見守り続けていた事を仄めかしている。
    
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
'''[[スーパーロボット大戦Z|Z]]'''
+
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
;「デュランダル議長とグラディス艦長…。あの二人…男と女か…」
+
:
:セツコ編第8話「世界が終わる時」より。[[シン・アスカ|シン]]を[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]が説教しているというのに、色事にも注目している。
+
:;「デュランダル議長とグラディス艦長…。あの二人…男と女か…」
;「あの手の口調の人間は、腹に一物あるように思えるのだよ…」
+
::セツコ編第8話「世界が終わる時」より。[[シン・アスカ|シン]]を[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]が説教しているというのに、色事にも注目している。
:第12話「ブルースカイ・フィッシュ」より。[[ギルバート・デュランダル|デュランダル議長]]を警戒している理由。言わずもがな[[声優ネタ]]だが、それだけでなく似たキャラクター性から「似たもの同士だって自分だって解っているよ」という自虐も込めたセリフと思われる。
+
:;「あの手の口調の人間は、腹に一物あるように思えるのだよ…」
;「若さゆえ、か…」
+
::第12話「ブルースカイ・フィッシュ」より。[[ギルバート・デュランダル|デュランダル議長]]を警戒している理由。言わずもがな[[声優ネタ]]だが、それだけでなく似たキャラクター性から「似たもの同士だって自分だって解っているよ」という自虐も込めたセリフと思われる。
:第20話「ウソのない世界」より。ゲイナーの告白を聞いて微笑ましそうにこう呟く。
+
:;「若さゆえ、か…」
; 「中途半端な戦い方は自分の腕への自信からか…! ではそれを砕く相手が現れたらどう戦うか、見せてもらおう!」
+
::第20話「ウソのない世界」より。ゲイナーの告白を聞いて微笑ましそうにこう呟く。
:セツコ編第30話「罪の在処」におけるキラとの戦闘前会話より。数々の矛盾を抱えつつ中途半端な自己満足で戦争に乱入するキラに歴戦のエースの的確且つ痛烈な一言がお見舞いされる。
+
:; 「中途半端な戦い方は自分の腕への自信からか…! ではそれを砕く相手が現れたらどう戦うか、見せてもらおう!」
;「そして、止めなくてはならないのは 別動隊の彼らも同じだ。これ以上、戦いを拡大させないために何をすべきか認識しろ」
+
::セツコ編第30話「罪の在処」におけるキラとの戦闘前会話より。数々の矛盾を抱えつつ中途半端な自己満足で戦争に乱入するキラに歴戦のエースの的確且つ痛烈な一言がお見舞いされる。
:セツコ編第38話「踊る悪夢」より。優柔不断な態度が悪化してしまった[[アスラン・ザラ|アスラン]]に対して選択肢を与えるが、彼もまた冷たく突き放してしまう台詞。結局、別働隊の動向に関する情報は偽りだったため、クワトロの助言は無駄に終わった。
+
:;「そして、止めなくてはならないのは 別動隊の彼らも同じだ。これ以上、戦いを拡大させないために何をすべきか認識しろ」
;「私は私が出来る事をするだけだ…!ここで果てるなら、そこまでの男だったという事だ!ギルバート・デュランダル!自らの力を誤った方向に向けたお前は私が討つ!」
+
::セツコ編第38話「踊る悪夢」より。優柔不断な態度が悪化してしまった[[アスラン・ザラ|アスラン]]に対して選択肢を与えるが、彼もまた冷たく突き放してしまう台詞。結局、別働隊の動向に関する情報は偽りだったため、クワトロの助言は無駄に終わった。
:第56話ミネルバ離脱ルート「最後の力」orミネルバ一時残留ルート「君の姿、僕の姿」 に於ける[[メサイア]]攻防戦でのデュランダル(が乗っている[[ミネルバ]])との戦闘前会話。ついに実現した池田秀一声対決。
+
:;「私は私が出来る事をするだけだ…!ここで果てるなら、そこまでの男だったという事だ!ギルバート・デュランダル!自らの力を誤った方向に向けたお前は私が討つ!」
;(すまない、レコア…。私には…詫びる事しか出来ない…)
+
::第56話ミネルバ離脱ルート「最後の力」orミネルバ一時残留ルート「君の姿、僕の姿」 に於ける[[メサイア]]攻防戦でのデュランダル(が乗っている[[ミネルバ]])との戦闘前会話。ついに実現した池田秀一声対決。
:第56話ミネルバ離脱ルート「最後の力」orミネルバ一時残留ルート「君の姿、僕の姿」にてレコアが戦死した時のモノローグ。原作通りにレコアを蔑ろにしてしまった自身の不手際に少なからず罪悪感を抱いていた。
+
:;(すまない、レコア…。私には…詫びる事しか出来ない…)
;「何とでも言うがいい。だが、私は今の私に誇りを持っている。赤い彗星と決別したからこそ、私はお前を認めない…!クワトロ・バジーナとしてお前を討つ!」
+
::第56話ミネルバ離脱ルート「最後の力」orミネルバ一時残留ルート「君の姿、僕の姿」にてレコアが戦死した時のモノローグ。原作通りにレコアを蔑ろにしてしまった自身の不手際に少なからず罪悪感を抱いていた。
:最終話セツコ編「私の未来、みんなの未来」orランド編「俺の未来、お前の未来」におけるジ・エーデルとの戦闘前会話より。
+
:;「何とでも言うがいい。だが、私は今の私に誇りを持っている。赤い彗星と決別したからこそ、私はお前を認めない…!クワトロ・バジーナとしてお前を討つ!」
:クワトロとしての自分に誇りを持ち、赤い彗星と決別したキャスバルだったが、第2次Zではトレーズとの出会いで再び迷いを抱き始める。そして第3次Zでは再び「シャア・アズナブル」へと戻らざるを得なくなってしまう…
+
::最終話セツコ編「私の未来、みんなの未来」orランド編「俺の未来、お前の未来」におけるジ・エーデルとの戦闘前会話より。
 
+
::クワトロとしての自分に誇りを持ち、赤い彗星と決別したキャスバルだったが、第2次Zではトレーズとの出会いで再び迷いを抱き始める。そして第3次Zでは再び「シャア・アズナブル」へと戻らざるを得なくなってしまう…
'''[[スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク|ZSPD]]'''
+
;[[スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク|ZSPD]]
;「私とて戦場以外の生活もあるよ…もっとも、モビルスーツの操縦のようにはいかないものだったがな」
+
:
:グローリー・スターレポート第1話「熱闘!戦士の休息」より。それなりに「[[サンドマン杯]]」を満喫しているクワトロの意外な「ノリの良さ」をパートナーの[[ディアナ・ソレル|キエル]]から指摘されての返答。とは言え、言葉通り卓球はMSの操縦法と合点が違い過ぎた模様。
+
:;「私とて戦場以外の生活もあるよ…もっとも、モビルスーツの操縦のようにはいかないものだったがな」
;「…もっともな疑問だな」<br />「互いに憎しみ合うだけでなく、他の動物を滅ぼし、地球の環境を汚染する生物…」<br />「そのような存在は星にとって害を成すものでしかない」
+
::グローリー・スターレポート第1話「熱闘!戦士の休息」より。それなりに「[[サンドマン杯]]」を満喫しているクワトロの意外な「ノリの良さ」をパートナーの[[ディアナ・ソレル|キエル]]から指摘されての返答。とは言え、言葉通り卓球はMSの操縦法と合点が違い過ぎた模様。
:シークレットエピローグ最終話「黒い歴史を越えて」より。[[XAN-斬-]]から人類の存在意義を問われ、戸惑うZEUTHクルーの面々を他所に彼の疑問へ一定の理解を示すが、人類に諦観したかの如き発言を訝しむ万丈からは「それが貴方の答えですか?」と追求される。この時点では「…事実を述べたまでだ」と返答を濁していたクワトロであったが…。
+
:;「…もっともな疑問だな」<br />「互いに憎しみ合うだけでなく、他の動物を滅ぼし、地球の環境を汚染する生物…」<br />「そのような存在は星にとって害を成すものでしかない」
;「私に再び問い掛けるか…。だが、既に答えは出ている」<br />「一片の迷いも無い信念。それがお前の強さか…」<br />「だが、私も退きはしない。迷いながらでも、私も世界と共に前へ進むつもりだ…人類の可能性に賭けて…!」
+
::シークレットエピローグ最終話「黒い歴史を越えて」より。[[XAN-斬-]]から人類の存在意義を問われ、戸惑うZEUTHクルーの面々を他所に彼の疑問へ一定の理解を示すが、人類に諦観したかの如き発言を訝しむ万丈からは「それが貴方の答えですか?」と追求される。この時点では「…事実を述べたまでだ」と返答を濁していたクワトロであったが…。
:同上。XAN-斬-との戦闘前会話。揺ぎ無い意志を以って「悪」を成そうとするXAN-斬-の覚悟は、[[エグゼクター]]の計略を一概に否定する事が出来なかったクワトロにとって羨むべきものに映ったのかも知れない。
+
:;「私に再び問い掛けるか…。だが、既に答えは出ている」<br />「一片の迷いも無い信念。それがお前の強さか…」<br />「だが、私も退きはしない。迷いながらでも、私も世界と共に前へ進むつもりだ…人類の可能性に賭けて…!」
 
+
::同上。XAN-斬-との戦闘前会話。揺ぎ無い意志を以って「悪」を成そうとするXAN-斬-の覚悟は、[[エグゼクター]]の計略を一概に否定する事が出来なかったクワトロにとって羨むべきものに映ったのかも知れない。
'''[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|第2次Z再世篇]]'''
+
;[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|第2次Z再世篇]]
;「私もお前と同じだよ、リボンズ・アルマーク。自分が何者であるかを求めて戦っている」 <br />「虚勢を張るのは、ここまでだ。自らと向き合う事の出来ない弱い男に世界を任せるわけにはいかないのだ!」  
+
:
:第58話黒の騎士団ルート「革新」におけるリボンズとの戦闘前会話より。
+
:;「私もお前と同じだよ、リボンズ・アルマーク。自分が何者であるかを求めて戦っている」 <br />「虚勢を張るのは、ここまでだ。自らと向き合う事の出来ない弱い男に世界を任せるわけにはいかないのだ!」  
 
+
::第58話黒の騎士団ルート「革新」におけるリボンズとの戦闘前会話より。
'''[[第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇|第3次Z時獄篇]]'''
+
;[[第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇|第3次Z時獄篇]]
;「くっ!?」<br/>「気をつけろ! 何かが…これまでにない何かが起こるぞ!!」
+
:
:『第3次Z時獄篇』プロローグより。[[エターナル]]でUCWに帰還した直後、ZEUTHを襲った[[新世時空震動|次元震]]……その中にあって「赤い彗星」は何かを感じ取る。それは……[[特異点|。]]
+
:;「くっ!?」<br/>「気をつけろ! 何かが…これまでにない何かが起こるぞ!!」
;「認めたくないものだな…。自分自身の若さ故の過ちというものを…かつて、そう言った男も時が流れて大人になり、変わっていった」<br/>「だが、時代が変わっても決して変わらない不変のものもある」<br/>「スーパーロボット大戦…。そして、そのプレイヤー達の情熱…その熱さを持った人間達が地球を守る事を私も信じている」
+
::『第3次Z時獄篇』プロローグより。[[エターナル]]でUCWに帰還した直後、ZEUTHを襲った[[新世時空震動|次元震]]……その中にあって「赤い彗星」は何かを感じ取る。それは……[[特異点|。]]
:[[中断メッセージ/第3次Z時獄篇|中断メッセージ]]にて。『[[スーパーロボット大戦X|X]]』でも使用。
+
:;「認めたくないものだな…。自分自身の若さ故の過ちというものを…かつて、そう言った男も時が流れて大人になり、変わっていった」<br/>「だが、時代が変わっても決して変わらない不変のものもある」<br/>「スーパーロボット大戦…。そして、そのプレイヤー達の情熱…その熱さを持った人間達が地球を守る事を私も信じている」
:シャアの言う通り、子供の頃から大人になってもスパロボを続けているプレイヤーも少なくないであろう。
+
::[[中断メッセージ/第3次Z時獄篇|中断メッセージ]]にて。『[[スーパーロボット大戦X|X]]』でも使用。
;(フル・フロンタル……こうして自分自身の影武者と向かい合うのは己のいやな部分を見せられるようだな……)
+
::シャアの言う通り、子供の頃から大人になってもスパロボを続けているプレイヤーも少なくないであろう。
:自身の似姿であるフロンタルと会話した後の独白。「似すぎたものは憎み合う」「対応する2人の人物」という構図は、時獄篇を通してのテーマであり、同類が多く存在する(アマタとカグラ、正太郎とグーラ、シモンとアンチスパイラル、ヒビキとガドライト)。原作でもシャアとアムロが対応していたのだが、今作ではそれほど憎み合っているわけではない。
+
:;(フル・フロンタル……こうして自分自身の影武者と向かい合うのは己のいやな部分を見せられるようだな……)
;(ララァ……私は……人類は前に進めるのだろうか……)
+
::自身の似姿であるフロンタルと会話した後の独白。「似すぎたものは憎み合う」「対応する2人の人物」という構図は、時獄篇を通してのテーマであり、同類が多く存在する(アマタとカグラ、正太郎とグーラ、シモンとアンチスパイラル、ヒビキとガドライト)。原作でもシャアとアムロが対応していたのだが、今作ではそれほど憎み合っているわけではない。
:第41話「二つの赤い彗星」での初戦闘時。ゼロシステムで垣間見た光る宇宙、そこで再び巡り会ったかつてありし女性。彼女の語る希望を受けた赤い彗星は、人類と地球の為に改めて己の道を進み始める。
+
:;(ララァ……私は……人類は前に進めるのだろうか……)
;「私はパイロットもやっているのでな」
+
::第41話「二つの赤い彗星」での初戦闘時。ゼロシステムで垣間見た光る宇宙、そこで再び巡り会ったかつてありし女性。彼女の語る希望を受けた赤い彗星は、人類と地球の為に改めて己の道を進み始める。
:同ステージでシャアをメインにして敵を撃墜した際の会話にて。「パイロットだけをやっているわけにいかなかった」原作と境遇が違うためか、妙に自信ありげ。
+
:;「私はパイロットもやっているのでな」
;(シャア・アズナブルの名を出しただと……?)<BR/>(どういうことだ。私がシャア・アズナブルに戻ったのは新生時空震動の後だぞ)<BR/>(フル・フロンタル……お前は一体……)
+
::同ステージでシャアをメインにして敵を撃墜した際の会話にて。「パイロットだけをやっているわけにいかなかった」原作と境遇が違うためか、妙に自信ありげ。
:メリダ島ルートにて、フロンタルがダカールを「シャアの名を出した地」と評したのを聞いて。フロンタルが言ったのはTV版『Ζガンダム』におけるダカール演説の場面のことなのだが、劇場版ではその場面はなく、『Z』世界のクワトロもそれを行わないままシャアに戻っている<ref>類似したシチュエーションとして[[カイメラ]]に隠された真実を世界中に知らせるためにUNステーションで演説を行ったが、そこでもシャアの名は出さず、あくまでクワトロとして振舞っている。</ref>。原作を理解していればなんて事はないものだが、スパロボにおいては前述の通り。フロンタルの謎が色濃くなっていく場面。
+
:;(シャア・アズナブルの名を出しただと……?)<BR/>(どういうことだ。私がシャア・アズナブルに戻ったのは新生時空震動の後だぞ)<BR/>(フル・フロンタル……お前は一体……)
;「人類は、生活の場を宇宙に移すことでその感覚を広げ、環境への適応のために誤解なき相互理解を果たそうとする」<BR/>「その考えはUCWのニュータイプに限ったことではない。たとえば、ADWのイノベイターも同じだ」<BR/>「それだけではない。失われた野性、エレメント能力、螺旋力といった力も人類の新たな力だ」
+
::メリダ島ルートにて、フロンタルがダカールを「シャアの名を出した地」と評したのを聞いて。フロンタルが言ったのはTV版『Ζガンダム』におけるダカール演説の場面のことなのだが、劇場版ではその場面はなく、『Z』世界のクワトロもそれを行わないままシャアに戻っている<ref>類似したシチュエーションとして[[カイメラ]]に隠された真実を世界中に知らせるためにUNステーションで演説を行ったが、そこでもシャアの名は出さず、あくまでクワトロとして振舞っている。</ref>。原作を理解していればなんて事はないものだが、スパロボにおいては前述の通り。フロンタルの謎が色濃くなっていく場面。
:第56話「シャア・アズナブルの真実」にて。ワッ太や赤木、五飛を筆頭に「エゴ」と断じられたが、実は「火の文明」「獣の血」「水の交わり」「風の行く先」の4つ、太極たる「太陽の輝き」にいたるための力に対する解答である。
+
:;「人類は、生活の場を宇宙に移すことでその感覚を広げ、環境への適応のために誤解なき相互理解を果たそうとする」<BR/>「その考えはUCWのニュータイプに限ったことではない。たとえば、ADWのイノベイターも同じだ」<BR/>「それだけではない。失われた野性、エレメント能力、螺旋力といった力も人類の新たな力だ」
:ちなみに「ニュータイプによる誤解なき相互理解」は、UC最終局面でバナージが予期せぬ形で実現していたりする。
+
::第56話「シャア・アズナブルの真実」にて。ワッ太や赤木、五飛を筆頭に「エゴ」と断じられたが、実は「火の文明」「獣の血」「水の交わり」「風の行く先」の4つ、太極たる「太陽の輝き」にいたるための力に対する解答である。
;「…お前たちがいるから、私はこのような真似も出来る…行くぞ、アムロ…Z-BLUE。私を否定するなら、私を止めてみせろ」
+
::ちなみに「ニュータイプによる誤解なき相互理解」は、UC最終局面でバナージが予期せぬ形で実現していたりする。
:かつての戦友達を相手にして、この台詞と共に'''「直感」「集中」「直撃」がフェイズ開始の度に発動する'''。原作や過去作で敵対していた時とは違い、まさに迷いの無い「赤い彗星」の本気を現していると言える。フロンタルのような狡猾さはなく、パイロットとして真正面から相対してくるのがアムロの言うように「シャアらしい」と言える部分なのかもしれない。だからこそ手強い。総帥より純粋にパイロットとして戦いを挑んでくるシャア・アズナブルの気迫が精神コマンドとして現れ、自軍、そしてプレイヤーを威圧してくる。
+
:;「…お前たちがいるから、私はこのような真似も出来る…行くぞ、アムロ…Z-BLUE。私を否定するなら、私を止めてみせろ」
;「…お前は私しか知りえない過去を知っていた。同時にそれには微妙にズレが生じていた…それこそが一つの世界に存在する同一人物…特異点の証だ」<br/>「だが今の私は、お前の中のシャア・アズナブルとは違う。 今ここにいるのは、[[トレーズ・クシュリナーダ|様々な人間]]と出会い、そして別れを経験した男だ」
+
::かつての戦友達を相手にして、この台詞と共に'''「直感」「集中」「直撃」がフェイズ開始の度に発動する'''。原作や過去作で敵対していた時とは違い、まさに迷いの無い「赤い彗星」の本気を現していると言える。フロンタルのような狡猾さはなく、パイロットとして真正面から相対してくるのがアムロの言うように「シャアらしい」と言える部分なのかもしれない。だからこそ手強い。総帥より純粋にパイロットとして戦いを挑んでくるシャア・アズナブルの気迫が精神コマンドとして現れ、自軍、そしてプレイヤーを威圧してくる。
:フロンタルに対して。フロンタルの持つ「シャア・アズナブル」の記憶は初代『ガンダム』からTV版『Z』に準拠したものであり、劇場版『Z』を辿り、さらに時空震動によって別の歴史を歩んだ現在のシャアとは細部が異なっている。
+
:;「…お前は私しか知りえない過去を知っていた。同時にそれには微妙にズレが生じていた…それこそが一つの世界に存在する同一人物…特異点の証だ」<br/>「だが今の私は、お前の中のシャア・アズナブルとは違う。 今ここにいるのは、[[トレーズ・クシュリナーダ|様々な人間]]と出会い、そして別れを経験した男だ」
;「……新世時空震動の後、私は幻覚や幻聴に悩まされるようになった」<BR/>「その中で人類は常に危険に晒され、未来は絶望に閉ざされていた…。それは悪夢と片付けるには、あまりに生々しかった」<BR/>「その結果、私は自分がもつれた並行世界の結び目であることを知った」<BR/>「同時に自分が特異点として不完全であることとアクシズが大特異点であることに気づいた」<BR/>「そして、同じくシャア・アズナブルの因子を持つフル・フロンタルがもう一人の特異点であることを知った」
+
::フロンタルに対して。フロンタルの持つ「シャア・アズナブル」の記憶は初代『ガンダム』からTV版『Z』に準拠したものであり、劇場版『Z』を辿り、さらに時空震動によって別の歴史を歩んだ現在のシャアとは細部が異なっている。
:ネオ・ジオンに帰還して後の行動の裏側。黒の英知に触れ、その示す絶望の未来……天獄と[[サイデリアル|そこに待つもの]]を目の当たりにした赤い彗星は、人類の未来を切り開くためにたった一人で戦ってきたのだ。かつての仲間の信頼を裏切ってまでも。
+
:;「……新世時空震動の後、私は幻覚や幻聴に悩まされるようになった」<BR/>「その中で人類は常に危険に晒され、未来は絶望に閉ざされていた…。それは悪夢と片付けるには、あまりに生々しかった」<BR/>「その結果、私は自分がもつれた並行世界の結び目であることを知った」<BR/>「同時に自分が特異点として不完全であることとアクシズが大特異点であることに気づいた」<BR/>「そして、同じくシャア・アズナブルの因子を持つフル・フロンタルがもう一人の特異点であることを知った」
;「不快だな。お前のような男と同じにされるのは」<BR/>「お前の出自の目星はついている……! だが、それとこの戦いは無関係だ! [[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]も[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]も手段はそれぞれだったが、共通しているのは世界の未来を信じての戦いだった!」<BR/>「違うな、フロンタル! お前は未来など求めていない!」<BR/>「フロンタル! 人間を導く者は人間ではなくてはならない! お前のような存在に世界は渡せない! 私と共に時空修復の人柱になってもらうぞ!」
+
::ネオ・ジオンに帰還して後の行動の裏側。黒の英知に触れ、その示す絶望の未来……天獄と[[サイデリアル|そこに待つもの]]を目の当たりにした赤い彗星は、人類の未来を切り開くためにたった一人で戦ってきたのだ。かつての仲間の信頼を裏切ってまでも。
:フロンタルとの戦闘前会話。完全否定されたフロンタルは「'''そうまでして私を怒らせたいか!'''」とついに「赤い彗星」の仮面をかなぐり捨てて激昂することに。
+
:;「不快だな。お前のような男と同じにされるのは」<BR/>「お前の出自の目星はついている……! だが、それとこの戦いは無関係だ! [[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]も[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]も手段はそれぞれだったが、共通しているのは世界の未来を信じての戦いだった!」<BR/>「違うな、フロンタル! お前は未来など求めていない!」<BR/>「フロンタル! 人間を導く者は人間ではなくてはならない! お前のような存在に世界は渡せない! 私と共に時空修復の人柱になってもらうぞ!」
:'''「迷いのなくなったシャア・アズナブル」'''がフロンタル、そして[[エタニティ・フラット]]による狂った未来を塗り替えようとする'''「迷いを乗り越えたキャスバル・レム・ダイクン」'''が今のシャアとも言える。
+
::フロンタルとの戦闘前会話。完全否定されたフロンタルは「'''そうまでして私を怒らせたいか!'''」とついに「赤い彗星」の仮面をかなぐり捨てて激昂することに。
:なお、この台詞を読み解くと、フロンタルが人間ですらない、とアムロ同様の見解を持っていることがわかる。原作でもフロンタルはバナージに「亡霊」呼ばわりされている。
+
::'''「迷いのなくなったシャア・アズナブル」'''がフロンタル、そして[[エタニティ・フラット]]による狂った未来を塗り替えようとする'''「迷いを乗り越えたキャスバル・レム・ダイクン」'''が今のシャアとも言える。
;「フル・フロンタル!」<BR/>「互いにサイコ・フレームを装備した機体に乗っていたのが、幸いしたな!」<BR/>「私とお前は、人々の意思を集める器に過ぎない! 未来を決めるのは、この世界に生きる全ての人々だ!」
+
::なお、この台詞を読み解くと、フロンタルが人間ですらない、とアムロ同様の見解を持っていることがわかる。原作でもフロンタルはバナージに「亡霊」呼ばわりされている。
:時空修復を拒絶するフロンタルに対して。エタニティ・フラットを回避するギリギリの場面でシャアが取った方法は、'''サイコフレームを介して精神をつなぎ、自分の意識でフロンタルの意識を上書きする'''という荒業であった。
+
:;「フル・フロンタル!」<BR/>「互いにサイコ・フレームを装備した機体に乗っていたのが、幸いしたな!」<BR/>「私とお前は、人々の意思を集める器に過ぎない! 未来を決めるのは、この世界に生きる全ての人々だ!」
:何気にフロンタルの名言である「人々の意思を集める器」というフレーズを使っているのがミソ。
+
::時空修復を拒絶するフロンタルに対して。エタニティ・フラットを回避するギリギリの場面でシャアが取った方法は、'''サイコフレームを介して精神をつなぎ、自分の意識でフロンタルの意識を上書きする'''という荒業であった。
:同時にこの言葉はアムロが前作エンディングでクワトロに語った、「何かを犠牲にした変革も、誰かが人の在り方を強いることも認める気はない」という言葉への答えともなっている。
+
::何気にフロンタルの名言である「人々の意思を集める器」というフレーズを使っているのがミソ。
;「ララァ! 私を…世界を導いてくれっ!!」
+
::同時にこの言葉はアムロが前作エンディングでクワトロに語った、「何かを犠牲にした変革も、誰かが人の在り方を強いることも認める気はない」という言葉への答えともなっている。
:大特異点であるアクシズに集められた、継続を望む意思達。幾多の仲間に導かれた先に発せられたのは、かつて在りし女性への正しき祈りだった。そして……。
+
:;「ララァ! 私を…世界を導いてくれっ!!」
;「だからと言って、お前のような男の感情の捌け口になるつもりはない!! 私とて赤い彗星と呼ばれた男だ! 感情に溺れた器の小さい男に遅れを取るつもりはない!!」  
+
::大特異点であるアクシズに集められた、継続を望む意思達。幾多の仲間に導かれた先に発せられたのは、かつて在りし女性への正しき祈りだった。そして……。
:第58話「いがみ合う双子」より、ガドライトとの戦闘前会話の末節。自らの役目をほぼ果たし終えた事を理解しつつも、迷いを振り切った今のシャアにガドライトが敵うはずもなかった。
+
:;「だからと言って、お前のような男の感情の捌け口になるつもりはない!! 私とて赤い彗星と呼ばれた男だ! 感情に溺れた器の小さい男に遅れを取るつもりはない!!」  
;「余計な隠し事をしていればストレスもある。君にも理解できるはずだ」
+
::第58話「いがみ合う双子」より、ガドライトとの戦闘前会話の末節。自らの役目をほぼ果たし終えた事を理解しつつも、迷いを振り切った今のシャアにガドライトが敵うはずもなかった。
:エーストークにて[[AG]]に対して。言われたAG当人は心当たりがあるのか動揺していた。
+
:;「余計な隠し事をしていればストレスもある。君にも理解できるはずだ」
 
+
::エーストークにて[[AG]]に対して。言われたAG当人は心当たりがあるのか動揺していた。
'''[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]'''
+
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]
;「それでこそ、私のライバルだ!」
+
:
:第40話「赤い彗星の未来」にて、アムロとともにフル・フロンタルを追い詰めようとした際の戦闘会話。ともに新必殺技で以てシナンジュを大破へと追い込む。
+
:;「それでこそ、私のライバルだ!」
:原作にもある台詞であるが、ニュアンスは全く異なっている。
+
::第40話「赤い彗星の未来」にて、アムロとともにフル・フロンタルを追い詰めようとした際の戦闘会話。ともに新必殺技で以てシナンジュを大破へと追い込む。
:ちなみに、このセリフを言う直前にアムロが放った渾身の一撃は所謂「'''ラストシューティング'''」。かつて自分を破った最後の一撃を、自分の複製たる存在に叩きこむシーンを見てのセリフなので感慨深いといえる。ついでにいうと、この後フロンタルは[[ネオ・ジオング]]に乗って登場する。
+
::原作にもある台詞であるが、ニュアンスは全く異なっている。
;「バナージやミネバを見て、感じた…。想いを形にする事の重要さを」<br/>「ハマーン…。私は今までお前に甘えていた」<br/>「お前ならば、言葉にしなくても全てをわかってくれると勝手に思っていた」
+
::ちなみに、このセリフを言う直前にアムロが放った渾身の一撃は所謂「'''ラストシューティング'''」。かつて自分を破った最後の一撃を、自分の複製たる存在に叩きこむシーンを見てのセリフなので感慨深いといえる。ついでにいうと、この後フロンタルは[[ネオ・ジオング]]に乗って登場する。
:同じく第40話にて、ハマーンとけじめをつけるための決闘に勝利して。相互理解ができるとされるニュータイプであろうと、言わなければ分からない事もある。それを悟ったシャアは「本当はシャアに頼りたい」という思いを口にしたハマーンにこう応える。'''「私と一緒に歩いてくれるか?」'''と。
+
:;「バナージやミネバを見て、感じた…。想いを形にする事の重要さを」<br/>「ハマーン…。私は今までお前に甘えていた」<br/>「お前ならば、言葉にしなくても全てをわかってくれると勝手に思っていた」
;「わかり合うことは大切だが、わかっただけでは人間はどうしようもないということだ」
+
::同じく第40話にて、ハマーンとけじめをつけるための決闘に勝利して。相互理解ができるとされるニュータイプであろうと、言わなければ分からない事もある。それを悟ったシャアは「本当はシャアに頼りたい」という思いを口にしたハマーンにこう応える。'''「私と一緒に歩いてくれるか?」'''と。
:第42話「炎」より、トップレスたちに対するアムロの対応を見て、「わかり合う」ことの困難さを実感する刹那に対して。ニュータイプは言葉を介さずにわかり合うことのできる可能性の一つであるが、重要なのはわかったことに対してどうするか。わかり合ったからと言って、それが解決になるとは限らないのである。
+
:;「わかり合うことは大切だが、わかっただけでは人間はどうしようもないということだ」
:別作品の話になるが、一例を挙げれば「'''[[森次玲二|他人の痛みがわかっても、そこから救ってやれねば意味がない]]'''」ということである。シャア自身、ハマーンとわかり合ったつもりでも彼女を孤独から救ってやれなかったために長らく関係がこじれていたのだから説得力のある発言である。
+
::第42話「炎」より、トップレスたちに対するアムロの対応を見て、「わかり合う」ことの困難さを実感する刹那に対して。ニュータイプは言葉を介さずにわかり合うことのできる可能性の一つであるが、重要なのはわかったことに対してどうするか。わかり合ったからと言って、それが解決になるとは限らないのである。
;「クロノに飼われた人類が次のステージに進むためには、これしか方法がないのだ!」<BR/>「どんな手段でも構わん! 地球は一度滅びなければ、奴らに……!!」
+
::別作品の話になるが、一例を挙げれば「'''[[森次玲二|他人の痛みがわかっても、そこから救ってやれねば意味がない]]'''」ということである。シャア自身、ハマーンとわかり合ったつもりでも彼女を孤独から救ってやれなかったために長らく関係がこじれていたのだから説得力のある発言である。
:第43話「BEYOND THE DIMENSION」にて。Z-BLUEではなく、黒歴史の始まりである「逆襲のシャア」の台詞。時獄篇におけるシャア同様絶望の未来を見たようだが、立ち向かうことを選んだZ-BLUEの方と異なり、地球の文明を後退させて[[御使い]]の到来を阻止しようとしているらしい。
+
:;「クロノに飼われた人類が次のステージに進むためには、これしか方法がないのだ!」<BR/>「どんな手段でも構わん! 地球は一度滅びなければ、奴らに……!!」
;「人身御供の家系という事か」
+
::第43話「BEYOND THE DIMENSION」にて。Z-BLUEではなく、黒歴史の始まりである「逆襲のシャア」の台詞。時獄篇におけるシャア同様絶望の未来を見たようだが、立ち向かうことを選んだZ-BLUEの方と異なり、地球の文明を後退させて[[御使い]]の到来を阻止しようとしているらしい。
:同じく第43話にて。元はクワトロ時代にアムロから指摘された事であるが、今作のシャアは自分の立場とやるべき事を受け止めているため、納得したように笑顔で返している。
+
:;「人身御供の家系という事か」
;「時代錯誤な名前をつけてくれる…!」
+
::同じく第43話にて。元はクワトロ時代にアムロから指摘された事であるが、今作のシャアは自分の立場とやるべき事を受け止めているため、納得したように笑顔で返している。
:第45話「虹の彼方に」でフロンタルが[[ネオ・ジオング]]に乗って現れた時の台詞。
+
:;「時代錯誤な名前をつけてくれる…!」
;「人の想いを受け止める器…。だが、それに頼っていては前へは進めないのだ…」
+
::第45話「虹の彼方に」でフロンタルが[[ネオ・ジオング]]に乗って現れた時の台詞。
:同じく第45話にて、アンジェロが撃破された直後の台詞。
+
:;「人の想いを受け止める器…。だが、それに頼っていては前へは進めないのだ…」
;「お前の中のシャア・アズナブルは絶望し、それは新世時空震動で時空を跳び越え、器であるお前に入り込んだ」<br/>「お前は純粋すぎたんだ、フロンタル。生真面目に世界を憂い、そして、答えを急ぎ、世界を一人で背負おうとした」<br/>「…許せ。本当ならば、私こそがお前を理解しなければならなかった」
+
::同じく第45話にて、アンジェロが撃破された直後の台詞。
:同じく第45話にて、虚無の世界でフロンタルに対して。同じ道を辿りながらも交わることのなかった「赤い彗星」……シャアにとってフロンタルという男は、あり得たかもしれない自分の姿だった。だからこそ自分がそれを理解せねばならなかったのだ、と。
+
:;「お前の中のシャア・アズナブルは絶望し、それは新世時空震動で時空を跳び越え、器であるお前に入り込んだ」<br/>「お前は純粋すぎたんだ、フロンタル。生真面目に世界を憂い、そして、答えを急ぎ、世界を一人で背負おうとした」<br/>「…許せ。本当ならば、私こそがお前を理解しなければならなかった」
 +
::同じく第45話にて、虚無の世界でフロンタルに対して。同じ道を辿りながらも交わることのなかった「赤い彗星」……シャアにとってフロンタルという男は、あり得たかもしれない自分の姿だった。だからこそ自分がそれを理解せねばならなかったのだ、と。
    
=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
'''[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]'''
+
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]
;「…同じ過ちを繰り返す必要はあるまい。それが避けられるのなら、な」
+
:
:第2部宇宙激震篇第26話「動き出す幽鬼たち」より。[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]が[[プルツー]]への説得を試みようとした際、彼らに嘗ての自分と[[ララァ・スン|ララァ]]との関係を重ね、引き離そうとする[[ブライト・ノア|ブライト]]や[[藤原忍|忍]]を制して発した台詞。
+
:;「…同じ過ちを繰り返す必要はあるまい。それが避けられるのなら、な」
;「もう普通の軍隊では物足りなくなるかもしれんな、艦長」
+
::第2部宇宙激震篇第26話「動き出す幽鬼たち」より。[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]が[[プルツー]]への説得を試みようとした際、彼らに嘗ての自分と[[ララァ・スン|ララァ]]との関係を重ね、引き離そうとする[[ブライト・ノア|ブライト]]や[[藤原忍|忍]]を制して発した台詞。
:第2部宇宙激震篇シーン5自由選択ステージ終了後のインターミッションより。「[[星の屑作戦]]」阻止を前にしながらも、[[エクセレン・ブロウニング|エクセレン]]達女性陣が繰り広げる緊張感の無い遣り取りに「もう慣れた」と苦笑するブライトへ、上述の台詞を送る。
+
:;「もう普通の軍隊では物足りなくなるかもしれんな、艦長」
;「…忘れた方が、覚えていない方が幸せな事も有る」<br />「だが、人の業はそれをさせてはくれん…忌まわしい記憶と共に」
+
::第2部宇宙激震篇シーン5自由選択ステージ終了後のインターミッションより。「[[星の屑作戦]]」阻止を前にしながらも、[[エクセレン・ブロウニング|エクセレン]]達女性陣が繰り広げる緊張感の無い遣り取りに「もう慣れた」と苦笑するブライトへ、上述の台詞を送る。
:第3部銀河決戦篇第9話「そのために今、生きている」より。人間にとっての記憶の消去にあたる[[オモイカネ]]へのデバック作業に、難色を示すカミーユや[[結城沙羅|沙羅]]の言葉を受けた上で上述の発言を口にするが、意味深な言動はアムロや[[ホシノ・ルリ|ルリ]]から訝しまれる事に。
+
:;「…忘れた方が、覚えていない方が幸せな事も有る」<br />「だが、人の業はそれをさせてはくれん…忌まわしい記憶と共に」
;「そんなものはない。戦いを終わらせるために戦う…そこに喜びや感謝などはない。…哀しみならばあるのかもしれん」
+
::第3部銀河決戦篇第9話「そのために今、生きている」より。人間にとっての記憶の消去にあたる[[オモイカネ]]へのデバック作業に、難色を示すカミーユや[[結城沙羅|沙羅]]の言葉を受けた上で上述の発言を口にするが、意味深な言動はアムロや[[ホシノ・ルリ|ルリ]]から訝しまれる事に。
:第3部銀河決戦篇第17話「ブッチャーの最期」より。爆死直前の[[キラー・ザ・ブッチャー]]が問い掛けた「戦いの意味」について各人が戸惑う中、彼の言葉を否定する。その一方でカミーユは、クワトロがブッチャーの言葉に黙って聞き入っていた事にも気付いていたが…。
+
:;「そんなものはない。戦いを終わらせるために戦う…そこに喜びや感謝などはない。…哀しみならばあるのかもしれん」
;「この戦いの行方がどうなろうと…ザビ家の亡霊は滅ばねばならんのだ。もう一度…すべてをやり直さねばならん…! おまえは大義という言葉にしがみついているだけだ」
+
::第3部銀河決戦篇第17話「ブッチャーの最期」より。爆死直前の[[キラー・ザ・ブッチャー]]が問い掛けた「戦いの意味」について各人が戸惑う中、彼の言葉を否定する。その一方でカミーユは、クワトロがブッチャーの言葉に黙って聞き入っていた事にも気付いていたが…。
:第3部銀河決戦篇第24話「宇宙の道標」より。[[フィフス・ルナ]]での決戦時、「大義」の名の下に己のエゴを主張する[[グレミー・トト|グレミー]]へ浴びせた批難。
+
:;「この戦いの行方がどうなろうと…ザビ家の亡霊は滅ばねばならんのだ。もう一度…すべてをやり直さねばならん…! おまえは大義という言葉にしがみついているだけだ」
;「敵…であったものの文化を知ることは、戦略的にも参考になる。…単純に、興味本位でもあるがね」
+
::第3部銀河決戦篇第24話「宇宙の道標」より。[[フィフス・ルナ]]での決戦時、「大義」の名の下に己のエゴを主張する[[グレミー・トト|グレミー]]へ浴びせた批難。
:第3部銀河決戦篇第27話「マシンロボ・炎」より。「[[熱血ロボ ゲキ・ガンガー3|ゲキ・ガンガー3]]上映会」に出席した動機を、不敵な笑みと共に語る。
+
:;「敵…であったものの文化を知ることは、戦略的にも参考になる。…単純に、興味本位でもあるがね」
;「ナナイッ! 強制的に脱出させろっ!」
+
::第3部銀河決戦篇第27話「マシンロボ・炎」より。「[[熱血ロボ ゲキ・ガンガー3|ゲキ・ガンガー3]]上映会」に出席した動機を、不敵な笑みと共に語る。
:第3部銀河決戦篇隠しシナリオ最終話「メビウスの宇宙を越えて」で爆散寸前の[[α・アジール]]を目の当たりにして。同作ではシャアがクェスについて煩わしく思っていた本心を吐露する描写が無い代わりに、新たな時代を担う世代の代表たるクェスへ期待を寄せる描写が目立っている。それ故、彼女の死には沈痛な表情を浮かべていた。
+
:;「ナナイッ! 強制的に脱出させろっ!」
 +
::第3部銀河決戦篇隠しシナリオ最終話「メビウスの宇宙を越えて」で爆散寸前の[[α・アジール]]を目の当たりにして。同作ではシャアがクェスについて煩わしく思っていた本心を吐露する描写が無い代わりに、新たな時代を担う世代の代表たるクェスへ期待を寄せる描写が目立っている。それ故、彼女の死には沈痛な表情を浮かべていた。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
'''A'''
+
;A
;クワトロ「はめられたな。お前はハマーンに目を付けられていた」<br/>グレミー「バカな…!!ではハマーンは私を始末するために…!!」<br/>クワトロ「そういう女だ」
+
:
:第28話「それぞれの戦う意味」or「ネオ・ジオン動乱」にて、[[グレミー・トト|グレミー]]撃墜後の台詞。
+
:;クワトロ「はめられたな。お前はハマーンに目を付けられていた」<br/>グレミー「バカな…!!ではハマーンは私を始末するために…!!」<br/>クワトロ「そういう女だ」
:[[ハマーン・カーン|ハマーン]]に反旗を翻すことを見透かされ体のいい捨て駒にされていたことに気付かなかったグレミーに、事の真相を指摘したが時すでに遅し、グレミーは失意と驚愕のまま散っていったのであった。
+
::第28話「それぞれの戦う意味」or「ネオ・ジオン動乱」にて、[[グレミー・トト|グレミー]]撃墜後の台詞。
;「そろそろ歳でな。殴られずに済んだ」
+
::[[ハマーン・カーン|ハマーン]]に反旗を翻すことを見透かされ体のいい捨て駒にされていたことに気付かなかったグレミーに、事の真相を指摘したが時すでに遅し、グレミーは失意と驚愕のまま散っていったのであった。
:第28話戦闘終了後にて左近寺博士のしごきにアムロが参加していない事を訊ねた[[ギャリソン時田|ギャリソン]]への返答。
+
:;「そろそろ歳でな。殴られずに済んだ」
:当然ギャリソンは意味が分からず困惑するのだが、実はこの直前にアムロに「何故戻ってきたのか」と訊ねられており、煙に巻いた事に対し「[[カミーユ・ビダン|僕がもっと若かったら殴り倒していた]]」と言われた事からの発言である。
+
::第28話戦闘終了後にて左近寺博士のしごきにアムロが参加していない事を訊ねた[[ギャリソン時田|ギャリソン]]への返答。
;「私はクワトロ・バジーナだ。それ以上でもそれ以下でもないのでな…!」
+
::当然ギャリソンは意味が分からず困惑するのだが、実はこの直前にアムロに「何故戻ってきたのか」と訊ねられており、煙に巻いた事に対し「[[カミーユ・ビダン|僕がもっと若かったら殴り倒していた]]」と言われた事からの発言である。
:最終話における[[ヴィンデル・マウザー|ヴィンデル]]との戦闘前、「自分側の世界のシャアのように、お前もシャアとしてネオ・ジオンの総帥になれ」と暗に仄めかすヴィンデルに放った台詞。
+
:;「私はクワトロ・バジーナだ。それ以上でもそれ以下でもないのでな…!」
:同じ言い回しでも正体をごまかすのに使った時と違い、シャアとは違う男して生きていく意志の強さがはっきりと表れている。しかし…
+
::最終話における[[ヴィンデル・マウザー|ヴィンデル]]との戦闘前、「自分側の世界のシャアのように、お前もシャアとしてネオ・ジオンの総帥になれ」と暗に仄めかすヴィンデルに放った台詞。
;クワトロ「さて、な。それに私はクワトロ・バジーナだ。シャアが何を考えているかは知らん」<br/>カミーユ「ずるい答え…ですね」<br/>クワトロ「少なくとも、今はその時ではないのでね」
+
::同じ言い回しでも正体をごまかすのに使った時と違い、シャアとは違う男して生きていく意志の強さがはっきりと表れている。しかし…
:EDでカミーユに「また今回のような戦いが起きるかわからないから静養しておけ」と忠告したところ、カミーユにシャアと名指しされた上で「戦いが起きる事を望んでいるのか」と問われて。
+
:;クワトロ「さて、な。それに私はクワトロ・バジーナだ。シャアが何を考えているかは知らん」<br/>カミーユ「ずるい答え…ですね」<br/>クワトロ「少なくとも、今はその時ではないのでね」
:'''その時が来たらシャアに戻る気満々だった'''。この言葉にアムロは意味深な沈黙を浮かべ、ララァも不安を覚えている。
+
::EDでカミーユに「また今回のような戦いが起きるかわからないから静養しておけ」と忠告したところ、カミーユにシャアと名指しされた上で「戦いが起きる事を望んでいるのか」と問われて。
;「もし、自分の心変わりを心配しているのなら…心配するな。ここにいる者たちが止めてくれる」
+
::'''その時が来たらシャアに戻る気満々だった'''。この言葉にアムロは意味深な沈黙を浮かべ、ララァも不安を覚えている。
:EDで主人公を救助した際に。ある意味、自分自身への忠告でもあるのだろう。
+
:;「もし、自分の心変わりを心配しているのなら…心配するな。ここにいる者たちが止めてくれる」
 +
::EDで主人公を救助した際に。ある意味、自分自身への忠告でもあるのだろう。
 +
;R
 +
:
 +
:;「ザイデルよ、ニュータイプをそんな枠の中でしか考えられないから、それがわからないのだ」
 +
::第30話「戦士、再び…」にて、ニュータイプを自分に都合の良いように解釈し、選民思想に利用する[[ザイデル・ラッソ|ザイデル]]から「ニュータイプなのになぜ、スペースノイドのために戦わない?」という質問に対して答えた台詞。
 +
:;「かつての好敵手ほど仲間になれば頼もしい者はいないものだ」
 +
::第30話「戦士、再び…」のシナリオエンドデモにて、共に戦うことになり戸惑う[[ジャミル・ニート|ジャミル]]と[[ランスロー・ダーウェル|ランスロー]]に対しての台詞。かつての[[ライバル]]であるアムロと共に戦うクワトロならではの台詞。
 +
;[[スーパーロボット大戦D|D]]
 +
:
 +
:;「馬鹿な!? 地球が消えただと!?」
 +
::TVCMで使われた、シャアの驚き。本作のテーマ「地球消滅」を表した一言であり、シャアの[[声優]]である池田秀一氏が演じている。
 +
:;ネオジオン兵「ち、地球が…。総帥、地球が…消えました! センサーも地球を確認できません!!」<br />ミリアルド「バカな…地球を覆うバリアとでもいうのか!?」<br />シャア「冗談ではない!」<br />ミリアルド「しかし…」<br />シャア「状況の確認を急がせろ! ええい、いったい何が起こったというのだ…」
 +
::ゲーム本編ではこうなる。冒頭、地球消滅を目の当たりにして。百戦錬磨のシャアも、さすがに[[地球]]そのものが消滅したとあっては驚かざるを得なかった模様。この後、ミリアルドが妙に冷静な事に「よくそんなに冷静でいられるものだ」と突っ込みを入れるが、ミリアルドにも「後から自分が冷静だったかと言われれば怪しい」と言い返されてしまう。
 +
:;「それは私もそうだ。決着がついていないのだからな。…似すぎた者同士は、憎みあうこともある。だが…今はすでに異常な状況下だということをわかれ、アムロ」
 +
::第1話(宇宙/ネオ・ジオンルート)「惑乱の宇宙(そら)」でアムロに「自分とシャアは戦うしか道はなかった」と言われた際の発言。随分とあっさり、アムロと決着をつけたかったことを認めたものである。結局この後アムロはシャアの頼みを渋々受け入れ、共闘する事に。このように、Dは第一話からとにかくすごい展開が続く。
 +
:;「ほう…」
 +
::で度々何かに感心したときに漏らす。これはエキセドル参謀が姿を現した時のもの。序盤が驚きの連続だったからか、滅多なことでもない限り動じない。
 +
:;アムロ「地球か…再び見ることができるとは」<br />シャア「その蒼さを失いつつあるとしても…やはり美しい星だ」<br />ミリアルド「はい。しかし地球が美しいと思えるのは、こうして宇宙から見ることができるためです。地上にいる者には、かつてその真の美しさが、理解できていなかった」<br />シャア「…この人類のゆりかごを、我々は守らねばならん」<br />アムロ「シャア…貴様たちは…」<br />シャア「わかっているよ、アムロ。[[ギシン帝国|ギシン星間帝国]]、[[バロータ軍]]、地上では[[インベーダー]]、そして[[ルイーナ|謎の敵]]。地球を守り、休ませるにしても、それらを退けねばならんのだ」<br />アムロ「そうだな…それどころではないはずだ」<br />シャア「レディ・アンが言っていた。地球が消えたというあの事態、そしてこの戦いは、宇宙と地上とを問わず、地球圏に生きる人類すべてに突きつけられる、問題想起になりうるのではないかと。私も、そう思い始めたところだ」<br />アムロ「あぁ…この戦いを乗り越えることができれば、人は変わっていけるはずだ。地球の重力をふりきって、外宇宙へ旅立っていった人々のように」
 +
::第7話(宇宙/ネオ・ジオンルート)「蒼き人類のゆりかご」で再び地球圏の為に戦うことを決意して。かつて地球潰しをしようとした事も勿論自覚しており、アムロにも少し毒づかれるが、シャアの決意は本物である。
 +
:;「そうだな。これまで戦い続けてきた諸君にはすまないが、その力と、その命…ここで使い切ってもらう」<br />「これで終わりにするぞ。各機、発進しろ」
 +
::最終話「デザイア」にて、トレーズの激励に追従する形で部隊に指示を飛ばす。原作で言ったブライトの台詞「みんなの命をくれ」にどこか通じる台詞である。
 +
:;「く…バカな、この私が、恐怖しているというのか!? あの存在に!? ええい、動け、なぜ体が動かん!」
 +
::[[ルイーナ]]との最終決戦で、何度倒しても蘇ってくる[[ペルフェクティオ]]に、絶望的なまでの力の差を見せ付けられ、勝機を見出せずさすがの赤い彗星も'''恐怖のあまり身体が震え出した'''台詞。本人は現状を断固として認めようとせず、自分を何とか奮い立たせようと必死だが、身体のほうが震えてしまい身動きがとれずにいた。
 +
:;「ああ、そうだな…」
 +
::ネオジオンルートEDにおけるシャアの最後の台詞。戦いは終わったものの、未だ人類が再び争いを起こす事を懸念するシャアだが、アムロとブライトに人類を信じる事を促され、その言葉に頷いて。この台詞と共に『D』の物語は終了する。
 +
:;「ララァ…私に力を貸してくれ!」<br />「全パワーを解放! 直撃させる!」
 +
::シャアを[[Ζガンダム]]に乗せウェイブライダー突撃を使った時の台詞。文字通り[[ララァ・スン|ララァ]]の幻影のカットインが挿入され、彼女に導かれるように敵のどてっぱらに突っ込んでいる。
   −
'''R'''
+
=== Scramble Commanderシリーズ ===
;「ザイデルよ、ニュータイプをそんな枠の中でしか考えられないから、それがわからないのだ」
  −
:第30話「戦士、再び…」にて、ニュータイプを自分に都合の良いように解釈し、選民思想に利用する[[ザイデル・ラッソ|ザイデル]]から「ニュータイプなのになぜ、スペースノイドのために戦わない?」という質問に対して答えた台詞。
  −
;「かつての好敵手ほど仲間になれば頼もしい者はいないものだ」
  −
:第30話「戦士、再び…」のシナリオエンドデモにて、共に戦うことになり戸惑う[[ジャミル・ニート|ジャミル]]と[[ランスロー・ダーウェル|ランスロー]]に対しての台詞。かつての[[ライバル]]であるアムロと共に戦うクワトロならではの台詞。
  −
 
  −
'''[[スーパーロボット大戦D|D]]'''
  −
;「馬鹿な!? 地球が消えただと!?」
  −
:TVCMで使われた、シャアの驚き。本作のテーマ「地球消滅」を表した一言であり、シャアの[[声優]]である池田秀一氏が演じている。
  −
;ネオジオン兵「ち、地球が…。総帥、地球が…消えました! センサーも地球を確認できません!!」<br />ミリアルド「バカな…地球を覆うバリアとでもいうのか!?」<br />シャア「冗談ではない!」<br />ミリアルド「しかし…」<br />シャア「状況の確認を急がせろ! ええい、いったい何が起こったというのだ…」
  −
:ゲーム本編ではこうなる。冒頭、地球消滅を目の当たりにして。百戦錬磨のシャアも、さすがに[[地球]]そのものが消滅したとあっては驚かざるを得なかった模様。この後、ミリアルドが妙に冷静な事に「よくそんなに冷静でいられるものだ」と突っ込みを入れるが、ミリアルドにも「後から自分が冷静だったかと言われれば怪しい」と言い返されてしまう。
  −
;「それは私もそうだ。決着がついていないのだからな。…似すぎた者同士は、憎みあうこともある。だが…今はすでに異常な状況下だということをわかれ、アムロ」
  −
:第1話(宇宙/ネオ・ジオンルート)「惑乱の宇宙(そら)」でアムロに「自分とシャアは戦うしか道はなかった」と言われた際の発言。随分とあっさり、アムロと決着をつけたかったことを認めたものである。結局この後アムロはシャアの頼みを渋々受け入れ、共闘する事に。このように、Dは第一話からとにかくすごい展開が続く。
  −
;「ほう…」
  −
:で度々何かに感心したときに漏らす。これはエキセドル参謀が姿を現した時のもの。序盤が驚きの連続だったからか、滅多なことでもない限り動じない。
  −
;アムロ「地球か…再び見ることができるとは」<br />シャア「その蒼さを失いつつあるとしても…やはり美しい星だ」<br />ミリアルド「はい。しかし地球が美しいと思えるのは、こうして宇宙から見ることができるためです。地上にいる者には、かつてその真の美しさが、理解できていなかった」<br />シャア「…この人類のゆりかごを、我々は守らねばならん」<br />アムロ「シャア…貴様たちは…」<br />シャア「わかっているよ、アムロ。[[ギシン帝国|ギシン星間帝国]]、[[バロータ軍]]、地上では[[インベーダー]]、そして[[ルイーナ|謎の敵]]。地球を守り、休ませるにしても、それらを退けねばならんのだ」<br />アムロ「そうだな…それどころではないはずだ」<br />シャア「レディ・アンが言っていた。地球が消えたというあの事態、そしてこの戦いは、宇宙と地上とを問わず、地球圏に生きる人類すべてに突きつけられる、問題想起になりうるのではないかと。私も、そう思い始めたところだ」<br />アムロ「あぁ…この戦いを乗り越えることができれば、人は変わっていけるはずだ。地球の重力をふりきって、外宇宙へ旅立っていった人々のように」
  −
:第7話(宇宙/ネオ・ジオンルート)「蒼き人類のゆりかご」で再び地球圏の為に戦うことを決意して。かつて地球潰しをしようとした事も勿論自覚しており、アムロにも少し毒づかれるが、シャアの決意は本物である。
  −
;「そうだな。これまで戦い続けてきた諸君にはすまないが、その力と、その命…ここで使い切ってもらう」<br />「これで終わりにするぞ。各機、発進しろ」
  −
:最終話「デザイア」にて、トレーズの激励に追従する形で部隊に指示を飛ばす。原作で言ったブライトの台詞「みんなの命をくれ」にどこか通じる台詞である。
  −
;「く…バカな、この私が、恐怖しているというのか!? あの存在に!? ええい、動け、なぜ体が動かん!」
  −
:[[ルイーナ]]との最終決戦で、何度倒しても蘇ってくる[[ペルフェクティオ]]に、絶望的なまでの力の差を見せ付けられ、勝機を見出せずさすがの赤い彗星も'''恐怖のあまり身体が震え出した'''台詞。本人は現状を断固として認めようとせず、自分を何とか奮い立たせようと必死だが、身体のほうが震えてしまい身動きがとれずにいた。
  −
;「ああ、そうだな…」
  −
:ネオジオンルートEDにおけるシャアの最後の台詞。戦いは終わったものの、未だ人類が再び争いを起こす事を懸念するシャアだが、アムロとブライトに人類を信じる事を促され、その言葉に頷いて。この台詞と共に『D』の物語は終了する。
  −
;「ララァ…私に力を貸してくれ!」<br />「全パワーを解放! 直撃させる!」
  −
:シャアを[[Ζガンダム]]に乗せウェイブライダー突撃を使った時の台詞。文字通り[[ララァ・スン|ララァ]]の幻影のカットインが挿入され、彼女に導かれるように敵のどてっぱらに突っ込んでいる。
  −
 
  −
==== Scramble Commanderシリーズ ====
   
;「君が心配しているのは、あの時見た光景の事だな?言いたい事はわかるが…どうか信じてほしい。以前ならともかく、今の私は若者達が築き上げていこうとしているこの世界に希望を見出そうとしている。間違いは…犯さないつもりだ」
 
;「君が心配しているのは、あの時見た光景の事だな?言いたい事はわかるが…どうか信じてほしい。以前ならともかく、今の私は若者達が築き上げていこうとしているこの世界に希望を見出そうとしている。間違いは…犯さないつもりだ」
:[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd|SC2]]のEDにて、一人[[アクシズ]]を治める為にアクシズへ行く事を決意した際、アムロに心配されて。ちなみにここでクワトロが言っている「あの時見た光景」というのは、最終決戦の直後に[[神名綾人|綾人]]によって見せられた[[平行世界|数多に存在する世界]]の可能性の中で、シャアによる[[アクシズ]]落としが実行された世界の光景の事。
+
:[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd|SC2]]』のEDにて、一人[[アクシズ]]を治める為にアクシズへ行く事を決意した際、アムロに心配されて。ちなみにここでクワトロが言っている「あの時見た光景」というのは、最終決戦の直後に[[神名綾人|綾人]]によって見せられた[[平行世界|数多に存在する世界]]の可能性の中で、シャアによる[[アクシズ]]落としが実行された世界の光景の事。
    
=== VXT三部作 ===
 
=== VXT三部作 ===
'''[[スーパーロボット大戦V|V]]'''
+
;[[スーパーロボット大戦V|V]]
;「心配はいらない。[[フル・フロンタル|彼]]は彼として生きていけばいい…。[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]のような真似をするつもりはない」<br/>「後は任せる…人の心の光に導かれた人類に」
+
:
:宇宙ルート第38話「託された未来」にて、フロンタル自身が熱と光を発し、フロンタルがシャアの呪縛を断ち切った事を見届け、アムロに後を任せて去っていく。
+
:;「心配はいらない。[[フル・フロンタル|彼]]は彼として生きていけばいい…。[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]のような真似をするつもりはない」<br/>「後は任せる…人の心の光に導かれた人類に」
'''[[スーパーロボット大戦X|X]]'''
+
::宇宙ルート第38話「託された未来」にて、フロンタル自身が熱と光を発し、フロンタルがシャアの呪縛を断ち切った事を見届け、アムロに後を任せて去っていく。
;「確かに戦いは人を強くする…。私は、その代償として失われる生命を無視しようとしてきた…。だが今、[[グレミー・トト|グレミー]]によって私は自分の戦いの始まり…大切な人が失われる痛みを思い出した」<br/>「さげすみも侮辱も甘んじて受け入れる。私は、その程度の男だ」<br/>「もう赤い彗星の名もジオン・ダイクンの名も捨てる…。私はただの男として一度は捨てた可能性にもう一度懸ける…!」
+
;[[スーパーロボット大戦X|X]]
:宇宙ルート第33話「シャアの迷い」にて、[[シーブック・アノー|シーブック]]の叱責やアムロとカミーユの導きを受けた後、グレミーに非難され、立ち直った際に。
+
:
;(それでこそだ、アムロ。だが、終生のライバルであるお前をつまらん連中にやらせはしないぞ)
+
:;「確かに戦いは人を強くする…。私は、その代償として失われる生命を無視しようとしてきた…。だが今、[[グレミー・トト|グレミー]]によって私は自分の戦いの始まり…大切な人が失われる痛みを思い出した」<br/>「さげすみも侮辱も甘んじて受け入れる。私は、その程度の男だ」<br/>「もう赤い彗星の名もジオン・ダイクンの名も捨てる…。私はただの男として一度は捨てた可能性にもう一度懸ける…!」
:第35話「さらなる高みへ」にて、[[神聖ミスルギ皇国|ミスルギ]]に付いた数多くのMSパイロット達がアムロを狙って来た際に。
+
::宇宙ルート第33話「シャアの迷い」にて、[[シーブック・アノー|シーブック]]の叱責やアムロとカミーユの導きを受けた後、グレミーに非難され、立ち直った際に。
'''[[スーパーロボット大戦T|T]]'''
+
:;(それでこそだ、アムロ。だが、終生のライバルであるお前をつまらん連中にやらせはしないぞ)
;[[ディンゴ]]「総帥を続けるも辞めるも、あんたの自由だ。辞めたとしても優秀な官僚達が影武者でも立てて何とかしてくれるさ」<br/>シャア「確かにな…。前線に立たせさえしなければ、どうとでもなるだろう」<br/>シャア「だが、あんなつまらん役を押しつけられる影武者には同情する。となれば、道化役は私がやるしかあるまい」
+
::第35話「さらなる高みへ」にて、[[神聖ミスルギ皇国|ミスルギ]]に付いた数多くのMSパイロット達がアムロを狙って来た際に。
:シャア共闘ルート第44話「ハマーンの涙」にて。実際、後年は[[ジオン公国|ジオン共和国]]の首相の手で[[フル・フロンタル|シャアの影武者]]が造られている。そして、エキスパンション・シナリオではEDにて本当に[[世界観/V#宇宙世紀世界|別の世界]]では自身の影武者が作られた事を知ったと思われる。
+
;[[スーパーロボット大戦T|T]]
;ハマーン「逝け!アクシズ!」<br/>シャア「忌まわしい記憶と共に!」
+
:
:激闘ルート第52話「可能性の光」にて。T3全員でアクシズを押し出す際に。ハマーンとの掛け合いで原作の名台詞と言葉は同じであるが、意味が全く正反対となっている。今作のシャアが人類への希望を失っていない証と言える。
+
:;[[ディンゴ]]「総帥を続けるも辞めるも、あんたの自由だ。辞めたとしても優秀な官僚達が影武者でも立てて何とかしてくれるさ」<br/>シャア「確かにな…。前線に立たせさえしなければ、どうとでもなるだろう」<br/>シャア「だが、あんなつまらん役を押しつけられる影武者には同情する。となれば、道化役は私がやるしかあるまい」
;ダイマ「シャア・アズナブル! 君なら、俺の計画に賛同してくれると信じているぞ!」<br/>シャア「あなたは私という人間を全く理解していないようだ」<br/>ダイマ「ならば、ここでお前も始末する! 赤い彗星を討った俺とダイガイアンの力は人々の希望となる!」<br/>シャア「散々道化を演じてきた私だが、そこまで堕ちるつもりはないな!」<br/>ダイマ「まだお前には働いてもらう! 俺の銀河統一計画の人身御供としてな!」<br/>シャア「そうはさせん! お前のような男に人類の未来を預ける事はこの私が許さない!」
+
::シャア共闘ルート第44話「ハマーンの涙」にて。実際、後年は[[ジオン公国|ジオン共和国]]の首相の手で[[フル・フロンタル|シャアの影武者]]が造られている。そして、エキスパンション・シナリオではEDにて本当に[[世界観/V#宇宙世紀世界|別の世界]]では自身の影武者が作られた事を知ったと思われる。
:激闘ルート最終話「船は往く、希望の大海へ」における[[ダイマ・ゴードウィン|ダイマ]]との戦闘前会話。人類を果てなき戦いの環へと導き、自身にも人身御供になるよう迫る誇大妄想狂の愚かな計画を阻止し、漸く革新と平和への道を歩みだそうとしている人類の未来を守る為に、赤い彗星も黎明戦争最後の戦いに挑む。
+
:;ハマーン「逝け!アクシズ!」<br/>シャア「忌まわしい記憶と共に!」
;シャア「それを決めるのは、お前ではない! 私が決める事だ!」<br/>クェス「そうだよ、大佐! 大佐は大佐の望むままに生きればいいんだから!」<br/>ギュネイ「バケモノめ! お前ごときの言葉で赤い彗星がひるむと思うなよ!」<br/>ハマーン「シャア! お前の戦いを…生き方を私達に見せてくれ!」<br/>シャア「感謝するぞ、みんな。その想いと共に私は戦おう」<br/>ネバンエンデ「コノヨウナ 男マデ 愛ヲ 知ッテイルトハ!」<br/>シャア「聞け、ネバンエンデ! 贖罪ではなく、私は一人の戦士としてお前のような存在を討つために戦うぞ!」
+
::激闘ルート第52話「可能性の光」にて。T3全員でアクシズを押し出す際に。ハマーンとの掛け合いで原作の名台詞と言葉は同じであるが、意味が全く正反対となっている。今作のシャアが人類への希望を失っていない証と言える。
:エキスパンション・シナリオ激闘ルート最終話「過去も因果も越えて」における[[ネバンエンデ]]との戦闘前会話。ネバンエンデに「世界を滅びに導く者」と別の可能性のシャアを揶揄するような形で詰られるも、シャアはそれを真っ向から切り捨て、ハマーン達の激励を受けながら、ジオンの赤い彗星でも総帥でもなく、人類の可能性と未来への希望を守るために戦う一人の戦士として、世界を破壊と絶望で満たそうとする鉄魔獣との真の最後の決戦に臨む。
+
:;ダイマ「シャア・アズナブル! 君なら、俺の計画に賛同してくれると信じているぞ!」<br/>シャア「あなたは私という人間を全く理解していないようだ」<br/>ダイマ「ならば、ここでお前も始末する! 赤い彗星を討った俺とダイガイアンの力は人々の希望となる!」<br/>シャア「散々道化を演じてきた私だが、そこまで堕ちるつもりはないな!」<br/>ダイマ「まだお前には働いてもらう! 俺の銀河統一計画の人身御供としてな!」<br/>シャア「そうはさせん! お前のような男に人類の未来を預ける事はこの私が許さない!」
 +
::激闘ルート最終話「船は往く、希望の大海へ」における[[ダイマ・ゴードウィン|ダイマ]]との戦闘前会話。人類を果てなき戦いの環へと導き、自身にも人身御供になるよう迫る誇大妄想狂の愚かな計画を阻止し、漸く革新と平和への道を歩みだそうとしている人類の未来を守る為に、赤い彗星も黎明戦争最後の戦いに挑む。
 +
:;シャア「それを決めるのは、お前ではない! 私が決める事だ!」<br/>クェス「そうだよ、大佐! 大佐は大佐の望むままに生きればいいんだから!」<br/>ギュネイ「バケモノめ! お前ごときの言葉で赤い彗星がひるむと思うなよ!」<br/>ハマーン「シャア! お前の戦いを…生き方を私達に見せてくれ!」<br/>シャア「感謝するぞ、みんな。その想いと共に私は戦おう」<br/>ネバンエンデ「コノヨウナ 男マデ 愛ヲ 知ッテイルトハ!」<br/>シャア「聞け、ネバンエンデ! 贖罪ではなく、私は一人の戦士としてお前のような存在を討つために戦うぞ!」
 +
::エキスパンション・シナリオ激闘ルート最終話「過去も因果も越えて」における[[ネバンエンデ]]との戦闘前会話。ネバンエンデに「世界を滅びに導く者」と別の可能性のシャアを揶揄するような形で詰られるも、シャアはそれを真っ向から切り捨て、ハマーン達の激励を受けながら、ジオンの赤い彗星でも総帥でもなく、人類の可能性と未来への希望を守るために戦う一人の戦士として、世界を破壊と絶望で満たそうとする鉄魔獣との真の最後の決戦に臨む。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
'''[[スーパーロボット大戦64|64]]'''
+
;[[スーパーロボット大戦64|64]]
;「アムロ……ならばお前は、違う生き方をしてみるのだな。私はあの刻から、いつも1人の男だった……」<br />「なんだ……? 私にも……世界が見えるのか……?」
+
:
:「絶叫の宇宙」で前もってアクシズ落下を阻止した際のシャアの最期の台詞。この後、最期までララァの死に縛られたままだったライバルの死に、アムロは慟哭する……
+
:;「アムロ……ならばお前は、違う生き方をしてみるのだな。私はあの刻から、いつも1人の男だった……」<br />「なんだ……? 私にも……世界が見えるのか……?」
 
+
::「絶叫の宇宙」で前もってアクシズ落下を阻止した際のシャアの最期の台詞。この後、最期までララァの死に縛られたままだったライバルの死に、アムロは慟哭する……
'''『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|MX PORTABLE]])'''
+
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|MX PORTABLE]])
;「データはデータに過ぎん。それに私は人の力というものを信じている…」<br/>「多くの者達と決別してまで信じた人の可能性だ…暴走した機械とその端末にそれを否定させる気はない!」
+
:
:最終決戦にて、エルデに対して。当初は逆襲への迷いを抱いていたクワトロだったが、戦いを通して既に彼は自分の為すべき事を見出していた。真なる自分に戻るべく、「クワトロ・バジーナ」の最後の戦いが始まる。
+
:;「データはデータに過ぎん。それに私は人の力というものを信じている…」<br/>「多くの者達と決別してまで信じた人の可能性だ…暴走した機械とその端末にそれを否定させる気はない!」
 
+
::最終決戦にて、エルデに対して。当初は逆襲への迷いを抱いていたクワトロだったが、戦いを通して既に彼は自分の為すべき事を見出していた。真なる自分に戻るべく、「クワトロ・バジーナ」の最後の戦いが始まる。
'''[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])'''
+
;[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
;「ジュドー君、聞こえるか?君の妹、リィナは預かっている」<br />「モビルスーツを戻したら、後で返してやる」
+
:
:第29話「駆け抜けた宇宙」で、グラドス軍との戦闘中に[[ホワイトベース]]内部に潜入していた[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]達に売り飛ばす事目当てに主力MSを奪われてしまい、[[ルー・ルカ|ルー]]が捕まえてきた[[リィナ・アーシタ|リィナ]]を人質にして降伏を勧告した台詞。普通は悪役のやる事であるが、状況が状況なので荒っぽい事も形振り構わずやる彼の一面が見られる。心なしか彼自身内心で楽しんでいる節がある。当然、彼の愛機である[[百式]]も[[モンド・アガケ|モンド]]に奪われている。
+
:;「ジュドー君、聞こえるか?君の妹、リィナは預かっている」<br />「モビルスーツを戻したら、後で返してやる」
;「そう、いじめんでくれ。アルテイシア」
+
::第29話「駆け抜けた宇宙」で、グラドス軍との戦闘中に[[ホワイトベース]]内部に潜入していた[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]達に売り飛ばす事目当てに主力MSを奪われてしまい、[[ルー・ルカ|ルー]]が捕まえてきた[[リィナ・アーシタ|リィナ]]を人質にして降伏を勧告した台詞。普通は悪役のやる事であるが、状況が状況なので荒っぽい事も形振り構わずやる彼の一面が見られる。心なしか彼自身内心で楽しんでいる節がある。当然、彼の愛機である[[百式]]も[[モンド・アガケ|モンド]]に奪われている。
:『XO』第28話「そして、地球へ」における追加場面。外宇宙遠征から帰ってみたらいつの間にかクワトロとして連邦軍へ寝返っていた兄シャアを問い詰める[[セイラ・マス|セイラ]]に対して。やはり妹には頭がなかなかあがらない模様。
+
:;「そう、いじめんでくれ。アルテイシア」
;「…………。ハマーンが…逝ったか…」
+
::『XO』第28話「そして、地球へ」における追加場面。外宇宙遠征から帰ってみたらいつの間にかクワトロとして連邦軍へ寝返っていた兄シャアを問い詰める[[セイラ・マス|セイラ]]に対して。やはり妹には頭がなかなかあがらない模様。
:第41話「戦士、再び…」にて[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]の[[ΖΖガンダム]]に敗れ爆散した[[ハマーン・カーン|ハマーン]]の[[キュベレイ]]を見て、呟いた台詞。クワトロは死にはしないが、何気に原作の[[機動戦士Ζガンダム|Ζ]]最終回と正反対になっている。自分を愛してくれた女性の死を前にして、シャアは何を思ったのか…それは、本人にしか分からない…。
+
:;「…………。ハマーンが…逝ったか…」
;「生き残れるかどうかは時の運だ。まだわからんよ」
+
::第41話「戦士、再び…」にて[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]の[[ΖΖガンダム]]に敗れ爆散した[[ハマーン・カーン|ハマーン]]の[[キュベレイ]]を見て、呟いた台詞。クワトロは死にはしないが、何気に原作の[[機動戦士Ζガンダム|Ζ]]最終回と正反対になっている。自分を愛してくれた女性の死を前にして、シャアは何を思ったのか…それは、本人にしか分からない…。
:『XO』第41話「戦士、再び…」における追加場面、[[ア・バオア・クー]]における[[ジオン公国|ジオン軍]]、[[ギガノス帝国|ギガノス軍]]との最終決戦において、[[グワジン]]を撃墜され[[キュベレイ]]で出撃した[[ハマーン・カーン|ハマーン]]を前にして。[[ララァ・スン|ララァ]]からは「大丈夫です…大佐が勝ちます」と激励されるものの、本人もハマーンに対して後ろめたさを感じているのか、妙に怖気づいていた。スパロボでもクワトロにしては、珍しい弱気な台詞である。
+
:;「生き残れるかどうかは時の運だ。まだわからんよ」
 
+
::『XO』第41話「戦士、再び…」における追加場面、[[ア・バオア・クー]]における[[ジオン公国|ジオン軍]]、[[ギガノス帝国|ギガノス軍]]との最終決戦において、[[グワジン]]を撃墜され[[キュベレイ]]で出撃した[[ハマーン・カーン|ハマーン]]を前にして。[[ララァ・スン|ララァ]]からは「大丈夫です…大佐が勝ちます」と激励されるものの、本人もハマーンに対して後ろめたさを感じているのか、妙に怖気づいていた。スパロボでもクワトロにしては、珍しい弱気な台詞である。
'''[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]'''
+
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]
;「なんだ!? この今まで出会ったことのない奇妙なプレッシャーは!?」
+
:
:第3話-1「ガンダム軍事介入」対[[ケロロ軍曹]]の[[戦闘前会話]]。
+
:;「なんだ!? この今まで出会ったことのない奇妙なプレッシャーは!?」
:ちなみに、シャア役の[[声優:池田秀一|池田秀一]]氏は[[ケロロ軍曹 (TV)|『ケロロ軍曹』]]にて西澤梅雄を演じている。
+
::第3話-1「ガンダム軍事介入」対[[ケロロ軍曹]]の[[戦闘前会話]]。
;「フッ…一発殴っておいてよく言う」
+
::ちなみに、シャア役の[[声優:池田秀一|池田秀一]]氏は[[ケロロ軍曹 (TV)|『ケロロ軍曹』]]にて西澤梅雄を演じている。
:第3章「Zの鼓動」にて。[[コネクト・フォース]]への合流後、例によってアムロに素性を問い詰められ、それを制止したカミーユに対しての台詞。どうやら合流前の時点で既に[[修正|やらかした]]らしいが、それにしてもどこか爽やかな反応なのが妙な可笑しさを感じさせる。
+
:;「フッ…一発殴っておいてよく言う」
;「君はやはり、私にはもったいないくらいの素晴らしい友人だよ」<br/>「…君が生きていてくれて嬉しいよ」
+
::第3章「Zの鼓動」にて。[[コネクト・フォース]]への合流後、例によってアムロに素性を問い詰められ、それを制止したカミーユに対しての台詞。どうやら合流前の時点で既に[[修正|やらかした]]らしいが、それにしてもどこか爽やかな反応なのが妙な可笑しさを感じさせる。
:第6章にてクワトロとしての姿でガルマと通信で会話した際に。本当に良き友人である彼を手にかけずに済み、ジオンと連邦が和解する事ができたこの結末は、シャアにとっても本当に安堵すると共に嬉しい結末だったに違いない。SRWシリーズにおいて、初めてシャアとガルマが共に救われた瞬間である。
+
:;「君はやはり、私にはもったいないくらいの素晴らしい友人だよ」<br/>「…君が生きていてくれて嬉しいよ」
 +
::第6章にてクワトロとしての姿でガルマと通信で会話した際に。本当に良き友人である彼を手にかけずに済み、ジオンと連邦が和解する事ができたこの結末は、シャアにとっても本当に安堵すると共に嬉しい結末だったに違いない。SRWシリーズにおいて、初めてシャアとガルマが共に救われた瞬間である。
    
== スパロボシリーズの迷台詞 ==
 
== スパロボシリーズの迷台詞 ==
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
'''[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]'''
+
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]
;「わかる…! 私にもわかるぞ、[[ララァ・スン|ララァ]]! 君も言っていた…! 可愛らしいものが嫌いな人などいない!」<br />「だからこそ、私はあれを…! あの動物を撃たなくてはならないのだ!」
+
:
:第56話「シャア・アズナブルの真実」に於ける[[ボン太くん]]の[[戦闘前会話]]より。だめだこりゃ。なお、当のボン太くんもいきなりララァの話を持ち出されて困惑していた。
+
:;「わかる…! 私にもわかるぞ、[[ララァ・スン|ララァ]]! 君も言っていた…! 可愛らしいものが嫌いな人などいない!」<br />「だからこそ、私はあれを…! あの動物を撃たなくてはならないのだ!」
:なお、ララァは「美しいものが嫌いな人がいるのかしら」とは言ったことがある。
+
::第56話「シャア・アズナブルの真実」に於ける[[ボン太くん]]の[[戦闘前会話]]より。だめだこりゃ。なお、当のボン太くんもいきなりララァの話を持ち出されて困惑していた。
 
+
::なお、ララァは「美しいものが嫌いな人がいるのかしら」とは言ったことがある。
'''[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]'''
+
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]
;「私も…それに入るのか…」
+
:
:第29話日本ルートにて。[[クロウ・ブルースト|クロウ]]におっさん扱いされて。結構ショックそう。
+
:;「私も…それに入るのか…」
:『第3次Z』に登場するシャア(『逆シャア』時代)は33歳と、まだ「青年」と呼べる[[年齢]]なのに…<ref>尤も、『Z』の時点で『Ζガンダム』時代で27歳とすればさすがにそこまで歳は取ってないと思われるが。</ref>。もっとも20代のクロウから見れば、三十路のシャアは『おっさん』と呼ばれても仕方がないかもしれない。
+
::第29話日本ルートにて。[[クロウ・ブルースト|クロウ]]におっさん扱いされて。結構ショックそう。
:ちなみに[[第4次スーパーロボット大戦|別世界]]には「おっちゃん」呼ばわりされても笑って済ませたシャアもいたりする。あちらは[[神勝平|子供]]相手に言われた事だったので笑って済ませられたが、やはり老け顔のクロウに言われてしまったのはショックだったのだろうか…。
+
::『第3次Z』に登場するシャア(『逆シャア』時代)は33歳と、まだ「青年」と呼べる[[年齢]]なのに…<ref>尤も、『Z』の時点で『Ζガンダム』時代で27歳とすればさすがにそこまで歳は取ってないと思われるが。</ref>。もっとも20代のクロウから見れば、三十路のシャアは「おっさん」と呼ばれても仕方がないかもしれない。
;「カミーユ、シン、キラ、バナージ、クェス、カツ、ハサウェイ、ガロード、ヒイロ、五飛、彼等は私の理解を越えている」
+
::ちなみに[[第4次スーパーロボット大戦|別世界]]には「おっちゃん」呼ばわりされても笑って済ませたシャアもいたりする。あちらは[[神勝平|子供]]相手に言われた事だったので笑って済ませられたが、やはり老け顔のクロウに言われてしまったのはショックだったのだろうか…。
:同第29話日本ルートにて。これ以上ないくらいのシャアの本音。
+
:;「カミーユ、シン、キラ、バナージ、クェス、カツ、ハサウェイ、ガロード、ヒイロ、五飛、彼等は私の理解を越えている」
;(私のいない間にハマーンもこれをやったのか…)
+
::同第29話日本ルートにて。これ以上ないくらいのシャアの本音。
:第40話ネオ・ジオンルート「赤い彗星の未来」終了後の[[Dトレーダー]]で、恒例の[[AG]]による「商売、商売!」を見た際のモノローグ。
+
:;(私のいない間にハマーンもこれをやったのか…)
:さしものシャアも、鉄の女が「商売、商売!」する様は想像できなかった模様。
+
::第40話ネオ・ジオンルート「赤い彗星の未来」終了後の[[Dトレーダー]]で、恒例の[[AG]]による「商売、商売!」を見た際のモノローグ。
 +
::さしものシャアも、鉄の女が「商売、商売!」する様は想像できなかった模様。
    
=== VXT三部作 ===
 
=== VXT三部作 ===
'''[[スーパーロボット大戦T|T]]'''
+
;[[スーパーロボット大戦T|T]]
;カミーユ「しかし、驚きましたよ。アクシズを地球に落とそうとするような男がいる世界もあるなんて」<br />シャア「それは別のシャア・アズナブルだ。私の知った事ではない」<br />ハマーン「無責任ぶりはどこの世界でも変わらんようだがな」
+
:
:エキスパンション・シナリオのEDにて、[[地球艦隊・天駆]]の側の[[世界観/V#宇宙世紀世界|世界]]と[[エクスクロス]]の側の[[世界観/X#戦争の世界|世界]]のシャアがどちらも[[アクシズ]]落としを行った事に関してのカミーユやハマーンとのやり取り。ジュドーやトビアが平行世界の自分達の存在を知った上で「どの世界の自分達も自分達で、みんな強く生きている」と言った直後でのやり取りな事もあり、あんまりな台詞にも見えてしまうが、暗に自身が人類への希望を失っておらず、人類の粛清に走るつもりも無いという事を改めて表明している台詞ともとれる。満面の笑みでシャアをいじるカミーユとハマーンの姿もなかなか印象的。
+
:;カミーユ「しかし、驚きましたよ。アクシズを地球に落とそうとするような男がいる世界もあるなんて」<br />シャア「それは別のシャア・アズナブルだ。私の知った事ではない」<br />ハマーン「無責任ぶりはどこの世界でも変わらんようだがな」
 +
::エキスパンション・シナリオのEDにて、[[地球艦隊・天駆]]の側の[[世界観/V#宇宙世紀世界|世界]]と[[エクスクロス]]の側の[[世界観/X#戦争の世界|世界]]のシャアがどちらも[[アクシズ]]落としを行った事に関してのカミーユやハマーンとのやり取り。ジュドーやトビアが平行世界の自分達の存在を知った上で「どの世界の自分達も自分達で、みんな強く生きている」と言った直後でのやり取りな事もあり、あんまりな台詞にも見えてしまうが、暗に自身が人類への希望を失っておらず、人類の粛清に走るつもりも無いという事を改めて表明している台詞ともとれる。満面の笑みでシャアをいじるカミーユとハマーンの姿もなかなか印象的。
    
== 主な搭乗機体・関連機体 ==
 
== 主な搭乗機体・関連機体 ==
10,951

回編集

案内メニュー