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| == 概要 == | | == 概要 == |
− | [[リカルド・フェリーニ]]が「HGAC 1/144 [[ウイングガンダム]]」をベースに制作したガンプラで、彼が子供の頃から使い続けている愛機。フェニーチェはイタリア語で「不死鳥」の意(英語で言うところのフェニックス)。 | + | [[リカルド・フェリーニ]]が「HGAC 1/144 [[ウイングガンダム]]」をベースに制作したガンプラで、彼が子供の頃から使い続けている愛機。フェニーチェとはイタリア語で「不死鳥」の意([[英語]]で言うところの「フェニックス」)。 |
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− | 制作当初は単にカラーリングをイタリア国旗カラーに変更したウイングガンダムだったが、バトルで壊れるたびに改修を続けていく内に形状が大きく変化し、現在では左右非対称の姿となっている。特徴である大型ウイングも左側に寄せられ、バトルで破壊された右側のアンテナなどもそのままになっている他、ツインアイも左右でカラーの異なるオッドアイ化されている。このため機体バランスに問題を抱えているが、フェリーニは高い技量で制御し、バランスの悪さを利用したトリッキーな機動を行う事で相手を翻弄する。
| + | 制作当初は単にカラーリングをイタリア国旗カラーに変更したウイングガンダムだったが、'''バトルで壊れる度に改修を続けていく内に形状が大きく変化し、現在では左右非対称の姿となっている'''。特徴である大型ウイングも左側に寄せられ、バトルで破壊された右側のアンテナ等もそのままになっている他、ツインアイも左右でカラーの異なるオッドアイ化されている。このため機体バランスに問題を抱えているが、フェリーニは高い[[技量]]で制御し、バランスの悪さを利用したトリッキーな動きをする事で相手を翻弄する。 |
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| バード形態への変形機構は失われているが、一輪タイプのバイク型サポートメカ「メテオホッパー」に乗る事で補っており、世界大会においても活躍した。 | | バード形態への変形機構は失われているが、一輪タイプのバイク型サポートメカ「メテオホッパー」に乗る事で補っており、世界大会においても活躍した。 |
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− | 決勝トーナメントで[[キュベレイパピヨン]]と戦うが、クリアファンネルに翻弄され敗北。ギブアップしたもののエンボディシステムの影響で暴走したアイラに破壊されてしまう。 | + | 決勝トーナメントで[[キュベレイパピヨン]]と戦うが、クリアファンネルに翻弄され敗北。ギブアップしたもののエンボディシステムの影響で暴走した[[アイラ・ユルキアイネン|アイラ]]に破壊されてしまう。 |
− | なお、原型機同様に自爆装置も搭載されているが、フェリーニが思いとどまったため作中では使用される事はなかった。
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| + | なお、'''原型機同様に[[自爆]]装置も搭載されている'''が、フェリーニが思い留まったため作中では使用される事は無かった。 |
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| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
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| ;バスターライフルカスタム | | ;バスターライフルカスタム |
| :本機の主武装。原型機のバスタービームライフルに通常サイズのライフルを追加したカスタム装備で、2丁に分離して攻撃する事が可能。 | | :本機の主武装。原型機のバスタービームライフルに通常サイズのライフルを追加したカスタム装備で、2丁に分離して攻撃する事が可能。 |
− | :相変わらず最大出力時は3発までしか撃てないが、メテオホッパー機首部に装着した際は大型パワータンクからエネルギーが供給されるようになる。 | + | :相変わらず最大出力時は3発までしか撃てないが、メテオホッパー機首部に装着した際は大型パワータンクから[[EN|エネルギー]]が[[補給|供給]]されるようになる。 |
| :『X-Ω』では通常攻撃に使用。 | | :『X-Ω』では通常攻撃に使用。 |
| ;シールド | | ;シールド |
| :通常は装備していないが、メテオホッパーのシールド部を分離して使用する事が可能。 | | :通常は装備していないが、メテオホッパーのシールド部を分離して使用する事が可能。 |
| ;ビームマント | | ;ビームマント |
− | :左肩の発生器から展開する布状のビーム。シールドとして利用する他、腕に巻き付けて格闘戦に利用するなど様々な使い方が出来る。 | + | :左肩の発生器から展開する布状のビーム。シールドとして利用する他、腕に巻き付けて格闘戦に利用する等、様々な使い方が出来る。 |
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| ==== 必殺技 ==== | | ==== 必殺技 ==== |
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| ;ガンダムフェニーチェリナーシタ | | ;ガンダムフェニーチェリナーシタ |
| :大破したフェニーチェを予め改修するために制作していたパーツで短期間の内に改修した機体。コンセプトは「『新機動戦記ガンダムW』劇中にウイングガンダムのマークIIが存在していたら」。 | | :大破したフェニーチェを予め改修するために制作していたパーツで短期間の内に改修した機体。コンセプトは「『新機動戦記ガンダムW』劇中にウイングガンダムのマークIIが存在していたら」。 |
− | :原型機と同じく左右対称のシルエットになり、オミットされていた変形機構も復活した。 | + | :原型機と同じく左右対称のシルエットになり、オミットされていた[[変形]]機構も復活した。 |
− | :リナシータ(rinascita)はイタリア語で「再生」(英語のrebirth)。 | + | :リナシータ(rinascita)はイタリア語で「再生」([[英語]]の「rebirth」)。 |
| :;ガンダムフェニーチェリナーシタアルバ | | :;ガンダムフェニーチェリナーシタアルバ |
| ::マスターグレード限定エキシビジョン用に制作されたもう一体のリナーシタ。カラーリングや細部が原型機に寄せられている他、原型機には存在しないビームマントがオミットされている。 | | ::マスターグレード限定エキシビジョン用に制作されたもう一体のリナーシタ。カラーリングや細部が原型機に寄せられている他、原型機には存在しないビームマントがオミットされている。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *前述のように本機は所有者が子供の頃から愛し、使い続けている機体であり、何度壊れても改修して使用している。'''[[ウイングガンダム|オリジナル機]]の扱いとは正反対'''である。そのため、[[ヒイロ・ユイ|オリジナル機のパイロット]]のテーマ曲をもじって「'''思春期を殺さなかった少年の翼'''」と呼ばれることもある。 | + | *前述のように本機は所有者が子供の頃から愛し、使い続けている機体であり、何度壊れても改修して使用している。'''[[ウイングガンダム|オリジナル機]]の扱いとは正反対'''である。そのため、[[ヒイロ・ユイ|オリジナル機のパイロット]]のテーマ曲をもじって'''「思春期を殺さなかった少年の翼」'''と呼ばれる事もある。 |
− | **作中の活躍ぶりも準主役と言えるほどのウェイトを持ち、弟子でありライバルでもあるセイ・レイジとの激突は非常に熱く人気の高いエピソードとなっている。放映後は'''店頭から本機のプラモが消える'''事態となり、[[グラハム・エーカー|同じ声のフラッグファイター]]に引っかけて「'''阿修羅をも超えるフラッグ事件の再来'''」などと言われたことも。 | + | **作中の活躍ぶりも'''「物語の準主役機」'''と言える程のウェイトを持ち、弟子であり[[ライバル]]でもある[[イオリ・セイ|セイ]]&[[レイジ]]との激突は非常に熱く人気の高いエピソードとなっている。放映後は'''店頭から本機の[[ガンプラ]]が消える'''事態となり、[[グラハム・エーカー|同じ声のフラッグファイター]]に引っかけて'''「[[グラハム専用ユニオンフラッグカスタム #対決・名場面|阿修羅すら凌駕するフラッグ事件の再来]]」'''等と評された事も。 |
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| == 商品情報 == | | == 商品情報 == |