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| 商業面で成功を収めた『[[未来ロボ ダルタニアス]]』の中でも、初の動物型メカとして特に人気の高かった[[ベラリオス]]に着目し、これを発展・複数化させて更なる児童層からの支持を狙った作品。 | | 商業面で成功を収めた『[[未来ロボ ダルタニアス]]』の中でも、初の動物型メカとして特に人気の高かった[[ベラリオス]]に着目し、これを発展・複数化させて更なる児童層からの支持を狙った作品。 |
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− | 異星人の王女の下に集まった地球人の5人の騎士と、悪の帝国との戦いを描いたヒロイックファンタジー路線。当時の子供向けアニメの規制が緩かったせいか、過激な残酷場面や性的描写を想像させる場面が多く、一方でシュールな笑いを誘うコメディ要素もあるのが特徴。
| + | 本作は'''物語開始直後に人類が滅亡し、最終的に中盤で[[地球]]そのものが爆発し消滅する'''という異例の作風であり、異星人の王女の下に集まった地球人の5人の騎士と、悪の帝国との戦いを描いたヒロイックファンタジー路線。当時の子供向けアニメの規制が緩かったせいか、過激な残酷場面や性的描写を想像させる場面が多く、一方でシュールな笑いを誘うコメディ要素もあるのが特徴。 |
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| アメリカでは『機甲艦隊ダイラガーXV』(SRW未参戦)と本作をクロスオーバーさせた『ボルトロン』というタイトルで放映され、続編シリーズやリブート版が作られるなどの人気を誇る。 | | アメリカでは『機甲艦隊ダイラガーXV』(SRW未参戦)と本作をクロスオーバーさせた『ボルトロン』というタイトルで放映され、続編シリーズやリブート版が作られるなどの人気を誇る。 |
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| ;[[ヤガ]] | | ;[[ヤガ]] |
| :ホネルバの飼う獰猛な猫。 | | :ホネルバの飼う獰猛な猫。 |
− | ;[[ライブル (偽)]]
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− | :
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| ;[[ガルラ兵]] | | ;[[ガルラ兵]] |
| :[[ガルラ大帝国]]の[[一般兵]]。 | | :[[ガルラ大帝国]]の[[一般兵]]。 |
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| ==== [[メカブラック獣人]] ==== | | ==== [[メカブラック獣人]] ==== |
| + | *[[ガンマ]] |
| *[[パイ]] | | *[[パイ]] |
− | *[[ガルシア]]
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| *[[ガルラ]] | | *[[ガルラ]] |
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| :;「斗え!ゴライオン」 | | :;「斗え!ゴライオン」 |
| ::歌:水木一郎 / 作詞:保富康午 / 作曲:小林亜星 / 編曲:いちひさし | | ::歌:水木一郎 / 作詞:保富康午 / 作曲:小林亜星 / 編曲:いちひさし |
− | ::スタンダードなスーパーロボットソングの中に織り込まれた何の脈絡もない'''「ギブアップせい!」'''という前代未聞のフレーズや、唄い出しの「プラスワン!」の繰り返しが特徴的。 | + | ::スタンダードなスーパーロボットソングの中に織り込まれた何の脈絡もない'''「ギブアップせい!」'''という前代未聞のフレーズ<ref>敵に対する降伏勧告であり、できるなら誰も傷つけずに戦いを終わらせたいという意味である。</ref>や、唄い出しの「プラスワン!」の繰り返し<ref>「ワン」の後に「プラスワン」が4回。合計すると「5」、即ちゴライオンを構成する5体のライオンが合体する様を指す。</ref>が特徴的。 |
− | ::『W』で採用。上記の2箇所はしっかり声入りになっている。 | + | ::『W』で採用。上記の2箇所はしっかり声入りになっている。ちなみに歌詞の'''「勇気だ 闘志だ 友情だ」'''のうち[[闘志]]は黄金が、[[友情]]は黒鋼が修得する。残念ながら[[勇気]]は誰も覚えないが、それを構成する[[精神コマンド]]のうち4つは黄金が覚え、残り2つも他のメンバーが覚えてくれるため擬似的に勇気発動状態にはできる。 |
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| == 登場作と扱われ方 == | | == 登場作と扱われ方 == |
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| :初参戦作品。[[地球]]が荒廃している設定は再現されず、黄金達は地球に侵攻してくるガルラを迎え撃つために戦う形になっている。また、ライオン繋がりで、敵味方共に『[[勇者王ガオガイガー]]』とのクロスオーバーが多く、旭ら5人は[[獅子王凱]]と同じ[[富士宇宙学校]]の出身になっている。 | | :初参戦作品。[[地球]]が荒廃している設定は再現されず、黄金達は地球に侵攻してくるガルラを迎え撃つために戦う形になっている。また、ライオン繋がりで、敵味方共に『[[勇者王ガオガイガー]]』とのクロスオーバーが多く、旭ら5人は[[獅子王凱]]と同じ[[富士宇宙学校]]の出身になっている。 |
| :『W』の設定においてゴライオンは核心的な役割を果たすことになるが、一方でストーリーの再現性には乏しい。 | | :『W』の設定においてゴライオンは核心的な役割を果たすことになるが、一方でストーリーの再現性には乏しい。 |
| + | :[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]Pによれば本作は版権上の問題で滅多<ref>「めっっっっった」と強調している。</ref>に参戦させられないが、『W』開発前に参戦が可能となったため参戦が決定した<ref>『[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE]]』第769回。</ref>。 |
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| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
| + | *本作は日本のSFアニメで最初に「(他の惑星ではなく)[[地球]]そのものを完全に爆破する」シーンが描かれた作品である。これ以前にも人類が滅亡したり、[[宇宙戦艦ヤマト2199|地球が死の星になる]]作品は存在したが、天体そのものを完全に破壊したのは『ゴライオン』第20話が初となる。 |
| *2005年頃に先述した海外版である『ボルトロン』のハリウッド映画化が報じられたが、その後権利面のトラブルや制作会社の都合により事実上頓挫している。 | | *2005年頃に先述した海外版である『ボルトロン』のハリウッド映画化が報じられたが、その後権利面のトラブルや制作会社の都合により事実上頓挫している。 |
| *2011年頃に『ボルトロン』の版権を一本化するための権利譲渡の話が持ち上がり、その後正式に売却が行われ東映は本作の版権を手放すこととなった。2016年に発売された超合金魂「ゴライオン」のコピーライト表記に東映の名は無く、現在の版権元であるWorld Event Productionsとドリームワークス社がクレジットされている。 | | *2011年頃に『ボルトロン』の版権を一本化するための権利譲渡の話が持ち上がり、その後正式に売却が行われ東映は本作の版権を手放すこととなった。2016年に発売された超合金魂「ゴライオン」のコピーライト表記に東映の名は無く、現在の版権元であるWorld Event Productionsとドリームワークス社がクレジットされている。 |
| **ドリームワークス社はリメイク版の『ヴォルトロン』を制作しており、2016年にNetflixで北米版が、2017年に日本語版が配信された。 | | **ドリームワークス社はリメイク版の『ヴォルトロン』を制作しており、2016年にNetflixで北米版が、2017年に日本語版が配信された。 |
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| + | == 脚注 == |
| + | <references/> |
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| == 資料リンク == | | == 資料リンク == |