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| {{登場メカ概要 | | {{登場メカ概要 |
− | | タイトル = イシュタルMk-II
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| | 外国語表記 = [[外国語表記::ISHTAR Mk-II]] | | | 外国語表記 = [[外国語表記::ISHTAR Mk-II]] |
| | 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|ガサラキ}} | | | 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|ガサラキ}} |
| + | | デザイン = {{メカニックデザイン|出渕裕}} |
| + | | 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}} |
| + | | SRWでの分類 = [[機体]] |
| + | }} |
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| + | {{登場メカ概要 |
| + | | タイトル = スペック |
| | 分類 = メタルフェイク | | | 分類 = メタルフェイク |
| | 正式名称 = METAL FAKE EXPERIMENTAL MODEL02 ISHTAR Mk-II | | | 正式名称 = METAL FAKE EXPERIMENTAL MODEL02 ISHTAR Mk-II |
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| | 所属 = シンボル<br />アメリカ軍 | | | 所属 = シンボル<br />アメリカ軍 |
| | 主なパイロット = [[ミハル]] | | | 主なパイロット = [[ミハル]] |
− | | デザイン = {{メカニックデザイン|出渕裕}}
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| }} | | }} |
| + | '''イシュタルMk-II'''は『[[ガサラキ]]』の[[登場メカ]]。 |
| == 概要 == | | == 概要 == |
− | シンボルが開発した人型二足歩行兵器「'''メタルフェイク'''(MF)」の一機。 | + | シンボルが開発した人型二足歩行兵器「'''メタルフェイク'''」(MF)の一機。 |
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| [[壱七式戦術甲冑 雷電]]とは対照的なスリムなフォルムと、旧西側諸国の現用戦車の砲塔を思わせる上半身周辺の形状が特徴。ミハル機にはスズランのマークが施されているが、この個体は第10話で骨嵬・朱天に破壊されている。 | | [[壱七式戦術甲冑 雷電]]とは対照的なスリムなフォルムと、旧西側諸国の現用戦車の砲塔を思わせる上半身周辺の形状が特徴。ミハル機にはスズランのマークが施されているが、この個体は第10話で骨嵬・朱天に破壊されている。 |
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− | タクティカルアーマー(TA)とは事実上同種といえる機体ではあるものの、こちらは開発に用いた骨嵬のサンプルが不完全であったために、性能面ではTAを上回ることはなかったとされている。しかし、速度面ではTAを上回っている上に、TAにはない白兵戦用の武器もあり、また壁抜け用の装備やハッキングシステムまでもあるため、実際にはTAよりもわずかながら高性能寄りな機体となっている。
| + | タクティカルアーマー(TA)とは事実上同種といえる機体ではあるものの、こちらは開発に用いた骨嵬のサンプルが不完全であったために、性能面ではTAを上回ることはなかったとされている。しかし、速度面ではTAを上回っている上に、TAにはない白兵戦用の武器もあり、また壁抜け用の装備やハッキングシステムまでもあるため、実際にはTAよりもわずかながら高性能寄りな機体となっている。 |
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| 基本的に量産機ではあるものの、正式名称から本機は量産段階にありながら、あくまでも実験機扱いであること、そして本機以前にも一機MF存在していたことが伺えるが、このことに関しては詳細不明となっている。 | | 基本的に量産機ではあるものの、正式名称から本機は量産段階にありながら、あくまでも実験機扱いであること、そして本機以前にも一機MF存在していたことが伺えるが、このことに関しては詳細不明となっている。 |
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| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
| ;[[スーパーロボット大戦X-Ω]] | | ;[[スーパーロボット大戦X-Ω]] |
− | :初登場作品。17年6月に開催されたイベント「鬼哭」にて、ミハル機がSSRシューターとして実装。 | + | :初登場作品。2017年6月のイベント「鬼哭」にて、ミハル機がSSRシューターとして実装。 |
| :スペックは控えめで、地形適性も「陸」を除いてCとマップは選ぶものの、味方全体にバフ効果とWAVEごとのHP回復を与えるアビリティを持ち、[[激励]]も使えるため支援役としては優秀。必殺スキルも威力は低いが、消費コアが1個で済むためΩクロスの繋ぎに無理なく挟みやすい。 | | :スペックは控えめで、地形適性も「陸」を除いてCとマップは選ぶものの、味方全体にバフ効果とWAVEごとのHP回復を与えるアビリティを持ち、[[激励]]も使えるため支援役としては優秀。必殺スキルも威力は低いが、消費コアが1個で済むためΩクロスの繋ぎに無理なく挟みやすい。 |
| :最大の特徴は、バトル開始からシューターコアを2個持ち込めるアビリティ「思い出の花」。2回の限界突破は必要だが、使用できるコア数が限られる征覇などで重宝する。 | | :最大の特徴は、バトル開始からシューターコアを2個持ち込めるアビリティ「思い出の花」。2回の限界突破は必要だが、使用できるコア数が限られる征覇などで重宝する。 |
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| ;65mm速射機関砲 | | ;65mm速射機関砲 |
| :本機の主兵装。対装甲目標破壊用のAPDS弾と地域制圧用の榴弾の二種類の弾種が使用可能。 | | :本機の主兵装。対装甲目標破壊用のAPDS弾と地域制圧用の榴弾の二種類の弾種が使用可能。 |
| + | :『X-Ω』では通常攻撃に使用。 |
| ;LOSATミサイルランチャー | | ;LOSATミサイルランチャー |
− | :実在する兵器である「MGM-166 LOSAT」を二足歩行兵器用に多少の小型化の上で装備させたもの。<br>『X-Ω』では必殺スキルとして扱われており、小ダメージ+吹き飛ばし効果を持つミサイルを2連射する。 | + | :実在する兵器である「MGM-166 LOSAT」を二足歩行兵器用に多少の小型化の上で装備させたもの。 |
| + | :『X-Ω』では必殺スキルとして採用。小ダメージ+吹き飛ばし効果を持つミサイルを2連射する。 |
| ;ギロチン | | ;ギロチン |
| :近接戦闘用の装備。巨大なハサミで敵機を抑え、内蔵されているチェーンソーカッターでダメージを与えるというもの。 | | :近接戦闘用の装備。巨大なハサミで敵機を抑え、内蔵されているチェーンソーカッターでダメージを与えるというもの。 |
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| === [[アビリティ]] === | | === [[アビリティ]] === |
− | ;[[援護攻撃]] | + | ;[[援護攻撃]]、応急処置、インヴィテイター、思い出の花 |
− | HP2/3以上で攻撃力20%アップ
| + | : |
− | ;応急処置
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− | 自分のターン開始時、最もHPが少ない味方1体のHP25%回復
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− | ;インヴィテイター
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− | バトル開始から3ターン、味方シューターのクリティカル率30%、装甲200%アップ
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− | ;思い出の花
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− | 自分のタイプと同色コアをバトル開始時に2つ所持。レベル70で習得可能。
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− | | |
| === 移動タイプ === | | === 移動タイプ === |
| ;[[陸]] | | ;[[陸]] |
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| *本機の装備の一つであるスキッドローラーは、壁面を用いた垂直方向への移動も可能という描写がされており、後に本作の副監督である谷口悟朗氏が監督を務めた「[[コードギアス 反逆のルルーシュ]]」に登場する[[ナイトメアフレーム]]の装備であるランドスピナーにも少なからず影響を与えている。 | | *本機の装備の一つであるスキッドローラーは、壁面を用いた垂直方向への移動も可能という描写がされており、後に本作の副監督である谷口悟朗氏が監督を務めた「[[コードギアス 反逆のルルーシュ]]」に登場する[[ナイトメアフレーム]]の装備であるランドスピナーにも少なからず影響を与えている。 |
| *企画当初、本機と同じ立ち位置のタクティカルアーマー「'''ラー'''」がデザインされているが、没になっていることが「出渕裕メカニカルデザインワークス」において明かされている。 | | *企画当初、本機と同じ立ち位置のタクティカルアーマー「'''ラー'''」がデザインされているが、没になっていることが「出渕裕メカニカルデザインワークス」において明かされている。 |
− | *ちなみに、前述の「出渕裕メカニカルデザインワークス」を見れば(そもそもこの本に載っている時点で)分かるが、本機のデザインを手がけているのは荒牧伸志ではなく、タクティカルアーマーと同じく出渕裕氏である。 | + | *ちなみに、前述の「出渕裕メカニカルデザインワークス」を見れば(そもそもこの本に載っている時点で)分かるが、本機のデザインを手がけているのは荒牧伸志ではなく、タクティカルアーマーと同じく出渕裕氏である。 |
| **なお、この本に掲載されている、決定稿に至るまでのラフ画には「インドラ」「マルドゥークMk-II」といった仮称も書かれている。 | | **なお、この本に掲載されている、決定稿に至るまでのラフ画には「インドラ」「マルドゥークMk-II」といった仮称も書かれている。 |
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