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*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムNT}}
 
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムNT}}
 
| 声優 = {{声優 (登場作品別)|伊藤美紀|機動戦士Ζガンダム,機動戦士ガンダムΖΖ}}(TV版Ζ、ΖΖ)<br />平本亜夢(劇場版Ζ)<br />{{声優 (登場作品別)|藤村歩|機動戦士ガンダムUC,機動戦士ガンダムNT|SRW=Y}}(UC、NT)
 
| 声優 = {{声優 (登場作品別)|伊藤美紀|機動戦士Ζガンダム,機動戦士ガンダムΖΖ}}(TV版Ζ、ΖΖ)<br />平本亜夢(劇場版Ζ)<br />{{声優 (登場作品別)|藤村歩|機動戦士ガンダムUC,機動戦士ガンダムNT|SRW=Y}}(UC、NT)
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}
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| SRWでの分類 = [[NPC]]
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| SRWでの分類 = [[戦術指揮]]<br>[[サポートユニット]]
 
}}
 
}}
    
{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
| タイトル = プロフィール
 
| タイトル = プロフィール
| 偽名 = [[オードリー・バーン]]
+
| 偽名 = '''オードリー・バーン'''
 
| 種族 = [[種族::地球人]]([[種族::スペースノイド]])
 
| 種族 = [[種族::地球人]]([[種族::スペースノイド]])
 
| 性別 = [[性別::女]]
 
| 性別 = [[性別::女]]
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| 生年月日 = [[宇宙世紀]]0079年
 
| 年齢 = [[年齢::0]]歳(1st)<br />[[年齢::7]]歳(Ζ)<br />[[年齢::16]]歳(UC)
 
| 年齢 = [[年齢::0]]歳(1st)<br />[[年齢::7]]歳(Ζ)<br />[[年齢::16]]歳(UC)
 
| 出身 = サイド3
 
| 出身 = サイド3
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『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』でも同じくハマーンの傀儡としてまつられていたが、最終回でそのミネバが影武者だったことが判明する。本物のミネバは『Ζ』終盤の[[グリプス戦役]]決戦時の混乱の最中、シャアによって連れ出されており、ハマーンはそれを周囲に隠すために替え玉をすげていたのである。しかし、ハマーンは本物のミネバの捜索はあえてしなかったらしく、彼女がミネバを本心ではどう思っていたのか、疑問を浮かばせる<ref>ジュドー達が人質にとった(影武者)ミネバの身柄を見捨てるような強硬な発言をしたときもある。その際はジュドーが譲歩した。</ref>。劇場版『Ζ』では逆に、エピローグでハマーンの手配で[[地球]]に留学している。
 
『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』でも同じくハマーンの傀儡としてまつられていたが、最終回でそのミネバが影武者だったことが判明する。本物のミネバは『Ζ』終盤の[[グリプス戦役]]決戦時の混乱の最中、シャアによって連れ出されており、ハマーンはそれを周囲に隠すために替え玉をすげていたのである。しかし、ハマーンは本物のミネバの捜索はあえてしなかったらしく、彼女がミネバを本心ではどう思っていたのか、疑問を浮かばせる<ref>ジュドー達が人質にとった(影武者)ミネバの身柄を見捨てるような強硬な発言をしたときもある。その際はジュドーが譲歩した。</ref>。劇場版『Ζ』では逆に、エピローグでハマーンの手配で[[地球]]に留学している。
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[[第2次ネオ・ジオン抗争]]時には[[ネオ・ジオン]]の象徴として利用する事を良しとはしないシャアの意向で、密かに匿われていたようだが、[[宇宙世紀|UC]]0096年を舞台とする『[[機動戦士ガンダムUC]]』に再登場。16歳の美少女に成長し、とある事情から「'''[[オードリー・バーン]]'''」という[[偽名]]を名乗ることになる。詳細は当該項目を参照のこと。
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[[第2次ネオ・ジオン抗争]]時には[[ネオ・ジオン]]の象徴として利用する事を良しとはしないシャアの意向で、密かに匿われていたようだ。
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[[宇宙世紀|UC]]0096年を舞台とする『[[機動戦士ガンダムUC]]』に再登場。16歳の美少女に成長。
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[[バナージ・リンクス]]と出会った際にとっさに「'''オードリー・バーン'''」と名乗った。その由来は往年の名女優「'''オードリー・ヘプバーン'''」から(OVA版第1巻では映画『ローマの休日』のリバイバル上映がされており、この名前を名乗る前に一瞬そのポスターに目を向ける演出がされている)。
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自身がジオン総帥として様々な大罪を犯した伯父[[ギレン・ザビ]]の姪である事を強く自覚している為か、誰に対しても毅然とした態度を崩さずにいる。しかしそれはあくまでミネバ・ラオ・ザビとして接しなければならない相手や状況の場合であり、親しくなってからのバナージなど、気を遣わなくて良い相手や状況では年頃の女の子らしい面を覗かせる。
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解放されれば地球連邦政府が崩壊すると言われる[[ラプラスの箱]]を[[ビスト財団]]当主[[カーディアス・ビスト]]が[[袖付き]]に譲渡しようとしていることを知り、それを阻止するため、彼との交渉に工業コロニー「インダストリアル7」に向かった輸送艦[[ガランシェール]]に密航する。「インダストリアル7」への到着後、秘かに船を離れることに成功するが、誤って[[コロニー]]内に弾き飛ばされ、落下しているところを[[バナージ・リンクス]]に助けられる。
 +
 
 +
カーディアスとの接触までの下りは原作小説版とOVA版以降で異なり、原作小説版では助けられた後一旦バナージと別れて単独でカーディアス邸に向かっており[[マリーダ・クルス]]との邂逅で追われている事を知ったバナージに再度助けられて共に向かうことになる。OVA版以降は助けられた後も彼にカーディアス邸に案内されており、後述のホットドッグや上述のポスターを見て偽名を名乗る場面もこの時に追加された物。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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:[[アクシズ]]が[[地球]]圏に出現したときに少しだけ登場。実際は[[ハマーン・カーン|ハマーン]]が動かしているからか、後はほぼ出てこない。
 
:[[アクシズ]]が[[地球]]圏に出現したときに少しだけ登場。実際は[[ハマーン・カーン|ハマーン]]が動かしているからか、後はほぼ出てこない。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
:『ガンダムUC』が初参戦した事で、'''[[オードリー・バーン|オードリー]]'''としてだが、遂に初の声付きで登場となった(非戦闘キャラ)。詳細はオードリーの項を参照。オードリーが本物で、『Z』に登場した方のミネバは影武者ということになった。
+
:『ガンダムUC』が初参戦した事で、'''[[オードリー・バーン|オードリー]]'''としてだが、遂に初の声付きで登場となった。担当声優の藤村氏は初の版権作品の参戦となる(今作で藤村氏は[[MIX]]と[[兜シロー]]の2人も担当している)。
 +
:今作ではスパロボであまり活かされなかったミネバの影武者設定が使われ、'''子供のミネバは[[偽物]]だと劇中で仄めかされている'''(つまり、[[ホシノ・ルリ|成長期]]や[[マクシミリアン・ジーナス|時空]][[ミリア・ファリーナ・ジーナス|の]][[シモン|歪み]]によるものではない)。その為、『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』に出てきたミネバとは別人という事になる。
 +
:中盤で原作通り正体が自軍に露見して、[[Z-BLUE]]から離脱する。離脱するまでは他作品の仲間たちとの交流が描かれることも多く、シナリオ上での扱いも悪くない。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
 
:『Ζ』名義の影武者と『UC』名義の本物が両方登場。今回は終始本名で通され、オードリーの名はバナージが使うのみだが、EDでは改めて彼も「ミネバ」と呼んでいる。
 
:『Ζ』名義の影武者と『UC』名義の本物が両方登場。今回は終始本名で通され、オードリーの名はバナージが使うのみだが、EDでは改めて彼も「ミネバ」と呼んでいる。
 +
:オードリーは顔グラフィックが全面的に変えられており、原作終盤の姿になっている…が、原作再現がまだ中盤であるにもかかわらず変えられているため違和感が大きくなっている。
 
:影武者の方もまた、ハマーンのシャアに対する感情を見抜くという見せ場がある。
 
:影武者の方もまた、ハマーンのシャアに対する感情を見抜くという見せ場がある。
   64行目: 77行目:  
:登場しないが、ハマーンが仲間になった時に[[シャア・アズナブル|シャア]]に「ミネバ様はどうしたのだ?」と訊ねている。
 
:登場しないが、ハマーンが仲間になった時に[[シャア・アズナブル|シャア]]に「ミネバ様はどうしたのだ?」と訊ねている。
 
;[[スーパーロボット大戦BX]]
 
;[[スーパーロボット大戦BX]]
:[[オードリー・バーン]]名義で登場する。
+
:今作では[[ブレラ・スターン|ブレラ]]に[[ユニコーンガンダム]]の元に導かれるため[[カーディアス・ビスト|カーディアス]]の最期に立ち会うことになる。第38話以降は、[[戦術指揮]]を担当。
    
=== VXT三部作 ===
 
=== VXT三部作 ===
 
;[[スーパーロボット大戦V]]
 
;[[スーパーロボット大戦V]]
:『UC』設定。第35話「滅びの光」以降、[[ラプラス (組織)|ラプラス]]代表として[[オードリー・バーン|オードリー]]からこちらの名前に変わる。
+
:NPC。ミネバ・ラオ・ザビ名義で、オードリーとしては[[キャラクター事典]]に登録されない(その為、本編登場前にオードリー名義で登場する[[中断メッセージ]]を見ても登録はされず、事典に飛ぶこともできない)。
 +
:今回は人質にされるイベントがないので、正体が露見しない。後半、[[ナナイ・ミゲル]]の立ち上げた反戦組織[[ラプラス (組織)|ラプラス]]に所属し、戦争以外で戦いを終わらせる方法を模索する。
 +
:自分のために戦ったバナージの目の前で、ジュドーにユニコーンに乗ってみないかと聞くという失言をしてしまう(しかもロンド・ベルルート第24話ではこの件が原因でバナージはNT-Dに心を呑まれかけた)。彼女としてはバナージが無理に戦う必要はない、という気遣いのつもりであったが、逆効果であった。
 +
:色々拗らせたリディに「バナージさえ居なければ俺と一緒にいてくれたはず」とまで言われるが、原作と変わらず彼女の方はリディに全く恋愛感情がない。
 +
:困難ルートEDではネオ・ジオンをフロンタルやナナイに完全に任せた上でザビ家も捨てることを語り、今後の事をバナージと模索する事になる。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
 
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
 
:名前が出てくるだけだが、[[一年戦争]]の設定に沿って'''まだ赤ん坊'''である。[[ハマーン・カーン|ハマーン]]が彼女の代理人としてジオンを統率するのは、原作通り。
 
:名前が出てくるだけだが、[[一年戦争]]の設定に沿って'''まだ赤ん坊'''である。[[ハマーン・カーン|ハマーン]]が彼女の代理人としてジオンを統率するのは、原作通り。
 +
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
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:オードリーとして登場。レアリティSSRのサポートユニット。
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;[[スーパーロボット大戦DD]]
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:オードリーとして登場。PV2で確認。
    
=== 関連作品 ===
 
=== 関連作品 ===
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;[[リアルロボット戦線]]
 
;[[リアルロボット戦線]]
 
:'''[[隠れ身]]、[[復活]]、[[愛]]、[[かく乱]]、[[激励]]、[[脱力]]'''
 
:'''[[隠れ身]]、[[復活]]、[[愛]]、[[かく乱]]、[[激励]]、[[脱力]]'''
 +
 +
=== [[戦術指揮]] ===
 +
;精神耐性、精神ポイント20上昇、獲得経験値10%上昇
 +
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』で採用。同作屈指の強力な効果である「精神ポイント20上昇」の持ち主で、かつ[[ランカ・リー|他の]][[天海護|2人]]より早いタイミングでその恩恵に与れるのがアドバンテージとなっている。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
『[[機動戦士ガンダムUC]]』での人間関係については、[[オードリー・バーン]]の項目を参照。
   
=== [[機動戦士ガンダム]] ===
 
=== [[機動戦士ガンダム]] ===
 
;[[ドズル・ザビ]]
 
;[[ドズル・ザビ]]
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;[[シャア・アズナブル]]([[クワトロ・バジーナ]])
 
;[[シャア・アズナブル]]([[クワトロ・バジーナ]])
 
:[[アクシズ]]時代、ミネバの養育係を務めた。亡き実父のドズルに代わって父親的な存在であった為、非常に慕っており、[[グリプス戦役]]時の再会時に、彼の前でバイオリン演奏をして褒めてもらった事が、心に強く残っている。シャアが[[ネオ・ジオン]]総帥となっていた際には、彼によって匿われていた模様<ref>PSゲーム『機動戦士Ζガンダム』クワトロ編のEDで百式から脱出し姿をくらましたクワトロ=シャアの元にミネバが連れてこられるカットがあり、上述の「ΖΖ以降のミネバはシャアが保護した」という設定はここから発展したものとみられる。</ref>。
 
:[[アクシズ]]時代、ミネバの養育係を務めた。亡き実父のドズルに代わって父親的な存在であった為、非常に慕っており、[[グリプス戦役]]時の再会時に、彼の前でバイオリン演奏をして褒めてもらった事が、心に強く残っている。シャアが[[ネオ・ジオン]]総帥となっていた際には、彼によって匿われていた模様<ref>PSゲーム『機動戦士Ζガンダム』クワトロ編のEDで百式から脱出し姿をくらましたクワトロ=シャアの元にミネバが連れてこられるカットがあり、上述の「ΖΖ以降のミネバはシャアが保護した」という設定はここから発展したものとみられる。</ref>。
 +
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』にて再会した際には、幼い頃から自分を支えてくれた彼に感謝の意を示しており、シャア自身も彼女の父親代わりとして責任を果たすと誓っている。
 
;[[ハマーン・カーン]]
 
;[[ハマーン・カーン]]
 
:[[ネオ・ジオン]]の摂政。原作ではミネバはハマーンとの保護と養育に関して感謝はしているが、[[ザビ家]]の血を引く自分を利用しているのに本能で気付いているのか、どこか恐れている様子もある。
 
:[[ネオ・ジオン]]の摂政。原作ではミネバはハマーンとの保護と養育に関して感謝はしているが、[[ザビ家]]の血を引く自分を利用しているのに本能で気付いているのか、どこか恐れている様子もある。
 
:一方、劇場版では関係にやや変化があり、ハマーンは子供であるミネバを戦場に置きたくないと気遣っているし、ミネバもハマーンを慕っているようである。スパロボでの両者の関係もどちらかと言うと劇場版に近い。
 
:一方、劇場版では関係にやや変化があり、ハマーンは子供であるミネバを戦場に置きたくないと気遣っているし、ミネバもハマーンを慕っているようである。スパロボでの両者の関係もどちらかと言うと劇場版に近い。
 +
:『V』では彼女を数少ない友人と呼んでいた。
 
;ラミア
 
;ラミア
 
:ミネバの侍女の一人。SRW未登場。
 
:ミネバの侍女の一人。SRW未登場。
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;[[リィナ・アーシタ]]
 
;[[リィナ・アーシタ]]
 
:原作では関わりが無いが、『[[スーパーロボット大戦α|α]]』ではハマーンの計らいでミネバの世話役となった。
 
:原作では関わりが無いが、『[[スーパーロボット大戦α|α]]』ではハマーンの計らいでミネバの世話役となった。
 +
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=== [[機動戦士ガンダムUC]] ===
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;[[バナージ・リンクス]]
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:工業コロニー「インダストリアル7」にて命を救われる。一度はバナージの願いを拒絶するが、やがて彼と惹かれあっていく。
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:なお、バナージはオードリーをけっして本名の「ミネバ」で呼ばず、専ら[[偽名]]である「オードリー」の方で呼んでいる。これは君が誰だって構わない(出自や身分は関係ない)というバナージの想いを表している。
 +
;[[リディ・マーセナス]]
 +
:オードリーの素性を知らないまま、彼女に一目惚れするが…。
 +
:基本的にオードリー側はリディの事を異性として意識していないのだが、家柄に縛られたもの同士という一種のシンパシーを感じてはいる。『V』では'''バナージさえ居なければミネバは自分と共に歩む道を選ぶことができた'''というかなり拗らせた発言をされているが、前述の通り'''どっちにしろ脈はない'''。
 +
;[[フル・フロンタル]]
 +
:「[[ラプラスの箱]]」を狙う彼を危険視している。
 +
:かつてはその姿に縋ったこともあると述懐しているが、彼自身が実の父親の様に慕っていたシャアを演じようとする姿勢に嫌悪を感じており、フロンタルの真意を知った後には「空っぽな人間」と酷評している。
 +
;[[スベロア・ジンネマン]]
 +
:長年逃亡生活を続けるオードリー(ミネバ)を守り、支えてきた。
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;[[マリーダ・クルス]]
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:部下だが、彼女の場合はあくまでもジンネマンの方針に従っているだけという印象が強い。
 +
:しかし、物語終盤には昏睡状態にあったマリーダがミネバの呼びかけで覚醒したり、最期の瞬間にも戦死によってこれ以上付き従えなくなったことをミネバに謝罪するなど、ただの部下以上の信頼関係を結んでいたことがうかがえる。
 +
;ダイナーの老主人
 +
:[[地球]]に降りたオードリーと対話したダイナー(食堂の一種)の老主人。
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:'''「(初めは善意から始まったことが後に悪い結果を招く場合もあるが、それでも)善意を否定してしまったら、この世は闇だよ」'''という彼の言葉は、オードリーのその後の行動に大きな影響を与えた。
 +
:余談だが、ダイナーの老主人を演じた[[声優]]は[[ガルマ・ザビ]](オードリーことミネバの叔父)を演じた[[声優:森功至|森功至]]氏である。
 +
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』において彼が客のオードリーに対して淹れた「'''ダイナーのコーヒー'''」という[[スキルパーツ|スキルアイテム]]が登場する。
    
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
 +
;[[アムロ・レイ]]
 +
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』で対面した際には[[ドズル・ザビ|父]]の仇と言うこともあってか頑なな態度を示しており、流石のアムロも負い目を感じずにはいられなかった様である。しかし、後にあることが切っ掛けで和解した。『V』では戦争で人が死ぬのは兵士の責任ではないという考えで最初から良好な関係になっている。
 +
;[[フリット・アスノ]]
 +
:『BX』では、[[ヴェイガン]]への憎しみと救世主たらんとする意志が強すぎるあまり、アスノ家が銀の盃条約で廃棄された技術の一部、すなわちAGEシステムを密かに受け継いできた真の意義に気づいていない事を指摘、[[EXA-DB]]とAGEシステムの真実に関する[[サイアム・ビスト|サイアム]]の遺言を伝える。
 +
;[[ブレラ・スターン]]
 +
:『BX』では、彼の手引きによりカーディアスとの対面と脱走に成功、世界を見ていく。
 +
;[[矢沢永吉郎]]
 +
:『BX』では、彼が原作におけるダイナーの老主人の役割を受け持つ。
 +
;[[アンジュ]]
 +
:『V』では、彼女のダグザへの言動に感銘を受ける。
 +
;[[ベルナデット・ブリエット]]、[[モモカ・荻野目]]
 +
:『V』では、彼女達からオードリー自身の雰囲気や振る舞い、言動から高貴な身分の人間ではないかと尋ねられる。
 
;南光太郎
 
;南光太郎
 
:『[[ヒーロー戦記]]』では彼に助けてもらい、タコヤキを奢ってもらい、以来タコヤキが大好きになった。
 
:『[[ヒーロー戦記]]』では彼に助けてもらい、タコヤキを奢ってもらい、以来タコヤキが大好きになった。
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;「気持ちが悪いのだ。ざらざらする。どこにも行かないでほしい」
 
;「気持ちが悪いのだ。ざらざらする。どこにも行かないでほしい」
 
:[[エゥーゴ]]によるメールシュトローム作戦決行の直前、ミネバが不穏な空気を感じ取って[[ハマーン・カーン|ハマーン]]に打ち明けた時の台詞。
 
:[[エゥーゴ]]によるメールシュトローム作戦決行の直前、ミネバが不穏な空気を感じ取って[[ハマーン・カーン|ハマーン]]に打ち明けた時の台詞。
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 +
=== UC ===
 +
;「私、こんな風に食べるの初めて」
 +
:OVA版第1巻より。コロニービルダーへ[[バナージ・リンクス|バナージ]]と向かう際、生まれて初めてホットドッグを口にした際の台詞。
 +
:良家の育ちであるため、「手づかみで食べ物を食べることははしたない事」と教育されていたのか、少し頬を赤らめていた。俗っぽいことを知らずに育ったお嬢様らしさが見られるシーンである。
 +
;「フル・フロンタルは、あのシャア・アズナブルかもしれないと言われている男です。 ジオン・ダイクンの遺児が、親の敵であるザビ家の末裔を大事にするはずがない」
 +
:OVA版第2巻より[[フル・フロンタル|フロンタル]]が登場する[[シナンジュ]]の脅威により[[ネェル・アーガマ]]が撃沈の危機がさらされ、[[ダグザ・マックール|ダグザ]]はオードリーを人質にとって対抗した。
 +
:その際のジオンの希望の星たるミネバを見捨てるはずがないと言うダグザらに対しての発言。この時期のミネバは恐らくシャア(と言うよりもダイクン家)とザビ家との因縁を知るに至っているものの、その上でシャア個人に対する信頼は変わっていなかったようである。
 +
;「ジオンの武人は貴公等ほど甘くはないぞ。ジオンの軍人なら、この間に[[ラプラスの箱]]につながるものは処分することを考える」<br />「連邦の軍人の矜持、見せてもらおう、ダグザ・マックール中佐。その勇気があるなら、鍵を壊し、私を殺すがいい。さすれば、鍵と私の喪失によって、[[ネオ・ジオン]]に打撃を与えることはできる。あるいは、このまま何もせずに全てを奪われるか。もう猶予はないぞ……!」
 +
:OVA版第2巻より。オードリーは「[[ミネバ・ザビ]]」として、ダグザが突き付けた銃にも一切表情を変えず、毅然と振る舞う。
 +
:ちなみに、この会話は回線を通じてフロンタルにも聞かせており、彼の翻意を誘うことも意図していたと思われるが、フロンタルには通用しなかった。
 +
;(バナージ、やめて…!)
 +
:自らを守るため、素人同然でありながらフロンタル率いる袖付きにユニコーンガンダムで立ち向かおうとするバナージをブリッジのモニターで見ながら、心の中で叫んだ制止の声。
 +
:自分が人質にされている時にも毅然とした表情のままだったオードリーだが、この時にはモニターに映るユニコーンの背中を、悲痛な表情を浮かべて見つめていた。
 +
;「私にも、生まれついた家というものがあります。[[一年戦争]]の悪名を背負った家です」<br />「私は、政治と無関係ではいられない。また同じ過ちが繰り返されようとしているなら、命に代えても止める義務と、責任があります」
 +
:正体を知った[[リディ・マーセナス|リディ]]から、「なぜ一人で行動を起こしたのか?」と尋ねられた際の回答。
 +
;「リディ、私とあなたの行く道は違う」<br />リディ「そんなこと言ってる場合か!」<br />「私は[[ザビ家]]の女です」<br />「この目でラプラスの箱の正体を見極めます。歪んだ秩序でも、戦争よりはマシだと信じてきましたが、それが人を窒息させるだけのものなら……」<br />リディ「ミネバ……」<br />「[[ドズル・ザビ|父]]や[[デギン・ソド・ザビ|祖父]]のように大罪を犯すことになるのかもしれない……でも私は……」<br />リディ「一人で世界と戦うつもりか!!」<br />「!」<br />リディ「誰も世界が変わるなんて信じちゃいない。みんな自分がいない100年後の世界なんてどうでもいいんだ! そんな奴らのために、そいつらを敵に回して、そうまでして何の意味が……」<br />「一人ではありません」
 +
:OVA版第5巻より。飛行中の[[ガルダ級]]から脱出中に爆発に巻き込まれ[[空]]に落下しかけたところにリディが助けに現れるが、オードリーはそれを拒絶する。
 +
:「一人ではありません」とは、言うまでもなく"自分にはバナージがいる"ということであり、リディの彼女に対する想いはこれで完全に破れる。
 +
;「受け止めなさい、バナージ!」
 +
:リディの助けを拒んで別れを告げ、'''飛行中のガルダ級から[[空]]へダイブ'''した後の台詞。その“声”を聞いたバナージは、ユニコーンを駆ってオードリーを保護した。
 +
:乗っているものこそMSだが、完全に'''「お姫様のもとに白馬に乗って駆けつける王子様」'''という構図である。
 +
:OVA版第5巻のこのシーンでは、自分のところに向かってくるユニコーンを本当に嬉しそうに見つめるミネバの表情が描かれていた。
 +
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』・『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では[[DVE]]。
 +
;「私の知る[[シャア・アズナブル]]は、本当に死んだな」
 +
;「赤い彗星の再来…その力強さにすがった時もあった。連邦に追い詰められた私たちには、他に何もなかった」 <br/>「でも、お前はシャアではない。私の知っているシャア・アズナブルは、人の可能性を信じていた」
 +
:OVA版第6巻より。一行目は[[フル・フロンタル|フロンタル]]が「サイド共栄圏」構想を披露した際の台詞、二・三行目は交渉決裂後のネェル・アーガマのデッキにて。
 +
:シャアは凶行に走っても、[[ニュータイプ|人の革新]]という普遍的な目標を完全には捨てられなかった(実際の所、シャアの心の奥底にある本当の動機はもっと個人的で身勝手とすらいえるものだったが、あくまでも優先順位の問題という側面が強い)。それに対して、フロンタルは[[アースノイド]]を完全に見捨てるという「現実的」な姿勢に終始したため、オードリーを完全に失望させた。
 +
:『第3次Z天獄篇』ではシャア本人が健在であるため、「シャアはいつでも人の可能性を信じている」と、本人に対して現在進行形で語った。
 +
;「無理よ」<br />「独りじゃ、無理……」<br />「私ひとりじゃ、言葉なんて生まれない。信じて、響きあって……支えてくれるものがなければ、なにも……」<br />「……約束しなさい。必ず戻る、私を独りにしないって」
 +
:OVA版第7巻より。「ラプラスの箱」の処遇は君に決めて欲しい、とバナージに言われたオードリーは、その重い責任を独りきりでは背負えない、と他の誰にも見せなかった弱音を洩らす。
 +
:バナージは無意識に「ミネバ・ラオ・ザビ」に責任を押し付けようとしていたことに気付き、自省の念と共に彼女を弱音ごと抱きしめ、オードリーと二人で「ラプラスの箱」と向き合うことを決意した。
 +
:戦いが佳境を向かえ、ミネバとして振舞わざるを得ない彼女にとって、バナージはオードリー…ただの少女として振る舞い、弱音も言える唯一無二の存在になっていた。
 +
;「私たちはここに残ります」<br />バナージ「オードリー!?」<br />「自信があるのでしょう?やってみなさい。そして、必ず帰ってきて。約束を違えることは許しません!」
 +
:OVA版第7巻より。メガラニカがコロニー・レーザーで狙われるにあたり、ユニコーンのサイコ・フィールドでコロニー・レーザーを防ぐことになったとき、バナージからメガラニカから退避することを勧告されたときにこう返す。バナージに対する信頼と、彼を想う心が、その毅然とした口ぶりの中に感じられる。微塵も疑うことなく彼を一途に信じている。サイアムの言うとおり、バナージもいい連れ合いを持ったものである。
    
== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
144行目: 238行目:  
;「お父様の声が…お父様の声が聞こえた……」<br/>「う、嘘だ…。 お父様が死んだりするものか…」」<br/>
 
;「お父様の声が…お父様の声が聞こえた……」<br/>「う、嘘だ…。 お父様が死んだりするものか…」」<br/>
 
:『α』第53話にて、父ドズルが生死不明になった事を感じ取る。そして、その事実にミネバは狼狽するのだった……。
 
:『α』第53話にて、父ドズルが生死不明になった事を感じ取る。そして、その事実にミネバは狼狽するのだった……。
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=== [[Zシリーズ]] ===
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;「何だろう、胸がキュンキュンする…」
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:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』第17話「善意のトレスパス」/「後の祭りのフェスティバル」より。[[ボン太くん]]を見た時のコメント。[[エルピー・プル|それ違う人です]]。
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;「いえ、タコヤキはムンゾに限ります」<br />「昔、そんな話を読んだんです」
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:『第3次Z時獄篇』第17話「後の祭のフェスティバル」のエンドデモより。
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:元ネタがわからない人もいるだろうが、'''『[[ヒーロー戦記]]』のネタ'''である。一発でわかった人がいたら相当なスパロボフリークであろう。ちなみに、ムンゾとは[[サイド3]]の別名。
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:同作のミネバはこの一件で[[アムロ・レイ|アムロ]]になついていたのだが、こちらでは関係性は真反対でネタだけが拾われているという構図に皮肉が利いている。
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:元の台詞の方は[[ミネバ・ラオ・ザビ#ヒーロー戦記|こちら]]を参照。
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;「そういった遠まわしに他人の心を探る権利があなたにあるのですか? それはロボットも人間も関係ありません。恥ずべき行為であると知りなさい」
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:『第3次Z時獄篇』第23話「次代を担う者」より。隊内で唯一オードリーの正体を知る[[AG]]が鎌をかけてきたのに対して、毅然と叱責する。
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=== 携帯機シリーズ ===
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;「その気もない癖に、それらしい振る舞いをする…。この声の主、好きにはなれませんね」
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:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』第12話「それぞれの決意」より。[[ロッド・バルボア|ロッド]]と対峙した際に。ロッドの声が[[フル・フロンタル|あの男]]と同じである事に由来する[[声優ネタ]]の一種である。
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:さらに言えば、ロッドの本性は粗暴な口調の持ち主なので、彼の本質を見事に衝いた台詞でもある。
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;「ガンダムの姿をした生命体…。そんなモノが存在するなんて…」
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:『BX』第13話「ガリアンの目覚め」より。[[騎士アレックス]]を見たときの反応。実はスパロボ内で初めてSDガンダムを初見で「生命体」として見たシーンである。今作でも初見の人物達から「[[リオン・榊|超小型のガンダム]]」や「[[田神悠宇|中に人が入っているのでは?]]」と思われているので、オードリーの観察眼の鋭さが分かる一幕。
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;「ホットドッグとタコ焼き…バナージへのお土産をどちらにしようかと…」
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:『BX』の[[DLC|キャンペーンマップ]]「ハイスピードチェイサー」エンドデモにて、夜店の屋台に関する[[チャム・ファウ|チャム]]と[[地球防衛組]]のやり取りを見ながらの思案。
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:[[ヒーロー戦記|いつかどこかで食べた記憶でもある]]のか、タコ焼きに心惹かれるものがあるようだ。
    
=== ヒーロー戦記 ===
 
=== ヒーロー戦記 ===

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