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662 バイト追加 、 2013年4月7日 (日) 00:43
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*モチーフ:[[ガンダムダブルエックス]]
 
*モチーフ:[[ガンダムダブルエックス]]
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曹操軍を率いて、覇道を歩む英傑にして、三候の一人であり、雀瞬の魂を継ぐ者。『三国伝』の物語の[[主人公]]である劉備の[[ライバル]]であると共に、劉備や孫権と同様に、彼も物語の実質的な主人公の一人である。董卓軍との戦いの後、鎧を新調し、曹操ガンダムから紅蓮装曹操ガンダムになった。「乱世の奸雄」や「紅蓮の覇将軍」の異名を持ち、優れた武将であると共に、軍事だけでなく政治や芸術など多彩な分野において天才的な能力を持つ。実力主義者であるが高潔な魂と大器を持つ人物であり、絶対的な統率力とカリスマ性で敵味方問わず多くの武将を惹きつける。戦士としても圧倒的な強さを誇り、「三璃紗最強」と謳われた呂布をも討ち倒すほど。<br />董卓の打倒後、三璃紗統一こそが平和に繋がることを信じ、呂布や袁紹などの群雄を打ち破り勢力を拡大させていき、遂に三璃紗の未来をめぐって劉備・孫権と赤壁にて激突。互いに天玉鎧を発動させての死闘の末、最後は二人に敗北、自身を打ち破った劉備や孫権たちを讃えながら、流星となって散り、生死不明となった。赤壁の戦いの後、曹操軍は許昌に機駕を建国した。
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曹操軍を率いて、覇道を歩む英傑にして、三候の一人であり、雀瞬の魂を継ぐ者。『三国伝』の物語の[[主人公]]である劉備の[[ライバル]]であると共に、劉備や孫権と同様に、彼も物語の実質的な主人公の一人である。董卓軍との戦いの後、鎧を新調し、曹操ガンダムから紅蓮装曹操ガンダムになった。「乱世の奸雄」や「紅蓮の覇将軍」の異名を持ち、優れた武将であると共に、軍事だけでなく政治や芸術など多彩な分野において天才的な能力を持つ。実力主義者であるが高潔な魂と大器を持つ人物であり、絶対的な統率力とカリスマ性で敵味方問わず多くの武将を惹きつける。戦士としても圧倒的な強さを誇り、「三璃紗最強」と謳われた呂布をも討ち倒すほど。<br />董卓の打倒後、三璃紗統一こそが平和に繋がることを信じ、呂布や袁紹などの群雄を打ち破り勢力を拡大させていき、遂に三璃紗の未来をめぐって劉備・孫権と赤壁にて激突。互いに天玉鎧を降臨させての死闘の末、最後は二人に敗北、自身を打ち破った劉備や孫権たちを讃えながら、流星となって散り、生死不明となった。赤壁の戦いの後、曹操軍は許昌に機駕を建国した。
    
===漫画版===
 
===漫画版===
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;曹丕ガンダム
 
;曹丕ガンダム
 
:実子。赤壁の戦いで消息を絶った父の代わりに機賀の皇帝となる。
 
:実子。赤壁の戦いで消息を絶った父の代わりに機賀の皇帝となる。
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;玉麗ガンダム
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:妻(正室)。曹丕の実母でもある。
 
;[[劉備ガンダム]]
 
;[[劉備ガンダム]]
 
:宿命のライバルにして同じ三候。董卓軍との戦いでは反董卓連合で共に戦った。共に三璃紗の平和を目指しながらも、その為の手段などの是非を巡り対立する。
 
:宿命のライバルにして同じ三候。董卓軍との戦いでは反董卓連合で共に戦った。共に三璃紗の平和を目指しながらも、その為の手段などの是非を巡り対立する。
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:同じ三候。赤壁の戦いでは劉備同様に対立。
 
:同じ三候。赤壁の戦いでは劉備同様に対立。
 
;[[呂布トールギス]]
 
;[[呂布トールギス]]
:宿敵。幾多の戦いの末、官渡の戦いにて討ち果たす。
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:アニメ版での宿敵。幾多の戦いの末、官渡の戦いにて討ち果たす。
 
;袁紹バウ
 
;袁紹バウ
 
:幼馴染であり、ライバル。官渡の戦いにて雌雄を決する。
 
:幼馴染であり、ライバル。官渡の戦いにて雌雄を決する。
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;鮑信ベルティゴ
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:雒陽北部公安隊時代の親友でありライバル。十常侍の陰謀により処刑される。
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;[[孔明リ・ガズィ]]
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:漫画版では赤壁の戦いの後、密かに彼に接触し、協力して闇の勢力との戦いに備える。
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;馬超ブルーディスティニー
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:漫画版では赤壁の戦いの後、彼を影から見守り、「天の刃」として成長するよう導く。
    
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
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:[[UX]]では[[春日井甲洋|甲洋]]が[[フェストゥム]]に同化された事で悲しみと動揺を抑えらず、口論にもなってしまった彼らに叱咤しつつも、鼓舞しようとする。
 
:[[UX]]では[[春日井甲洋|甲洋]]が[[フェストゥム]]に同化された事で悲しみと動揺を抑えらず、口論にもなってしまった彼らに叱咤しつつも、鼓舞しようとする。
 
;[[シェリル・ノーム]]
 
;[[シェリル・ノーム]]
:[[UX]]ではアルカトラズ刑務所に収監された彼女を[[早乙女アルト|アルト]]や孫権たちと共に救出。その直後の呂布との戦いにて、彼女と[[ランカ・リー|ランカ]]の歌う「ライオン」をバックに、天玉鎧を出現させる。
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:[[UX]]ではアルカトラズ刑務所に収監された彼女を[[早乙女アルト|アルト]]や孫権たちと共に救出。その直後の呂布との戦いにて、彼女と[[ランカ・リー|ランカ]]の歌う「ライオン」をバックに、天玉鎧を降臨させる。
    
=== スーパー系 ===
 
=== スーパー系 ===
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:赤壁の戦いにて、この台詞と共に天玉鎧を降臨させる。
 
:赤壁の戦いにて、この台詞と共に天玉鎧を降臨させる。
 
;「認めよう…その力! 認めよう、その信念ッ! だがッ! 余とて退くわけにはゆかぬッ!」
 
;「認めよう…その力! 認めよう、その信念ッ! だがッ! 余とて退くわけにはゆかぬッ!」
:赤壁の戦いのクライマックスにて、劉備と孫権に対して。三侯全員が天玉鎧を発動させての戦いの果てに…
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:赤壁の戦いのクライマックスにて、劉備と孫権に対して。三侯全員が天玉鎧を降臨させての戦いの果てに…
 
;「賈詡よ、余の顔を見忘れたか」
 
;「賈詡よ、余の顔を見忘れたか」
:ケロケロエース版『戦神決闘編』より。賈詡の用いる暗黒玉璽の力で操られた徐晃たち機駕の将に追いつめられた馬超たち翔の五誇将を救出し、驚愕する賈詡に対して。台詞の元ネタは言うまでもなく国民的時代劇『暴れん坊将軍』の徳川吉宗の名台詞。
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:ケロケロエース版『戦神決闘編』より。賈詡の用いる暗黒玉璽の力で操られた徐晃たち機駕の将に追いつめられた馬超たち翔の五誇将を救出し、驚愕する賈詡に対して。台詞の元ネタは言うまでもなく国民的時代劇ドラマ『暴れん坊将軍』の徳川吉宗の名台詞。
 
;「目を覚ませ!!」<br />「いつまで寝ぼけておる。とっとと目を覚まし余のために働けぃ」<br />「フ、笑止。 侠の絆で繋がった心が貴様ごときに消せるものか!」
 
;「目を覚ませ!!」<br />「いつまで寝ぼけておる。とっとと目を覚まし余のために働けぃ」<br />「フ、笑止。 侠の絆で繋がった心が貴様ごときに消せるものか!」
 
:更に、暗黒玉璽に操られた徐晃を拳一つで正気に戻してみせる。そして、熱い侠たちの反撃が始まる。
 
:更に、暗黒玉璽に操られた徐晃を拳一つで正気に戻してみせる。そして、熱い侠たちの反撃が始まる。
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:[[UX]]第49話での[[ハザード・パシャ|ハザード]]との戦闘前会話での台詞。自らの醜悪なエゴを満たすために自分以外のあらゆるものを利用し踏み躙った、董卓や袁術、十常侍らをも凌ぐ外道の極みに対し、曹操も怒りを爆発させる。-->
 
:[[UX]]第49話での[[ハザード・パシャ|ハザード]]との戦闘前会話での台詞。自らの醜悪なエゴを満たすために自分以外のあらゆるものを利用し踏み躙った、董卓や袁術、十常侍らをも凌ぐ外道の極みに対し、曹操も怒りを爆発させる。-->
 
<!--;「この天地に生きる者、等しく持つ意志の力…」<br />「その意志を歪めて従える貴様らに、天を動かすことはできぬと知れッ!」
 
<!--;「この天地に生きる者、等しく持つ意志の力…」<br />「その意志を歪めて従える貴様らに、天を動かすことはできぬと知れッ!」
:[[UX]]第50話での[[クイーン・フロンティア]]との戦闘前会話での台詞。人間をインプラントで強制的に操り人の尊厳を踏みにじりながら、自分達を「銀河の神」と称して悦に浸るギャラクシーの黒幕たちを、人の意志と尊厳の大切さを知る覇王が断罪する。-->
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:[[UX]]第50話での[[クイーン・フロンティア]]との戦闘前会話での台詞。人間をインプラントで強制的に操り人の尊厳を踏みにじっておきながら、自分達を「銀河の神」と称して悦に浸るギャラクシーの黒幕たちを、人の命と意志、尊厳の大切さを知る覇王が断罪する。-->
 
<!--;「森羅万象、表裏一体。 全てを熾ってこその、天!」
 
<!--;「森羅万象、表裏一体。 全てを熾ってこその、天!」
:[[UX]]最終話より。台詞そのものは原作の赤壁の戦いで劉備たちに言い放った台詞のアレンジではあるが、ここでは生と死を熾り、命を熾った[[アニエス・ベルジュ|アーニー]]の言葉を受けて叫んだ台詞となっている。-->
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:[[UX]]最終話より。台詞そのものは原作の赤壁の戦いで劉備たちに言い放った台詞のアレンジではあるが、ここでは生と死を熾り、命を熾った[[アニエス・ベルジュ|アーニー]]の言葉と共に叫んだ台詞となっている。-->
 
<!--;「司馬懿よ。後世に何を遺すかは、貴様次第だが…」<br />「愚かな野心だけは抱かぬことだ」<br />「かつての加藤が、推進派を使って歴史を操作し、己の理想の世界を創ろうとしたように…」<br />「あるいは、ヒトマキナが神として君臨しようとしたように」<br />「司馬懿よ、もし貴様が己の器量に溺れるようであれば…」<br />「未来の三璃紗で、余たちは全力を以って、貴様の野望を叩き潰すことになろう」
 
<!--;「司馬懿よ。後世に何を遺すかは、貴様次第だが…」<br />「愚かな野心だけは抱かぬことだ」<br />「かつての加藤が、推進派を使って歴史を操作し、己の理想の世界を創ろうとしたように…」<br />「あるいは、ヒトマキナが神として君臨しようとしたように」<br />「司馬懿よ、もし貴様が己の器量に溺れるようであれば…」<br />「未来の三璃紗で、余たちは全力を以って、貴様の野望を叩き潰すことになろう」
 
:[[UX]]EDより。この世界に残り歴史書を書くことを決意する司馬懿に対する忠告。アニメ版では描かれなかった、CW版やケロケロエース版で描かれた、赤壁の戦いの後の物語を知るユーザーならば、曹操の言葉の意味がよりはっきりと理解できる場面である。「未来」を前に、正真正銘の「神」を多くの仲間達と共に打ち破った三侯(もしくは、四神の魂を受け継ぎし者達)。未来で彼らが、「天を熾す鵬」と戦うことになるのか…それは今はわからない。<br />この司馬懿と曹操(と孔明)の一連の会話は、どことなく過去のスパロボシリーズのEDでも度々描かれた、[[サザビー|司馬懿のモチーフ元のMS]]の[[シャア・アズナブル|パイロット」」に釘を刺す[[アムロ・レイ|そのライバル]]の遣り取りを髣髴とさせる。-->
 
:[[UX]]EDより。この世界に残り歴史書を書くことを決意する司馬懿に対する忠告。アニメ版では描かれなかった、CW版やケロケロエース版で描かれた、赤壁の戦いの後の物語を知るユーザーならば、曹操の言葉の意味がよりはっきりと理解できる場面である。「未来」を前に、正真正銘の「神」を多くの仲間達と共に打ち破った三侯(もしくは、四神の魂を受け継ぎし者達)。未来で彼らが、「天を熾す鵬」と戦うことになるのか…それは今はわからない。<br />この司馬懿と曹操(と孔明)の一連の会話は、どことなく過去のスパロボシリーズのEDでも度々描かれた、[[サザビー|司馬懿のモチーフ元のMS]]の[[シャア・アズナブル|パイロット」」に釘を刺す[[アムロ・レイ|そのライバル]]の遣り取りを髣髴とさせる。-->
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*黄巾の乱では官軍の将として乱の鎮圧に活躍し、董卓が漢王朝を牛耳り専横をふるった際には反董卓連合の中心人物の一人として活躍した。董卓の死後に訪れた群雄割拠の時代には帝を戴き、袁術や呂布などの並み居る群雄を打ち破り、遂には当時中国最大の勢力を誇った袁紹を官渡の戦いにて降し、中原の覇者となる。その後は中国を統一すべく軍を南下させるが赤壁の戦いにて孫権と劉備の連合軍に敗北。その後も彼らと戦うが、中国統一の宿願を果たす前に死去。曹操の死後、後を継いだ息子の曹丕が後漢の皇帝から禅譲を受け、漢王朝が終焉を迎えると共に魏王朝が誕生し、曹丕が魏の初代皇帝となった。
 
*黄巾の乱では官軍の将として乱の鎮圧に活躍し、董卓が漢王朝を牛耳り専横をふるった際には反董卓連合の中心人物の一人として活躍した。董卓の死後に訪れた群雄割拠の時代には帝を戴き、袁術や呂布などの並み居る群雄を打ち破り、遂には当時中国最大の勢力を誇った袁紹を官渡の戦いにて降し、中原の覇者となる。その後は中国を統一すべく軍を南下させるが赤壁の戦いにて孫権と劉備の連合軍に敗北。その後も彼らと戦うが、中国統一の宿願を果たす前に死去。曹操の死後、後を継いだ息子の曹丕が後漢の皇帝から禅譲を受け、漢王朝が終焉を迎えると共に魏王朝が誕生し、曹丕が魏の初代皇帝となった。
 
*'''「治世の能臣、乱世の奸雄」'''と評され、史実の曹操も絶大な統率力とカリスマ性を持ち軍事・政治・芸術などのあらゆる分野において天才的な能力を持った人物で、その功績は後世にも大きく影響を与えている。正史『三国志』の著者である陳寿からは'''「非常の人、超世の傑」'''…即ち、類稀なる才の持ち主であり、時代を超えた英雄である、と評されている。
 
*'''「治世の能臣、乱世の奸雄」'''と評され、史実の曹操も絶大な統率力とカリスマ性を持ち軍事・政治・芸術などのあらゆる分野において天才的な能力を持った人物で、その功績は後世にも大きく影響を与えている。正史『三国志』の著者である陳寿からは'''「非常の人、超世の傑」'''…即ち、類稀なる才の持ち主であり、時代を超えた英雄である、と評されている。
*しかし、当時の後漢の皇帝(献帝)を蔑ろにして国の権力をふるい、孔子の子孫の孔融をはじめとした儒者たちとも徹底的に対立した事もあり、『三国志演義』では「正義の劉備」に対する悪役として描かれ、長い間悪役としての扱いを受ける事となってしまった。
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*紛れもなく「英雄」と呼べる曹操だが、当時の後漢の皇帝(献帝)を蔑ろにして国の権力をふるい、孔子の子孫の孔融をはじめとした儒者たちとも徹底的に対立した事もあり、『三国志演義』では「正義の劉備」に対する悪役として描かれ、長い間「物語」の中でも、歴史の中でも、人々から悪役としての扱いを受ける事となってしまった。
 
**近現代に入り、曹操の再評価運動が広く行われ、現在は劉備や諸葛亮にも負けないほどの非常に高い人気を得ており、漫画作品『蒼天航路』(原作・原案・李學仁、漫画・王欣太)など、曹操を主人公として描く創作作品も少なくない。
 
**近現代に入り、曹操の再評価運動が広く行われ、現在は劉備や諸葛亮にも負けないほどの非常に高い人気を得ており、漫画作品『蒼天航路』(原作・原案・李學仁、漫画・王欣太)など、曹操を主人公として描く創作作品も少なくない。
*その人柄や覇業の功績、時代を先取りしすぎた政治手腕や思想故、日本では曹操と同じように苛烈だが時代を超えた革新的な思想で旧時代を破壊し、新時代の礎を築いた英雄である織田信長と対比して語られる事も多い。
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*その人柄や覇業の功績、時代を先取りしすぎた政治手腕や思想故、日本では曹操と同じように苛烈だが時代を超えた革新的な思想と政治手腕で旧時代を破壊し、新時代を切り拓いた英雄である織田信長と対比されて語られる事も多い。
    
== 余談 ==
 
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