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184 バイト追加 、 2019年4月19日 (金) 16:51
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=== 機体のコンセプト ===
 
=== 機体のコンセプト ===
シャイン王女から要請を受けたテスラ研の研究者・開発者である[[フィリオ・プレスティ]]と[[ジョナサン・カザハラ]]の2人は、上述のような制約から機体のコンセプトを「シルエットの小ささ・高い機動性・電子戦装備の3点セットで相手の攻撃を受けない」とした。要するに「[[シャア・アズナブル|当たらなければどうということはない]]」。
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シャイン王女から要請を受けたテスラ研の研究者・開発者である[[フィリオ・プレスティ]]と[[ジョナサン・カザハラ]]の2人は、上述のような制約から「シルエットは極力小さくする」「機動性は高く」「電子戦装備搭載」という3点セットで相手の攻撃を受けない、端的に言えば「[[シャア・アズナブル|当たらなければどうということはない]]」機体として設計した。
    
機体自体は[[プロジェクトTD]]の[[アステリオン]]のテスト用機体フレームなど8割を占めるパーツを流用し、OGシリーズのゲーム中に登場する地球側の人型兵器では最小・最軽量となるボディの両肩に小型[[テスラ・ドライブ]]、リアスカート部にはテスラ・ドライブを利用した「ベクトロメナ」という四肢駆動システムを搭載するなど、合計で7基ものテスラ・ドライブを搭載している。リアスカート部にはラムジェットエンジンも装備されているため、「'''超音速の妖精'''」と称されるほどの尋常ならざる機動性を誇る。加えて、[[ヒリュウ改]]と同等の[[エネルギーフィールド]]発生装置・[[ジャマー|ミサイルジャマー]]・ハイパージャマーによる[[分身]]を備え、装甲の薄さが気にならないほど防御面でも隙が無い。火力も後述するようにその兵器らしからぬ外見を裏切る高さを持つので、問題があるとすれば、小型で軽量な機体に様々な防御機構を詰め込んだせいで、[[換装武器]]の搭載量が極端に少ない事ぐらいか。
 
機体自体は[[プロジェクトTD]]の[[アステリオン]]のテスト用機体フレームなど8割を占めるパーツを流用し、OGシリーズのゲーム中に登場する地球側の人型兵器では最小・最軽量となるボディの両肩に小型[[テスラ・ドライブ]]、リアスカート部にはテスラ・ドライブを利用した「ベクトロメナ」という四肢駆動システムを搭載するなど、合計で7基ものテスラ・ドライブを搭載している。リアスカート部にはラムジェットエンジンも装備されているため、「'''超音速の妖精'''」と称されるほどの尋常ならざる機動性を誇る。加えて、[[ヒリュウ改]]と同等の[[エネルギーフィールド]]発生装置・[[ジャマー|ミサイルジャマー]]・ハイパージャマーによる[[分身]]を備え、装甲の薄さが気にならないほど防御面でも隙が無い。火力も後述するようにその兵器らしからぬ外見を裏切る高さを持つので、問題があるとすれば、小型で軽量な機体に様々な防御機構を詰め込んだせいで、[[換装武器]]の搭載量が極端に少ない事ぐらいか。
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開発当時操縦技術の稚拙なシャイン王女をラトゥーニが補助出来るように搭載された、特殊なマン・マシン・インターフェイス。007S側が007Gを操縦し、またシャイン王女の予知能力によるデータを007Sに伝達できるようにしたもので、王女の予知が必要な緊急時や[[合体攻撃]]時に使用される。
 
開発当時操縦技術の稚拙なシャイン王女をラトゥーニが補助出来るように搭載された、特殊なマン・マシン・インターフェイス。007S側が007Gを操縦し、またシャイン王女の予知能力によるデータを007Sに伝達できるようにしたもので、王女の予知が必要な緊急時や[[合体攻撃]]時に使用される。
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本システムの起動時以外は基本的にシャイン王女は自分で操縦しているが、逆に言えばこのシステムの起動時はシャイン王女は予知で手一杯であり、ラトゥーニが二機の操縦に加え送られてくる予知データを用いた状況判断等々を行うということで、単純にラトゥーニの操縦技術が高いでは済まないようなとんでもない活躍をしているのがわかる。
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本システムの起動時以外は基本的にシャイン王女は自分で操縦しているが、逆に言えばこのシステムの起動時はシャイン王女は予知で手一杯であり、ラトゥーニが二機の操縦に加え送られてくる予知データを用いた状況判断等々を行うということで、007G側の特殊な操縦システムのアシストがあるとしても、単純にラトゥーニの操縦技術が高いでは済まないようなとんでもない活躍をしているのがわかる。
    
ゲーム的な話で言えば、シャイン王女を単独で出撃(あるいはラトゥーニをフェアリオン以外の機体に乗せて同時出撃)させても特に問題がないのだが、設定・シナリオ面で言えば基本的に本機(というよりシャイン王女)の参戦時には常にラトゥーニが自軍に在席しており、王女には本システムでの補助が必要不可欠という設定であると思われていた。しかし『第2次OG』の地上人召喚事件ではラトゥーニ不在の状況でシャイン王女がフェアリオンを操縦しており、設定上ラトゥーニの補助を必要としない程度にシャイン王女の操縦技術もまた熟練したようである。
 
ゲーム的な話で言えば、シャイン王女を単独で出撃(あるいはラトゥーニをフェアリオン以外の機体に乗せて同時出撃)させても特に問題がないのだが、設定・シナリオ面で言えば基本的に本機(というよりシャイン王女)の参戦時には常にラトゥーニが自軍に在席しており、王女には本システムでの補助が必要不可欠という設定であると思われていた。しかし『第2次OG』の地上人召喚事件ではラトゥーニ不在の状況でシャイン王女がフェアリオンを操縦しており、設定上ラトゥーニの補助を必要としない程度にシャイン王女の操縦技術もまた熟練したようである。
    
=== デザインについて ===
 
=== デザインについて ===
しかし、この機体の最大の特徴はここまで書かれてきたその高性能ぶりではない。'''スカートを穿いた縦ロールヘアの小さな女の子'''という見る者を別の意味で圧倒する、可愛らしくも奇異な外見デザインである。[[リュウセイ・ダテ]]のように「可愛い……」と高い評価を与える者がいる反面、開発者フィリオの妹[[スレイ・プレスティ]]のように「金持ちの道楽」と見る者もいるなど評価は分かれている。なお、一般的には奇異の目で見られる事が殆ど。
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しかし、この機体の最大の特徴はここまで書かれてきたその高性能ぶりではない。一見して'''スカートを穿いた縦ロールヘアの小さな女の子'''を連想させ、見る者を別の意味で圧倒する可愛らしくも奇異な外見デザインである。[[リュウセイ・ダテ]]のように「可愛い……」と高い評価を与える者がいる反面、開発者フィリオの妹[[スレイ・プレスティ]]のように「金持ちの道楽」と見る者もいるなど評価は分かれている。なお、一般的には奇異の目で見られる事が殆ど。
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このデザインは開発当初は観光キャンペーンキャラクターの外見をモチーフにした式典用の機体であるという出自もさることながら、フィリオとジョナサンの2人がそれをいいことに自分たちのアイドル好きという趣味を全面的に反映したということが大きい。このデザインにはかなりの拘りがあったようで、フィリオとジョナサンの間で頭部のデザインを「縦ロール」にするか「ツインテール」にするかで揉めたようだが、結局はシャイン王女と同じ縦ロールに納まった。
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このデザインは開発当初観光キャンペーンキャラクターの外見をモチーフにした式典用の機体であったという出自もさることながら、フィリオとジョナサンの2人がそれをいいことに、先述の機体コンセプトの味付けとして'''自分たちのアイドル好きという趣味を全面的に反映した'''ということが大きい。このデザインにはかなりの拘りがあったようで、フィリオとジョナサンの間で頭部のデザインを「縦ロール」にするか「ツインテール」にするかで揉めたようだが、結局はシャイン王女と同じ縦ロールに納まった。
    
デザイン以外にも007Gと007Sのパイロット二人が心を一つに合わせ、戦闘中に二機がペアで踊り出すという摩訶不思議な[[合体攻撃]]「ロイヤルハートブレイカー」について、発動モーションの「パターンRHB」はフィリオとジョナサンが、アイドルが踊っている映像を参考にモーションを作成したという裏話まで設定されている。
 
デザイン以外にも007Gと007Sのパイロット二人が心を一つに合わせ、戦闘中に二機がペアで踊り出すという摩訶不思議な[[合体攻撃]]「ロイヤルハートブレイカー」について、発動モーションの「パターンRHB」はフィリオとジョナサンが、アイドルが踊っている映像を参考にモーションを作成したという裏話まで設定されている。

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