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{{登場人物概要
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Russell Bergman]]
| 外国語表記 = [[外国語表記::Russell Bergman]]
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| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]({{登場作品 (人物)|OGシリーズ}})
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| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[OGシリーズ]])
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*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION}}
| 声優 = {{声優|青木崇|SRW=Y}}
| 声優 = {{声優|青木崇|SRW=Y}}
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|河野さち子}}
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|河野さち子}}
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| 初登場 = スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]
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| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION}}
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
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前述の通り、メンバーの中ではキャラ付けが地味で、ストーリー的に目立つこともなく、[[カットイン]]も『OGS』でようやく追加され、専用[[BGM]]は未だに存在しない。逆にその地味さがキャラクター性でもあり、人気の一因にもなっている。
前述の通り、メンバーの中ではキャラ付けが地味で、ストーリー的に目立つこともなく、[[カットイン]]も『OGS』でようやく追加され、専用[[BGM]]は未だに存在しない。逆にその地味さがキャラクター性でもあり、人気の一因にもなっている。
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また、非常に高い[[防御]]値と初期習得の[[援護防御]]スキルを併せ持つことから、ファンからは「ディフェンスに定評のあるラッセル」と呼ばれ、愛されている。
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==
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:[[ゼオラ・シュバイツァー|ゼオラ]]のパンツを見てしまったことで、カチーナにからかわれる場面も。前作同様、主な役割は援護防御と[[応援]]や[[激励]]を活かしたサポート。
:[[ゼオラ・シュバイツァー|ゼオラ]]のパンツを見てしまったことで、カチーナにからかわれる場面も。前作同様、主な役割は援護防御と[[応援]]や[[激励]]を活かしたサポート。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS}}
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS}}
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:音声初収録。担当声優の青木氏は本作でSRW初参加。
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:ゲームにおける音声初収録。
:ようやくカットインが入った。しかし専用BGMは追加されておらず、乗機のカラーリングが標準の青になったのも相まってさらに地味である。
:ようやくカットインが入った。しかし専用BGMは追加されておらず、乗機のカラーリングが標準の青になったのも相まってさらに地味である。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG外伝}}
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG外伝}}
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;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦OG}}
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦OG}}
:[[量産型ゲシュペンストMk-II改]]に乗り換え。登場時は砲撃戦型のタイプCになっているが、成長は相変わらず格闘型。
:[[量産型ゲシュペンストMk-II改]]に乗り換え。登場時は砲撃戦型のタイプCになっているが、成長は相変わらず格闘型。
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:ラ・ギアスの地味キャラであるゲンナジーと友人になったりする、相変らずの影薄な支援役…と思ったら、実は'''隠し武器版フリー・エレクトロン・キャノンの入手条件'''というまさかの大役を持つ。「彼の撃墜数」と「48話で活躍できるかどうか(この話で撃墜数を稼ぐ上にウンブラを瞬殺する)」がカギとなる。しかしあまりに意外過ぎる条件だったため、攻略本が出るまではフリー・エレクトロン・キャノンはスペシャルモード限定武器ではないかとまで言われていた。
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:ラ・ギアスの地味キャラであるゲンナジーと友人になったりする、相変らずの影薄な支援役…と思ったら、実は'''隠し武器「フリー・エレクトロン・キャノン」の入手条件に関わる'''というまさかの大役を持つ。「彼の撃墜数」と「48話で活躍できるかどうか(この話で撃墜数を稼ぐ上にウンブラを瞬殺する)」がカギとなる。しかしあまりに意外かつ困難な条件だったため、攻略本が出るまではスペシャルモード限定武器ではないかとまで言われていた。
:また、「ラッセルが1ターンに4回援護防御する」という条件で取得できるトロフィーも存在する。その名も「'''その漢、鉄壁'''」。
:また、「ラッセルが1ターンに4回援護防御する」という条件で取得できるトロフィーも存在する。その名も「'''その漢、鉄壁'''」。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ}}
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ}}
:シナリオ上での出番に恵まれず、ゲーム上でもトロフィーや隠し条件に関わらなくなったため更に影が薄くなった。
:シナリオ上での出番に恵まれず、ゲーム上でもトロフィーや隠し条件に関わらなくなったため更に影が薄くなった。
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ}}
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;[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ]]
:序盤からカチーナと共に出番があるが、中盤以降は全く出てこなくなる。
:序盤からカチーナと共に出番があるが、中盤以降は全く出てこなくなる。
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター}}
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:『OGs』の発売延期が重なったため、本作が初めて声がついた作品となった。なお、青木氏は実は兼ね役として[[クスハ・ミズハ]]を看取った医者役([[イングラム・プリスケン]]の部下)を務めており、付き添いの看護婦はカチーナ・タラスク役の矢口アサミ氏である。
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:カチーナの出番は多いが、ラッセルは目立たない。原作通りと言えばその通りだが。例の「[[ゼオラ・シュバイツァー|クマさんパンツ]]」は拝むことができている。
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;[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]]
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:カチーナの出番は多いが、ラッセルは目立たない。原作通りと言えばその通りだが。例の「[[ゼオラ・シュバイツァー|クマさんパンツ]]」は拝むことができている。一方ドラマCDでは本編の地味なポジションをネタにした出番が多く優遇(?)されている。
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== パイロットステータス設定の傾向 ==
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== パイロットステータス ==
=== [[能力|能力値]] ===
=== [[能力|能力値]] ===
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とにもかくにも[[防御]]が高い。全キャラ中トップクラスを保ち続けるその様はまさに鉄壁の男。反面、それ以外は総じて今一つ……という、地味なようで非常に尖った能力値の持ち主である。[[格闘 (能力)|格闘]]・[[射撃]]の初期値は概ね均等だが、格闘寄りに成長する。
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とにもかくにも[[防御]]が伸びやすく、ある程度レベルが上がれば[[シュウ・シラカワ|シュウ]]に次ぐ数字にまで育つ。反面、それ以外は総じて今一つ……という、非常に尖った能力値の持ち主である。[[格闘 (能力)|格闘]]・[[射撃 (能力)|射撃]]の初期値は概ね均等だが、デフォルト機体が射撃系の割に成長は格闘寄り。ツインユニットが組めるようになってからは[[同調]]を習得するようになったため、組ませる相方次第で互いの弱点をフォローしあえる。
=== [[精神コマンド]] ===
=== [[精神コマンド]] ===
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;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]
;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]
:'''信頼、鉄壁、必中、応援、激励、同調(ツイン)'''
:'''信頼、鉄壁、必中、応援、激励、同調(ツイン)'''
−
:友情が無くなった。同調の仕様が変わりツインユニットを組んでいる間はずっと効果が続くので、プレイスタイルにもよるがラッセルの防御の有用性が上がった。
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:精神コマンドの習得数減少に伴い友情が無くなった。同調の仕様が変わりツインユニットを組んでいる間はずっと効果が続くので、プレイスタイルにもよるがラッセルの防御の有用性が上がった。
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:不足しがちな射撃と回避も同調で補完できるようになったため、実戦で足手纏いになるような事態は起こり得なくなったと言えるであろう。
+
:不足しがちな射撃と回避も同調で補完できるため、実戦で足手纏いになるような事態は起こり得なくなったと言えるであろう。
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
−
;[[底力]] [[援護攻撃]] [[援護防御]]
+
;[[OG1]]
+
:'''[[底力]]L6、[[援護攻撃]]L3、[[援護防御]]L3、[[SPアップ]]L6'''
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:高レベルの援護防御と、支援系精神コマンドの多用を支えるSPアップと、この頃から「縁の下の力持ち」の片鱗を見せている。
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;[[OG2]]、[[OG外伝]]
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:'''[[底力]]L9、[[援護攻撃]]L3、[[援護防御]]L3'''
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:SPアップを失うも、なんと底力が最大レベルまで伸びるようになった。
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;[[OG2nd]]、[[OGMD]]
+
:'''[[底力]]L6、[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L3'''
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:補正値の見直しにより、底力の伸びがOG1の頃に戻ってしまった。
=== 固有[[エースボーナス]] ===
=== 固有[[エースボーナス]] ===
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:同僚。
:同僚。
;[[ゲンナジー・I・コズイレフ]]
;[[ゲンナジー・I・コズイレフ]]
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:地味仲間。彼と馬が合いOG2ndのEDではミオに彼によろしく伝えといてくださいと伝言を頼んでいた。ゲンナジーが水泳のオリンピック金メダリストだったからか見覚えがあったらしく、彼についてデータベースで調べていた。ただし、知り合ってからの期間が短いためかお互いの援護セリフは存在しない。次回作以降に期待しよう。
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:地味仲間。彼と馬が合いOG2ndのEDではミオに彼によろしく伝えといてくださいと伝言を頼んでいた。ゲンナジーが水泳のオリンピック金メダリストだったからか見覚えがあったらしく、彼についてデータベースで調べていた。ただし、知り合ってからの期間が短いためかお互いの援護セリフは存在しない。次回作以降はラッセル側のみ期待したい。
== 名台詞 ==
== 名台詞 ==
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== 搭乗機体 ==
== 搭乗機体 ==
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;[[F-28メッサー]]
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:『OG1』キョウスケ編初登場時に搭乗。防御型の彼と被弾に弱い戦闘機の相性は余り良いとは言い辛い。
;[[量産型ゲシュペンストMk-II]]
;[[量産型ゲシュペンストMk-II]]
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:標準色の青に搭乗。元々はエクセレンが使っていた機体で、GBA版では譲られた際に緑に塗り直していた。ゲームでは力不足である。
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:カチーナと同時期に機種転換し、標準色のブルーの機体に搭乗。元々はエクセレンが使っていた機体で、GBA版では譲られた際にグリーンに塗り直していた。ゲームでは力不足であるが、[[修羅の乱]]終戦までこの機体で戦い抜いている。
;[[量産型ゲシュペンストMk-II改]]
;[[量産型ゲシュペンストMk-II改]]
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:カチーナと共に強力な量産機に搭乗。タイプCの砲撃戦用で、機体色は薄青。
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:修羅の乱終戦後に受領した新型機。カラーリングは標準色となるブルー。ラッセルの戦闘スタイルと合致した、重装甲かつ砲撃戦仕様のタイプC装備を主に運用する。
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== 余談 ==
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*また、非常に高い[[防御]]値と初期習得の[[援護防御]]スキルを併せ持つことから、ファンからは「ディフェンスに定評のあるラッセル」と呼ばれ、愛されている。
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**大元のネタはバスケット漫画『SLAM DUNK』の登場人物「池上亮二」。
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*実は'''カチーナを庇って戦死する'''という展開も予定されていた事を寺田貴信氏が明かしている。<ref>[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE]]第792回より。</ref>
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== 脚注 ==
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<references/>
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