17行目: |
17行目: |
| *キャラクターデザイン:高河ゆん(原案)、千葉道徳 | | *キャラクターデザイン:高河ゆん(原案)、千葉道徳 |
| | | |
− | [[機動戦士ガンダム00]]の主人公であり、[[ソレスタルビーイング]]に所属する[[ガンダムマイスター]]。コードネームの由来は『刹那from聖永』、「永遠よりも長い時間の中で切り取られた一瞬よりも短い時間である」を意味している。紛争が続く中東の国家「クルジス共和国」の出身。幼少期を反政府ゲリラ組織『KPSA』の少年兵として過ごし、ある戦闘で死の間際に0ガンダムの武力介入によって偶然救われ、マイスターとしてスカウトされたという過去を持つ(実はこの際の0ガンダムのパイロットが[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]であり、刹那がスカウトされたのは彼の意向が大きく影響している)。このことからガンダムを神聖視するようになり、自身が『戦争を根絶するもの=ガンダム』になるべく、[[ガンダムマイスター]]としての使命に生きる事となった。<br /> | + | [[機動戦士ガンダム00]]の主人公であり、[[ソレスタルビーイング]]に所属する[[ガンダムマイスター]]。コードネームの由来は『刹那from聖永』。すなわち「永遠よりも長い時間の中で切り取られた一瞬よりも短い時間である」を意味している。<br />紛争が続く中東の国家「クルジス共和国」の出身。幼少期を反政府ゲリラ組織『KPSA』の少年兵として過ごし、ある戦闘で死の間際に0ガンダムの武力介入によって偶然救われ、マイスターとしてスカウトされたという過去を持つ(実はこの際の0ガンダムのパイロットが[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]であり、刹那がスカウトされたのは彼の意向が大きく影響している)。このことからガンダムを神聖視するようになり、自身が'''『戦争を根絶するもの=ガンダム』'''になるべく、[[ガンダムマイスター]]としての使命に生きる事となった。<br /> |
| また、'''ゲリラに洗脳されて両親を殺害した'''というガンダムシリーズの主人公の中でも壮絶かつ悲惨極まりない過去を背負っている(ガンダムシリーズの主人公が親と死別しているのは半ばお約束に近いが、自ら手を下してしまったのは刹那だけである)。そのような過去のせいか無口で無表情で無愛想であり、冷たい人間と思われがちだが、潜伏先の隣人だった[[沙慈・クロスロード|沙慈]]が災難にあった際は気遣いの言葉をかけるなど、本来は優しい性格であり、彼の頼みには素直に応じるなど人付き合いの良さを見せることもある。一方で、そのような過去を背負っているが故に、「自分は幸せになってはならない」と思い込んでいる節もあり、また他人から向けられる憎しみにも一切の抵抗はしない。 | | また、'''ゲリラに洗脳されて両親を殺害した'''というガンダムシリーズの主人公の中でも壮絶かつ悲惨極まりない過去を背負っている(ガンダムシリーズの主人公が親と死別しているのは半ばお約束に近いが、自ら手を下してしまったのは刹那だけである)。そのような過去のせいか無口で無表情で無愛想であり、冷たい人間と思われがちだが、潜伏先の隣人だった[[沙慈・クロスロード|沙慈]]が災難にあった際は気遣いの言葉をかけるなど、本来は優しい性格であり、彼の頼みには素直に応じるなど人付き合いの良さを見せることもある。一方で、そのような過去を背負っているが故に、「自分は幸せになってはならない」と思い込んでいる節もあり、また他人から向けられる憎しみにも一切の抵抗はしない。 |
| | | |
170行目: |
170行目: |
| :第1話にて少年兵時代にサーシェスの「この戦いは神のための聖戦である」という放送に対して。この時点で既にKPSAに施された洗脳は解けかかっていたようだ。 | | :第1話にて少年兵時代にサーシェスの「この戦いは神のための聖戦である」という放送に対して。この時点で既にKPSAに施された洗脳は解けかかっていたようだ。 |
| ;「ガンダムだ…」<br />「'''俺がガンダムだ'''」 | | ;「ガンダムだ…」<br />「'''俺がガンダムだ'''」 |
− | :刹那を、そして『ガンダム00』を代表する台詞。当初はその突飛さから迷言とされる事もあったが、物語が進行していくにつれて刹那の言う『ガンダム』がモビルスーツを現しているものではなく、『戦争を根絶するもの』という意味合いである事が明らかになっていった。あまりに有名である為、彼の代名詞的に言われがちだが、最終的には「ガンダムになった」もしくは「ガンダムを超えた」等の心境の表れか、これを徐々に口にしなくなる事も特筆に値する。この台詞は[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|破界篇]]にて[[DVE]]で再現されている。<br />ちなみに2nd以降は「俺とガンダムが」という表現が増えたが、こちらは単にモビルスーツのことを指す。 | + | :刹那を、そして『ガンダム00』を代表する台詞。当初はその突飛さから迷言とされる事もあったが、物語が進行していくにつれて刹那の言う『ガンダム』がモビルスーツを現しているものではなく、'''『戦争を根絶するもの』'''という意味合いである事が明らかになっていった。あまりに有名である為、彼の代名詞的に言われがちだが、最終的には「ガンダムになった」もしくは「ガンダムを超えた」等の心境の表れか、これを徐々に口にしなくなる事も特筆に値する。この台詞は[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|破界篇]]にて[[DVE]]で再現されている。<br />ちなみに2nd以降は「俺とガンダムが」という表現が増えたが、こちらは単にモビルスーツのことを指す。 |
| ;「俺は、ガンダムになれない…!」 | | ;「俺は、ガンダムになれない…!」 |
| :アザディスタンでの戦闘でかつての自分と同じようなゲリラの少年兵達を助けられなかった際の後悔の一言。しかし、直後に次回予告で「'''刹那、ガンダムになる'''」と言われてしまい、唖然とした視聴者は多かった。ちなみに、この台詞は撃墜時の戦闘台詞として採用された。 | | :アザディスタンでの戦闘でかつての自分と同じようなゲリラの少年兵達を助けられなかった際の後悔の一言。しかし、直後に次回予告で「'''刹那、ガンダムになる'''」と言われてしまい、唖然とした視聴者は多かった。ちなみに、この台詞は撃墜時の戦闘台詞として採用された。 |
228行目: |
228行目: |
| | | |
| ==== 劇場版 ==== | | ==== 劇場版 ==== |
| + | ;「リボンズ・アルマーク…!?」 |
| + | :かつて自身が倒した[[リボンズ・アルマーク]]とよく似た姿の[[イノベイド]]を見て驚愕する。果たして、その[[ELS|正体]]とは…。 |
| + | :ちなみに、劇場版の公開前PVでもよく流れた台詞だったので、視聴者からもまた「まさか、劇場版では復活したリボンズと戦うのか?」と思われた。 |
| ;「わからない…本当にわからないんだ」 | | ;「わからない…本当にわからないんだ」 |
| :ELSについて仲間から聞かれた時の台詞。刹那にしては珍しく曖昧な答え。 | | :ELSについて仲間から聞かれた時の台詞。刹那にしては珍しく曖昧な答え。 |
364行目: |
367行目: |
| == 余談 == | | == 余談 == |
| *1stでは少年らしい小柄な体格であったが、2ndでは身長が10cm以上も伸びており、雰囲気も相応の物となっている。設定上は「ゲリラ時代の栄養失調で成長期が遅れてやってきた」と言うことになっている。 | | *1stでは少年らしい小柄な体格であったが、2ndでは身長が10cm以上も伸びており、雰囲気も相応の物となっている。設定上は「ゲリラ時代の栄養失調で成長期が遅れてやってきた」と言うことになっている。 |
− | *ガンダムに己の理想像を見出し、それを理解しているロックオンの「ガンダムバカ」という台詞に感謝を述べる所などから、参戦を希望していたファンだけでなく刹那を演じた宮野真守氏からも「(スパロボで)他のガンダムと出会った刹那に注目」と言われている。 | + | *刹那の誕生日は4月7日であるが、これは[[ガンダムシリーズ]]の記念すべき第一作目・[[機動戦士ガンダム]](TV版)の第1話(1979年4月7日)が放送された日でもある。 |
| + | *ガンダムに己の理想像を見出し、それを理解しているロックオンの'''「ガンダムバカ」'''という台詞に感謝を述べる所などから、参戦を希望していたファンだけでなく刹那を演じた宮野真守氏からも「(スパロボで)他のガンダムと出会った刹那に注目」と言われている。 |
| *劇中では彼はMAとの交戦機会が多かったが、結果的にその大半を撃破しているため「刹那にMAで挑むのは死亡フラグ」と言うファンも多い。また1st最終回でアルヴァトーレを何本もの剣を突き立てながら破壊していく様から「'''MA解体屋'''」という愛称で呼ぶファンも。 | | *劇中では彼はMAとの交戦機会が多かったが、結果的にその大半を撃破しているため「刹那にMAで挑むのは死亡フラグ」と言うファンも多い。また1st最終回でアルヴァトーレを何本もの剣を突き立てながら破壊していく様から「'''MA解体屋'''」という愛称で呼ぶファンも。 |
| *水島精二監督は第2次Z 破界篇での刹那&ヒイロの遣り取りをいたく気に入っている様子で、自身のTwitter上にて「なんだこの子たちは」「素晴らしいね、スパロボ」と画像付きでネタにしていた。 | | *水島精二監督は第2次Z 破界篇での刹那&ヒイロの遣り取りをいたく気に入っている様子で、自身のTwitter上にて「なんだこの子たちは」「素晴らしいね、スパロボ」と画像付きでネタにしていた。 |