差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
71行目:
71行目:
− +
− +
→評価
== 評価 ==
== 評価 ==
大胆なクロスオーバーシナリオが好評であった『[[スーパーロボット大戦W]]』『[[スーパーロボット大戦Z]]』を経ていたという背景や、初参戦となる『蒼穹のファフナー』『ガンソード』『ゾイドジェネシス』が話題となり、本作にも期待が寄せられていたが、作品間のクロスオーバーが希薄(会話だけは多い)な上に、キャラクターの性格や原作イベントの改悪・不整合(省略・設定の無視)が多く、中盤の中頃から終盤にかけてシナリオの粗が目立つ。
大胆なクロスオーバーシナリオが好評であった『[[スーパーロボット大戦W]]』『[[スーパーロボット大戦Z]]』を経ていたという背景や、初参戦となる『蒼穹のファフナー』『ガン×ソード』『ゾイドジェネシス』が話題となり、本作にも期待が寄せられていたが、作品間のクロスオーバーが希薄(会話だけは多い)な上に、キャラクターの性格や原作イベントの改悪・不整合(省略・設定の無視)が多く、中盤の中頃から終盤にかけてシナリオの粗が目立つ。
また、エンディングにおける『ファフナー』の扱いに関しては特に批判が多い。[[羽佐間翔子]]たちの生存フラグを満たしていない場合、同化現象を治療できないという原作よりも悪い、一言で言うと「'''全滅エンド'''」になってしまう。本来の結末は数々の犠牲を払った先に希望が見える、という結末であり、このように絶望しか待ち受けていないような展開ではない。その上、『ファフナー』のキャラがこのように絶望的な結末を迎えているのに対して、他作品のキャラクターは一人でバカンスを満喫している、宴会で裸踊りをするなど、常識を疑いたくなるような描写まである始末である。このような『ファフナー』の扱いの酷さは、後年発売された『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』で『ファフナー』が再び参戦した際に「『UX』が初参戦」と言われてしまうネタにまでなった。
また、エンディングにおける『ファフナー』の扱いに関しては特に批判が多い。[[羽佐間翔子]]たちの生存フラグを満たしていない場合、同化現象を治療できないという原作よりも悪い、一言で言うと「'''全滅エンド'''」になってしまう。本来の結末は数々の犠牲を払った先に希望が見える、という結末であり、このように絶望しか待ち受けていないような展開ではない。その上、『ファフナー』のキャラがこのように絶望的な結末を迎えているのに対して、他作品のキャラクターは一人でバカンスを満喫している、宴会で裸踊りをするなど、常識を疑いたくなるような描写まである始末である。このような『ファフナー』の扱いの酷さは、後年発売された『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』で『ファフナー』が再び参戦した際に「『UX』が初参戦」と言われてしまうネタにまでなった<ref>ちなみに『[[ガン×ソード]]』に関しても、後年の『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で再参戦した際に「『ガン×ソード』は『T』が初参戦」とネタにされている。</ref>。
ただし例外として、『[[電脳戦機バーチャロン マーズ]]』関連の原作再現に関しては同作品のプロデューサーであったSEGAの亙重郎氏が直接執筆しただけあって高い評価を得ている。しかしそれ故に他の部分との質の差が浮き上がってしまっている。
ただし例外として、『[[電脳戦機バーチャロン マーズ]]』関連の原作再現に関しては同作品のプロデューサーであったSEGAの亙重郎氏が直接執筆しただけあって高い評価を得ている。しかしそれ故に他の部分との質の差が浮き上がってしまっている。