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'''ジャン・ポール・ロッチナ'''は「[[ボトムズシリーズ]]」の登場人物。
'''ジャン・ポール・ロッチナ'''は「[[ボトムズシリーズ]]」の登場人物。
== 概要 ==
== 概要 ==
様々な勢力に所属しながら、[[キリコ・キュービィー]]を監視し続ける謎の男。[[ボトムズシリーズ]]の狂言回しともいえる人物<ref>ボトムズシリーズのナレーション担当は彼と同じ銀河万丈氏であり、「『ボトムズシリーズ』はロッチナが語るキリコの物語」と解釈することもできる</ref>である。
様々な勢力に所属しながら、[[キリコ・キュービィー]]を監視し続ける謎の男。[[ボトムズシリーズ]]の狂言回しともいえる人物<ref>ボトムズシリーズのナレーション担当は彼と同じ銀河万丈氏であり、「『ボトムズシリーズ』はロッチナが語るキリコの物語」と解釈することもできる</ref>である。190cm前後と思える長身に加え、多少ふっくらした知性的な顔立ち、ブロンドの髪、グリーンの瞳と相俟って、男盛りを匂わせる壮年将校。
現状、'''キリコを敵に回して生き残った唯一の存在'''であるが、その後の残りの生涯を尽くキリコを追いかけ、探求することばかりに費やしている(本人曰く「'''キリコの毒がまわった'''」)。さらに、本編の数十年後を描いた『赫奕たる異端』においては、皺だらけの老人の風体となってなお、その毒に冒され続けていた(というか、むしろ悪化の一途を辿っている)。すなわち「生き残った」こと自体が、キリコを敵に回した報いであると考えられなくもない。
現状、'''キリコを敵に回して生き残った唯一の存在'''であるが、その後の残りの生涯を尽くキリコを追いかけ、探求することばかりに費やしている(本人曰く「'''キリコの毒がまわった'''」)。さらに、本編の数十年後を描いた『赫奕たる異端』においては、皺だらけの老人の風体となってなお、その毒に冒され続けていた(というか、むしろ悪化の一途を辿っている)。すなわち「生き残った」こと自体が、キリコを敵に回した報いであると考えられなくもない。