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| :「(連合のモビルスーツの強奪は)最高評議会からの返答を待ってからでも遅くないのでは?」という[[フレデリック・アデス|アデス]]の問いに対して。 | | :「(連合のモビルスーツの強奪は)最高評議会からの返答を待ってからでも遅くないのでは?」という[[フレデリック・アデス|アデス]]の問いに対して。 |
| :クルーゼの記念すべき第一声の発言であり、この独断行為がSEEDの始まりを告げた…。 | | :クルーゼの記念すべき第一声の発言であり、この独断行為がSEEDの始まりを告げた…。 |
| + | |
| ;「君のかつての友人でも、いま敵なら我らは討たねばならぬ。それは分かってもらえると思うが?」 | | ;「君のかつての友人でも、いま敵なら我らは討たねばならぬ。それは分かってもらえると思うが?」 |
| :アスランが[[ストライクガンダム|ストライク]]のパイロットを告白した気遣いと忠告をする。 | | :アスランが[[ストライクガンダム|ストライク]]のパイロットを告白した気遣いと忠告をする。 |
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| ;「ストライク、討たねば次に討たれるのは君かも知れんぞ…」 | | ;「ストライク、討たねば次に討たれるのは君かも知れんぞ…」 |
| :上記の事とイザークのこともあり、再度忠告をするが…。 | | :上記の事とイザークのこともあり、再度忠告をするが…。 |
− | ;「…以上の経過で御理解頂けると思いますが。我々の行動は決してヘリオポリス自体を攻撃したものではなく、あの崩壊の最大原因はむしろ地球軍にあるものと、ご報告致します」 | + | |
| + | ;「……以上の経過で御理解頂けると思いますが。我々の行動は決してヘリオポリス自体を攻撃したものではなく、あの崩壊の最大原因はむしろ地球軍にあるものと、ご報告致します」 |
| :ヘリオポリス崩壊がプラント政府で問題視され、召喚された最高評議会でのクルーゼの報告。 | | :ヘリオポリス崩壊がプラント政府で問題視され、召喚された最高評議会でのクルーゼの報告。 |
| :戦艦に対して過剰とも言えるジンにD装備(重爆撃・対要塞戦装備)で出撃されておきながら中立国であるヘリオポリス攻撃を企図した訳ではないとの報告は本来かなり苦しい言い訳<ref>事実、トドメを刺したのはAAのゴットフリートの射撃の余波だが、ヘリオポリスの構造シャフトの大破はジンの爆発で誘爆したもの以外はザフト側の攻撃によるものである。</ref>としか思えないが、特に問題にされる事はなかった。 | | :戦艦に対して過剰とも言えるジンにD装備(重爆撃・対要塞戦装備)で出撃されておきながら中立国であるヘリオポリス攻撃を企図した訳ではないとの報告は本来かなり苦しい言い訳<ref>事実、トドメを刺したのはAAのゴットフリートの射撃の余波だが、ヘリオポリスの構造シャフトの大破はジンの爆発で誘爆したもの以外はザフト側の攻撃によるものである。</ref>としか思えないが、特に問題にされる事はなかった。 |
| :オーブがプラントとの条約を無視し、地球連合の新兵器開発に協力していた事実もあり、本来の中立国の定義が適応されない点もあるが、議員の「'''地球に住む者の言葉など、当てになるものか'''」との発言もあり、単にナチュラルと中立の小国を軽視しているともとれる。 | | :オーブがプラントとの条約を無視し、地球連合の新兵器開発に協力していた事実もあり、本来の中立国の定義が適応されない点もあるが、議員の「'''地球に住む者の言葉など、当てになるものか'''」との発言もあり、単にナチュラルと中立の小国を軽視しているともとれる。 |
| + | |
| ;「もしくはその亡骸を号泣しながら抱いて戻れ、かな?」 | | ;「もしくはその亡骸を号泣しながら抱いて戻れ、かな?」 |
| :アスランの婚約者であるラクスが乗った民間船が行方不明になってしまい、クルーゼ隊が休暇を切り上げて捜索に駆り出される事になったため「彼女を助けてヒーローのように戻れ…ということですか?」と呟いたアスランに対する返答。 | | :アスランの婚約者であるラクスが乗った民間船が行方不明になってしまい、クルーゼ隊が休暇を切り上げて捜索に駆り出される事になったため「彼女を助けてヒーローのように戻れ…ということですか?」と呟いたアスランに対する返答。 |
| :パトリック・ザラの意図する事はプロパガンダに繋がる事であるため、生きていたらアスランの指摘通り。死んでいたらクルーゼの指摘通りで間違いはないのだが、幾らなんでも行方不明者の婚約者の前で口に出す事ではない。 | | :パトリック・ザラの意図する事はプロパガンダに繋がる事であるため、生きていたらアスランの指摘通り。死んでいたらクルーゼの指摘通りで間違いはないのだが、幾らなんでも行方不明者の婚約者の前で口に出す事ではない。 |
| + | |
| + | ;(平和の象徴と言われる鳩は、必殺の一撃を与える、鋭い嘴や爪を持たぬため、互いに戦えばその様相は、長く……凄惨なものになるという) |
| + | ;(……我らもまた、似てはいまいか……?) |
| + | :第14話「果てしなき時の中で」より。 |
| + | :Nジャマーにより核兵器が使用不可能となった事とザフトのMS投入によって、戦争が泥沼化した事を皮肉る。 |
| + | |
| ;「……クルーゼです」 | | ;「……クルーゼです」 |
| + | :第20話「おだやかな日に」より。 |
| :パトリック・ザラから掛かってきた電話に対する返答。これだけなら変哲もない唯の台詞だが、この時クルーゼは細胞分裂を抑えるための薬が切れて発作を起こしていた。 | | :パトリック・ザラから掛かってきた電話に対する返答。これだけなら変哲もない唯の台詞だが、この時クルーゼは細胞分裂を抑えるための薬が切れて発作を起こしていた。 |
| :直前に薬を服用していたが発作は収まりきっておらず、苦しんでいたが電話に出た瞬間に完全に抑制された声が出ており、ある種のインパクトを残す。 | | :直前に薬を服用していたが発作は収まりきっておらず、苦しんでいたが電話に出た瞬間に完全に抑制された声が出ており、ある種のインパクトを残す。 |
| :通話終了後にまた苦しみだしており、結構無理をしていた模様。それでも「せいぜい思い上がれよ……パトリック・ザラ…!」と嘲笑していた。 | | :通話終了後にまた苦しみだしており、結構無理をしていた模様。それでも「せいぜい思い上がれよ……パトリック・ザラ…!」と嘲笑していた。 |
| + | |
| ;「アラスカは核の直撃にも耐えうる構造を持つと言われている。尤も今は使えんし、ザフトは使うつもりもないがね」 | | ;「アラスカは核の直撃にも耐えうる構造を持つと言われている。尤も今は使えんし、ザフトは使うつもりもないがね」 |
| ;「叩くには『グランド・ホロー』と呼ばれる内部に侵入するしかないが、それもまた至難の業だ。不用意に手は出せぬとこだがな」 | | ;「叩くには『グランド・ホロー』と呼ばれる内部に侵入するしかないが、それもまた至難の業だ。不用意に手は出せぬとこだがな」 |
| ;「アラスカの情報は常に手にして置かねばならぬ。しかし特務故、守秘義務が架せられる。誰かに冒険譚を話したくとも戦後まで待てよ」 | | ;「アラスカの情報は常に手にして置かねばならぬ。しかし特務故、守秘義務が架せられる。誰かに冒険譚を話したくとも戦後まで待てよ」 |
− | ;「…情報というものは何処から漏れるか分かったものではないのでね…」 | + | ;「……情報というものは何処から漏れるか分かったものではないのでね……」 |
− | :地球連合軍最高司令部であるアラスカ基地を偵察中のボズゴロフ級内部ブリーフィングルームで部下にアラスカ基地と作戦概要を説明している場面。 | + | :地球連合軍最高司令部であるアラスカ基地を偵察中のボズゴロフ級内部ブリーフィングルームで部下にアラスカ基地と作戦概要を説明している場面。最後の一行は振り返って不敵な笑みを浮かべながら。 |
| :今までクルーゼはザフトに対しても不穏な言動が見え隠れしていたため、「'''お前がバラすんだろ'''」と感づいたと視聴者も多かったと思われる。 | | :今までクルーゼはザフトに対しても不穏な言動が見え隠れしていたため、「'''お前がバラすんだろ'''」と感づいたと視聴者も多かったと思われる。 |
| + | |
| ;「ふむ、アズラエルの情報は確かなようだな」 | | ;「ふむ、アズラエルの情報は確かなようだな」 |
| :第34話より。強固な防空システムを誇るアラスカ基地の対空迎撃を難なく掻い潜り、サブゲートから基地内に侵入した際に。 | | :第34話より。強固な防空システムを誇るアラスカ基地の対空迎撃を難なく掻い潜り、サブゲートから基地内に侵入した際に。 |
| :地球連合軍の将官達が語っていたアズラエルと取引していたため、当初は連合軍と内通していると思われたが……。 | | :地球連合軍の将官達が語っていたアズラエルと取引していたため、当初は連合軍と内通していると思われたが……。 |
| + | |
| ;「足つきがいるせいか、メインゲートがまだ破れずにいる。出来れば君にはそちらを応援して貰いたい」 | | ;「足つきがいるせいか、メインゲートがまだ破れずにいる。出来れば君にはそちらを応援して貰いたい」 |
| :アラスカ基地攻略作戦中に帰還した母艦で補給中のイザークと鉢合わせた際に「今度は中(アラスカ基地・グランドホロー内部)で暴れて来ます」と発言したイザークへの台詞。 | | :アラスカ基地攻略作戦中に帰還した母艦で補給中のイザークと鉢合わせた際に「今度は中(アラスカ基地・グランドホロー内部)で暴れて来ます」と発言したイザークへの台詞。 |
| :この時、クルーゼはアラスカ基地内の管制室で基地最深部に'''自爆兵器「サイクロプスシステム」'''が仕掛けられている事を知っており、イザークが命を拾える様に誘導するために宿敵であるアークエンジェルの居場所を教えている。 | | :この時、クルーゼはアラスカ基地内の管制室で基地最深部に'''自爆兵器「サイクロプスシステム」'''が仕掛けられている事を知っており、イザークが命を拾える様に誘導するために宿敵であるアークエンジェルの居場所を教えている。 |
− | :イザーク本人はクルーゼが自分の心情に気を遣ってくれたと感じた様で「'''ありがとうございます'''」を礼を言っている。 | + | :イザーク本人はクルーゼが自分の心情に気を遣ってくれたと感じた様で「'''ありがとうございます!'''」と礼を言っている。 |
| :小説版ではイザークを助けるために誘導した事を明記する反面、実際に助かるかを運命に委ねるのも一興と考えており、助かろうが、死のうがどうでも良かった模様。 | | :小説版ではイザークを助けるために誘導した事を明記する反面、実際に助かるかを運命に委ねるのも一興と考えており、助かろうが、死のうがどうでも良かった模様。 |
| + | |
| ;「してやられましたな、ナチュラル共に」 | | ;「してやられましたな、ナチュラル共に」 |
| :アラスカ基地がサイクロプスシステムで消し飛んでしまう瞬間を目撃し、絶句したザフトの司令官に対して。 | | :アラスカ基地がサイクロプスシステムで消し飛んでしまう瞬間を目撃し、絶句したザフトの司令官に対して。 |
| :地球連合軍のアズラエルにスピットブレイクの攻撃目標情報を漏洩させ、戦闘中も単独で基地地下に侵入、サイクロプスを知りながら誰にも伝えなかった為、あまりにも白々しい発言である。 | | :地球連合軍のアズラエルにスピットブレイクの攻撃目標情報を漏洩させ、戦闘中も単独で基地地下に侵入、サイクロプスを知りながら誰にも伝えなかった為、あまりにも白々しい発言である。 |
| :彼としては事が計画通りに運んだことで高笑いの一つでも上げたい所であろうが、あくまでザフト側の人間としての体裁を保つための発言だろう。事実、この台詞の直後に後ろを向き、誰にも見られない様に笑みを浮かべている。 | | :彼としては事が計画通りに運んだことで高笑いの一つでも上げたい所であろうが、あくまでザフト側の人間としての体裁を保つための発言だろう。事実、この台詞の直後に後ろを向き、誰にも見られない様に笑みを浮かべている。 |
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| ;「さて、新たな舞台の幕開けとなるかな?」 | | ;「さて、新たな舞台の幕開けとなるかな?」 |
| :地球連合軍の[[パナマ基地]]が陥落し、[[グングニール]]で行動不能になった連合の[[ストライクダガー]]や通常兵器を無差別攻撃するザフト軍の姿を眺めながらつぶやいた一言。 | | :地球連合軍の[[パナマ基地]]が陥落し、[[グングニール]]で行動不能になった連合の[[ストライクダガー]]や通常兵器を無差別攻撃するザフト軍の姿を眺めながらつぶやいた一言。 |
| :アラスカで情報を売り渡して大被害を出したザフトを嘲笑ったため、地球連合への裏切り者かと思いきや今度は虐殺される連合軍も嘲る場面が映されている。これらの真意が明かされるのはもうしばらく後となる。 | | :アラスカで情報を売り渡して大被害を出したザフトを嘲笑ったため、地球連合への裏切り者かと思いきや今度は虐殺される連合軍も嘲る場面が映されている。これらの真意が明かされるのはもうしばらく後となる。 |
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| ;「しかし、傑作だな、ザラ議長殿」 | | ;「しかし、傑作だな、ザラ議長殿」 |
| :本国にいる時にクライン派によるエターナル強奪の映像を眺めながら、内心でパトリック・ザラを嘲笑。 | | :本国にいる時にクライン派によるエターナル強奪の映像を眺めながら、内心でパトリック・ザラを嘲笑。 |
| :小説版ではパトリックがバルドフェルドをエターナルの艦長に任命した経緯は自身の能力不振と「砂漠の虎」の名声を利用した人気取りの結果と説明されているため、クルーゼがその経緯を知っていたのなら正しく失笑ものであろう。 | | :小説版ではパトリックがバルドフェルドをエターナルの艦長に任命した経緯は自身の能力不振と「砂漠の虎」の名声を利用した人気取りの結果と説明されているため、クルーゼがその経緯を知っていたのなら正しく失笑ものであろう。 |
| + | |
| + | ;「貴様に討たれるならそれもまたとも思ったがね、ここで! だがどうやら、その器ではないようだ」 |
| + | ;(所詮子は親には勝てぬということかね) |
| + | :第44話「螺旋の邂逅」にて。コロニー・メンデルでの戦闘で、専用のゲイツでムゥの乗るランチャーストライクを追い詰めて。 |
| + | :ムゥになら倒されても良いという彼の思想の一部が垣間見える。また、彼の正体に関する伏線でもある。 |
| + | |
| ;母親A「目はブルーがいいな。髪はブロンドで……」 | | ;母親A「目はブルーがいいな。髪はブロンドで……」 |
| ;父親A「子供には才能を受け継がせたいんだ」 | | ;父親A「子供には才能を受け継がせたいんだ」 |
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| :この回想シーンに登場する親達の生命倫理は確かに常軌を逸しており、クルーゼでなくてもこう言いたくもなるだろう。特に最後の'''子供の目の色が望んだものと違うだけで怒る母親の様子'''は殊更[[トラウマイベント|衝撃的なシーン]]として有名。 | | :この回想シーンに登場する親達の生命倫理は確かに常軌を逸しており、クルーゼでなくてもこう言いたくもなるだろう。特に最後の'''子供の目の色が望んだものと違うだけで怒る母親の様子'''は殊更[[トラウマイベント|衝撃的なシーン]]として有名。 |
| :さらに外伝『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY』では、そのような親のエゴで作られ、思い通りに生まれなかったからとして親から捨てられたコーディネイターたちの存在についても取り扱われている。 | | :さらに外伝『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY』では、そのような親のエゴで作られ、思い通りに生まれなかったからとして親から捨てられたコーディネイターたちの存在についても取り扱われている。 |
| + | |
| ;「私にはあるのだよ! この宇宙でただ一人、全ての人類を裁く権利がな!」 | | ;「私にはあるのだよ! この宇宙でただ一人、全ての人類を裁く権利がな!」 |
| + | ;「私は己の死すら金で買えると思い上がった愚か者…貴様の父、アル・ダ・フラガの出来損ないのクローンなのだからな!」 |
| :傍から見れば、妄想に取り付かれた独善とも捉えられるセリフ。 | | :傍から見れば、妄想に取り付かれた独善とも捉えられるセリフ。 |
− | ;「私は己の死すら金で買えると思い上がった愚か者…貴様の父、アル・ダ・フラガの出来損ないのクローンなのだからな!」
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| :メンデル内でムウと対峙した際、彼に自身の正体を告げた。 | | :メンデル内でムウと対峙した際、彼に自身の正体を告げた。 |
| + | |
| ;「アデス!」 | | ;「アデス!」 |
| ;アデス「隊長!? どうなさ……」 | | ;アデス「隊長!? どうなさ……」 |
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| ;「私も出る! シグーを用意させろ! すぐブリッジへ上がる! ハァハァハァ…………ふっ。さて、君にも手伝ってもらおう。最後の賭だ。扉が開くかどうかのね」 | | ;「私も出る! シグーを用意させろ! すぐブリッジへ上がる! ハァハァハァ…………ふっ。さて、君にも手伝ってもらおう。最後の賭だ。扉が開くかどうかのね」 |
| :ヴェサリウスの私室からアデスにMS部隊の展開命令を出した後、フレイに向き直って。 | | :ヴェサリウスの私室からアデスにMS部隊の展開命令を出した後、フレイに向き直って。 |
− | :この時彼は薬切れによって激しい発作を起こしており、薬を飲みつつ外れた仮面を'''(デスクの中にいっぱいある)'''予備に付け替え、その勢いのままアデスに激しい口調で命令を出す。普段とは真逆のただならぬ様子にアデスも驚くが、彼の発言を全て無視して通信を打ち切る。その後数秒程かけて息を整えた後、急にいつもの落ち着き払った態度に戻る。上記の電話越しのパトリック・ザラとのやり取りにも似た、余りに急激なクルーゼの変調には'''フレイも若干引いていた'''。 | + | :この時彼は薬切れによって激しい発作を起こしており、薬を飲みつつ外れた仮面を予備'''(デスクの中にいっぱいある)'''に付け替え、その勢いのままアデスに激しい口調で命令を出す。普段とは真逆のただならぬ様子にアデスも驚くが、彼の発言を全て無視して通信を打ち切る。その後数秒程かけて息を整えた後、急にいつもの落ち着き払った態度に戻る。上記の電話越しのパトリック・ザラとのやり取りにも似た、余りに急激なクルーゼの変調には'''フレイも若干引いていた'''。 |
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| ;「ここで地球軍とやりあっても何にもならんよ」 | | ;「ここで地球軍とやりあっても何にもならんよ」 |
| :メンデルコロニー周辺、クルーゼが指揮していた艦が轟沈した直後の台詞。一見すると長い付き合いであった副長等ヴェサリウスのメンバーがほぼ全員死んでしまったが、それでもその場の最高責任者としての責務を果たす…という様に見えるが、付き合いの長いイザークだけは、本当になんとも思ってない事に気づく。長い付き合いのメンバーが死んだのに、何の感情も抱かなかったクルーゼに不信感をもった瞬間でもある。 | | :メンデルコロニー周辺、クルーゼが指揮していた艦が轟沈した直後の台詞。一見すると長い付き合いであった副長等ヴェサリウスのメンバーがほぼ全員死んでしまったが、それでもその場の最高責任者としての責務を果たす…という様に見えるが、付き合いの長いイザークだけは、本当になんとも思ってない事に気づく。長い付き合いのメンバーが死んだのに、何の感情も抱かなかったクルーゼに不信感をもった瞬間でもある。 |
| + | |
| ;「使って見せるさ…あの男にできて、私にできないはずはない…」 | | ;「使って見せるさ…あの男にできて、私にできないはずはない…」 |
| :プロヴィデンスに搭載されたドラグーンシステムの説明を受けて。この言葉通り、初見であるはずのドラグーンシステムを完璧に操って並み居る強敵を次々屠っていく。スパロボではムウがアカツキのドラグーンを使う際に似たような台詞がある。 | | :プロヴィデンスに搭載されたドラグーンシステムの説明を受けて。この言葉通り、初見であるはずのドラグーンシステムを完璧に操って並み居る強敵を次々屠っていく。スパロボではムウがアカツキのドラグーンを使う際に似たような台詞がある。 |
− | ;「私のではない! これが人の夢、人の望み、人の業!他者より強く! 他者より先へ! 他者より上へ!」 | + | |
− | ;「競い!妬み!憎んで! その身を喰いあうッ!!」 | + | ;ムゥ「これが望みか! 貴様の!」 |
| + | ;「私のではない! これが人の夢、人の望み、人の業! 他者より強く! 他者より先へ! 他者より上へ!」 |
| + | ;「競い! 妬み! 憎んで! その身を喰いあうッ!!」 |
| ;ムゥ「貴様の理屈だ!思い通りになど!」 | | ;ムゥ「貴様の理屈だ!思い通りになど!」 |
| ;「既に遅いさ、ムウ。私は結果だよ。だから知るッ! 自ら育てた闇に食われて、人は滅ぶとなぁ!!」 | | ;「既に遅いさ、ムウ。私は結果だよ。だから知るッ! 自ら育てた闇に食われて、人は滅ぶとなぁ!!」 |
| :激しい競争社会の果てが「破滅」を意味する、とクルーゼは叫ぶ。 | | :激しい競争社会の果てが「破滅」を意味する、とクルーゼは叫ぶ。 |
| + | |
| ;「また君か。厄介な奴だよ、君は! 在ってはならない存在だというのに」 | | ;「また君か。厄介な奴だよ、君は! 在ってはならない存在だというのに」 |
| ;「知れば誰もが望むだろう! 君の様になりたいと! 君の様でありたいと! | | ;「知れば誰もが望むだろう! 君の様になりたいと! 君の様でありたいと! |
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| :最終決戦で対決したキラに対して。[[W]]では「知れば誰もが~」に「あのカナード・パルスのように!」と続く。 | | :最終決戦で対決したキラに対して。[[W]]では「知れば誰もが~」に「あのカナード・パルスのように!」と続く。 |
| :「人類の夢」[[スーパーコーディネイター]]として生まれる為に多大な犠牲が支払われたキラ。 | | :「人類の夢」[[スーパーコーディネイター]]として生まれる為に多大な犠牲が支払われたキラ。 |
− | :キラが究極の能力を持った人間であると<ref>厳密にはこの認識は誤りである。詳しくはスーパーコーディネイターの項を参照。</ref>多くの人間が知れば、この世界であれば「我が子をスーパーコーディネイターに!」と考える親も多数出るだろう。それは、キラが生まれた時と同様に多数の犠牲を強いる行為である。 | + | :キラが究極の能力を持った人間であると<ref>厳密にはこの認識は誤りである。詳しくはスーパーコーディネイターの項を参照。</ref>多くの人間が知れば、この世界であれば「我が子をスーパーコーディネイターに!」と考える親も多数出るだろう。だがそれは、キラが生まれた時と同様にまたもや多数の犠牲を強いる行為である。 |
− | :「能力だけではない」と否定するキラだが、クルーゼもまた「そんな事は誰も理解しない」と否定する。 | + | :「自分が持つのは能力だけではない」と否定するキラだが、クルーゼもまた「そんな事は誰も理解しない」と否定する。 |
− | :因みに「分からぬさ!」の時、'''唐突に叫び声を上げるクルーゼの顔がドアップになる'''ため、妙に印象に残っている、もしくは'''唐突過ぎて笑うシーンでもないのに思わず笑ってしまった'''という視聴者が多発した。 | + | :因みに「分からぬさ!」の時、'''唐突に叫び声を上げるクルーゼの顔がドアップになる'''ため、妙に印象に残っている、もしくは'''唐突過ぎて真面目なシーンなのに思わず笑ってしまった'''という視聴者が多発した。 |
| + | |
| ;「君の歌は好きだったがね… だが、世界は歌のように優しくはない!」 | | ;「君の歌は好きだったがね… だが、世界は歌のように優しくはない!」 |
| :エターナルに銃口を向けるクルーゼ。ラクスの「歌が好きだった」の言葉に込められたのは皮肉か、それとも本心か。 | | :エターナルに銃口を向けるクルーゼ。ラクスの「歌が好きだった」の言葉に込められたのは皮肉か、それとも本心か。 |
| + | |
| ;「これが定めさ! 知りながらも突き進んだ道だろう! 正義と信じ、分からぬと逃げ、知らず! 聞かず! その果ての終局だ! もはや止める術など無い!」 | | ;「これが定めさ! 知りながらも突き進んだ道だろう! 正義と信じ、分からぬと逃げ、知らず! 聞かず! その果ての終局だ! もはや止める術など無い!」 |
| ;「そして滅ぶ! 人は! 滅ぶべくしてなぁ!」 | | ;「そして滅ぶ! 人は! 滅ぶべくしてなぁ!」 |
| :この台詞が流れるシーンでは該当する様々なキャラクターの回想が入る。 | | :この台詞が流れるシーンでは該当する様々なキャラクターの回想が入る。 |
− | :ザフトを「正義と信じ」入隊したアスラン達、地球軍としては異質な存在であるキラを「理解しようとしなかった」マリューやフレイ、キラの苦悩を「知らず」に傷付けたサイ、そのサイの言葉も「聞かなかった」キラ。確かに多くのキャラは彼の言った通りの行動を取っている。しかし、彼が利用していたアズラエル、パトリックの両名の暴走はどちらも傍の人間によって止められている。 | + | :ザフトを「正義と信じ」入隊したアスラン達、地球軍としては異質な存在であるキラを「分かろうとしなかった」マリューやフレイ、キラの苦悩を「知らず」に傷付けたサイ、そのサイの言葉も「聞かなかった」キラ。確かに多くのキャラは彼の言った通りの行動を取っている。 |
| + | :しかし、彼が利用していたアズラエル、パトリックの両名の暴走はどちらも傍の人間によって止められている。 |
| + | |
| ;キラ「そんな、あなたの理屈!」 | | ;キラ「そんな、あなたの理屈!」 |
| ;「それが人だよ、キラ君!」 | | ;「それが人だよ、キラ君!」 |
| ;キラ「違う! 人は、人はそんなものじゃない!」 | | ;キラ「違う! 人は、人はそんなものじゃない!」 |
| ;「っは! 何が違う! 何故違う! この憎しみの目と心と! 引き金を引く指しか持たぬ者たちの世界で! 何を信じる、何故信じる!」 | | ;「っは! 何が違う! 何故違う! この憎しみの目と心と! 引き金を引く指しか持たぬ者たちの世界で! 何を信じる、何故信じる!」 |
− | :クルーゼの考えは極端過ぎると否定するキラだが、クルーゼは憎しみの連鎖が止まらない現状を引き合いに出す。 | + | :クルーゼの思考を否定するキラだが、クルーゼは憎しみの連鎖が止まらない現状を引き合いに出す。 |
− | :このシーンでは間にパトリック・ザラがジェネシスの発射指示を出すシーンが挿まれ、また「憎しみの目と心と~」のパートではパトリック・ザラの横顔が映される。遺憾ながら、この時の世界の状況はクルーゼの言う通りでもある。 | + | :このシーンでは間にパトリック・ザラがジェネシスの発射指示を出すシーンが挿まれ、また「憎しみの目と心と~」のパートではパトリックの横顔が映される。遺憾ながら、この時の世界の状況はクルーゼの言う通りでもある。 |
| + | |
| ;キラ「それしか知らないあなたが!」 | | ;キラ「それしか知らないあなたが!」 |
| ;「知らぬさ! 所詮人は己の知る事しか知らぬ!!」 | | ;「知らぬさ! 所詮人は己の知る事しか知らぬ!!」 |
| ;「まだ苦しみたいか。いつかは、やがていつかはと! そんな甘い毒に踊らされ、一体どれほどの時を戦い続けて来た!」 | | ;「まだ苦しみたいか。いつかは、やがていつかはと! そんな甘い毒に踊らされ、一体どれほどの時を戦い続けて来た!」 |
| :悪意以外を知らないのかと指摘されるが、ここに至りクルーゼは遂に開き直る。 | | :悪意以外を知らないのかと指摘されるが、ここに至りクルーゼは遂に開き直る。 |
− | :最早議論を放棄する行為であり、この時点でキラはクルーゼとの舌戦に勝ったとも言えなくもない。しかし「人は己の知る事しか知らぬ」というクルーゼの言葉を聞いてキラが思い出したのは、地球軍に入隊した直後、キラの事情を理解せずに放ったアスラン、ジェラード・ガルシアやフレイ、サイなどの無遠慮・無神経な言葉の数々だった。 | + | :最早議論を放棄する行為であり、この時点でキラはクルーゼとの舌戦に勝ったとも言えなくもない。しかし「人は己の知る事しか知らぬ」というクルーゼの言葉を聞いてキラが思い出したのは、地球軍に入隊した直後、キラの事情を理解せずに放ったアスラン、ジェラード・ガルシア、フレイ、サイなどの無遠慮・無神経な言葉の数々だった。 |
− | ;「フ…フフフフ、ハーハッハッハ!どの道、私の勝ちだ!ヤキンが自爆すれば、ジェネシスは発射される!」<br />「最早止める術はない! 地は焼かれ、涙と悲鳴は新たなる争いの狼煙となる!」<br />「人が数多持つ予言の日だ!」<br />「それだけの業、重ねてきたのは誰だ!?」 | + | |
| + | ;「フ…フフフフ、ハーハッハッハ!どの道、私の勝ちだ!ヤキンが自爆すれば、ジェネシスは発射される!」<br />「最早止める術はない! 地は焼かれ、涙と悲鳴は新たなる争いの狼煙となる!」<br />「人が数多持つ予言の日だ!」<br />「それだけの業、重ねてきたのは誰だ!? 君とてその一つだろうが!!」 |
| :最期まで人間を否定し続けたラウ。そして、その末路は…。 | | :最期まで人間を否定し続けたラウ。そして、その末路は…。 |
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