そんな中、それまでのロボットアニメとは全く毛色が異なる2つの作品が現れる。85年放映の『戦え! 超ロボット生命体トランスフォーマー』と、88年放映の『[[魔神英雄伝ワタル]]』である。前者は意思を持つ「善」と「悪」のロボット軍団による群像劇を軸に、それまで演出面でのスパイスでしかなかった「変形・合体」を「擬態」という形で前面に押し出し、後者は『ドラゴンクエスト』に代表されるファンタジー系RPGの手法をロボットアニメに持ち込んだ作品で、いずれも低年齢層を中心に人気を博し(これは児童雑誌とのタイアップによる所も大きい)、スーパーロボット系の凋落を止めることに成功する。 | そんな中、それまでのロボットアニメとは全く毛色が異なる2つの作品が現れる。85年放映の『戦え! 超ロボット生命体トランスフォーマー』と、88年放映の『[[魔神英雄伝ワタル]]』である。前者は意思を持つ「善」と「悪」のロボット軍団による群像劇を軸に、それまで演出面でのスパイスでしかなかった「変形・合体」を「擬態」という形で前面に押し出し、後者は『ドラゴンクエスト』に代表されるファンタジー系RPGの手法をロボットアニメに持ち込んだ作品で、いずれも低年齢層を中心に人気を博し(これは児童雑誌とのタイアップによる所も大きい)、スーパーロボット系の凋落を止めることに成功する。 |