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| ある日、自分の家で目を覚ました白銀武は、自宅の周囲が壊滅した状態という惨状に愕然とする。生存者を探し、学校のあった場所に辿り着いた武が知らされたのは、この世界は武の住んでいた世界とは異なる平行次元に存在する[[異世界]]で、BETAと呼ばれる宇宙生物による侵略を受けているという衝撃の事実であった。 | | ある日、自分の家で目を覚ました白銀武は、自宅の周囲が壊滅した状態という惨状に愕然とする。生存者を探し、学校のあった場所に辿り着いた武が知らされたのは、この世界は武の住んでいた世界とは異なる平行次元に存在する[[異世界]]で、BETAと呼ばれる宇宙生物による侵略を受けているという衝撃の事実であった。 |
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− | 元いた世界の対戦型ロボットゲームによく似た[[戦術機]]と呼ばれるロボットの操縦で戦果を挙げた武は国連軍に入隊し、元いた世界の友人たちと似た仲間たちを得てチームとして戦っていく事になる。しかし、BETAの前に劣勢を強いられた人類は戦う事を諦め、地球脱出計画「オルタネイティヴV」を発動する。(ここまでUNLIMITED編)
| + | [[香月夕呼]]博士の計らいにより武は国連軍に入隊し、元いた世界の友人たちと似た仲間たちを得てチームとして戦っていく事になる。当初は貧弱な体力でチームのお荷物であったが、元いた世界の対戦型ロボットゲームによく似た[[戦術機]]と呼ばれるロボットの操縦で戦果を挙げたことで自己の立場を確立する。しかしその矢先、BETAの前に劣勢を強いられた人類は戦う事を諦め、地球脱出計画「オルタネイティヴV」を発動する。(ここまでUNLIMITED編) |
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− | そして3年後、再び家のベッドで目覚めた武は、3年前とまったく同じ光景を目にし、ループする世界を救済すべく行動を起こしていく。
| + | そして3年後、再び家のベッドで目覚めた武は、3年前とまったく同じ光景を目にし、今度は兵士として鍛えられた肉体と精神、以前の記憶を武器にループする世界を救済すべく行動を起こしていく。 |
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| == 登場人物 == | | == 登場人物 == |
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| :97式高等練習機。練習機とは言え、下手な第二世代機より高性能なので、実戦にも投入された。 | | :97式高等練習機。練習機とは言え、下手な第二世代機より高性能なので、実戦にも投入された。 |
| ;不知火 | | ;不知火 |
− | :94式戦術歩行戦闘機。日本帝国の主力機で、アメリカとの共同開発で誕生した。 | + | :94式戦術歩行戦闘機。日本帝国陸軍並びに本土防衛軍の主力機。世界初の実戦配備型第3世代戦術機かつ純国産機である。 |
| ;XG-70b 凄乃皇・弐型 | | ;XG-70b 凄乃皇・弐型 |
| :00ユニット専用機。 | | :00ユニット専用機。 |
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| ::「桜花作戦」における武と純夏の乗機。 | | ::「桜花作戦」における武と純夏の乗機。 |
| ;[[TSF-Type00 武御雷]] | | ;[[TSF-Type00 武御雷]] |
− | :日本帝国斯衛軍専用の最新鋭戦術機。第三世代最強の戦術機と呼ばれるが、コストや整備性が度外視されている。 | + | :日本帝国斯衛軍専用の最新鋭戦術機。第三世代最強の戦術機と呼ばれるが、コストや整備性が度外視されている。身分によって機体カラーと仕様が異なっており高い方から紫、青、赤、黄、白、黒の順。 |
| :;[[TSF-Type00A 武御雷]] | | :;[[TSF-Type00A 武御雷]] |
− | ::一般武家出身者に与えられるタイプ。 | + | ::一般武家出身者に与えられるタイプ。カラーリングは白。 |
| :;[[TSF-Type00F 武御雷]] | | :;[[TSF-Type00F 武御雷]] |
− | ::五摂家に近い有力武家出身者に与えられるタイプ。 | + | ::五摂家に近い有力武家出身者に与えられるタイプ。カラーリングは赤と黄。 |
| :;[[TSF-Type00R 武御雷]] | | :;[[TSF-Type00R 武御雷]] |
− | ::将軍専用に開発されたワンオフモデル。 | + | ::五摂家専用に開発されたモデル。特に将軍専用の機体はワンオフに近いチューニングをされたモデルかつ生体認証システムを搭載しており将軍以外では起動すら出来ない仕様になっている。カラーリングは紫と青。なお紫は将軍専用である。 |
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| == BETA == | | == BETA == |
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| : 全長3m程。巨大な2つの単眼を持つBETA。'''本種の出現により人型兵器'''が開発されることになる。 | | : 全長3m程。巨大な2つの単眼を持つBETA。'''本種の出現により人型兵器'''が開発されることになる。 |
| : 2つの眼球から発射される高出力光学レーザーは'''単純射程距離200~300㎞、距離380㎞・高度1万mの飛翔体を的確に捕捉する精度'''をもつ。すなわち'''航空兵器は地平線から顔を出した瞬間に撃墜'''されるようになり、完全に無力化されてしまった。そして、押し寄せるBETAの群れに航空兵器なしで対処するために開発された新基軸の兵器が戦術機である。 | | : 2つの眼球から発射される高出力光学レーザーは'''単純射程距離200~300㎞、距離380㎞・高度1万mの飛翔体を的確に捕捉する精度'''をもつ。すなわち'''航空兵器は地平線から顔を出した瞬間に撃墜'''されるようになり、完全に無力化されてしまった。そして、押し寄せるBETAの群れに航空兵器なしで対処するために開発された新基軸の兵器が戦術機である。 |
| + | : 接近することは容易ではないが、接近できさえすれば戦術機の手足による打撃でも十分に殺傷可能。 |
| ; BETA 重光線級 マグヌス・ルクス | | ; BETA 重光線級 マグヌス・ルクス |
− | : 全高21m。光線級の強化型。'''単純射程距離1000km以上、高度500mで低空飛行しても100㎞以上が有効射程'''であり、レーザー出力は天候での減衰を期待できないほど高い。防御力も高まっているが、その分量産性は悪化しレーザー照射のインターバルは伸びている。 | + | : 全高21m。光線級の強化型。'''単純射程距離1000km以上、高度500mで低空飛行しても100㎞以上が有効射程'''であり、レーザー出力は天候での減衰を期待できないほど高い。照射粘膜は1つだけだが、その分巨大化している。光線属種にとって照射粘膜は弱点でもあるが、瞼のようなもので覆える構造となったことでそれを克服。本体の強度も高いが、量産性は悪化し、レーザー照射のインターバルも伸びている。 |
| : この他に超重光線級も存在するが、外伝作が出典かつ事実上ワンオフの決戦兵器のため割愛する。 | | : この他に超重光線級も存在するが、外伝作が出典かつ事実上ワンオフの決戦兵器のため割愛する。 |
| ; [[BETA 要塞級]] グラヴィス | | ; [[BETA 要塞級]] グラヴィス |
− | : 全長52m。作中最終決戦以前で最大の種。尾に収められた約50mの触手が武器。例によって先端はモース硬度15以上で、更に命中時には戦術機も瞬時に溶解する強酸を分泌する。小型種の兵員輸送車でもある。 | + | : 全長52m。作中最終決戦以前で最大の種。尾に収められた約50mの触手が武器。例によって先端はモース硬度15以上で、更に命中時には戦術機も瞬時に溶解する強酸を分泌する。小型種の兵員輸送車でもあり、光線級であれば6体まで搭載可能 |
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| == 用語 == | | == 用語 == |
| ; 戦術歩行戦闘機('''T'''actical '''S'''urface '''F'''ighter) | | ; 戦術歩行戦闘機('''T'''actical '''S'''urface '''F'''ighter) |
− | : 通称『'''戦術機'''』。本作における人型ロボット兵器の総称。現実における戦闘機をモチーフとした機体名とデザインが特徴。腰に装備された「跳躍(ジャンプ)ユニット」により立体的な動きで光線級のレーザーを回避する事を念頭に設計されている(一応、レーザーが命中した場合でも瞬時に気化することで機体を防護する対レーザー蒸散塗料が使用されているものの、あまりにも高出力なので数秒ともたないため、回避が前提である)。 | + | : 通称『'''戦術機'''』。本作における人型ロボット兵器の総称。現実における戦闘機をモチーフとした機体名とデザインが特徴。腰に装備された「跳躍(ジャンプ)ユニット」により立体的な動きで光線級のレーザーを回避する事を念頭に設計されている(一応、レーザーが命中した場合でも瞬時に気化することで機体を防護する対レーザー蒸散塗料が使用されているものの、あまりにも高出力なので数秒ともたないため、回避が前提である)。現在は第3世代までが開発・配備されている。元はハイヴ内に突入、反応炉を破壊するために人型兵器が最適であったために開発されたが、通常戦闘でも有用性が高いことが認められ、対BETA用機動兵器として発展を続けている。 |
| : BETAに撃破されたパイロットは即死できれば良いほうで、下手をすれば行動不能の機体ごと貪り喰われ、最悪は捕虜になって凄惨な人体実験が待っている。そのため、S-11という[[ファフナー|フェンリル]]が如き'''自爆装置が標準搭載'''されている(未搭載の機体でも、跳躍ユニットのエンジンを暴走させることで自爆可能)。 | | : BETAに撃破されたパイロットは即死できれば良いほうで、下手をすれば行動不能の機体ごと貪り喰われ、最悪は捕虜になって凄惨な人体実験が待っている。そのため、S-11という[[ファフナー|フェンリル]]が如き'''自爆装置が標準搭載'''されている(未搭載の機体でも、跳躍ユニットのエンジンを暴走させることで自爆可能)。 |
− | : コクピットモジュールは国際規格が定められており、全ての機種で流用することが可能。一方で制御OSや機体の特性は各国ごとにまちまちで、日本製は「'''高性能だが、ピーキーで扱い難い'''」と評されている。 | + | : コクピットモジュールは国際規格が定められており、全ての機種で流用することが可能。このモジュールは脱出装置としても機能する他、シートはそれ自体が簡易型の強化外骨格(パワードスーツ)であり、緊急時には強化外骨格を起動させ、戦術機の装甲を破壊することによるベイルアウトも可能である。一方で、制御OSや機体の特性は各国ごとにまちまちで、日本製は「'''高性能だが、ピーキーで扱い難い'''」と評されている。 |
| ; S-11 | | ; S-11 |
| : 戦術機に搭載される高性能爆弾。高価な爆弾であり、前線国家でこそ標準装備だが、後方国家では装備しない例も多い。特に、ハイヴ攻略作戦時には必須の装備となる。 | | : 戦術機に搭載される高性能爆弾。高価な爆弾であり、前線国家でこそ標準装備だが、後方国家では装備しない例も多い。特に、ハイヴ攻略作戦時には必須の装備となる。 |
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| :BETAの前線基地とも言える巣窟。頭脳級を中心にした地下基地で、内部は数十万単位のBETAで溢れている。 | | :BETAの前線基地とも言える巣窟。頭脳級を中心にした地下基地で、内部は数十万単位のBETAで溢れている。 |
| :カシュガルにある最大のハイヴは、オリジナルハイヴと呼ばれる。現状、地球上にはオリジナルハイヴを含めて29個のハイヴが存在する(内一つ、ヨコハマハイヴは殲滅済み)。 | | :カシュガルにある最大のハイヴは、オリジナルハイヴと呼ばれる。現状、地球上にはオリジナルハイヴを含めて29個のハイヴが存在する(内一つ、ヨコハマハイヴは殲滅済み)。 |
− | ;G弾 | + | ;G弾(五次元効果爆弾) |
− | :[[核ミサイル|核兵器]]にすら耐性を付けたBETAに対抗する為に開発された、重力発生兵器。核兵器に代わる大量破壊兵器として、主にアメリカ軍によって使用されている。使用された場所は放射能の代わりに重力異常が残留して不毛の大地になってしまう(物語の主な舞台である横浜基地がその実例)。ループから脱出できない場合、G弾の無差別投入によって地球は[[宇宙戦士バルディオス|取り返しのつかない被害]]を被ることになる。 | + | :[[核ミサイル|核兵器]]にすら耐性を付けたBETAに対抗する為に開発された、重力発生兵器。核兵器に代わる大量破壊兵器として、主にアメリカ軍によって使用されている。 |
| + | :元は戦略航空機動要塞の主機関として開発された「ムアコック・レヒテ型抗重力機関」であり、これそのものを兵器として転用した物。適切な量の減速材を搭載することで完全なるムアコック・レヒテ機関として機能し、ラザフォード・フィールドが発生することで光線属種の高出力レーザーを含むあらゆる攻撃を無効化してしまうことから、迎撃不可能の兵器と言われる。 |
| + | :BETA由来の未知の物質であるG元素、その内の一つである「グレイ・イレブン」を利用した兵器であるため、製造可能数は限られる。米国軍がG元素の確保に躍起になっているのもこのため。 |
| + | :使用された場所は放射能の代わりに重力異常が残留して不毛の大地になってしまう(物語の主な舞台である横浜基地がその実例)。ループから脱出できない場合、G弾の無差別投入によって地球は[[宇宙戦士バルディオス|取り返しのつかない被害]]を被ることになる。 |
| + | :この兵器が作り出されたからこそ、本作の物語が始まったとさえ言える最重要ガジェットの一つ。 |
| ;XM3 | | ;XM3 |
| :白銀武の世界に存在したゲーム「バルジャーノン」のような機動力、すなわち「キャンセル」や「コンボ」、「先行入力」といった格闘ゲームの動きを戦術機で再現出来ないか?というアイデアに基づいて開発された新型OS。オルタネイティヴⅣの技術を流用して開発されたため、これも第4計画の成果の一つと言える。 | | :白銀武の世界に存在したゲーム「バルジャーノン」のような機動力、すなわち「キャンセル」や「コンボ」、「先行入力」といった格闘ゲームの動きを戦術機で再現出来ないか?というアイデアに基づいて開発された新型OS。オルタネイティヴⅣの技術を流用して開発されたため、これも第4計画の成果の一つと言える。 |
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| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
| ;[[スーパーロボット大戦X-Ω]] | | ;[[スーパーロボット大戦X-Ω]] |
− | :スパロボ初参戦作品。2018年11月のイベント「未来への選択」限定参戦。207B分隊の6名がパイロットとして参戦し、全員に専用化可能なボイス付きPPが用意されている破格の好遇<ref>ただしライブカットイン対応は武と冥夜のみ</ref>。 | + | :スパロボ初参戦作品。2018年11月のイベント「未来への選択」限定参戦。207B分隊の6名がパイロットとして参戦し、全員に専用化可能なボイス付きPPが用意されている破格の好遇<ref>ただしライブカットイン対応は武と冥夜のみ。</ref>。 |
| :イベントでは『[[勇者王ガオガイガー]]』『[[真ゲッターロボ 世界最後の日]]』『[[真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍]]』の面々が、異世界から『マブラヴ』世界にやってきたという設定でクロスオーバーが展開される。 | | :イベントでは『[[勇者王ガオガイガー]]』『[[真ゲッターロボ 世界最後の日]]』『[[真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍]]』の面々が、異世界から『マブラヴ』世界にやってきたという設定でクロスオーバーが展開される。 |
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| **それを踏まえてか、DMMから配信されていた『マブラヴ オルタネイティヴ ストライク・フロンティア』(現在はサービス終了)では『進撃の巨人』とのコラボイベントが開催された。 | | **それを踏まえてか、DMMから配信されていた『マブラヴ オルタネイティヴ ストライク・フロンティア』(現在はサービス終了)では『進撃の巨人』とのコラボイベントが開催された。 |
| *続編の『オルタネイティヴ2』の構想もあったが、企画段階で頓挫したとのこと。 | | *続編の『オルタネイティヴ2』の構想もあったが、企画段階で頓挫したとのこと。 |
| + | *『マブラヴ』EXTRA編とアージュの旧作品『君がいた季節』『君が望む永遠』は時系列こそ異なるが同一世界を舞台としており、それらのキャラクターも『オルタネイティヴ』に出演している。 |
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| == 商品情報 == | | == 商品情報 == |
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