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また、『トータル・イクリプス』や『シュヴァルツェスマーケン』、『ユーロフロント』といった多数の派生作品や外伝が存在する。
 
また、『トータル・イクリプス』や『シュヴァルツェスマーケン』、『ユーロフロント』といった多数の派生作品や外伝が存在する。
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=== 世界観 ===
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本作の舞台は2001年であるが、舞台となる時代の100年以上前から歴史が異なる[[パラレルワールド]]となっている。
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*大政奉還の際に将軍家と倒幕派が和解。首都機能を京都に移し「大日本帝国」ではなく「日本帝国」が誕生する。そのため、作中の時代でも征夷大将軍と武家の制度が残っている。
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*第二次世界大戦において、日本は1944年に条件付き降伏。北方領土とサハリンを失わず、二発の原爆は広島と長崎ではなくベルリンに落とされた。
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*東西冷戦が大戦中から既に深刻化。
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*宇宙開発が早期に進行。1958年に火星で探査機がBETAとファーストコンタクト。1967年、月面で開戦。1973年、ウイグル自治区カシュガルにBETA降下。
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*作中時点でソ連はBETAによる打撃を受けつつも崩壊していない。
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等が挙げられる。その多くはストーリーには影響しないが、深刻な東西冷戦による人類間の不和は作中の時代まで続いており、BETAの地球侵入を始めとして取り返しのつかない事態を繰り返し引き起こす結果となっている。
    
== ストーリー ==
 
== ストーリー ==
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本作の敵勢力となる宇宙生物で、多くの種類が存在しグロテスクな外見が特徴。その圧倒的な物量が最大の武器。
 
本作の敵勢力となる宇宙生物で、多くの種類が存在しグロテスクな外見が特徴。その圧倒的な物量が最大の武器。
一方で一体一体の性能は巨大ロボットものでも下から数えたほうが早く(例外あり)、長距離射撃を得意とする光線級の出現までは現実の航空兵器による空爆で何の問題もなく対処できていた。
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一方で一体一体の性能は巨大ロボットものでも下から数えたほうが早く(例外あり)、長距離射撃を得意とする光線級の出現までは1970年代レベル(ただし、現実よりも技術の進歩は早い)の航空兵器による空爆で何の問題もなく対処できていた。
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その実態は生命体というよりも「有機物で生成された作業機械」。目的も'''生命が存在しない惑星での'''資源採掘である。つまるところ、数十年に渡る人類とBETAの戦争は[[ELS|不幸な行き違いが]][[フェストゥム|最悪の結末を迎えた]]結果であったかに見えた。しかし、多すぎる犠牲の末にようやく辿り着いた対話の末にBETAから返ってきた返答は自分たちと同じ'''有機体である人類は生命体と認めない'''というあまりにも一方的なものであり、和解ところか対話の余地すら最初から存在しなかったという無慈悲な現実であった。
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;BETA 兵士級
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; BETA 兵士級 ヴェナトル
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: 全長1.2m。作中最終決戦以前に確認されている中で最小の種。1995年に確認された最新型。人間の数倍の腕力と強化装備を喰い破れるほどの強靭な顎を持つが、機械化強化歩兵(パワードスーツ)でも十分対処可能。…が、本当に恐ろしいのは戦闘中に'''捕獲・捕食した人類を再利用'''して製造されるという点。更には原作最悪の[[トラウマイベント]]の下手人でもある。
;BETA 闘士級
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; BETA 闘士級 バルルス・ナリス
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: 全長1.7m。象の鼻のような一本腕を持ち、人間の頭程度なら簡単に引き抜ける。動きも俊敏で歩兵が相手をするのは困難だが、当たりさえすれば拳銃でも十分な防御力。戦術機にとっては脅威にすらならない。
;[[BETA 戦車級]]
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; [[BETA 戦車級]] エクウス・ペディス
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: 全長4.4m。小型種だが、厳密には中型。防御力は低く歩兵の重機関銃でも対処できる一方、その顎は戦術機の装甲を噛み砕けるほど強靭。そのため、[[アディゴ|多数の戦車級に取りつかれて]]機体諸共衛士が食い殺される例が後を絶たない「最も多くの衛士を殺したBETA」。アニメ版トータル・イクリプスのトラウマ担当。
;BETA 突撃級
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; BETA 突撃級 ルイタウラ
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: 全長18m。BETA群の先鋒を務める大型種。モース硬度15以上(ダイヤモンドが10)かつ再生能力を有する装甲殻を持ち、最高時速約170kmの体当たりを行う。反面、後方は脆弱で歩兵の対戦車ミサイルでも有効打になる程度。
;BETA 要撃級
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; BETA 要撃級 メデューム
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: 全長19m。群れの大型種の約6割を占める中核戦力。モース硬度15以上の二本の前肢での近接格闘を行う。
;BETA 光線級
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; BETA 光線級 ルクス
: 巨大な2つの単眼を持つBETA。全長3m程。'''本種の出現により人型兵器'''が開発されることになる。
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: 全長3m程。巨大な2つの単眼を持つBETA。'''本種の出現により人型兵器'''が開発されることになる。
 
: 2つの眼球から発射される高出力光学レーザーは'''単純射程距離200~300㎞、距離380㎞・高度1万mの飛翔体を的確に捕捉する精度'''をもつ。すなわち'''航空兵器は地平線から顔を出した瞬間に撃墜'''されるようになり、完全に無力化されてしまった。そして、押し寄せるBETAの群れに航空兵器なしで対処するために開発された新基軸の兵器が戦術機である。
 
: 2つの眼球から発射される高出力光学レーザーは'''単純射程距離200~300㎞、距離380㎞・高度1万mの飛翔体を的確に捕捉する精度'''をもつ。すなわち'''航空兵器は地平線から顔を出した瞬間に撃墜'''されるようになり、完全に無力化されてしまった。そして、押し寄せるBETAの群れに航空兵器なしで対処するために開発された新基軸の兵器が戦術機である。
;BETA 重光線級
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; BETA 重光線級 マグヌス・ルクス
: 光線級の強化型。全高21m。'''単純射程距離1000km以上、高度500mで低空飛行しても100㎞以上が有効射程'''であり、レーザー出力は天候での減衰を期待できないほど高い。防御力も高まっているが、その分量産性は悪化しレーザー照射のインターバルは伸びている。
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: 全高21m。光線級の強化型。'''単純射程距離1000km以上、高度500mで低空飛行しても100㎞以上が有効射程'''であり、レーザー出力は天候での減衰を期待できないほど高い。防御力も高まっているが、その分量産性は悪化しレーザー照射のインターバルは伸びている。
 
: この他に超重光線級も存在するが、外伝作が出典かつ事実上ワンオフの決戦兵器のため割愛する。
 
: この他に超重光線級も存在するが、外伝作が出典かつ事実上ワンオフの決戦兵器のため割愛する。
;[[BETA 要塞級]]
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; [[BETA 要塞級]] グラヴィス
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: 全長52m。作中最終決戦以前で最大の種。尾に収められた約50mの触手が武器。例によって先端はモース硬度15以上で、更に命中時には戦術機も瞬時に溶解する強酸を分泌する。小型種の兵員輸送車でもある。
    
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