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→名台詞
=== MX(PORTABLE) ===
=== MX(PORTABLE) ===
;「ああ、任せたまえ。今度は薬無しでも動けるように調整しておこう…」
;「ああ、任せたまえ。今度は薬無しでも動けるように調整しておこう…」
:第28話「月下の惨劇」より。[[メディウス・ロクス]]に敗れたヒューゴの「修理」に当たる際、下卑た笑みと共に発した台詞。「今度は」という点に、彼の醜悪な人物像が窺える。とはいえ、同話冒頭で「最近送られてくるデータ内容は良好だ」と評していたり、本当に宣言通り薬の要らない身体にしている辺りからは、ヒューゴを高く評価している事が窺えなくもない。…パーツ扱いされている当人にしてみれば、良い気分はしないだろうが。
:第28話「月下の惨劇」より。[[メディウス・ロクス]]に敗れたヒューゴの「修理」に当たる際、下卑た笑みと共に発した台詞。「今度は」という点に、彼の醜悪な人物像が窺える。とはいえ、同話冒頭で「最近送られてくるデータ内容は良好だ」と評していたり、本当に宣言通り薬の要らない身体にする約束も守っている事から、ヒューゴを高く評価している事が窺えなくもない。もっとも、パーツ扱いされている当人にしてみれば、良い気分はしないだろうが。
:『PORTABLE』では薬が不要になっていないため、この台詞は存在しない。
:『PORTABLE』では薬が不要になっていないため、この台詞は存在しない。
;「ならば、言おう…ここ最近…特にメディウスの形状変化後のAI1の思考パターンから不可解な揺らぎが検出されている。例えるなら、それは人の感情…あるいは物欲…AI1は指定対象外の物にまで深い興味を示し、それらを学習…いや、物理的に吸収しようとしている…自らが制御するラズムナニウムによってな」</br>「正気で言っているのか?このままでは、AI1は[[デビルガンダム]]と似たような能力を持つに至るぞ」
;「ならば、言おう…ここ最近…特にメディウスの形状変化後のAI1の思考パターンから不可解な揺らぎが検出されている。例えるなら、それは人の感情…あるいは物欲…AI1は指定対象外の物にまで深い興味を示し、それらを学習…いや、物理的に吸収しようとしている…自らが制御するラズムナニウムによってな」</br>「正気で言っているのか?このままでは、AI1は[[デビルガンダム]]と似たような能力を持つに至るぞ」
:第41話(『PORTABLE』では第42話)「ここより永遠に」より。AI1を危険視する理由をエルデに述べる。お世辞にも善人とは言えないミタールだが、自身はおろか世界全体の危機を招くような兵器の開発を避けようとするなど、一応の良識は持っていることを示している。
:第41話(『PORTABLE』では第42話)「ここより永遠に」より。AI1を危険視する理由をエルデに述べる。お世辞にも善人とは言えないミタールだが、自身はおろか世界全体の危機を招くような兵器の開発を避けようとするなど、一応の良識は持っていることを示している。
;「私の理論が正しいことを証明するため…そして、金と名誉を得るためだよ。そうでなければ、研究を続けることが出来んからな。故に、私は軍や委員会を利用し…また、彼らも私を利用するのだ」
;「私の理論が正しいことを証明するため…そして、金と名誉を得るためだよ。そうでなければ、研究を続けることが出来んからな。故に、私は軍や委員会を利用し…また、彼らも私を利用するのだ」
:TEアブゾーバーを作り出したそもそもの理由。あくまで研究のためとはいえ私利私欲、それも'''「金と名誉のため」'''と公言してはいるが、権力や支配へは興味を示していないなど、良くも悪くも学究肌の人物なのだろうか。
:TEアブゾーバーを作り出したそもそもの理由。あくまで研究のためとはいえ私利私欲、それも'''「金と名誉のため」'''と公言してはいるが、権力や支配へは興味を示していないなど、良くも悪くも根は学究肌の人物である事を示す台詞である。
;「私を俗物と軽蔑するかね?しかし、君も私と同じく、己の欲求には非常に素直な人間であるはずだ。そして、君にとっても他人とは自分の研究に利用できるか、できないか…そのどちらかの存在でしかないはず。我々は似た者同士…互いの研究目的や利益のため、もっと利用しあうべきなのだよ」</br>エルデ「ですが、あなたはAI1の進化に疑問を持っておられる…。それは私の目的に反します」</br>「当然だ。あれにデビルガンダムのような力を与えてどうする?この世界や人類を滅ぼすつもりだとでも言うのか?」
;「私を俗物と軽蔑するかね?しかし、君も私と同じく、己の欲求には非常に素直な人間であるはずだ。そして、君にとっても他人とは自分の研究に利用できるか、できないか…そのどちらかの存在でしかないはず。我々は似た者同士…互いの研究目的や利益のため、もっと利用しあうべきなのだよ」</br>エルデ「ですが、あなたはAI1の進化に疑問を持っておられる…。それは私の目的に反します」</br>「当然だ。あれにデビルガンダムのような力を与えてどうする?この世界や人類を滅ぼすつもりだとでも言うのか?」
:直後の発言。確かにミタールとエルデは色々と似たもの同士であったが、[[AI1]]に対する反応<ref>エルデが後先を考えずAI1の成長そのものを重視するのに対し、ミタールはそれに対して危機感を持っている。</ref>を見てもわかる通り、結局は'''似て非なる者'''だった。
:直後の発言。確かにミタールとエルデは色々と似たもの同士であったが、[[AI1]]に対する反応<ref>エルデが後先を考えずAI1の成長そのものを重視するのに対し、ミタールはそれに対して危機感を持っている。</ref>を見てもわかる通り、結局は'''似て非なる者'''だった。
;「…研究とはそれを評価する人間がいてこそ成り立つものだ。君にも観客のいない演劇などナンセンスだということがわかるだろう?」
;「…研究とはそれを評価する人間がいてこそ成り立つものだ。君にも観客のいない演劇などナンセンスだということがわかるだろう?」
:ミタールの「研究」に関する持論。金と名誉を得るという目的で研究を進めるミタールにとって、評価して貰えない以上は物事が進まない為である。早い話が「研究は自己満足では駄目」という話であり、エルデの「観客は自分ひとりで良い」という発言は到底認められるものではなかった。
:ミタールの「研究」に関する持論。金と名誉を得るという目的で研究を進めるミタールにとって、自らの研究を評価して貰えない以上は物事が進まない事など明白で、エルデの「観客は自分ひとりで良い」という発言は到底認められるものではなかった。早い話が'''「研究とは自己満足では駄目」'''という話である。
=== OGシリーズ ===
=== OGシリーズ ===
;「……顔で判断するな、顔で」
;「……顔で判断するな、顔で」
:『OG外伝』「狼達との邂逅」より。[[ラズムナニウム]]を使って[[アインスト]]の生物兵器化を行う最中で[[エリック・ワン|エリック]]が「見た目が変わってきている上に人の言うことを聞かなさそうな顔をしている」という指摘をした際の返答。エリック自身は危機感を持っていたのだがやや恍けた指摘をしてきたため、やや呆れ気味である。
:『OG外伝』「狼達との邂逅」より。[[ラズムナニウム]]を使って[[アインスト]]の生物兵器化を行う最中で[[エリック・ワン|エリック]]が「見た目が変わってきている上に人の言うことを聞かなさそうな顔をしている」という指摘をした際の返答。エリック自身は危機感を持っていたのだがやや恍けた指摘をしてきたため、やや呆れ気味である。
:また、生物兵器の開発自体、MXでデビルガンダムの危険性をきちんと理解した上で危機感を持っていたミタールが行うような事ではないことと、ミタール自身も悪人面であると当時に顔だけで判断できない面がある事も踏まえるといろいろと突っ込みどころのある台詞である。
:また、生物兵器の開発自体、MXでデビルガンダムの危険性をきちんと理解した上で危機感を持っていたミタールが行うような事ではないことと、ミタール自身も悪人面であると当時に顔だけで判断できない面がある事も踏まえると、いろいろと突っ込みどころのある台詞である。
;「クッ……ククク……フフフフ……ハハハ……ハハハ! 素晴らしい、素晴らしいよ! ハハハハハハ!!あのイェッツトは、あのような機能を持つまでに至っていたか!」
;「クッ……ククク……フフフフ……ハハハ……ハハハ! 素晴らしい、素晴らしいよ! ハハハハハハ!!あのイェッツトは、あのような機能を持つまでに至っていたか!」
:『OG外伝』「放たれた凶獣」より。[[イェッツトレジセイア|イェッツト]]へと変貌した[[アインストレジセイア|ヘッド]]の能力を目の当たりにして。デビルガンダムを危険視していた『MX』と比べると完全にキャラが違っている。
:『OG外伝』「放たれた凶獣」より。[[イェッツトレジセイア|イェッツト]]へと変貌した[[アインストレジセイア|ヘッド]]の能力を目の当たりにして。デビルガンダムを危険視していた『MX』と比べると完全にキャラが違っている。
:結局狂気を見せたのはこの時のみであり、『OG2nd』では元の性格に立ち戻った。
:結局狂気を見せたのはこの時のみであり、『OG2nd』では元の性格に立ち戻った。
;「君のそういう観点は、どうも歪んでいるな」
;「君のそういう観点は、どうも歪んでいるな」
:AI1を巡り'''「うるさい子供など欲しくない」'''というエルデの発言を聞いて発した辛辣な一言。ミタール自身もいろいろと歪んでいる節はあるがエルデ程ではない。
:AI1を巡り'''「うるさい子供など欲しくない」'''というエルデの発言を聞いて発した辛辣な一言。ミタール自身もいろいろと歪んでいる節はあるがエルデ程ではなく、危ないものは危ないとはっきり判断をつけている。
;「そういう問題ではないのだよ!私の名誉に大きな傷が付けられたのだ!」<br />「冗談ではない!あれは危険だ!君にも責任をとってもらうぞ!覚悟しておけ!」
;「そういう問題ではないのだよ!私の名誉に大きな傷が付けられたのだ!」<br />「冗談ではない!あれは危険だ!君にも責任をとってもらうぞ!覚悟しておけ!」
:アルベロの死、試作8号機及び9号機を失った報告を聞いた上で、まだAI1があるからプロジェクトは大丈夫だというエルデの指摘を受けた上で取り乱す。
:アルベロの死、試作8号機及び9号機を失った報告を聞いた上で、まだAI1があるからプロジェクトは大丈夫だというエルデの指摘を受けた上で取り乱す。名誉を重視するミタールの思想が垣間見える。
;「この際だ、はっきり言っておこう。これ以上、君の歪んだ愛情に付き合う気はない」<br />「AI1は危険だ。何度でも言うが、あれをMODEL-Xに搭載させるつもりはない。私のTEアブゾーバーにあのような物は不要なのだよ」
;「この際だ、はっきり言っておこう。これ以上、君の歪んだ愛情に付き合う気はない」<br />「AI1は危険だ。何度でも言うが、あれをMODEL-Xに搭載させるつもりはない。私のTEアブゾーバーにあのような物は不要なのだよ」
:OG2nd「紅の聖誕祭(前篇)」より。AI1を危険視する彼はついにエルデを見限る事を決心するが…。
:OG2nd「紅の聖誕祭(前篇)」より。AI1を危険視する彼はついにエルデを見限る事を決心するが…。