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1,615 バイト追加 、 2018年5月9日 (水) 15:10
説明を編集、追記 「補正が低くても高くても敵が有利」なので、「敵は補正が低くても特に装甲上昇の点で有利」としました
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== 底力([[特殊技能]]) ==
 
== 底力([[特殊技能]]) ==
自機の[[HP]]残量率が減るほど、[[命中]]率・[[回避]]率・[[装甲]]・[[クリティカル]]率に補正がかかる。初期は技能レベル制ではなく、ユニットの現在HPが50%・25%・8%以下の数値になる事でそれぞれ決められた補正が掛かっていた。補正対象の[[能力]]値は作品によって異なる。
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自機の[[HP]]残量率が減るほど、[[命中]]率・[[回避]]率・[[装甲]]・[[クリティカル]]率に補正がかかる。初期は技能レベル制ではなく、ユニットの現在HPが12.5%以下の数値になる事で発動、補正がかかる仕様で、その後50%・25%のラインでも補正がかかる作品も出てきた。補正対象の[[能力]]値は作品によって異なる。
現行作品では『[[スーパーロボット大戦64]]』から採用された技能レベル制が定着している。ただレベル制にはすぐ移行したわけではなく、αやα外伝では単純に過去作より底力の効果を高くするという調整となっている。
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技能レベルが存在しない作品では、HPが規定値以下になれば必ず補正が掛かる。例えば、HP5000のユニットが50%の2500まで減った場合、まず装甲に補正が掛かる。25%の1250以下になった場合、装甲値の上昇に加えて命中率・回避率・クリティカル率にも補正が掛かる。序盤から利用できる技能しては補正値が高く、発動条件が'''現在のHPの25%以下'''という比較的発動しやすいラインに設定されている点も見逃せない。一度、発動に成功すれば例え2軍パイロットだろうと、雑魚を掃討できる。上昇した装甲のお陰で撃墜される心配もあまりない。
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現行作品では『[[スーパーロボット大戦64]]』から採用された技能レベル制が定着している。ただレベル制にはすぐ移行したわけではなく、『α』や『α外伝』では単純に過去作より底力の効果を高くするという調整となっている。
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レベル制の作品では、技能レベルが高いほど発動に必要なHPの最低ラインが上昇し、同じHP減少率でもより強い補正を受けられる。低レベルの底力では補正値の低さや、発動条件のHPラインが低過ぎてほとんど役に立たず頻繁に撃墜される。パイロット養成システムが導入されており、補正値が低めの作品では別の技能で上書きした方が安定するだろう。
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;共通
撃墜と隣り合わせの技能であるため、底力を発動しても耐えられないような状況ならば、素直にHPを回復させた方がいい。だが装甲や[[運動性]]が高いユニットで高レベルの底力が発動すると、殆どの攻撃を受け付けず[[クリティカル]]を立て続けに命中させる状態となり、いわゆる[[無双]]プレイの強力な手助けとなる。他の防御力や回避率を上げる特殊技能や[[特殊能力]]と併用すると、更に効果は増す。ただし[[連続ターゲット補正]]がある作品では、重装甲のユニットでないとそのような活用法は難しい。性質上、毎ターンHPを自動回復させる[[HP回復]]系の[[特殊能力]]とは相性が悪い。
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:補正の低い作品では「無かったもの」「枠の無駄」など扱いが悪いが、補正の高い作品では生存力を大いに増してくれる耐久技能兼クリティカル補正技能として重宝される。だが'''味方で使うなら維持が可能か'''、また'''敵が持つと強力すぎる'''点が課題となる。ただ味方の底力維持はプレイの工夫で強力になる要素で、敵の所持は強敵の表現として必要な要素なので、問題だけでもない。
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:実際、補正値の高い作品では味方の発動を積極的に狙うのも有効で、発動後に十分な耐久、回避が備わっていれば、いわゆる[[無双]]プレイの強力な手助けとなる。それこそ攻略記事などで「味方に[[てかげん]]をかけた[[マップ兵器]]を当てる」「HPを調整したユニットの[[自爆]]を当てる」のも推奨されるほどである。
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:なお、維持に関しては性質上、毎ターンHPを自動回復させる[[HP回復]]系の[[特殊能力]]とは相性が悪い。また敵ユニットの方がHPの高さやゲームバランス的な問題で、最低でも効果の装甲上昇の恩恵は味方以上に受けることになる。
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発動条件にHPの減少率が関係する以上、味方ユニットの低めのHPではせっかくの効果も活かしにくく、結局落ちる時は落とされてしまう。逆に高いHPを持つ敵ユニットで真価を発揮し、HP回復能力と合わせて、しぶとく強い敵になり易い。味方の戦艦などはとりあえずつけておいて損はない。
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;『新』以前
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:技能レベルが存在しない初期の作品では、命中回避は微増もしくは無し、装甲に至っては何の補正も無く、クリティカルにのみ大きな補正が付いていた。習得者も回避が苦手な面々ばかりであったため、[[鉄壁]]で耐えられる雑魚相手か、ボス戦で[[ひらめき]]を使いながら攻撃を叩きこむのが主な使い方となるが、活用するプレイヤーは少なかった。
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敵に持たれると有利で自軍では活かしづらいこの仕様は中々改善されず、特殊技能の取得&上書きが出来る作品では「技能上書き候補」などと言われることもしばしばであったが、2008年の『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]』や『[[スーパーロボット大戦Z]]』にてようやく補正値が見直された。装甲値の上昇率が倍近くに跳ね上がっており、最終的にはなんと2倍に近い'''1.9倍'''に装甲が強化される。このお陰でリアル系ユニットが底力を持っていても高い防御力を出しやすくなり、撃墜される心配も減った。ただし、補正値の強化は敵に対しても例外ではなく、多くの大ボスクラスは信じられない装甲値に上昇するため、半端な攻撃では全くダメージを与えられなくなった。
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;『α』『α外伝』
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:50%・25%・12.5%と段階的に装甲に補正が掛かるのが特徴で、25%以下になった場合は、そちらに加え命中率・回避率・クリティカル率にも補正が掛かる。序盤から利用できる技能しては補正値が高く、発動条件が'''現在のHPの25%以下'''という比較的発動しやすいラインに設定されている点も見逃せない。
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:装甲、回避共に実用レベルで上昇するため、覚えているキャラの生存率が以前の仕様と比べ格段に上がった。更にクリティカルのダメージ補正が1.5倍なので火力への貢献度もかなり高く、例え2軍パイロットだろうと維持が可能なら発動させない手はない。上位版の[[ガッツ]]も含めて、回避できるキャラクターにも底力を持つキャラが増え始めたのも特徴の一つ。
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:その代わり、「敵が所持していると厄介な技能」の一つになってきた。
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一方で、2008年前のシリーズで底力を所持していた多くのリアル系のボスクラスのパイロット、[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]][[ハマーン・カーン|ハマーン]][[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]といったパイロットはゲームバランスとの兼ね合いから底力を所持しなくなったので、比較的楽に倒せるようになった。
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;レベル制作品全般
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:技能レベルが高いほど発動に必要なHPの最低ラインが上昇し、同じHP減少率でもより強い補正を受けられる。低レベルの底力では補正値の低さや、発動条件のHPラインが低過ぎてほとんど役に立たず頻繁に撃墜される。多くの作品でパイロット養成システムが導入されており、補正値が低めの作品では別の技能で上書きした方が安定するだろう。
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:逆に補正値の高い作品で高レベルの底力が発動すると、上記、もしくはそれ以上の補正がかかるため、無双適正が更に高くなる。多様になった特殊技能や[[特殊能力]]と併用で効果を増せる反面、[[連続ターゲット補正]]がある作品では、重装甲のユニットでないとそのような活用法は難しい。クリティカルの補正が下がったのも厳しいところ。
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:またボスクラスを相手にすると、補正値が低い作品でも装甲の上昇を嫌でも痛感する、「敵が所持していると厄介な技能」として、[[ガード]]と共にその地位が確立されていった。
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また、近年の作品ではゲームバランスとの兼ね合いのほか、[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]や[[レナード・テスタロッサ|レナード]]のように、本性は著しく狭量であったり、小癪で根性が曲がっているなど、いわゆる「底の浅い」性格の再現で底力を所持していないと思われるキャラも出現している。そのようなキャラクターの場合には底力のかわりに[[ガード]]を取得していることが多い。
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:補正値の低さが目立っていた時代は、特殊技能の取得&上書きが出来る作品では「技能上書き候補」などと言われることもしばしばであったが、2008年の『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]』や『[[スーパーロボット大戦Z]]』にてようやく補正値が見直された。装甲値の上昇率が倍近くに跳ね上がっており、最終的にはなんと2倍に近い'''1.9倍'''に装甲が強化される。このお陰でリアル系ユニットが底力を持っていても高い防御力を出しやすくなり、撃墜される心配も減った。
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:ただし、補正値の強化は敵に対しても例外ではなく、多くの大ボスクラスは信じられない装甲値に上昇するため、半端な攻撃では全くダメージを与えられなくなった。
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:一方で、2008年前のシリーズで底力を所持していた多くのリアル系のボスクラスのパイロット、[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]・[[ハマーン・カーン|ハマーン]]・[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]といったパイロットはゲームバランスとの兼ね合いから底力を所持しなくなったので、比較的楽に倒せるようになった。
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:また、近年の作品ではゲームバランスとの兼ね合いのほか、[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]や[[レナード・テスタロッサ|レナード]]のように、本性は著しく狭量であったり、小癪で根性が曲がっているなど、いわゆる「底の浅い」性格の再現で底力を所持していないと思われるキャラも出現している。そのようなキャラクターの場合には底力のかわりに[[ガード]]を取得していることが多い。
    
=== 底力補正表 ===
 
=== 底力補正表 ===
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