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384 バイト追加 、 2018年5月6日 (日) 03:07
「世界観の真実」以外の構成を変更
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== 基本設定 ==
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『[[スーパーロボット大戦UX]]』の世界観。
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『[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-]]』に基づいて「ついこの前まで人類間の国家戦争があったが、今は平和がなんとか保たれている」という状況。この関係から『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』は原作終了後となっている。ただし『[[スーパーロボット大戦NEO]]』のように人類同士の争いが描かれないというわけではない。
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舞台となる地球に、未来や[[異世界]]から多くの人間達が集まってくる……というのが基本だが、実際には全く別の理由が存在する。詳しくは後述。
 
舞台となる地球に、未来や[[異世界]]から多くの人間達が集まってくる……というのが基本だが、実際には全く別の理由が存在する。詳しくは後述。
    
== この世界 ==
 
== この世界 ==
ここではあくまでも、「ゲームを始めた時に舞台となっている時代のこの世界」について記述する。
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ここでは「ゲームを始めた時に舞台となっている世界」について記述する。
 
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=== [[地球]] ===
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作中の年代は[[シンジロウ・サコミズ|サコミズ]]が地上にいた頃から約200年後という言及があるため、[[西暦]]2145年前後となる(『[[機動戦士ガンダム00]]』等の設定も考えると矛盾があるが、『00』の世界観は放送当時の現実の世界から見て「未来」であれば成立するため、『[[リーンの翼 (OVA)|リーンの翼]]』や『[[鉄のラインバレル (原作漫画版)]]』辺りとの折衷的な時代設定になったと推察できる)。
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物語開始以前に2度にわたる[[地球連合]]と[[プラント]]間の戦争や[[アロウズ]]と[[ソレスタルビーイング]]との戦い、[[ムーンWILL]]の侵攻等の出来事があった事が語られているが、細かい経緯が語られないため、時系列順がどうなっているのかは不明(「ガンダム」というMSの存在から『00』1stシーズン→『[[機動戦士ガンダムSEED|SEED]]』の順で、CBと[[チームD]]が顔見知りである事から『[[獣装機攻ダンクーガノヴァ]]』は『00』2ndシーズンと同時期と思われるが、モビルスーツが対フェストゥム用であるという設定から『00』と『SEED』はそもそも全く別の技術体型であるということも有り得るため前者の時系列についてはかなり考察が難しい事態となっている)。
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==== 政治体制 ====
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『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』と『[[機動戦士ガンダム00]]』、『[[忍者戦士飛影]]』の折衷。大統領直轄の機関として[[NIA]]が存在。
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物語開始以前の[[地球連邦政府 (00)|地球連邦政府]]には[[ブルーコスモス]]と[[アロウズ]]、そして黒幕である[[ロゴス]]と[[リボンズ・アルマーク]]が率いる[[イノベイド]]の一派が存在しており、彼らと敵対していたキャラ達の発言から考えても原作以上の相当な独裁政治を多くの人々に強いてきた可能性が高い。
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現在は既に壊滅済みだが、新たに[[ハザード・パシャ]]や[[ヘスター・ギャロップ]]達の様な一派が台頭した事により、再び体制に歪みが生じ始める事となる。
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==== 軍事体制 ====
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作中の年代は[[シンジロウ・サコミズ]]が地上にいた頃から約200年後という言及があるため、[[西暦]]2145年前後となる。『[[機動戦士ガンダム00]]』の設定と食い違うが、『00』の世界観は放送当時の現実世界から見て「未来」であれば成立するため、『[[リーンの翼 (OVA)|リーンの翼]]』や『[[鉄のラインバレル (原作漫画版)]]』辺りと折衷した時代設定になったと推察できる。
人類の軍事組織としてはSEEDシリーズと00シリーズの勢力を併せた[[地球連邦軍 (00)|地球連邦軍]][[ザフト]][[オーブ軍]][[ユニオン (00)|]][[人類革新連盟|大]][[AEU|国家]]に加え、『鉄のラインバレル (原作漫画版)』の[[JUDA]]特務室・謎の組織[[加藤機関]]などが挙げられる。[[奇械島]]では[[キバ軍]]と[[ガラン軍]]、[[八稜郭]]が三つ巴の戦いを繰り広げていたが、外界に影響が出なかったため知られていない。
     −
この他、独立した戦力として[[傭兵]]部隊「[[アンノウン・エクストライカーズ]]」が存在。活動の中で徐々に戦力を拡張して行き、[[テロリスト]]の嫌疑が晴れると同時に地球連邦直轄の独立行動戦隊「[[アルティメット・クロス]]」として承認されている。
+
物語開始以前に2度にわたる[[地球連合]][[プラント]]間の戦争や、[[アロウズ]][[ソレスタルビーイング]]との戦い、[[ムーンWILL]]の侵攻等の出来事があった事が語られているが、細かい経緯が省かれているため、時系列順がどうなっているのかは不明。
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*「[[ガンダムタイプ|ガンダム]]」というMSの存在…『00 1stシーズン』の後に『[[機動戦士ガンダムSEED|無印SEED]]』
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*ソレスタルビーイングと[[チームD]]が顔見知り…『[[獣装機攻ダンクーガノヴァ]]』は『00』2ndシーズンと同時期
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と思われるが、[[モビルスーツ]]が対[[フェストゥム]]用であるという設定から、『00』と『SEED』のモビルスーツはそれぞれ全く別の技術体型であるということも有り得るため、前者の時系列についてはかなり摺り合わせが難しい。
   −
また、[[竜宮島]][[アルヴィス]]は[[フェストゥム]]への対策を進めており、オーブ軍やザフトもこれに呼応する形で[[モビルスーツ]]の開発を励行。このため、本作のモビルスーツは対フェストゥム用兵器としての側面を持っている。
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=== 政治体制 ===
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『SEED DESTINY』、『劇場版00』、『[[忍者戦士飛影]]』の折衷。大統領直轄の機関として、[[アクセル・ヒューズ]]属するNIAが存在する。
   −
アメリカでは[[ブラックロッジ]]が台頭し、[[アーカムシティ]]に存在する覇道財閥が抵抗を続けているが、戦力差から劣勢を強いられている。
+
物語開始以前の[[地球連邦政府 (00)|地球連邦政府]]には[[ブルーコスモス]]と[[アロウズ]]、そして黒幕である[[ロゴス]]と[[リボンズ・アルマーク]]が率いる[[イノベイド]]の一派が暗躍しており、彼らと敵対していたキャラ達の発言から考えても原作以上の独裁政治を多くの人々に強いてきた恐れがある。
   −
後にハザード・パシャの提言で[[人類軍]]が創設。ハザード自身はその議決の場で背任が発覚して逮捕されたが、議案自体は内容を大幅に変更する形で可決されている。
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物語開始時点では既に壊滅済みだが、新たに[[ハザード・パシャ]]や[[ヘスター・ギャロップ]]達の様な一派が台頭し、再び体制に歪みが生じ始めることとなる。
   −
人類以外の組織は特に存在しないが、人外の敵は数多く存在している。
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=== 各地域の設定 ===
 
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;[[月]]
=== [[月]] ===
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:『SEED DESTINY』のアルザッヘル基地や[[ダイダロス基地]]が所在する。
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の世界観に従い、アルザッヘル基地や[[ダイダロス基地]]が存在する。
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:また、[[ムーンWILL]]もかつてここに存在していた。内部には[[ショウ・ザマ]]の知る[[東京]]を模した空間があり、そこに[[ヒトマキナ]]の本拠が存在する。
 
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;[[プラント]]
また、『獣装機攻ダンクーガノヴァ』のムーンWILLもかつてここに存在していた。内部には[[ショウ・ザマ|ショウ]]の知る[[東京]]を模した空間があり、そこに[[ヒトマキナ]]の本拠が存在する。
+
:地球連邦に参加しておらず、独立国家扱いになっている。『SEED DESTINY』の世界観に従っているため、同作に登場するコロニーは全て存在するものと思われ、ストーリー中にはプラントのコロニー群と[[ユニウスセブン]]が登場する。
 
+
;[[火星]]
=== [[スペースコロニー]] ===
+
:ハザードの管轄する開拓基地が所在。[[ジョウ・マヤ]]ら『飛影』の地球組はこちらにいる。
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の世界観に従っているため、同作品に登場するコロニーは全て存在するものと思われる。
+
;[[バイストン・ウェル]]
 
+
:海と大地の狭間に存在する異世界。今作では『[[リーンの翼 (OVA)|リーンの翼]]』のものが採用されている。
[[プラント]]は地球連邦に参加しておらず、独立国家扱いになっている。ストーリー中に出たコロニーはプラントのコロニー群、[[ユニウスセブン]]
+
:[[シンジロウ・サコミズ]]率いるホウジョウ国が最大勢力であるが、政策から反発を覚える者も多く、[[アマルガン・ルドル]]を筆頭に反乱軍が隆起している。
 
+
;[[日本]]
=== [[火星]] ===
+
:スパロボとしては珍しく、'''スーパーロボットの研究所が一切存在しない'''(強いてあげるなら[[JUDA]])。
ハザードの管轄する開拓基地が存在。[[ジョウ・マヤ|ジョウ]]達『飛影』の地球組はこちらにいる。また、明言こそされていないがアグニス・ブラーエなど、『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 Δ ASTRAY』(スパロボ未参戦)の登場人物「マーシャン」達もここにいると思われる。
+
:ハザード曰く「[[ユニオン (00)|ユニオン]]の同盟国だが、アジアとユーラシアの覇権を狙う[[人類革新連盟|人革連]]に対抗して、防衛には特に力を入れている」とのこと。
 
+
;[[竜宮島]]
=== [[バイストン・ウェル]][[リーンの翼 (OVA)|リーンの翼]]) ===
+
:
海と大地の狭間に存在する異世界。今作では『リーンの翼』のものが採用されている。
+
;[[南北アメリカ|アメリカ]]
 
+
:[[ブラックロッジ]]が台頭し、[[アーカムシティ]]に存在する覇道財閥が抵抗を続けているが、戦力差から劣勢を強いられている。
[[シンジロウ・サコミズ]]率いるホウジョウ国が最大勢力であるが、そのやり方から反発を覚える者も多く、[[アマルガン・ルドル]]を筆頭に反乱軍が存在。
+
;[[奇械島]]
 
+
:[[キバ軍]]・[[ガラン軍]]・[[八稜郭]]が三つ巴の戦いを繰り広げていたが、外界に影響が出なかったため知られていない。
=== [[日本]] ===
  −
スパロボとしては珍しく、'''スーパーロボットの研究所が一切存在しない'''(強いてあげるなら、[[JUDA]])。
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  −
ハザード曰く「[[ユニオン (00)|ユニオン]]の同盟国だがアジア・ユーラシアの覇権を狙う[[人類革新連盟|人革連]]に対抗して、防衛には特に力を入れている」とのこと。
      
== 別世界 ==
 
== 別世界 ==
この世界とは異なる、別の世界。ここに住んでいた異邦人たちが「集え、始まりのもとに」という言葉を聞き、それに導かれるようにしてこの世界に飛ばされて来る、というのが世界観の基本。
+
「この世界」とは異なる世界。そこに住んでいた異邦人たちが「集え、始まりのもとに」という言葉を聞き、それに導かれるようにしてこの世界に飛ばされて来る、という流れで物語に絡んでくる。
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=== 『[[聖戦士ダンバイン]]』の世界 ===
+
;『[[聖戦士ダンバイン]]』の世界
ドレイク軍との決戦は既に終了しており、[[ショウ・ザマ]]、[[チャム・ファウ]]、[[ショット・ウェポン]]が転移。また、[[マーベル・フローズン]][[バーン・バニングス]]も生存し、この世界にやって来ている。
+
:ドレイク軍との決戦は既に終了しており、[[ショウ・ザマ]]、[[チャム・ファウ]]、[[ショット・ウェポン]]が転移。また、[[マーベル・フローズン]][[バーン・バニングス]]も生存し、この世界にやって来ている。
 +
;『[[マクロスシリーズ]]』の世界
 +
:冒頭のプロローグにおいて[[マクロス・フロンティア船団]]が、中盤で[[マクロス・ギャラクシー船団]]が転移してくる。
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;シェーマ星系
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:[[ザ・ブーム軍]]と、[[エルシャンク]]に乗艦したラドリオ星人らが地球に転移して来る。この時エルシャンクの方は火星開拓基地にいた[[ジョウ・マヤ]]らと遭遇、3機のマシンを動かせたことから迎え入れ、ザ・ブーム軍と衝突を繰り返しながら地球圏へと辿り着いている。
 +
:なお、彼らは終盤になるまで、今いる宇宙が自分達のいた宇宙ではないことに気付かなかった。
 +
;[[三璃紗]](ミリシャ)
 +
:中国の古典小説『三国志演義』とほぼ同様の構造を持つ異世界。超エネルギーや古代兵器など独自の事象も存在するが、特筆すべきは劉備ら住人達。全員が'''モビルスーツを模した姿をしている'''という異色の生命体であり、「魂を持った機械の人間」とでも言うべき存在である。
 +
:「赤壁の戦い」での最終決戦の最中に「声」が響き、[[劉備ガンダム|劉備]]、[[関羽ガンダム|関羽]]、[[張飛ガンダム|張飛]]、[[孔明リ・ガズィ|孔明]]、[[孫権ガンダム|孫権]]、[[孫尚香ガーベラ|孫尚香]]、[[周瑜ヒャクシキ|周瑜]]、[[陸遜ゼータプラス|陸遜]]、[[曹操ガンダム|曹操]]、[[司馬懿サザビー|司馬懿]]が転移。さらに、この戦い以前に死亡したはずの[[呂布トールギス|呂布]]と[[貂蝉キュベレイ|貂蝉]]も出現している。
 +
;未来世界
 +
:「この世界」が辿る未来の姿。想像力の喪失によって人類が絶滅し、[[マキナ]]達が死を認識することで[[ヒトマキナ]]と進化した世界である。
 +
:すなわち『[[鉄のラインバレル (原作漫画版)]]』の世界で、同作の登場人物はここの出身。このうち[[城崎天児]]は度重なる戦いで肉体を失っており、[[ラインバレル]]の電脳に脳を移植している。
 +
;『[[電脳戦機バーチャロンシリーズ]]』の世界、そしてどこかの世界
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:[[奇械島]]での粒子加速炉消失事故の際、増幅された意志と入れ替わりに引っ張られた意志が存在している。多くの者はそれが[[フェイ・イェンHD]]だと認識している。しかし、実際に呼ばれたのは「どこかの世界」の電脳から呼ばれたボーカロイド・[[初音ミク]]であり、その彼女が歌でオリジナルフェイ・イェンことファイユーヴを導き、融合する形で実体化したのがHDである。
 +
:初音ミクが元々いた「どこかの世界」については全く謎のままだが、「ボーカロイドというものが存在する世界」という条件からして、プレイヤーが住む現実世界も例外ではないのだろう。
   −
=== [[超長距離移民船団]] ===
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== 軍事体制・敵勢力 ==
[[マクロスF]]』の[[マクロス・フロンティア船団|フロンティア船団]]および[[マクロス・ギャラクシー船団|ギャラクシー船団]]がストーリーに登場。冒頭のプロローグにおいて、こちら側の世界に偶然に転移してしまう。
+
人類の軍事組織としてはSEEDシリーズと00シリーズの勢力を併せた[[地球連邦軍 (00)|地球連邦軍]]、[[ザフト]]、[[オーブ軍]]、[[ユニオン (00)|三]][[人類革新連盟|]][[AEU|国家]]に加え、『鉄のラインバレル (原作漫画版)』の[[JUDA]]特務室・謎の組織[[加藤機関]]などが挙げられる。
   −
中盤でギャラクシー船団もこちら側に転移して来る。
+
;[[アンノウン・エクストライカーズ]]
 
+
:連邦軍から独立している[[傭兵]]部隊。
=== シェーマ星系 ===
+
:;[[アルティメット・クロス]]
[[ザ・ブーム軍]][[エルシャンク]]に乗艦したラドリオ星人達が地球に転移して来る。この時エルシャンクの方は火星開拓基地にいたジョウ達と遭遇、3機のマシンを動かせたことから迎え入れ、ザ・ブーム軍と衝突を繰り返しながら地球圏へと辿り着いている。
+
::本作の[[プレイヤー部隊]]。アンノウン・エクストライカーズが活動する中で徐々に戦力を拡張して行き、[[テロリスト]]の嫌疑が晴れたのちに地球連邦直轄の独立行動戦隊として承認されたもの。
 
+
:
なお、彼らは終盤になるまでここが自分達のいた宇宙ではないことに気付かなかった。
+
;[[アルヴィス]]
 
+
:[[竜宮島]]にて、[[フェストゥム]]への対策を進めている組織。オーブ軍やザフトもこれに呼応する形で[[モビルスーツ]]の開発を励行。このため、本作のモビルスーツは対フェストゥム用兵器としての側面を持っている。
=== [[三璃紗]](ミリシャ) ===
+
;[[人類軍]]
『三国志』とほぼ同様の構造を持つ異世界。超エネルギーや古代兵器など独自の事象も存在するが、特筆すべきは劉備ら住人達。全員が'''モビルスーツを模した姿をしている'''という異色の生命体であり、「魂を持った機械の人間」とでも言うべき存在である。
+
:ハザード・パシャの提言で創設。ハザード自身はその議決の場で背任が発覚して逮捕されたが、議案自体は内容を大幅に変更する形で可決されている。
 
  −
「赤壁の戦い」での最終決戦の最中に「声」が響き、[[劉備ガンダム|劉備]]、[[関羽ガンダム|関羽]]、[[張飛ガンダム|張飛]]、[[孔明リ・ガズィ|孔明]]、[[孫権ガンダム|孫権]]、[[孫尚香ガーベラ|孫尚香]]、[[周瑜ヒャクシキ|周瑜]]、[[陸遜ゼータプラス|陸遜]]、[[曹操ガンダム|曹操]]、[[司馬懿サザビー|司馬懿]]が転移。さらに、この戦い以前に死亡したはずの[[呂布トールギス|呂布]][[貂蝉キュベレイ|貂蝉]]も出現している。
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=== 未来世界 ===
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この世界が辿る未来の姿。想像力の喪失によって人類が絶滅し、[[マキナ]]達が死を認識することで[[ヒトマキナ]]と進化した世界である。
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[[加藤久嵩]][[中島宗美]][[菅原マサキ]]、[[城崎絵美]]、[[城崎天児]]はこの世界の出身。このうち天児は度重なる戦いで肉体を失っており、[[ラインバレル]]の電脳に脳を移植している。
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=== [[電脳戦機バーチャロンシリーズ]]の世界、そしてどこかの世界 ===
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奇械島での粒子加速炉消失事故の際、増幅された意志と入れ替わりに引っ張られた意志が存在している。多くの者はそれが[[フェイ・イェンHD]]だと認識している。
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しかし、実際に呼ばれたのは「どこかの世界」の電脳から呼ばれたボーカロイド・[[初音ミク]]であり、その彼女が歌でオリジナルフェイ・イェンことファイユーヴを導き、融合する形で実体化したのがHDである。
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初音ミクが元々いた「どこかの世界」については全く謎のままだが、ボーカロイドというものが存在する世界にもっとも適合するのは、スパロボをプレイしている我々が住む「この世界」であろう。
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=== 敵勢力 ===
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本作の敵勢力の中で、典型的な「侵略者」は実の所少ない。別の目的があるか、あるいは完全な誤解であったり、果ては何者かの陰謀に踊らされていたケースも存在。なお、少なくともスクラッグとショット・ウェポンは「声」に導かれて「この世界」に来ている。明らかに地球にとって不都合でしかない彼らをわざわざ呼び出したのは、[[ヒーローマン]]や[[ナナジン]]といった可能性を生ませるためと思われる。フェストゥムやELSといった存在が地球に到達したのも声によるものなのかは不明。ちなみに、今作はスパロボとしては珍しく'''オリジナルの敵組織が存在しない'''。
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== 敵勢力 ==
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本作の敵勢力は「侵略者」は実の所少なく、別の目的があるか、あるいは完全な誤解であったり、果ては何者かの陰謀に踊らされていたケースも存在。なお、少なくともスクラッグとショット・ウェポンは「声」に導かれて『UX』の世界に来ている。明らかに地球にとって不都合でしかない彼らをわざわざ呼び出したのは、[[ヒーローマン]]や[[ナナジン]]といった可能性を生ませるためと思われる。フェストゥムやELSといった存在が地球に到達したのも声によるものなのかは不明。ちなみに、今作はスパロボとしては珍しく'''オリジナルの敵組織が存在しない'''。
   
;[[スクラッグ]]
 
;[[スクラッグ]]
 
:異世界のメンバー同様「声」に導かれた異星生命体で、『UX』の戦いの火蓋を切った存在。上記の通り、実際には[[ヒーローマン]]を誕生させるための咬ませ犬に近い。なお、スクラッグの母星もまた地球のたどる可能性の一つであることが示唆されている。
 
:異世界のメンバー同様「声」に導かれた異星生命体で、『UX』の戦いの火蓋を切った存在。上記の通り、実際には[[ヒーローマン]]を誕生させるための咬ませ犬に近い。なお、スクラッグの母星もまた地球のたどる可能性の一つであることが示唆されている。
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;[[ナイア|邪神ナイアルラトホテップ]]
 
;[[ナイア|邪神ナイアルラトホテップ]]
 
:全ての黒幕。マスターテリオンの後ろにいた存在であり、この世界の戦いを仕組んだ張本人。だが……。
 
:全ての黒幕。マスターテリオンの後ろにいた存在であり、この世界の戦いを仕組んだ張本人。だが……。
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== 関連用語 ==
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;[[第2次連合・プラント大戦]]
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;[[オデュサイト]]
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;[[フェイズシフト装甲]]
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== 世界観の真実 ==
 
== 世界観の真実 ==
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と言えなくもないだろう。ちなみに、遺伝的アルゴリズムという考え方において、安直な結末に収束することを防ぐため、ランダムで全く異なる解を導くようになっている。おそらくヒーローマンはクリエイターが用意したそういう手合いに当たると思われる。突然変異個体にも関わらず確実に参戦する事を考えると、フェイ・イェン同様現実世界とのリンクによって発生するあるいは発生することで現実世界とリンクする存在なのかもしれない(フェイは現実世界側、ヒーローマンはUX世界側のチューナーという表現がわかりやすいか)。
 
と言えなくもないだろう。ちなみに、遺伝的アルゴリズムという考え方において、安直な結末に収束することを防ぐため、ランダムで全く異なる解を導くようになっている。おそらくヒーローマンはクリエイターが用意したそういう手合いに当たると思われる。突然変異個体にも関わらず確実に参戦する事を考えると、フェイ・イェン同様現実世界とのリンクによって発生するあるいは発生することで現実世界とリンクする存在なのかもしれない(フェイは現実世界側、ヒーローマンはUX世界側のチューナーという表現がわかりやすいか)。
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== 余談 ==
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== 過去作との類似点 ==
 
『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』は、過去のスパロボにおけるオリジナル設定に似た要素が散見されている。
 
『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』は、過去のスパロボにおけるオリジナル設定に似た要素が散見されている。
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*上記の解釈で行くとUXの世界は「造物主」の作った世界をあらゆるプレイヤーが共有していることになる。あるプレイヤーの世界は当然他のプレイヤーの世界とは直接は無関係だが、当Wikiや攻略サイトなどを通して他の世界に「運命の声」を伝播させることは可能であり、こうした形でもあらゆる世界と繋がっていると言える。
 
*上記の解釈で行くとUXの世界は「造物主」の作った世界をあらゆるプレイヤーが共有していることになる。あるプレイヤーの世界は当然他のプレイヤーの世界とは直接は無関係だが、当Wikiや攻略サイトなどを通して他の世界に「運命の声」を伝播させることは可能であり、こうした形でもあらゆる世界と繋がっていると言える。
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== 余談 ==
 
*本作の動力炉である粒子加速炉で使用されている粒子と言うのは、陽子や中性子など「量子」に分類される素粒子である。量子力学において、「シュレーディンガーの猫」と言う話で語られるように、量子の状態は観測されるまで確定しないという解釈が存在する。つまり、誰かが「ある事象が存在しないこと」を認識するまでは、その事象は存在しているかいないかは非常に曖昧な状態であり、どんなあり得ない可能性も万が一に存在しうるというものである。<br/>これは、数多の可能性が交錯し観測次第で様々に形を変える本作の世界観にも当てはまっている(上述のループの話に置き換えると、誰かが「そのストーリーは存在しない」と確認しない限り、想像されうる全てのストーリーがUXの世界に有り得ることになる)。そのため、粒子加速炉は本作にふさわしい動力炉だと言える。なお、科学的に「絶対に存在しない」ことを証明することはまず不可能(例えば地球にないとしても宇宙のどこかにあるかも、と範囲を無限に拡大できるため)。ちなみに、量子力学では並行世界の話題もあったりする。
 
*本作の動力炉である粒子加速炉で使用されている粒子と言うのは、陽子や中性子など「量子」に分類される素粒子である。量子力学において、「シュレーディンガーの猫」と言う話で語られるように、量子の状態は観測されるまで確定しないという解釈が存在する。つまり、誰かが「ある事象が存在しないこと」を認識するまでは、その事象は存在しているかいないかは非常に曖昧な状態であり、どんなあり得ない可能性も万が一に存在しうるというものである。<br/>これは、数多の可能性が交錯し観測次第で様々に形を変える本作の世界観にも当てはまっている(上述のループの話に置き換えると、誰かが「そのストーリーは存在しない」と確認しない限り、想像されうる全てのストーリーがUXの世界に有り得ることになる)。そのため、粒子加速炉は本作にふさわしい動力炉だと言える。なお、科学的に「絶対に存在しない」ことを証明することはまず不可能(例えば地球にないとしても宇宙のどこかにあるかも、と範囲を無限に拡大できるため)。ちなみに、量子力学では並行世界の話題もあったりする。
<!-- == 関連用語 == -->
+
*ファンの間では「[[初音ミク]]は我々の住む現実世界からやって来た」とみなすのが通例だが、『[[宇宙をかける少女]]』のように初音ミクやボーカロイドが存在する設定(もしくは外部出演)がある作品は少なくない。あくまで「現実世界も例外ではない」だけで確定してないことに注意。
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{{DEFAULTSORT:せかいかん UX}}
 
{{DEFAULTSORT:せかいかん UX}}
{{バンプレストオリジナル}}
   
[[Category:世界観|UX]]
 
[[Category:世界観|UX]]
 
[[Category:スーパーロボット大戦UX]]
 
[[Category:スーパーロボット大戦UX]]

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