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824 バイト追加 、 2018年4月12日 (木) 01:31
打ち切りの充実
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基本的に番組の放送期間の短縮という形になることが多いが、方針が決定するタイミングと残された話数によって番組側の方針転換の可否が大きく左右されることになる。あまりにもスケジュールが切迫している場合は、[[伏線]]などを回収出来ずに物語が無理矢理終了してしまう場合もある(『蒼き流星SPTレイズナー』など)。
 
基本的に番組の放送期間の短縮という形になることが多いが、方針が決定するタイミングと残された話数によって番組側の方針転換の可否が大きく左右されることになる。あまりにもスケジュールが切迫している場合は、[[伏線]]などを回収出来ずに物語が無理矢理終了してしまう場合もある(『蒼き流星SPTレイズナー』など)。
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なお、2000年代に入ってからはアニメ全体の購買対象の変移(玩具販促→[[DVD]]販促)に加え、予め初めから話数を決められて延長も短縮もなく制作される作品が主流となり、上記のような打ち切りパターンは殆ど起こらなくなった。
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なお、2000年代に入ってからはアニメ全体の購買対象の変移があり、玩具販促→[[DVD]]販促、番組編成の移行(夕方放送→深夜へ移行)、視聴者の年齢層(低学年→成人向け)、予め初めから話数を決められて延長も短縮もなく制作される作品が主流となった。予算獲得が難しいアニメも、複数の企業(玩具、広告、出版業界、TV局)が共同出資する「製作委員会方式」にし、民放→ケーブル局→[[パソコン|インターネット]]コンテンツへの移行により制作困難な打ち切りパターンは殆ど起こらなくなった。
    
また、逆に再放送などで再評価された作品や、『[[超時空要塞マクロス]]』や『[[六神合体ゴッドマーズ]]』のように番組人気の為に話数が引き伸ばされたものや、スパロボなどを含めたゲーム作品などで知名度が上がった事により[[続編]]またはリメイクが制作された作品も存在する(『[[ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU]]』『[[鋼鉄神ジーグ]]』など)。
 
また、逆に再放送などで再評価された作品や、『[[超時空要塞マクロス]]』や『[[六神合体ゴッドマーズ]]』のように番組人気の為に話数が引き伸ばされたものや、スパロボなどを含めたゲーム作品などで知名度が上がった事により[[続編]]またはリメイクが制作された作品も存在する(『[[ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU]]』『[[鋼鉄神ジーグ]]』など)。
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:当初全52話予定が全39話に短縮された件については、厳密には「打ち切り」ではなく「編成上の要請での放送期間短縮」となる。
 
:当初全52話予定が全39話に短縮された件については、厳密には「打ち切り」ではなく「編成上の要請での放送期間短縮」となる。
 
:なお、打ち切りに至った理由については『[[第2次スーパーロボット大戦α]]』のファンブックでは視聴率が原因とされているが、当時の放送局のお家騒動等の煽りを受けた結果ともいわれている。結局、その理由についての公式アナウンスがない為、どちらなのか、それともそれ以外の理由があるのか等、はっきりしたことは不明である。
 
:なお、打ち切りに至った理由については『[[第2次スーパーロボット大戦α]]』のファンブックでは視聴率が原因とされているが、当時の放送局のお家騒動等の煽りを受けた結果ともいわれている。結局、その理由についての公式アナウンスがない為、どちらなのか、それともそれ以外の理由があるのか等、はっきりしたことは不明である。
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:1996年はサンライズの筆頭株主であるバンダイが赤字となり、バンダイ抜きでの予算獲得が難しかった2.4.にも当てはまる。2000年に業績が回復して、改めてスポンサーとして制作された『[[機動戦士ガンダムSEED]]』(『[[∀ガンダム (TV)]]』はバンダイ単独ではない)以降の[[ガンダムシリーズ]]は冷却期間を置いて2~3年周期制作されている。
 
;[[HEROMAN]]
 
;[[HEROMAN]]
 
:3と4.に該当。放送前に起こった「リーマンショック」の影響を直に受けて、当初4クールの予定から2クールへ短縮された。日米の様々な企業が参画した大規模プロジェクトであった事が裏目に出た形となった。
 
:3と4.に該当。放送前に起こった「リーマンショック」の影響を直に受けて、当初4クールの予定から2クールへ短縮された。日米の様々な企業が参画した大規模プロジェクトであった事が裏目に出た形となった。
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