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980 バイト追加 、 2018年3月9日 (金) 15:29
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遥か未来で戦っている超巨大な最強最後のゲッターロボ。
 
遥か未来で戦っている超巨大な最強最後のゲッターロボ。
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巨大[[戦艦]]型[[ゲットマシン]]3機によって構成されている。スパロボの演出に登場するのはこの「戦艦型ゲットマシン」の方であり、合体形態のエンペラーは人型ロボットである。頭部のデザインや翼がないことなど、フォルムそのものは先祖であるドラゴンに近いが、ドラゴンにあるマント状のパーツがなく、またショルダーアーマーの代わりにゲッターレザーが存在。
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巨大[[戦艦]]型[[ゲットマシン]]3機によって構成されている。スパロボの演出に登場するのはこの「戦艦型ゲットマシン」の方であり、合体形態のエンペラーは人型ロボットである。頭部のデザインや翼がないことなど、フォルムそのものは先祖であるドラゴンに近いが、ドラゴンにあるマント状のパーツがなく、またショルダーアーマーの代わりにゲッターレザーが存在。さらに頭部の角部分がドラゴンよりも長く、真ゲッター1に近い(頭部はスパロボなどでみられるゲットマシンの艦首部分そのまま)。
    
搭乗人物は不明だが、ゲッター軍団と言語による意思疎通を行っていた際(この時は「ゲッターエンペラー」と呼ばれている)の声は'''[[流竜馬]]'''のものと同じであった。
 
搭乗人物は不明だが、ゲッター軍団と言語による意思疎通を行っていた際(この時は「ゲッターエンペラー」と呼ばれている)の声は'''[[流竜馬]]'''のものと同じであった。
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未来の地球人類は「ゲッター線に選ばれた」と考えており、このゲッターエンペラーを使って全宇宙を支配しようとしている(無論、ゲッター側の真意は不明)。このため歴代ゲッターロボに比べるとお世辞にも正義の味方ではなく、特に『アーク』でのエンペラー(及び人類)は悪役も同然である。
 
未来の地球人類は「ゲッター線に選ばれた」と考えており、このゲッターエンペラーを使って全宇宙を支配しようとしている(無論、ゲッター側の真意は不明)。このため歴代ゲッターロボに比べるとお世辞にも正義の味方ではなく、特に『アーク』でのエンペラー(及び人類)は悪役も同然である。
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とはいえ、『ゲッターロボ』世界の宇宙戦争は戦争の皮を被った'''異生物同士の生存競争'''である事を忘れてはならない。アークで語られた内容によれば、宇宙に進出した人類を待っていたのは弱肉強食の果て無き戦いの連続であり、時には利害の一致による共闘こそあれど、[[ゼントラーディ|文化による共感]]も[[ELS|異種との対話]]も存在し得ない。同じ地球出身の恐竜帝国(ゴール三世)ですらアンドロメダ流国を撃退した後は用済みになったゲッターを裏切る算段であり、未来で一度人類を追い込み、今度は逆に追い込まれているアンドロメダ流国もゲッターエンペラーと人類を滅ぼした後は今度は自分たちが再び宇宙征服を再開するつもりであった。ゲッターエンペラーが宇宙を滅ぼす悪であったとしても、滅ぼすか滅ぼされるかの世界において人類種を守護しているのは紛れも無い事実なのである。
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とはいえ、『ゲッターロボ』世界の宇宙戦争は戦争の皮を被った'''異生物同士の生存競争'''である事を忘れてはならない。アークで語られた内容によれば、宇宙に進出した人類を待っていたのは弱肉強食の果て無き戦いの連続であり、時には利害の一致による共闘こそあれど、[[ゼントラーディ|文化による共感]]も[[ELS|異種との対話]]も存在し得ない。同じ地球出身の恐竜帝国(ゴール三世)ですらアンドロメダ流国を撃退した後は用済みになったゲッターを裏切る算段であり、未来で一度人類を追い込み、今度は逆に追い込まれているアンドロメダ流国もゲッターエンペラーと人類を滅ぼした後は今度は自分たちが再び宇宙征服を再開するつもりであった。ゲッターエンペラーが宇宙を滅ぼす悪であろうとも(石川氏が'''「アーク」におけるゲッターを絶対悪と位置付けている''')、滅ぼすか滅ぼされるかの世界において人類種を守護しているのは紛れも無い事実なのである。
    
ゲッター軍艦の司令官である武蔵曰く
 
ゲッター軍艦の司令官である武蔵曰く
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== 能力 ==
 
== 能力 ==
作中の台詞によると、ゲッターチェンジは「エンペラーチェンジ」、[[ゲッター1]]に相当する形態の名称は「'''ゲッターエンペラー1'''」とのこと。ただし変形が終了したらしたらで、合体した際に発生するビッグバン級の超エネルギーの放出により敵はほぼ全滅している。そのため一つの文明がすべてを懸けて合体を阻止しようとしたが結局、ゲッター艦隊に阻まれてしまい、最終的に武器による攻撃が無意味になったため諦めた。これでも石川賢作品では'''まだ中堅クラス'''。その上は空間支配能力の使い手が名を連ね、中には'''パンチ一発でゲッターエンペラークラスの艦隊を消滅させる人間もいる。'''比較がどうのというレベルではなくなってしまっている。
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作中の台詞によると、ゲッターチェンジは「エンペラーチェンジ」、[[ゲッター1]]に相当する形態の名称は「'''ゲッターエンペラー1'''」とのこと。ただし変形が終了したらしたらで、合体した際に発生するビッグバン級の超エネルギーの放出により敵はほぼ全滅している。そのため一つの文明がすべてを懸けて合体を阻止しようとしたが結局、ゲッター艦隊に阻まれてしまい、最終的に武器による攻撃が無意味になったため諦めた。これでも石川賢作品では'''まだ中堅クラス'''。その上は空間支配能力の使い手が名を連ね、中には'''パンチ一発でゲッターエンペラークラスの艦隊を消滅させる人間もいる'''と、もはや比較がどうのというレベルではなくなってしまっている。
    
なお、『ゲッターロボアンソロジー~進化の意志』に収録されている大井昌和による漫画では、エンペラーとラ=グースの直接対決が描かれ、どうも空間支配能力対策ができるようになったらしく、宇宙を内包してるようなとんでもなく進化したエンペラーが銀河系から生えてきて、'''成長したラ=グースを盛大にぶん殴って倒した'''。
 
なお、『ゲッターロボアンソロジー~進化の意志』に収録されている大井昌和による漫画では、エンペラーとラ=グースの直接対決が描かれ、どうも空間支配能力対策ができるようになったらしく、宇宙を内包してるようなとんでもなく進化したエンペラーが銀河系から生えてきて、'''成長したラ=グースを盛大にぶん殴って倒した'''。
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;ゲッター聖ドラゴン(ゲッターセイントドラゴン)
 
;ゲッター聖ドラゴン(ゲッターセイントドラゴン)
 
:大本の姿その3。「聖獣ドラゴン」とも呼ばれる。漫画版『真』で見た未来に登場。超巨大な異形の頭部、血走った目、岩のような体表には進化元というより取り込まれたかのように通常サイズのドラゴン・ライガー・ポセイドンの姿が見られる。
 
:大本の姿その3。「聖獣ドラゴン」とも呼ばれる。漫画版『真』で見た未来に登場。超巨大な異形の頭部、血走った目、岩のような体表には進化元というより取り込まれたかのように通常サイズのドラゴン・ライガー・ポセイドンの姿が見られる。
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:「DEVOLUTION」では、ある宇宙においてエンペラーが真ドラゴンと融合した結果、この姿になり宇宙を滅ぼしたという顛末が示唆されている。
 
;真ゲッターロボ(漫画版)
 
;真ゲッターロボ(漫画版)
 
:大本。漫画版『號』で[[火星]]に飛び立って眠りについていた。ゲッターの意思はこちらに宿っていたので、エンペラーが記憶した「ゲッター戦記」に聖ドラゴンの記録はない。
 
:大本。漫画版『號』で[[火星]]に飛び立って眠りについていた。ゲッターの意思はこちらに宿っていたので、エンペラーが記憶した「ゲッター戦記」に聖ドラゴンの記録はない。
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:OVA『世界最後の日』版。ラストで真ゲッターを炉心としてインベーダーにシャインスパークを敢行したところ、何かと戦うエンペラーやゲッター艦隊と遭遇したが、その時点で弁慶によって真ゲッターとのリンクを切られて通常宇宙へ送り返され、そこで力尽きて崩壊したため、進化することなく終わっている。
 
:OVA『世界最後の日』版。ラストで真ゲッターを炉心としてインベーダーにシャインスパークを敢行したところ、何かと戦うエンペラーやゲッター艦隊と遭遇したが、その時点で弁慶によって真ゲッターとのリンクを切られて通常宇宙へ送り返され、そこで力尽きて崩壊したため、進化することなく終わっている。
 
;巨大ドラゴン
 
;巨大ドラゴン
:『新』において神々が恐れた機体であり、別の可能性の竜馬が搭乗する暴虐のゲッターロボ。ゲッター聖ドラゴンがモチーフ。毘沙門天を握りつぶす程の存在であり、神々はゲッターの進化の行き着く果てと考えていたが、このドラゴンは進化に行き詰まった派生進化の一つの形に過ぎず、未来のないただのロボットである。ドラゴンの名が示す通りGの系譜に当たり、外見は超巨大で、ゲッタードラゴンが鬼の意匠を取り込んだような姿。首の部分にライガー、胸部にポセイドンの顔があり、機体各所にそれぞれの形態の武装が取り付けられている。
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:『新』において神々が恐れた機体であり、別の可能性の竜馬が搭乗する暴虐のゲッターロボ。ゲッター聖ドラゴンがモチーフ。毘沙門天を握りつぶす程の存在であり、神々はゲッターの進化の行き着く果てと考えていたが、このドラゴンは行き詰まった派生進化の一つの形に過ぎず、未来のないただのロボットである。ドラゴンの名が示す通りGの系譜に当たり、外見は超巨大で、ゲッタードラゴンが鬼の意匠を取り込んだような姿。首の部分にライガー、胸部にポセイドンの顔があり、機体各所にそれぞれの形態の武装が取り付けられている。
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;ゲッターエンペラー(デヴォリューション)
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:漫画「DEVOLUTION」に登場する'''主人公機。'''「アーク」の後、宇宙のすべてを征服したものの、その宇宙の消滅と共に崩壊したオリジナルのエンペラーの破片をもとに作られた機体。サイズは真ゲッターと同じ程度で、3形態へのゲッターチェンジも可能。フォルムそのものは初代ゲッターを踏襲しており、一番の違いは瞳があること。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*実は、本来'''ゲッターロボサーガに登場する予定はまったくなく、エンペラーの構想自体も存在していなかった'''。サーガは『ゲッターロボ號』で完結する予定だったのだが、出版社側の提案を受けた石川氏がこの存在を閃き、結果「無限に進化するゲッターロボ」の代表としてエンペラーが登場した経緯がある。
 
*実は、本来'''ゲッターロボサーガに登場する予定はまったくなく、エンペラーの構想自体も存在していなかった'''。サーガは『ゲッターロボ號』で完結する予定だったのだが、出版社側の提案を受けた石川氏がこの存在を閃き、結果「無限に進化するゲッターロボ」の代表としてエンペラーが登場した経緯がある。
 
*原作漫画でゲッターエンペラーが率いる視界を埋め尽くすほどのゲッター軍団は圧巻の一言だが、よく見るとギャグのような形状のゲッター、[[スーパーデフォルメ|デフォルメ]]された[[ゲッター1]]と[[ゲッター2]]、'''ヤカン'''などが紛れ込んでいる。
 
*原作漫画でゲッターエンペラーが率いる視界を埋め尽くすほどのゲッター軍団は圧巻の一言だが、よく見るとギャグのような形状のゲッター、[[スーパーデフォルメ|デフォルメ]]された[[ゲッター1]]と[[ゲッター2]]、'''ヤカン'''などが紛れ込んでいる。
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{{ゲッターロボシリーズ}}
 
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