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| ;[[サクラ大戦]](TV版) | | ;[[サクラ大戦]](TV版) |
| :『サクラ大戦』の初代ゲームのアニメ化作品。ゲーム版の主人公は[[大神一郎]]だが、本作の主人公は[[真宮寺さくら]]。 | | :『サクラ大戦』の初代ゲームのアニメ化作品。ゲーム版の主人公は[[大神一郎]]だが、本作の主人公は[[真宮寺さくら]]。 |
− | :大まかな設定はゲーム版と同じものの、ダークでシリアスなストーリー、大神との恋愛描写は一切なく暗い性格の[[アイリス]]に代表されるギスギスとした人間関係、グロテスクなデザインの敵、主人公側が快勝する事が殆ど無い戦闘など、ゲーム版と180度違う作風とそれらの情報が放送開始まで一切明かされなかった事により、当時ファンの間で大論争が巻き起こった。メディアミックスで展開されたOVAや舞台、[[ドラマCD#サクラ大戦|ドラマCD]]や[[小説#サクラ大戦|小説]]はゲーム版の延長線上の世界観として捉えられるが、このTV版だけは明らかに異質な為、公式でも言及される事が少ない作品である。 | + | :大まかな設定はゲーム版と同じものの、ダークでシリアスなストーリー、大神との恋愛描写は一切なく暗い性格の[[アイリス]]に代表されるギスギスとした人間関係、グロテスクなデザインの敵、主人公側が快勝する事が殆ど無い戦闘など、ゲーム版とは大きく毛色の異なる作風とそれらの情報が放送開始まで一切明かされなかった事により、当時ファンの間で大論争が巻き起こった。メディアミックスで展開されたOVAや舞台、[[ドラマCD#サクラ大戦|ドラマCD]]や[[小説#サクラ大戦|小説]]はゲーム版の延長線上の世界観として捉えられるが、このTV版だけは明らかに異質な為、公式でも言及される事が少ない作品である。 |
− | :ただし、[[漫画#サクラ大戦|漫画版]]の作者の政一九氏は『サクラ大戦』の中でリアル路線に振った本作が大好きであると公言しており<ref>講談社『サクラ大戦 漫画版 COLLECTION』P38より。</ref>、ゲーム版に忠実なストーリーラインの漫画版においてもこのTV版の要素を積極的に取り入れている。また、本作の為に作られた[[神崎すみれ]]のテーマソング「センタースポット」がすみれの『[[サクラ大戦#余談|歌謡ショウ]]』引退公演のラストの曲に採用される等、賛否両論あるTV版でも歌曲についてはファンの中で評価が高いものが多い。 | + | :ただし、[[漫画#サクラ大戦|漫画版]]の作者の政一九氏はTV版の方向性を高く評価しており<ref>講談社『サクラ大戦 漫画版 COLLECTION』P38より。</ref>、ゲーム版に忠実なストーリーラインの漫画版においてもこのTV版の要素を積極的に取り入れている。また、本作の為に作られた[[神崎すみれ]]のテーマソング「センタースポット」がすみれの『[[サクラ大戦#余談|歌謡ショウ]]』引退公演のラストの曲に採用される等、歌曲についてはゲーム版のファンの中で評価が高いものが多い。 |
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| === スパロボオリジナルなど === | | === スパロボオリジナルなど === |
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| :『魔装機神LOE』のスピンオフ作品として展開された両作品だが、アニメ版は非常にクオリティが低く、ファンの評価はもちろん商業的にも大失敗の結果となった。同時期、同じく魔装機神の新展開を目指して『真・魔装機神』が発売されたが、こちらも前作に比べるとかなり見劣りする内容であったことや、TVアニメの風評被害の影響で評価が極めて低い。特にウィンキー製『魔装機神』のファンには、大きくかけ離れた設定に拒否感を示す者も多く、総じて黒歴史扱いを受けている。 | | :『魔装機神LOE』のスピンオフ作品として展開された両作品だが、アニメ版は非常にクオリティが低く、ファンの評価はもちろん商業的にも大失敗の結果となった。同時期、同じく魔装機神の新展開を目指して『真・魔装機神』が発売されたが、こちらも前作に比べるとかなり見劣りする内容であったことや、TVアニメの風評被害の影響で評価が極めて低い。特にウィンキー製『魔装機神』のファンには、大きくかけ離れた設定に拒否感を示す者も多く、総じて黒歴史扱いを受けている。 |
| :スパロボ制作サイドもこの2作品に対しては元々製作自体に殆どノータッチであった事もあり触れることは無かったが、『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』において[[シュロウガ]]の武装「レイ・バスター」のカットインの1つに『真・魔装機神』のサイバスターらしき機体が映し出されており、今後この作品が[[OGシリーズ]]のストーリーに絡む可能性が出ている。魔装機神の新展開に関する経緯は『[[真・魔装機神 PANZER WARFARE|真・魔装機神]]』を参照。 | | :スパロボ制作サイドもこの2作品に対しては元々製作自体に殆どノータッチであった事もあり触れることは無かったが、『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』において[[シュロウガ]]の武装「レイ・バスター」のカットインの1つに『真・魔装機神』のサイバスターらしき機体が映し出されており、今後この作品が[[OGシリーズ]]のストーリーに絡む可能性が出ている。魔装機神の新展開に関する経緯は『[[真・魔装機神 PANZER WARFARE|真・魔装機神]]』を参照。 |
− | :ちなみにアニメ版『サイバスター』は杉田智和氏のアニメデビュー作であり、杉田氏は'''「デビュー作を馬鹿にされるのが一番嫌い」'''と語ったことがある。 | + | :ちなみにアニメ版『サイバスター』は杉田智和氏のアニメデビュー作であり、杉田氏は'''「デビュー作を馬鹿にされるのが一番腹が立つ」'''とコメントしたことがある。 |
| ;[[ヒュッケバイン]] | | ;[[ヒュッケバイン]] |
| :『[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ|ディバイン・ウォーズ]]』から『[[スーパーロボット大戦V|V]]』までの約10年もの間、ヒュッケバインの登場がほぼ皆無になっていたが、登場しないことすら公式に触れられたことは無い。詳しくは[[ヒュッケバイン問題]]を参照。 | | :『[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ|ディバイン・ウォーズ]]』から『[[スーパーロボット大戦V|V]]』までの約10年もの間、ヒュッケバインの登場がほぼ皆無になっていたが、登場しないことすら公式に触れられたことは無い。詳しくは[[ヒュッケバイン問題]]を参照。 |
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| :『[[第2次Z再世篇]]』にて自らを「猫の妖精」と思い込んでいた過去を黒歴史と称し赤裸々に語った。なお、彼女はスラングとしての黒歴史を本編に持ち込んだ初めての人物だが、'''∀ガンダムが存在しない世界で”黒歴史”というスラングが存在する'''事は、上記の通り重大な[[伏線]]となった。 | | :『[[第2次Z再世篇]]』にて自らを「猫の妖精」と思い込んでいた過去を黒歴史と称し赤裸々に語った。なお、彼女はスラングとしての黒歴史を本編に持ち込んだ初めての人物だが、'''∀ガンダムが存在しない世界で”黒歴史”というスラングが存在する'''事は、上記の通り重大な[[伏線]]となった。 |
| ;[[スーパーロボット大戦K]] | | ;[[スーパーロボット大戦K]] |
− | :大きな期待を寄せらていた前評判とは裏腹にシナリオが壊滅的に悪く、それに引きずられる形でクソゲーの烙印を押されてしまった作品。現在でもダメシナリオ・[[ミスト・レックス|ダメ主人公]]の代名詞として非常に認知度が高く、更にBGM盗作問題がダメ押しした結果'''「スパロボKの『K』は黒歴史の『K』」'''と揶揄されることに。おかげで「『[[蒼穹のファフナー]]』は『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』が初参戦」とネタにされる始末([[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH|劇場版]]については、たしかに『UX』が初参戦なのだが…)。ちなみに、これに反論が入る場合、'''『[[スパロボ学園]]』が初参戦'''とネタにされる。そしてソフト発売から5年経った2014年には、とうとう'''スパロボ公式Twitterアカウントから[https://twitter.com/srw_bng/status/446561218086457344 自虐ネタとして扱われてしまった]。 | + | :大きな期待を寄せらていた前評判とは裏腹にシナリオのクオリティが壊滅的であり、それに引きずられる形でクソゲーの烙印を押されてしまった作品。現在でもダメシナリオ・[[ミスト・レックス|ダメ主人公]]の代名詞として非常に認知度が高く、更にBGM盗作問題がダメ押しした結果'''「スパロボKの『K』は黒歴史の『K』」'''と揶揄されることに。おかげで「『[[蒼穹のファフナー]]』は『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』が初参戦」とネタにされる始末([[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH|劇場版]]については、たしかに『UX』が初参戦なのだが…)であった。ちなみに、これに反論が入る場合、'''『[[スパロボ学園]]』が初参戦'''とネタにされる。そしてソフト発売から5年経った2014年には、とうとう'''スパロボ公式Twitterアカウントから[https://twitter.com/srw_bng/status/446561218086457344 自虐ネタとして扱われてしまった]。 |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |