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1,757 バイト追加 、 2013年2月20日 (水) 21:09
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=== [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] ===
 
=== [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] ===
先の大戦から2年後、[[オーブ連合首長国]]で義母カリダ、ラクスと共に孤児達の世話をして暮らしていた。しかし、謎の部隊にラクスが襲われる。その場はフリーダムで切り抜けたものの、プラント最高評議会議長[[ギルバート・デュランダル]]への不信を深めたキラは、カガリの結婚式に乱入して彼女を誘拐後、[[アークエンジェル]]でオーブを脱出。第三勢力としてザフトと[[地球連合軍]]の戦いに介入する事を決める。
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先の大戦から2年後、[[オーブ連合首長国]]で義母カリダ、ラクスと共に孤児達の世話をして暮らしていた。
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※守りたい世界があるなどと啖呵をきった挙句に雲隠れ、ユニウスセブンの落下にも行動をとらず
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しかし、謎の部隊にラクスが襲われる。その場はフリーダムで切り抜けたものの、プラント最高評議会議長[[ギルバート・デュランダル]]への不信を深めたキラは(ちなみに根拠は”自分達を狙ったから”、なぜ狙われたか、自身たちに理由があったかなどは一切考えていなかった。最新鋭兵器を強奪した挙句に裁判にも出ず返却もせず隠匿していた事からテロリストや危険な団体扱いは妥当)、カガリの結婚式に乱入して彼女を誘拐後(結果オーブはセイランに牛耳られ理念は失われ、挙句にジブリールをかくまうなどしたことでさまざまな悲劇の引き金となった)、[[アークエンジェル]]でオーブを脱出。第三勢力としてザフトと[[地球連合軍]]の戦いに介入する事を決める。
    
この時点では自身の戦いに対しての迷いが強く、一度再会したアスランとは物別れとなり、ついに打倒フリーダムを誓う[[シン・アスカ]]によって乗機フリーダムを撃墜される。その後、ラクスから[[ストライクフリーダムガンダム]]を託され、カガリ、ラクスと共にデュランダル議長の考え方を否定する。最終決戦でデュランダルを追い詰めた時に彼に語った『明日を選ぶことができる世界』を目指し、戦い続けることとなる。
 
この時点では自身の戦いに対しての迷いが強く、一度再会したアスランとは物別れとなり、ついに打倒フリーダムを誓う[[シン・アスカ]]によって乗機フリーダムを撃墜される。その後、ラクスから[[ストライクフリーダムガンダム]]を託され、カガリ、ラクスと共にデュランダル議長の考え方を否定する。最終決戦でデュランダルを追い詰めた時に彼に語った『明日を選ぶことができる世界』を目指し、戦い続けることとなる。
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※デスティニープランを喜ぶであろう者たちの存在は一切考慮せず
    
スペシャルエディションにおいて大戦後[[プラント]]へ戻り議長となったラクスに随行してザフトに入隊し白服となった姿が描かれている。
 
スペシャルエディションにおいて大戦後[[プラント]]へ戻り議長となったラクスに随行してザフトに入隊し白服となった姿が描かれている。
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DESTINY本編では戦時中なことから悟りを開いたかのような言動が目立つが、ドラマCDなどでは戦闘以外での普段のキラが描かれており、ラクスとバルトフェルドのネタに対して思いっきりまじめに返したりする。
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DESTINY本編では戦時中であるにもかかわらず悟りを開いたかのように錯覚される人間性の薄い言動が目立つが、ドラマCDなどでは戦闘以外での普段のキラが描かれており、ラクスとバルトフェルドのネタに対して思いっきりまじめに返したりする。
    
=== キャラクターとしての総評 ===
 
=== キャラクターとしての総評 ===
 
SEED時代は、序盤こそ煮え切らないながらもフリーダムに乗って以後は戦争終結のために力を尽くす等ある意味典型的な主人公である。
 
SEED時代は、序盤こそ煮え切らないながらもフリーダムに乗って以後は戦争終結のために力を尽くす等ある意味典型的な主人公である。
DESTINYでは初登場こそやや遅いものの、登場後はシンから実質的な主人公の座を奪ったといえる程ストーリーのメインとなる存在となり、SEEDシリーズ全体の主人公とも言える扱いである。しかし、作中においてそれほどの存在感の持ち主であるにも関わらず、アスランの言った正論に対して理屈になっていない感情論で返すなどの稚拙な描写が目立ち、多くの視聴者からは不満が出る結果になっている。
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DESTINYでは初登場こそやや遅いものの、登場後はシンから(テコ入れによって)実質的な主人公の座を奪ったといえる程ストーリーのメインとなる存在となり、SEEDシリーズ全体の主人公とも言える扱いである。しかし、作中においてそれほどの存在感の持ち主であるにも関わらず、アスランの言った正論に対して理屈になっていない感情論で返す、守りたい世界が→雲隠れしてユニウスセブンを傍観、平和のため云々言いながらやったことはザフトの足を引っ張り混乱を長引かせただけ、などの稚拙な描写や行動が目立ち、多くの視聴者からは不満が出る結果になっている。
    
戦闘においては相手のコクピットを狙わず、敵機の四肢やカメラ・武器のみを破壊するなどして戦闘続行不可に追い込む戦法をとる。これは自分たちだけでなく他者同士の戦闘でも同様だが、どんな戦法だろうとキラ達の行動は介入された側にとってはいい迷惑どころか脅威であり、[[ハイネ・ヴェステンフルス]]の戦死の一因にもなったこともあり、アスランやミネルバのクルーからは非難されている。またMSには配慮しているようだが戦況が差し迫った時の対戦艦、対要塞などは普通に撃墜している描写があり、さらには達磨になった敵を後続のムラサメ隊などが撃墜したこともあるため、その行動は徹底されていないのではという声がある。
 
戦闘においては相手のコクピットを狙わず、敵機の四肢やカメラ・武器のみを破壊するなどして戦闘続行不可に追い込む戦法をとる。これは自分たちだけでなく他者同士の戦闘でも同様だが、どんな戦法だろうとキラ達の行動は介入された側にとってはいい迷惑どころか脅威であり、[[ハイネ・ヴェステンフルス]]の戦死の一因にもなったこともあり、アスランやミネルバのクルーからは非難されている。またMSには配慮しているようだが戦況が差し迫った時の対戦艦、対要塞などは普通に撃墜している描写があり、さらには達磨になった敵を後続のムラサメ隊などが撃墜したこともあるため、その行動は徹底されていないのではという声がある。
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※下記でもふれられているがそもそも海上で動きを止められた機体が海面にたたきつけられたり、武器やカメラや推進器を失った機体が戦場をうろうろしていたらどの道パイロットは死亡する。不殺ではなく直接手をを汚すのを嫌うだけともとれる。
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彼の行動原理はDESTINY作中において特に触れられておらず、SEED時代に友人アスランとそれぞれの友人を殺し合ってしまった事や、民間人の少女であったエルに続いてフレイを守れなかった事などの痛い過去があった故に、戦争による人の死が極度なトラウマとなってしまい、血みどろの戦争を否定して自らの力で止めようとした背景があると思われるが、あまりにも理想を追いすぎてしまった感がある。
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彼の行動原理は数十、下手をすれば数百の機体を撃墜し数々の戦場に混乱を招いたにもかかわらずDESTINY作中において特に触れられておらず、SEED時代に友人アスランとそれぞれの友人を殺し合ってしまった事や、民間人の少女であったエルに続いてフレイを守れなかった事などの痛い過去があった故に、戦争による人の死が極度なトラウマとなってしまい、血みどろの戦争を否定して自らの力で止めようとした背景があると思われるが、あまりにも理想を追いすぎてしまった感がある。
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この矛盾に迷いがありながらも最終的には戦争を終結させたが、デュランダルから示唆された通り、平穏な世界情勢になったという訳ではなく、再び戦いの道を進む事が示唆されている。「覚悟はある」と言いつつも劇中で具体的な方針が示されなかったこともあり、DESTINYにおける彼の思想をよりわかりにくくさせている。
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この矛盾に迷いがありながらも最終的には戦争を終結させたが(皮肉にもザラ前議長におごとく”すべての敵を討って”)、デュランダルから示唆された通り、平穏な世界情勢になったという訳ではなく、再び戦いの道を進む事が示唆されている。「覚悟はある」と言いつつも劇中で具体的な方針が示されなかったこともあり、DESTINYにおける彼の思想をよりわかりにくくさせている。
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※これら一連の描写不足や根拠や一貫性の無い行動、発言はテコ入れによる強引なストーリー展開の責任とも考えられる。
    
=== スパロボシリーズにおいて ===
 
=== スパロボシリーズにおいて ===
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:どこまでも追ってくるクルーゼ隊に対して。
 
:どこまでも追ってくるクルーゼ隊に対して。
 
;「あの艦には…友達が乗ってるんだ!」
 
;「あの艦には…友達が乗ってるんだ!」
:イージスに捕獲され、アスランに「お前もこっちに来い!」と言われて。以降、アスランと敵対関係となるが…。
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:イージスに捕獲され、アスランに「お前もこっちに来い!」と言われて。以降、アスランと敵対関係となるが…。ちなみに後にその友達から婚約者を実質寝取った。
 
;「…やめてよね…本気でケンカしたら、サイが僕にかなうはずないだろ!」
 
;「…やめてよね…本気でケンカしたら、サイが僕にかなうはずないだろ!」
 
:突然婚約解消を言い渡されたサイとフレイの間に割って入って、サイを取り押さえた時の台詞。キラの増長ぶりが最も強く感じられる台詞である。この件に関してはいつ和解したのかはっきりしていないため、キラの増長もさることながら、ぎごちないながらも普通に振舞おうとするサイの人柄の良さが際立っていた。
 
:突然婚約解消を言い渡されたサイとフレイの間に割って入って、サイを取り押さえた時の台詞。キラの増長ぶりが最も強く感じられる台詞である。この件に関してはいつ和解したのかはっきりしていないため、キラの増長もさることながら、ぎごちないながらも普通に振舞おうとするサイの人柄の良さが際立っていた。

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