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→スパロボシリーズの名台詞
:『[[スーパーロボット大戦64|64]]』における[[デルマイユ]]とのやり取りの後、地球圏の現状とデルマイユ率いる[[ロームフェラ財団]]を皮肉るモノロ-グ。
:『[[スーパーロボット大戦64|64]]』における[[デルマイユ]]とのやり取りの後、地球圏の現状とデルマイユ率いる[[ロームフェラ財団]]を皮肉るモノロ-グ。
:小説版『Ζ』のジャミトフの台詞に[[世界観/64|『64』の世界観]]を加味して語られている。表面上はデルマイユ寄りの人間ではあるジャミトフだが、ただひたすらに「古き良き伝統と格式による支配」を叫ぶデルマイユに呆れるばかりか'''「つまらないエリート意識による支配があったからこそ、それに否を唱えたジオン公国が独立戦争を挑んできた」「ジオンを倒せたという慢心で腐敗した体制だからこそ地球が異星人に制圧される事態に陥った」'''とまで吐露する辺り、少なくともデルマイユよりかは地球圏の事を案じているのがわかる。間違いなく'''「スパロボ史上最も原作寄りのジャミトフ」'''として描かれた名シーンだろう。また、スパロボシリーズ全体でも''「敵組織の幹部1人だけで延々と地球圏の未来像を真剣に語る」''という非常に珍しいシーンでもある。
:小説版『Ζ』のジャミトフの台詞に[[世界観/64|『64』の世界観]]を加味して語られている。表面上はデルマイユ寄りの人間ではあるジャミトフだが、ただひたすらに「古き良き伝統と格式による支配」を叫ぶデルマイユに呆れるばかりか'''「つまらないエリート意識による支配があったからこそ、それに否を唱えたジオン公国が独立戦争を挑んできた」「ジオンを倒せたという慢心で腐敗した体制だからこそ地球が異星人に制圧される事態に陥った」'''とまで吐露する辺り、少なくともデルマイユよりかは地球圏の事を案じているのがわかる。間違いなく'''「スパロボ史上最も原作寄りのジャミトフ」'''として描かれた名シーンだろう。また、スパロボシリーズ全体でも''「敵組織の幹部1人だけで延々と地球圏の未来像を真剣に語る」''という非常に珍しいシーンでもある。
:今作ではジオンに肯定的な発言に始まり連邦の腐敗を憂いつつ地球圏の将来を考えるなど、根っからの悪人ではない事が伺えるジャミトフだが、後のα外伝では真逆の事を言っている。
;「……今回の作戦では失敗は許されんぞ、トレーズ。作戦の失敗はロームフェラ財団だけでなく地球の行く末にも影響する」
;「……今回の作戦では失敗は許されんぞ、トレーズ。作戦の失敗はロームフェラ財団だけでなく地球の行く末にも影響する」
:『64』におけるオペレーションデイブレイク発動前のトレーズに向けた台詞。本気で[[ムゲ・ゾルバドス帝国|ムゲ]]及び[[グラドス軍|グラドス]]へ反抗しようとする事への念押しをする。曲がりなりにも地球圏の事を考えていることがわかる。
:『64』におけるオペレーションデイブレイク発動前のトレーズに向けた台詞。本気で[[ムゲ・ゾルバドス帝国|ムゲ]]及び[[グラドス軍|グラドス]]へ反抗しようとする事への念押しをする。曲がりなりにも地球圏の事を考えていることがわかる。
;「…バルマー戦役において、SDFは地球圏に何一つ恩恵をもたらしはしなかった」<br />「それどころか、地球圏の防衛という夢想を掲げた彼らによって、我々は未曾有の危機に追い込まれることになったのだ」<br />「だが戦後、地球圏の治安を維持してきたティターンズの領袖でこの私が、連邦政府の大統領へ就任することによって…」<br />「宇宙のシンボルであるこの地球上に新たな秩序を確立する!」
;「…バルマー戦役において、SDFは地球圏に何一つ恩恵をもたらしはしなかった」<br />「それどころか、地球圏の防衛という夢想を掲げた彼らによって、我々は未曾有の危機に追い込まれることになったのだ」<br />「だが戦後、地球圏の治安を維持してきたティターンズの領袖でこの私が、連邦政府の大統領へ就任することによって…」<br />「宇宙のシンボルであるこの地球上に新たな秩序を確立する!」
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』第9話「愚者の祭典」における連邦大統領就任式におけるジャミトフの演説。
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』第9話「愚者の祭典」における連邦大統領就任式におけるジャミトフの演説。
:重力波を招いたSDFを悪者扱いし、その後の治安維持を行ったティターンズを正当化した内容でこの時点では一応の支持を得たが、直後の[[リン・ミンメイ|ミンメイ]]の演説によって覆される事になる。そしてなにより、SDFが重力波を招いたのは事実であるにせよ'''その根本的原因である宇宙怪獣の始末については完全スルーである。'''果たしてジャミトフ率いるティターンズだけで宇宙怪獣の始末が出来たのだろうか?
:重力波を招いたSDFを悪者扱いし、その後の治安維持を行ったティターンズを正当化した内容でこの時点では一応の支持を得たが、直後の[[リン・ミンメイ|ミンメイ]]の演説によって覆される事になる。確かにSDFが重力波を招いたのは事実であるにせよ'''その根本的原因である[[宇宙怪獣]]の始末については完全スルーである。'''果たしてジャミトフ率いるティターンズだけで宇宙怪獣の始末が出来たのだろうか?
;「私を倒したとて状況は変わらんぞ。いずれ、第二第三のティターンズが現れ、地球をより良い方向に導こうとするだろう」<br />「そして、何よりも地球の繁栄なくして人類に未来はありえん。ティターンズの真の目的はそれだ」
;「一年戦争を顧みろ。地球圏に戦乱を呼ぶのは常にお前達スペースノイドだ。我々ティターンズはそれを排除しようとしただけに過ぎん」
:同上。[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]との[[戦闘前会話]]。[[αシリーズ]]におけるジャミトフが上記の台詞を言っても説得力は皆無であるが、皮肉にも後の『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』で彼が言うような「[[ブルーコスモス|第二第三のティターンズ]]」が現れる事に…。
:「愚者の祭典」での[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]との[[戦闘前会話]]。ジュドーはジャミトフを「憎しみを生み、育て、地球圏を戦乱に巻き込んだ」と批難するがジャミトフはこう返す。確かに元を正せばジオン公国や[[デラーズ・フリート]]が地球圏での戦乱を引き起こしているが、そうなるように追い込んだ地球連邦の姿勢はこれまたスルーである。加えて原作での敵対図だけならまだしも、スパロボシリーズに於いては地上世界ないし地球を侵略しに来た地底勢力や異星人なども存在しているのだが、そういった勢力については全く言及していない辺り、アースノイドとスペースノイドの事しか見えていないと言われても仕方のない言い方である。
:また、上述の通り『64』ではやや遠回しな表現とはいえジオンの独立戦争についてもやや肯定的であったのに対し今作では真逆の事を言っている事が、[[αシリーズ]]のジャミトフ、ひいてはティターンズが地球圏の大局を全く理解できていない事を証明してしまっているのが情けないところ。
;「私を倒したとて状況は変わらんぞ。いずれ、第二第三のティターンズが現れ、地球をより良い方向に導こうとするだろう」<br />「そして、何よりも地球の繁栄なくして人類に未来はありえん。ティターンズの真の目的はそれだ。こうして我々にはむかう貴様らこそ戦乱を生み出す源、そして排除されるべき存在なのだ」
:「愚者の祭典」での[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]との[[戦闘前会話]]。αシリーズにおけるジャミトフが上記の台詞を言っても説得力は皆無であるが、皮肉にも後の『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』で彼が言うような「[[ブルーコスモス|第二第三のティターンズ]]」が現れる事に…。
== 資料リンク ==
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