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510 バイト追加 、 2013年2月17日 (日) 19:18
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== ラースエイレム(Larseilam) ==
 
== ラースエイレム(Larseilam) ==
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[[スーパーロボット大戦J]]の敵組織「フューリー」の使う時間兵器。範囲内の時間経過を完全停止させる「ステイシス・フィールド」を展開することで、内部に存在する全ての事象を「停止」させてしまうという反則じみた性能を持つ。この機構は[[ラフトクランズ]]にのみ搭載されており、その他の機体にはない。フィールド内で動くには、フューリー製の機体であるか、後述のアンチシステムを搭載するかの二択である。
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[[スーパーロボット大戦J]]の敵組織「フューリー」の使う時間兵器。範囲内の時間経過を完全停止させる「ステイシス・フィールド」を展開することで、内部に存在するターゲットを「停止」させてしまうという反則じみた性能を持つ。この機構は[[ラフトクランズ]]にのみ搭載されており、その他の機体にはない。フィールド内で動くには、フューリー製の機体であるか、後述のアンチシステムを搭載するかの二択である。
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発動シーケンスの詳細は不明だが、[[サイトロン]]の推論を踏まえるとこのようなものだと思われる。
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*範囲内にいるターゲットをロック・オンする
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*周囲の空間に存在するサイトロンを捕捉・収集する
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*エクストラクターの出力を限界まで上げ、フィールドを展開
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*高濃度のサイトロンをフィールド内のターゲット目がけて打ち込み、未来へと向かう時間の粒子にぶつけて相殺、時間経過を一時的に停止させる
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これは、初めて使用された「闇の胎動」において、木連の兵器が停止していた=フィールドが展開されている時に主人公達が現れた場面でわかる。バッタは完全に停止していたが、豹馬やムウがそのことを訝しんでいるため、'''後から入って来た機体は止められない'''ことが読み取れる。つまり、このシステムは'''フィールドを展開した上で、その中に存在するターゲットの時間のみを止めるもの'''である、ということがわかる。
    
これを使うと言う事は、敵の抵抗力を完全に奪うということと同義であるため、フューリーは大概の作戦をこれの力で完遂している。ただし、フューリーの力は、ほぼ全てがこのシステムに依るため、自身の技術が卓越していたアル=ヴァンはともかく、ジュア=ム率いる部隊はシステムが使えない状態では必ず負けていた。なお、「ステイシス」とはフューリーの言葉で「停止」を意味する。
 
これを使うと言う事は、敵の抵抗力を完全に奪うということと同義であるため、フューリーは大概の作戦をこれの力で完遂している。ただし、フューリーの力は、ほぼ全てがこのシステムに依るため、自身の技術が卓越していたアル=ヴァンはともかく、ジュア=ム率いる部隊はシステムが使えない状態では必ず負けていた。なお、「ステイシス」とはフューリーの言葉で「停止」を意味する。
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フューリー製の機体は、たとえ従士の機体でもラースエイレムの影響を受けないため、40億年前の戦いでは決定打にならなかったことは想像に難くない。おそらくは騎士の個々の技量が勝敗を決したのであろう。ジュア=ムのように戦いの経験が浅い戦闘要員が見られるのは、ベテランの大半が戦死していたためかもしれない。
 
フューリー製の機体は、たとえ従士の機体でもラースエイレムの影響を受けないため、40億年前の戦いでは決定打にならなかったことは想像に難くない。おそらくは騎士の個々の技量が勝敗を決したのであろう。ジュア=ムのように戦いの経験が浅い戦闘要員が見られるのは、ベテランの大半が戦死していたためかもしれない。
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なお、「時間を止める」という設定と「外部からの力で破壊できる」という設定が混在しているため、40億年以上にわたり人や施設を保管していたという設定に矛盾が生じる(外部からの力で変化を起こせるなら、腐敗や劣化も起こり得るはずである)。上手くフォローするような補足は一切無く、このあたりにもJの設定の練りこみ不足が垣間見える。
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なお、このシステムで停止したものは攻撃で破壊できるため、恐らく版権作品でいうと[[ロロ・ランペルージ]]の使う[[ギアス|絶対停止のギアス]](漫画版+アニメ版)に近いものであると思われる。
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同様に時間を停止させ、フューリーの民達を眠らせている「ステイシス・ベッド」はこれの発展型であり、サイトロンが供給される限り外部からの干渉は一切受けない。
    
ちなみに、1か所「ラース'''レイエム'''」と誤表記されていた。
 
ちなみに、1か所「ラース'''レイエム'''」と誤表記されていた。
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元ネタはSF作家ラリイ・ニーヴンの「リングワールド」シリーズに登場するテクノロジー「スレイヴァー式停滞(ステイシス)フィールド」であろう。作中では発動すれば内部のものを完全に保護でき、仮に反物質と遭遇しても対消滅すら無視できるという特性を持つ。絶対に壊れないという性質を利用して究極の安全装置として使用されたり、極細のワイヤーをフィールドで包むことで絶大な切れ味を持たせたクジン人の自在剣(ヴァリアブル・ソード)などが登場している。
      
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
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