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− 劇中では、戦闘中ビッグオーが事情により機動停止したため、放置されたメガデウスが好き放題暴れている際にパラダイム社社長アレックス・ローズウォーターが乗り込んで出撃。ビッグオーが苦戦した相手を圧倒し、凄まじい早さで殲滅する。+
− 終盤では強奪した[[R・ドロシー・ウェインライト|ドロシー]]のメモリーディスクでコアメモリーを補い復活、ロジャーを圧倒して気絶に追い込み、ビッグオーごと海に沈める。結局アレックスはドミュナスとしてふさわしくなかったのか、海に沈める直前にアレックスを自身の機関として取り込む。最終的に復活したビッグオーのファイナルステージを受け半壊するも機動停止せずビッグオーに止めを射そうとした瞬間、第四の[[ザ・ビッグ]]「[[ビッグヴィヌス]]」の出現により謎の機動停止が発生、そのまま消滅させられた。+
− 漫画版では、アニメと同じくエンジェルがドロシーのメモリーディスクでコアメモリーを補い起動。エンジェルが操縦し、異国のメガデウス達を率いてビッグオーと決戦。水中戦での圧倒的なアドバンテージを生かしビッグオーを圧倒するが、サドンインパクトを受け胸部の回路を損壊する。しかし既に起動した以上回路の有無は問題ではなく、コアメモリーを破壊してしまった事実に呆然とするロジャーを尻目に海上へと後退した。その後、海上でビッグオーとの最後の決戦となり、半壊した三連結サドンインパクトの直撃を受け、上半身ごと粉砕されて機能を停止した。+
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漫画版について追記
== 概要 ==
== 概要 ==
[[ザ・ビッグ]]の一機種。操縦者は[[アレックス・ローズウォーター]](漫画版では[[エンジェル]])。機体の色は白。水中戦闘を目的として作られたメガデウスで、両腕にスクリューを搭載する。陸戦力や対空戦力も秀でている。他のビッグと違って完全に組み上げられた状態で発見されたわけではなくユニオンによって世界各地の遺跡から発掘された多数のパーツから一組分を組み合わせて完成されたものである。
[[ザ・ビッグ]]の一機種。操縦者は[[アレックス・ローズウォーター]](漫画版では[[エンジェル]])。機体の色は白。水中戦闘を目的として作られたメガデウスで、両腕にスクリューを搭載する。陸戦力や対空攻撃能力も秀でている。他のビッグと違って完全に組み上げられた状態で発見されたわけではなくユニオンによって世界各地の遺跡から発掘された多数のパーツから一組分を組み合わせて完成されたものである。
スクリューの回転を利用したコークスクリューパンチの他、触手型ビーム砲、大型対空砲「ビッグファウ・キャノン」、ロケットパンチなど多彩な武器を持つ。さらに、[[ビッグオー]]のサドンインパクトさえも通じない強力な電磁バリアも展開可能で、高い防御力をもそなえている。総合的な能力はビッグシリーズの中で最もバランスの良いメガデウスと言える。なお、アレックス操縦時には改造が施されたのであろうか、40年前に起きた何かのヴィジョンでビッグオー、[[ビッグデュオ]]と共に歩くシーンや、カルノーに収納されていた時点では、頭部の形状が若干異なる。
スクリューの回転を利用したコークスクリューパンチの他、触手型ビーム砲、大型対空砲「ビッグファウ・キャノン」、ロケットパンチなど多彩な武器を持つ。さらに、[[ビッグオー]]のサドンインパクトさえも通じない強力な電磁バリアも展開可能で、高い防御力をもそなえている。総合的な能力はビッグシリーズの中で最もバランスの良いメガデウスと言える。なお、アレックス操縦時には改造が施されたらしく、40年前に起きた何かのヴィジョンでビッグオー、[[ビッグデュオ]]と共に歩くシーンや、カルノーに収納されていた時点と比べると、頭部のデザインが若干異なる。
劇中ではビッグオーが諸事情により[[ボナパルト]]を放置して機能停止した際、パラダイム社社長アレックス・ローズウォーターが乗り込んで出撃。ビッグオーが苦戦したボナパルトを圧倒し、凄まじい早さで殲滅する。
しかし、コアメモリーが無かった事からアレックスを[[ドミュナス]]と認めず("YE NOT…"(汝ではない)とモニターは文字を読み上げ消灯)ビッグファウ自身も咆哮を上げ暴走、セントラルドームを半壊するも、ビッグオーに停止させられる。
しかし、コアメモリーが無かった事からアレックスを[[ドミュナス]]と認めず("YE NOT…"(汝ではない)とモニターは文字を読み上げ消灯)ビッグファウ自身も咆哮を上げ暴走、セントラルドームを半壊するも、ビッグオーに停止させられる。
物語終盤では強奪した[[R・ドロシー・ウェインライト|ドロシー]]のメモリーディスクでコアメモリーを補い復活。ロジャーを圧倒して気絶に追い込み、ビッグオーごと海に沈める。しかし、[[パラダイムシティ]]の真実を知って動揺したアレックスはドミュナスとしてふさわしくなかったのか、彼の身体にコードを突き刺して自らの機関の一部として取り込んでしまった。復活したビッグオーとの再戦ではコークスクリューパンチを破壊され、更にファイナルステージにより機体の半身が吹き飛ぶ大ダメージを受けてしまう。満身創痍のビッグオーに対し、こちらは片側のビッグファウ・キャノンがまだ使用可能だったため反撃を試みるが、その場に第四の[[ザ・ビッグ]]「[[ビッグヴィヌス]]」が出現すると同時に機能停止し、そのまま消滅させられた。
漫画版では微妙に設定が異なり、'''ビッグフォウ'''と呼称されている。異国のスパイとしての正体を現した[[エンジェル]]がドロシーのコアメモリーを強奪して起動、異国のメガデウス達を率いてビッグオーと戦闘を繰り広げた。水中戦での圧倒的なアドバンテージに加え、事実上ドロシーの[[メモリー]]を人質に取った事でロジャーを苦戦させるが、迷いを振り切った彼が発動した三連サドンインパクトを受け胸部のメモリー回路を破壊されてしまう。しかし、既に起動した以上回路の有無は問題ではなく、無為にドロシーのメモリーを破壊してしまったことで愕然とするロジャーを尻目に海上へと撤退した。その後、海上でビッグオーとの最終決戦になり、半壊した三連サドンインパクトの直撃を受け、上半身ごと粉砕されて機能を停止した。
== 登場作品と操縦者 ==
== 登場作品と操縦者 ==
== 装備・機能 ==
== 装備・機能 ==
=== 武装・[[必殺武器]] ===
=== 武装・[[必殺武器]] ===
;魚雷
:頭部から発射される水中戦用の火器。漫画版のみ使用。
;爆雷
:胸部を展開して射出される水中戦用の火器。漫画版のみ使用。
;ビーム砲
;ビーム砲
:肩背面についている触手付き砲台からビームを発射する。ビーム砲台は周囲360度+上下方向に自由に向けられるので、対応力は非常に高い。
:肩背面についている触手付き砲台からビームを発射する。ビーム砲台は周囲360度+上下方向に自由に向けられるので、対応力は非常に高い。
;ビッグファウ・キャノン
;ビッグファウ・キャノン
:肩が割れてそこから砲身をせり出してキャノン砲を発射する。
:肩部が展開して砲身をせり出し、キャノン砲を発射する。
:原作でビームとも実弾とも取れる描写になっているためか『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では属性無しという扱いになっている。
:原作でビームとも実弾とも取れる描写になっているためか『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では属性無しという扱いになっている。
;コークスクリューパンチ
;コークスクリューパンチ
:手首のスクリューを回しての殴打。ちなみに手そのものは回転する事もしない事もある。その威力はかなりのもので、[[ビッグオー]]が苦戦した[[ボナパルト]]をやすやすと砕き、ビッグオーの防御姿勢を吹き飛ばすほど。スクリュー部での攻撃も可能でこれでビッグオーの額部クリスタルパーツを破壊している。
:手首のスクリューを回しての殴打。ちなみに手そのものは回転する事もしない事もある。その威力はかなりのもので[[ボナパルト]]をやすやすと砕き、ビッグオーの[[ガード]]姿勢を崩すほど。スクリュー部での攻撃も可能でこれでビッグオーの額部クリスタルパーツを破壊している。
:『Z』では必ずロケットパンチのごとく射出されているが、原作では1度しかロケットパンチとして使用することはなく、射出した際はそのままビッグオーに真っ向から押さえ込まれて潰されてしまった。
:『Z』では必ずロケットパンチのごとく射出されているが、原作では1度しか使用しておらず、射出した際はそのままビッグオーに真っ向から押さえ込まれて潰されてしまった。
:漫画版ではスクリューを使用して水中を高速移動したり、竜巻状の水流を放ってビッグオーの動きを封じるなど、より水中戦に特化した描写がされている。
;電磁バリア
;電磁バリア
:ミサイル・パーティやキャノン・パーティはもちろん、サドン・インパクトまで防げる強力なバリア。この機能のおかげで、結局ファイナルステージを食らうまでビッグファウは無傷であった。一時的とはいえ、実戦経験の少ない[[アレックス・ローズウォーター|アレックス]]が[[ロジャー・スミス|ロジャー]]の乗ったビッグオーに勝てた大きな要因。
:ミサイル・パーティやキャノン・パーティはもちろん、サドン・インパクトまで防げる強力なバリア。この機能のおかげで、結局ファイナルステージを食らうまでビッグファウは無傷であった。一時的とはいえ、実戦経験の少ない[[アレックス・ローズウォーター|アレックス]]が[[ロジャー・スミス|ロジャー]]の乗ったビッグオーに勝てた大きな要因。