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内容は『[[ゲッターロボ]]』を主体として、1970年代のロボットアニメや特撮などの要素が多く取り入れられている。人気を博し、後にスピンオフ作品として[[OVA]]『ゲキ・ガンガー3 熱血大決戦!!』が製作された。また、テーマ曲「レッツゴー ゲキ・ガンガー3」はヒーローアニメ・往年のスーパーロボットアニメのOP曲を彷彿とさせる出来で、これまた人気が高い。本編では未採用であった「飛翔け!ゲキ・ガンガー3」等の楽曲も含め、『ナデシコ』のアルバムCDに本編の楽曲と同格の扱いで収録されている。
 
内容は『[[ゲッターロボ]]』を主体として、1970年代のロボットアニメや特撮などの要素が多く取り入れられている。人気を博し、後にスピンオフ作品として[[OVA]]『ゲキ・ガンガー3 熱血大決戦!!』が製作された。また、テーマ曲「レッツゴー ゲキ・ガンガー3」はヒーローアニメ・往年のスーパーロボットアニメのOP曲を彷彿とさせる出来で、これまた人気が高い。本編では未採用であった「飛翔け!ゲキ・ガンガー3」等の楽曲も含め、『ナデシコ』のアルバムCDに本編の楽曲と同格の扱いで収録されている。
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スタッフは『ナデシコ』本編とは別チームが担当しており、また[[声優]]は本編と共通している(『ナデシコ』の脇役を演じる声優が『ゲキガン』では主役になっているなど、その配役は逆となっている)。
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スタッフは『ナデシコ』とは別チームが担当しており、また[[声優]]は『ナデシコ』と共通している(『ナデシコ』の脇役を演じる声優が『ゲキガン』では主役になっているなど、その配役は逆となっている)。
    
== 設定 ==
 
== 設定 ==
 
(『ナデシコ』世界における)21世紀末のアニメ業界では、もはや全てのパターンが出尽くし、究極的なマンネリ状態に陥っていた。そこで原点回帰として、1970年代の熱血アニメをモチーフとして制作されたのが本作である。当時ほとんどロストテクノロジーとなっていたセル画技術などを駆使しているなど、かなり力を入れて作られた作品である。しかし、人気は振るわず、放送時間変更の上、第39話で[[打ち切り]]になった。その後、再放送によって人気が出た(以上の設定は、フィルムブックやムック等に記載されている設定。本編では出てこない)。
 
(『ナデシコ』世界における)21世紀末のアニメ業界では、もはや全てのパターンが出尽くし、究極的なマンネリ状態に陥っていた。そこで原点回帰として、1970年代の熱血アニメをモチーフとして制作されたのが本作である。当時ほとんどロストテクノロジーとなっていたセル画技術などを駆使しているなど、かなり力を入れて作られた作品である。しかし、人気は振るわず、放送時間変更の上、第39話で[[打ち切り]]になった。その後、再放送によって人気が出た(以上の設定は、フィルムブックやムック等に記載されている設定。本編では出てこない)。
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『ゲキ・ガンガー』が制作されたのが2096年で、『ナデシコ』本編は2196年以降の話である。にも関わらず、[[主人公]]の[[テンカワ・アキト]]と[[ダイゴウジ・ガイ]]がのめり込んでファンになっており、特に全話を艦内に持ち込んでいたガイの影響で、作中でも序盤から頻繁に登場する。
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『ゲキ・ガンガー』が制作されたのが2096年で、『ナデシコ』本編は2196年以降の話である。にも関わらず、[[主人公]]の[[テンカワ・アキト]]と[[ダイゴウジ・ガイ]]がのめり込んでファンになっており、特に全話を[[ナデシコ]]艦内に持ち込んでいたガイの影響で、作中では序盤から頻繁に登場する。
    
[[木連]]においては、[[地球]]および[[火星]]からの放逐時に民間人が持ち出した『ゲキ・ガンガー3』以外に娯楽作品が無かったため、困窮した生活を送る人々の間に浸透し、時を経て「聖典」とまで呼ばれる程の影響力を持つようになった。また、木連人の思想形成にまで影響を及ぼしており、特にアニメ内の「勧善懲悪」主義が木連のタカ派軍人達に与えた影響は大きかった。木連軍人の代表・[[草壁春樹]]の政治思想や地球に対する偏見は基本的にこのアニメによって形成されたものである。<ref>ちなみに、[[木連]]が[[劇中劇|ロボットアニメ作品]]『ゲキ・ガンガー3』を[[戦意高揚]]の道具(いわゆる、プロパガンダ)として使用した様に、'''現実世界においても第二次世界大戦期の国家がアニメーション作品([[童話]]や[[漫画]]も含む)を戦意高揚の道具として使用した例が存在している'''。</ref>そのような点から言えば、『ゲキ・ガンガー3』は地球-木連間の戦争の遠因になっていると言えなくもないが、「良いも悪いもリモコン(で操縦する人間)次第」である[[鉄人28号]]の例がある様に、「本来は純粋な娯楽作品である『ゲキ・ガンガー3』を[[戦意高揚]]の道具として使用する人物およびその行為こそに問題がある」と言うべきであろう。
 
[[木連]]においては、[[地球]]および[[火星]]からの放逐時に民間人が持ち出した『ゲキ・ガンガー3』以外に娯楽作品が無かったため、困窮した生活を送る人々の間に浸透し、時を経て「聖典」とまで呼ばれる程の影響力を持つようになった。また、木連人の思想形成にまで影響を及ぼしており、特にアニメ内の「勧善懲悪」主義が木連のタカ派軍人達に与えた影響は大きかった。木連軍人の代表・[[草壁春樹]]の政治思想や地球に対する偏見は基本的にこのアニメによって形成されたものである。<ref>ちなみに、[[木連]]が[[劇中劇|ロボットアニメ作品]]『ゲキ・ガンガー3』を[[戦意高揚]]の道具(いわゆる、プロパガンダ)として使用した様に、'''現実世界においても第二次世界大戦期の国家がアニメーション作品([[童話]]や[[漫画]]も含む)を戦意高揚の道具として使用した例が存在している'''。</ref>そのような点から言えば、『ゲキ・ガンガー3』は地球-木連間の戦争の遠因になっていると言えなくもないが、「良いも悪いもリモコン(で操縦する人間)次第」である[[鉄人28号]]の例がある様に、「本来は純粋な娯楽作品である『ゲキ・ガンガー3』を[[戦意高揚]]の道具として使用する人物およびその行為こそに問題がある」と言うべきであろう。
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:陸戦・肉弾戦形態。モチーフは[[ゲッター3]](通常形態は[[ゲッターポセイドン]])。
 
:陸戦・肉弾戦形態。モチーフは[[ゲッター3]](通常形態は[[ゲッターポセイドン]])。
 
;ゲキ・ガンガーV
 
;ゲキ・ガンガーV
:海燕ジョー死亡後に登場した新型ゲキ・ガンガー。旧ゲキ・ガンガーよりも大型化し、各部が角ばったデザインになっている。
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:海燕ジョー死亡後に登場する新型ゲキ・ガンガー。旧ゲキ・ガンガーよりも大型化し、各部が角ばったデザインになっている。
 
:;ドラゴンガンガー
 
:;ドラゴンガンガー
 
::ゲキ・ガンガーVの強化形態の一つ。しかし、設定画のみで番組内には登場していなかった。[[オモイカネ]]デバッグ作業のイメージ空間で実体化したゲキ・ガンガーに対し、[[テンカワ・アキト|アキト]]はこの機体のイメージで対抗している。
 
::ゲキ・ガンガーVの強化形態の一つ。しかし、設定画のみで番組内には登場していなかった。[[オモイカネ]]デバッグ作業のイメージ空間で実体化したゲキ・ガンガーに対し、[[テンカワ・アキト|アキト]]はこの機体のイメージで対抗している。
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== ゲキ・ガンガーの武装 ==
 
== ゲキ・ガンガーの武装 ==
 
ガイ機の技名(およびアキト機の技の一部)にはゲキ・ガンガーの武装名が用いられている。基本的に全て、ゲキ・ガンガーのメイン形態であるゲキ・ガンガー3で使用する技である。
 
ガイ機の技名(およびアキト機の技の一部)にはゲキ・ガンガーの武装名が用いられている。基本的に全て、ゲキ・ガンガーのメイン形態であるゲキ・ガンガー3で使用する技である。
:なお、[[月臣元一朗|元一朗]]ら木連軍人も[[ジンシリーズ]]の武装を使用する際に下記の技名を叫ぶことがある。
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なお、[[月臣元一朗|元一朗]]ら木連軍人も[[ジンシリーズ]]の武装を使用する際に下記の技名を叫ぶことがある。
 
;ゲキガンフレア
 
;ゲキガンフレア
 
:アキト機およびガイ機の[[エステバリス]]におけるディストーションアタックの名称。
 
:アキト機およびガイ機の[[エステバリス]]におけるディストーションアタックの名称。
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:なお、アキト的には'''熱血斬りはフィールドランサーの方'''であるらしく、原作でもフィールドランサーの初装備の際に「熱血斬り、できるの?」と聞いたりしている。
 
:なお、アキト的には'''熱血斬りはフィールドランサーの方'''であるらしく、原作でもフィールドランサーの初装備の際に「熱血斬り、できるの?」と聞いたりしている。
 
;ゲキガンビーム
 
;ゲキガンビーム
:ガイ機のラピッドライフル。[[マジンガーZ|光子力ビーム]]そのままの技で、目から発射する。ライフルの方は実弾だが、本来は名称通り「ビーム」。一部ではゲキガンライフル表記。台詞としても「ゲキガンライフル」と呼ばれる場合もある。
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:ガイ機のラピッドライフル。[[マジンガーZ]]の「光子力ビーム」そのままの技で、目から発射する。ライフルの方は実弾だが、本来は名称通り「ビーム」。一部ではゲキガンライフル表記。台詞としても「ゲキガンライフル」と呼ばれる場合もある。
 
;ゲキガンシュート
 
;ゲキガンシュート
 
:詳細不明。原作ではアキトがフィールドランサー使用時に叫んでいた。SRWでは元一朗ら木連軍人が重力波砲(グラビティブラスト)発射の際に叫ぶ。原典ではどのような武装なのだろうか?
 
:詳細不明。原作ではアキトがフィールドランサー使用時に叫んでいた。SRWでは元一朗ら木連軍人が重力波砲(グラビティブラスト)発射の際に叫ぶ。原典ではどのような武装なのだろうか?
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基本的に木連の思想形成のバックボーンであるという設定がそのまま流用されている。各種[[スーパーロボット]]作品由来のネタについては完全にスルーされている。『ナデシコ』初参戦が報じられた頃は「[[隠し要素]]として『ゲキ・ガンガー』のキャラやユニットも登場するのでは?」とファンの間で噂されたこともあったが、流石にそのようなことはなく、『ゲキ・ガンガー3』は現在に至るまで一貫して“[[劇中劇]]”として取り扱われている。ただし、[[BGM]]は『[[スーパーロボット大戦W|W]]』で戦闘BGMとして採用されている。
 
基本的に木連の思想形成のバックボーンであるという設定がそのまま流用されている。各種[[スーパーロボット]]作品由来のネタについては完全にスルーされている。『ナデシコ』初参戦が報じられた頃は「[[隠し要素]]として『ゲキ・ガンガー』のキャラやユニットも登場するのでは?」とファンの間で噂されたこともあったが、流石にそのようなことはなく、『ゲキ・ガンガー3』は現在に至るまで一貫して“[[劇中劇]]”として取り扱われている。ただし、[[BGM]]は『[[スーパーロボット大戦W|W]]』で戦闘BGMとして採用されている。
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また、『ゲキ・ガンガー3』のようなスーパーロボットが多く登場している事、フラグによってはガイや白鳥が(まさに『ゲキ・ガンガー3』の作中のように)死なずに済む事、そもそもスパロボで『ナデシコ』のハードな部分があまり描かれない事etc.から、原作にあった「全肯定も全否定もされない複雑な立ち位置」はあまり再現されない。『W』の決戦に象徴されるように、むしろ全面的に肯定される事が多い。アニメ作品としての評価としては、他作品のキャラクターからも「王道で面白かった」と評価される事が多い。その意味では、『ゲキ・ガンガー3』は[[スパロボ補正]]の恩恵にあずかっていると言えよう。
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また、『ゲキ・ガンガー3』のようなスーパーロボットが多く登場している事、フラグによってはガイや白鳥が(まさに『ゲキ・ガンガー3』の作中のように)死なずに済む事、そもそもスパロボで『ナデシコ』のハードな部分があまり描かれない事etc.から、原作における「全肯定も全否定もされない複雑な立ち位置」はあまり再現されない。『W』の決戦に象徴されるように、むしろ全面的に肯定される事が多い。アニメ作品としての評価としては、他作品のキャラクターからも「王道で面白かった」と評価される事が多い。その意味では、『ゲキ・ガンガー3』は[[スパロボ補正]]の恩恵にあずかっていると言えよう。
    
=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
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=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦A]]
 
;[[スーパーロボット大戦A]]
:原作での『ゲキ・ガンガー』のマラソン鑑賞会が再現された。
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:原作での『ゲキ・ガンガー』のマラソン鑑賞会が再現される。
 
:冷やかな反応も多かったが、[[リリーナ・ドーリアン]]は「交渉相手方の『聖典』とも呼ばれるものならば」と鑑賞会に率先して参加。しかも、妙にマニアックなところに気付く。
 
:冷やかな反応も多かったが、[[リリーナ・ドーリアン]]は「交渉相手方の『聖典』とも呼ばれるものならば」と鑑賞会に率先して参加。しかも、妙にマニアックなところに気付く。
 
;[[スーパーロボット大戦R]]
 
;[[スーパーロボット大戦R]]
:『[[無敵鋼人ダイターン3]]』の'''[[ギャリソン時田]]が子供の時に再放送を見ていた」'''という[[年齢]]設定を活かしたクロスオーバーがあった。再放送なのだから、55歳のギャリソンが幼少期に見てても不思議ではない。
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:『[[無敵鋼人ダイターン3]]』の'''[[ギャリソン時田]]が子供の時に再放送を見ていた'''という[[年齢]]設定を活かしたクロスオーバーがある。再放送なのだから、55歳のギャリソンが幼少期に見ていても不思議ではない。
 
;[[スーパーロボット大戦J]]
 
;[[スーパーロボット大戦J]]
:アキトに勧められて見た[[アーサー・カミングスJr.]]がはまるイベントがある。後半のナデシコルートで観賞会を行った際は「単純明快で面白かった」「今の時代にない物を感じた」とかなりの大好評となり、特に[[カティア・グリニャール]]や[[ドモン・カッシュ]]が内容に感動するのが印象的。
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:アキトに勧められて観た[[アーサー・カミングスJr.]]がはまるイベントがある。後半のナデシコルートで観賞会を行った際は「単純明快で面白かった」「今の時代にない物を感じた」とかなりの大好評となり、特に[[カティア・グリニャール]]や[[ドモン・カッシュ]]が内容に感動するのが印象的。
 
:また、同ルートでは[[兜甲児]](と明言していないが恐らく[[ボス]]も)が昔『ゲキ・ガンガー』にはまっていたことが判明する(ちなみに同年代の[[紫雲統夜]]は見ていなかったとのこと)。
 
:また、同ルートでは[[兜甲児]](と明言していないが恐らく[[ボス]]も)が昔『ゲキ・ガンガー』にはまっていたことが判明する(ちなみに同年代の[[紫雲統夜]]は見ていなかったとのこと)。
 
;[[スーパーロボット大戦W]]
 
;[[スーパーロボット大戦W]]
 
:'''「『ゲキ・ガンガー』を[[木星]]圏に持ち込んだのは『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の[[ジョージ・グレン|キャプテンG.G.]]である」'''という衝撃のクロスオーバーがなされている。
 
:'''「『ゲキ・ガンガー』を[[木星]]圏に持ち込んだのは『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の[[ジョージ・グレン|キャプテンG.G.]]である」'''という衝撃のクロスオーバーがなされている。
:なお、彼が[[木連]]の人間に渡したのが『ゲキ・ガンガー』だった理由については、後に驚愕の真実が語られることになる。'''しかも熱血クーデターとキョアック星人そのもの(下手をすると更に上を行く邪悪)である[[ガルラ大帝国]]の侵攻'''がモロに重なったものだから地球と木連がその場でほぼ和解してしまった。
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:なお、彼が[[木連]]の人間に渡したのが『ゲキ・ガンガー』だった理由については、後に驚愕の真実が語られることになる。'''しかも熱血クーデターとキョアック星人そのもの(下手をすると更に上を行く邪悪)である[[ガルラ大帝国]]の侵攻'''がモロに重なったものだから地球と木連がその場でほぼ和解してしまう。
 
:本作での『ゲキ・ガンガー』は原作と同等以上にシナリオに絡むキーワードになっており、『ゲキ・ガンガー』に関する要素は一番充実している。『ナデシコ』関係のユニットの[[BGM]]は「レッツゴー ゲキ・ガンガー3」が採用されるなど充実している。その代わり、『ナデシコ』系BGMとして定番の「You Get to Burning」が今回は採用されず、『ゲキ・ガンガー』関連の充実した作り込みの割を食う格好となった。
 
:本作での『ゲキ・ガンガー』は原作と同等以上にシナリオに絡むキーワードになっており、『ゲキ・ガンガー』に関する要素は一番充実している。『ナデシコ』関係のユニットの[[BGM]]は「レッツゴー ゲキ・ガンガー3」が採用されるなど充実している。その代わり、『ナデシコ』系BGMとして定番の「You Get to Burning」が今回は採用されず、『ゲキ・ガンガー』関連の充実した作り込みの割を食う格好となった。
 
:他にも終盤で使用可能になるアキトとのダブルゲキガンフレアの[[カットイン]]で一瞬映るガイの格好(『ナデシコ』本編第17話「それは『遅すぎた再会』」で[[ムネタケ・サダアキ|ムネタケ]]の妄想に現れた時の衣装)は、『ゲキ・ガンガー3』の[[主人公]]である天空ケンのパイロットスーツを模したもの。
 
:他にも終盤で使用可能になるアキトとのダブルゲキガンフレアの[[カットイン]]で一瞬映るガイの格好(『ナデシコ』本編第17話「それは『遅すぎた再会』」で[[ムネタケ・サダアキ|ムネタケ]]の妄想に現れた時の衣装)は、『ゲキ・ガンガー3』の[[主人公]]である天空ケンのパイロットスーツを模したもの。
 
;[[スーパーロボット大戦BX]]
 
;[[スーパーロボット大戦BX]]
 
:[[ソレスタルビーイング (劇中劇)|映画『ソレスタルビーイング』]]と並んで、勧善懲悪のヒーロー作品として語られている。
 
:[[ソレスタルビーイング (劇中劇)|映画『ソレスタルビーイング』]]と並んで、勧善懲悪のヒーロー作品として語られている。
:アキトが最終回を見る場面もあるなど、ナデシコの作品としてのシリアスな面が再現されているため扱いは原作に準じている。今回も他作品のキャラクターから面白かったと好意的に評価される場面がある。
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:アキトが最終回を見る場面もあるなど、『ナデシコ』の作品としてのシリアスな面が再現されているため扱いは原作に準じている。今回も他作品のキャラクターから面白かったと好意的に評価される場面がある。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;[[スーパーロボット大戦MX]]
 
;[[スーパーロボット大戦MX]]
:[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-|劇場版ナデシコ]]の設定で登場するため、ほぼ関わってこない。
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:[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-|劇場版ナデシコ]]』の設定で登場するため、ほぼ関わらない。
 
:[[ゲッタードラゴン]]のシャインスパークに興味を抱いた[[タカスギ・サブロウタ|サブロウタ]]が、ゲキ・ガンガーの技に喩えて詳細を訊ねてくる程度。
 
:[[ゲッタードラゴン]]のシャインスパークに興味を抱いた[[タカスギ・サブロウタ|サブロウタ]]が、ゲキ・ガンガーの技に喩えて詳細を訊ねてくる程度。
 
;[[スーパーロボット大戦V]]
 
;[[スーパーロボット大戦V]]
:MXと違い、劇場版設定だが名前が度々挙がる。今作でもW同様に[[ジョージ・グレン]]が木連に伝えたことが用語辞典で示唆されており、また[[ブラックノワール]]が自分のゲームにおいて望んだ「ヒーローの役」を生み出すためのアイテムでもあったと本人の口から語られている。
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:劇場版設定だが、『MX』と違い名前が度々挙がる。今作でも『W』同様に[[ジョージ・グレン]]が木連に伝えたことが用語辞典で示唆されており、また[[ブラックノワール]]が自分のゲームにおいて望んだ「ヒーローの役」を生み出すためのアイテムでもあったと語っている。
 
:[[ファクトリー]]の会話イベントでは、[[ナイン]]達からガイの人物像を聞かれたアキトが、まずは「『ゲキ・ガンガー3』を全話、観る事から始めよう」と口にしている。
 
:[[ファクトリー]]の会話イベントでは、[[ナイン]]達からガイの人物像を聞かれたアキトが、まずは「『ゲキ・ガンガー3』を全話、観る事から始めよう」と口にしている。
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:ちなみに、[[ケーン・ワカバ|ケーン]]は子供の頃に『ゲキ・ガンガー3』を見ていたらしい。
 
:ちなみに、[[ケーン・ワカバ|ケーン]]は子供の頃に『ゲキ・ガンガー3』を見ていたらしい。
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== スパロボに登場したゲキガン用語 ==
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== スパロボに登場するゲキガン用語 ==
 
;海燕ジョー
 
;海燕ジョー
:ウミガンガーのパイロット。『[[ゲッターロボ]]』で例えると[[神隼人]]に当たるキャラクター。作中で非業の死を遂げる(実は生きている)ため、熱狂的ファンが葬式を実施したという[[ガルマ・ザビ|某仮面の男の親友]]および[[マーグ|某美形兄弟の兄]]、某有名ボクシング漫画の[[ライバル]]キャラクターの様な設定が存在する。
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:ウミガンガーのパイロット。『[[ゲッターロボ]]』で例えると[[神隼人]]に当たるキャラクター。作中で非業の死を遂げる(実は生きている)ため、熱狂的ファンが葬式を実施したという[[ガルマ・ザビ]][[マーグ]]、ボクシング漫画『あしたのジョー』の[[ライバル]]キャラクター・力石徹の様な設定が存在する。
 
:『ナデシコ』本編において海燕ジョーのファンである[[アマノ・ヒカル|ヒカル]]の台詞でチラッと言及される他、『[[スーパーロボット大戦J|J]]』ではガイ生存フラグを満たすとジョーが復活した際の台詞「本物の地獄はこんなものじゃなかったぜ!」(『ゲキ・ガンガー』最終話でジョーが発したとされる台詞)を放って部隊に復帰、アキトがその点を指摘している。
 
:『ナデシコ』本編において海燕ジョーのファンである[[アマノ・ヒカル|ヒカル]]の台詞でチラッと言及される他、『[[スーパーロボット大戦J|J]]』ではガイ生存フラグを満たすとジョーが復活した際の台詞「本物の地獄はこんなものじゃなかったぜ!」(『ゲキ・ガンガー』最終話でジョーが発したとされる台詞)を放って部隊に復帰、アキトがその点を指摘している。
 
:なお、『ナデシコ』劇中では彼の死亡と復活劇はガイと[[白鳥九十九|九十九]]の死亡シーンと対比させている。
 
:なお、『ナデシコ』劇中では彼の死亡と復活劇はガイと[[白鳥九十九|九十九]]の死亡シーンと対比させている。
 
;国分寺ナナコ
 
;国分寺ナナコ
 
:本作の[[ヒロイン]]。[[ゲッターチーム]]で言うところの[[早乙女ミチル]]のポジション。木連の軍人にとっては崇拝の対象としての域に達しているキャラクターであるが、[[ハルカ・ミナト|ミナト]]と知り合い彼女の素晴らしさを知った[[白鳥九十九|九十九]]は[[月臣元一朗|元一朗]]に'''「ナナコさんは所詮二次元の女性だ!」'''と言い放つ(『ナデシコ』第24話「どこにでもある『正義』」より)。
 
:本作の[[ヒロイン]]。[[ゲッターチーム]]で言うところの[[早乙女ミチル]]のポジション。木連の軍人にとっては崇拝の対象としての域に達しているキャラクターであるが、[[ハルカ・ミナト|ミナト]]と知り合い彼女の素晴らしさを知った[[白鳥九十九|九十九]]は[[月臣元一朗|元一朗]]に'''「ナナコさんは所詮二次元の女性だ!」'''と言い放つ(『ナデシコ』第24話「どこにでもある『正義』」より)。
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]』等でも再現されたこの一言は、元一朗が九十九に引き金を引く決定的な動機となった。『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では[[スキルパーツ|スキルアイテム]]としてブロマイドが登場。
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:『[[スーパーロボット大戦A|A]]』等でも再現されるこの一言は、元一朗が九十九に引き金を引く決定的な動機となる。『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では[[スキルパーツ|スキルアイテム]]としてブロマイドが登場。
 
;アクアマリン
 
;アクアマリン
:第33話「聖少女アクアマリンの微笑み」に登場したという設定のゲストキャラクター。[[異星人]]の美少女という[[UFOロボ グレンダイザー|グレンダイザー系]]ゲストキャラの設定と、姉に戦いを強要される[[コマンダー・アイサー]]の設定を混ぜて作られていると思われる。本作でも悲劇の[[ヒロイン]]という扱いで、アキトは彼女の大ファン。
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:第33話「聖少女アクアマリンの微笑み」に登場するという設定のゲストキャラクター。[[異星人]]の美少女という[[UFOロボ グレンダイザー|グレンダイザー系]]ゲストキャラの設定と、姉に戦いを強要される[[コマンダー・アイサー]]の設定を混ぜて作られていると思われる。本作でも悲劇の[[ヒロイン]]という扱いで、アキトは彼女の大ファン。
:彼女そっくりの[[アクア・クリムゾン]]にアキトが誘惑され大混乱に陥るという展開は『J』や『[[スーパーロボット大戦W|W]]』で再現された。一方でアキトは『A』にてコマンダー・アイサーと戦闘する機会があるが、特にこの件に触れることはなかった。
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:彼女そっくりの[[アクア・クリムゾン]]にアキトが誘惑され大混乱に陥るという展開は『J』や『[[スーパーロボット大戦W|W]]』で再現される。一方でアキトは『A』にてコマンダー・アイサーと戦闘する機会があるが、特にこの件に触れることはない。
:劇場版が参戦している『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では、アクアマリンの名前こそ出なかったもののアキトと[[勇者特急マイトガイン|マイトガイン]][[胡蝶]]とのクロスオーバーで意外な形でピックアップされた。
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:劇場版が参戦している『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では、アクアマリンの名前こそ出ないものの、アキトと『[[勇者特急マイトガイン]]』の[[胡蝶]]とのクロスオーバーで意外な形でピックアップされる。
 
;『ゲキ・ガンガー3』全話一挙上映
 
;『ゲキ・ガンガー3』全話一挙上映
 
:[[地球]]と[[木連]]の和平の前祝いとして[[ナデシコ]]内で開催された「ゲキガン祭(ノリはほとんど同人即売会)」のメインイベントである原作上映会。『A』『[[スーパーロボット大戦R|R]]』『J』『BX』で行われた。『A』『R』では生真面目な[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]も参加している。
 
:[[地球]]と[[木連]]の和平の前祝いとして[[ナデシコ]]内で開催された「ゲキガン祭(ノリはほとんど同人即売会)」のメインイベントである原作上映会。『A』『[[スーパーロボット大戦R|R]]』『J』『BX』で行われた。『A』『R』では生真面目な[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]も参加している。
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== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
 
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以下は本作のOVAを収録した商品<br />
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以下は本作のOVAを収録した商品
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