差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
26行目:
26行目:
+
+
93行目:
95行目:
− +
99行目:
101行目:
− +
+
+
+
+
114行目:
120行目:
− +
+
+
130行目:
138行目:
− +
140行目:
148行目:
− MXの加持と弐神よろしく演劇に準えてみると、OGのユーゼスは「スーパーヒーロー作戦」「スーパーロボット大戦α」「スーパーロボット大戦α外伝」における「ユーゼスの物語」の台本を入手し、結末を改変しようと大筋だけ残して改変を加えた上でこれを統合、OGという別の劇場で上演。足りない部分は新しい役者=別作品のオリジナルキャラクター達や新規キャラクターで代用し、イングラム役に関してはアーマラとイングの二人一役で再現する、という演出をしていたことになる。しかし、手に入れた肝心の台本(=虚憶)は虫食いの穴だらけであり、しかも重要な部分の記述が抜け落ちていたため、残る部分から台本の内容を類推、共通の結末である「ユーゼスの敗北」を覆すべく、色々と台本や配役に裏から手を回していた(=因子の切り替えを試みた)。ところがいざ上演してみると、二人一役の片割れであるイングはアドリブで本来台本にいないはずのクォヴレー役を演じ始め、さらにユーゼス自身が本人役に加え、知らぬ間にシヴァー役を兼任したことで流れが敗北に向かってしまい、結果としてまたも同じ結末で幕を下ろす羽目になった、ということである。+
− +
177行目:
185行目:
− +
219行目:
227行目:
− +
237行目:
245行目:
− +
245行目:
253行目:
+
+
+
+
250行目:
262行目:
− +
405行目:
417行目:
+
+
454行目:
468行目:
− +
編集の要約なし
作品毎の設定については以下の項目を参照。
作品毎の設定については以下の項目を参照。
ちなみにユーゼスの名前の由来は「ウルトラマンを追う者」で、「ユー」が「Ultra」のU、「ゼス」が強い興味、関心を意味する「ゼスト」に由来している。
=== [[スーパーヒーロー作戦]] ===
=== [[スーパーヒーロー作戦]] ===
その後は長らく姿を見せなかったが、第2次OGにおいて遂に本格的に登場。「'''[[アルテウル・シュタインベック]]'''」(この「アルテウル(Artul)」は「ウルトラ(Ultra)」のアナグラムであると同時に「アルティメット」と「ウルトラ」を合わせた造語)を[[偽名|名乗り]]、[[ニブハル・ムブハル]]と組んで暗躍。「α」同様、様々な所で裏に手を回し、最終的な総取りを得ようとする手口は健在であり、全能なる調停者となって己に待つ破滅の運命を変える事を目論んでいた。アルテウルとしての行動は当該項目を参照。
その後は長らく姿を見せなかったが、第2次OGにおいて遂に本格的に登場。「'''[[アルテウル・シュタインベック]]'''」(この「アルテウル(Artul)」は「ウルトラ(Ultra)」のアナグラムであると同時に「アルティメット」と「ウルトラ」を合わせた造語)を[[偽名|名乗り]]、[[ニブハル・ムブハル]]と組んで暗躍。「α」同様、様々な所で裏に手を回し、最終的な総取りを得ようとする手口は健在であり、全能なる調停者となって己に待つ破滅の運命を変える事を目論んでいた。アルテウルとしての行動は当該項目を参照。
最終局面で遂に正体を表し、鋼龍戦隊に敗北した[[ナシム・ガンエデン]]を乗っ取り、[[AI1]]と[[ガリルナガン]]、更に[[イーグレット・イング]]と[[エグゼクスバイン]]を取り込み、かつてのクロスゲート・パラダイム・システムに欠けていたアカシック・レコード変容因子を組み込んだ異形の存在・「[[アダマトロン]]」へと変貌。目的を達成させようとするが、異星人としての正体を現した事で、利用されていたことを知って激昂したカーリーことリーが[[エア・クリスマス]]で特攻。この際イングに脱出された事で形勢が逆転し、鋼龍戦隊の総攻撃を受けて敗北。地球人が極限状態で超絶的な力を発揮することを認識・利用していたくせに、それが自分に向けられるとは思っていなかったようである。
最終局面で遂に正体を表し、鋼龍戦隊に敗北した[[ナシム・ガンエデン]]を乗っ取り、[[AI1]]と[[ガリルナガン]]、更に[[イーグレット・イング]]と[[エグゼクスバイン]]を取り込み、かつてのクロスゲート・パラダイム・システムに欠けていたアカシック・レコード変容因子を組み込んだ異形の存在・「[[アダマトロン]]」へと変貌。目的を達成させようとするが、異星人としての正体を現した事で、利用されていたことを知って激昂したカーリーことリーが[[エア・クリスマス]]で特攻。この際イングに脱出された事で形勢が逆転し、鋼龍戦隊の総攻撃を受けて敗北。地球人が極限状態で超絶的な力を発揮することを認識・利用していた割に、それが自分に向けられるとは思っていなかったようである。
その最期は己の結末を受け入れようとせず、己が絶対者であることを叫びながら散るというあまりにも無様なもので、SHOのどこか物悲しい結末や、αの最期まで超然とした絶対者たる彼の面影など何処にも存在しなかった。
その最期は己の結末を受け入れようとせず、己が絶対者であることを叫びながら散るというあまりにも無様なもので、SHOのどこか物悲しい結末や、αの最期まで超然とした絶対者たる彼の面影など何処にも存在しなかった。
なお、本作では素顔を見せているがこの素顔は「スーパーヒーロー作戦」でザラブ星人に整形される前の顔をリデザインしたものである。なので、SHOのファンの中にはアルテウルの顔を見た時点で「あれ、こいつは…?」と勘付いたユーザーも多い。未プレイでも、シヴァーに似ているため第三次αプレイヤーもデジャヴを覚えるかもしれない。DW視聴済であればプロフィールで確認できるCVから気付いた人もいるだろう。それら全てを差し引いても、戦いの流れを操作しようとするなどの行動が醸し出す雰囲気などからユーゼスであることを察することはできる。
なお、本作では素顔を見せているがこの素顔は「スーパーヒーロー作戦」でザラブ星人に整形される前の顔をリデザインしたものである。なので、SHOのファンの中にはアルテウルの顔を見た時点で「あれ、こいつは…?」と勘付いたユーザーも多い。未プレイでも、シヴァーに似ているため第三次αプレイヤーもデジャヴを覚えるかもしれない。DW視聴済であればプロフィールで確認できるCVから気付いた人もいるだろう。それら全てを差し引いても、戦いの流れを操作しようとするなどの行動が醸し出す雰囲気などからユーゼスであることを察することはできる。
α世界の自身の記憶を入手しているらしく、攻撃デモにはジュデッカ、アストラナガン、ディス・アストラナガン、そしてナシムとゲベルのシルエットが映る。ただ、肝心の「因果の鎖」についてはイングラムやクォヴレー程の認識がなかったらしく、暗躍の仕方も「偽名を使い素顔のまま行動する」など、αと比べると「黒幕」的な雰囲気が欠けている(最もこれはユーザー視点で見た場合、ユーゼスという正体を最終盤まで秘匿するにあたって、仮面姿よりも素顔のほうが知名度が低いからという都合もあるが)。十重二重とか言っておきながら、どうにも行き当たりばったりな面が目立つために黒幕というにはおこがましい印象である。これはクロスゲートやバラルの園の有無、イングの覚醒など、計画発動時点で未確定・不明瞭な要素を大量に組み込んでいたためと思われる。そもそも、デビルガンダムと二重の意味でカラータイマー(エネルギー+外見)の役割を兼ねているAI1に至っては、結果からみれば明らかに必須要素なのに'''完全に計画外の存在である'''。さらに言うならば、自身の破滅の運命から逃れるために多くの人間を捨て駒にして破滅させており、最期に関して同情の余地さえ無い。ちなみに、レーツェルに指摘されたように、大統領暗殺計画などに穴が多いのはCPSが完成すれば後の地球圏などどうでもいいというのもある。
α世界の自身の記憶を入手しているらしく、攻撃デモにはジュデッカ、アストラナガン、ディス・アストラナガン、そしてナシムとゲベルのシルエットが映る。ただ、肝心の「因果の鎖」についてはイングラムやクォヴレー程の認識がなかったらしく、暗躍の仕方も「偽名を使い素顔のまま行動する」など、αと比べると「黒幕」的な雰囲気が欠けている(最もこれはユーザー視点で見た場合、ユーゼスという正体を最終盤まで秘匿するにあたって、仮面姿よりも素顔のほうが知名度が低いからという都合もあるが)。十重二重とか言っておきながら、どうにも行き当たりばったりな面が目立つために黒幕というにはおこがましい印象である。これはクロスゲートやバラルの園の有無、イングの覚醒など、計画発動時点で未確定・不明瞭な要素を大量に組み込んでいたためと思われる。そもそも、デビルガンダムと二重の意味でカラータイマー(エネルギー+外見)の役割を兼ねているAI1に至っては、結果からみれば明らかに必須要素なのに'''完全に計画外の存在である'''。
さらに言うならば、自身の破滅の運命から逃れるために多くの人間を捨て駒にして破滅させており、最期に関して同情の余地さえ無い。ちなみに、レーツェルに指摘されたように、大統領暗殺計画などに穴が多いのはCPSが完成すれば後の地球圏などどうでもいいというのもある。
偽名や[[エア・クリスマス]]のカラー、[[アダマトロン]]の胸部などを見るに、相変わらずウルトラマンへの執着が見られる。ウルトラマンになりたいという願望が機体に強く現れている。が、肝心のSHOにおける彼の葛藤などはさっぱり持ち合わせなかった。
偽名や[[エア・クリスマス]]のカラー、[[アダマトロン]]の胸部などを見るに、相変わらずウルトラマンへの執着が見られる。ウルトラマンになりたいという願望が機体に強く現れている。が、肝心のSHOにおける彼の葛藤などはさっぱり持ち合わせなかった。
イングラムがいなくなった時点で結末を変える可能性は出て来ていたのだが、それを確定するためにCPSに手を出したのが運の尽きであり、結果として、そこかしこに散らばっていた敗北の因果律をCPSによって自身に収束させ、その結果またも破滅することになってしまった。CPSについては恐らく「そういうものがある」くらいにしか認識していなかったと思われる。
==== 「虚憶」について ====
==== 「虚憶」について ====
ユーゼスの場合、この「虚憶」におけるSHOとαの経験を踏まえてナシムを乗っ取る計画を立てたのだが、結果とその理由は後述の通り、過去最大の大失敗という散々な結果に終わった。
ユーゼスの場合、この「虚憶」におけるSHOとαの経験を踏まえてナシムを乗っ取る計画を立てたのだが、結果とその理由は後述の通り、過去最大の大失敗という散々な結果に終わった。
また記憶の引き継ぎは虫食い状態らしく、しかも肝心の部分が一部抜け落ちている。現にαのユーゼスは自分が倒されても目的の一つが達成されるように一種の保険を掛けていたが、第2次OGのユーゼスは保険を掛けていなかった(保険を掛ける事で、その目的の一つについては事実上達成出来たのにも関わらずである)。何より今作までにSHOの「全てを良しとして終わった」結末に関しては一度も思い出していないらしい(でなくば調停者となる野望にしがみ付くはずがない)。また、CPSの完全な動作にラプラスデモンコンピューターが必須であることなども覚えてないらしく、その影響か鋼龍戦隊をCPSで消滅させられないという失態を犯している(鋼龍戦隊の存在が消えてしまうとアダマトロンも存在出来ないためと思われる)。また、虫食いとなっているのは善悪の狭間で葛藤していた記憶(SHO)、CPSを自身の技術だけで完成できなかった記憶と形はどうあれ野望を他人に託した記憶(α)、そして今まで負け続けた理由が自分にあるという記憶(というか認識)である。即ち、作中判明した限りでは'''自分にとって都合が悪い記憶'''ばかり持ち合わせていない。単に悪役ゆえにそういう面が目だっただけかも知れないが、結局その傲慢さゆえにこのような事態になった可能性は高い。
また記憶の引き継ぎは虫食い状態らしく、しかも肝心の部分が一部抜け落ちている。現にαのユーゼスは自分が倒されても目的の一つが達成されるように一種の保険を掛けていたが、第2次OGのユーゼスは保険を掛けていなかった(保険を掛ける事で、その目的の一つについては事実上達成出来たのにも関わらずである)。何より今作までにSHOの「全てを良しとして終わった」結末に関しては一度も思い出していないらしい(でなくば調停者となる野望にしがみ付くはずがない)。また、CPSの完全な動作にラプラスデモンコンピューターが必須であることなども覚えてないらしく、その影響か鋼龍戦隊をCPSで消滅させられないという失態を犯している(鋼龍戦隊の存在が消えてしまうとアダマトロンも存在出来ないためと思われる)。
また、虫食いとなっているのは善悪の狭間で葛藤していた記憶(SHO)、CPSを自身の技術だけで完成できなかった記憶と形はどうあれ野望を他人に託した記憶(α)、そして今まで負け続けた理由が自分にあるという記憶(というか認識)である。即ち、作中判明した限りでは'''自分にとって都合が悪い記憶'''ばかり持ち合わせていない。単に悪役ゆえにそういう面が目だっただけかも知れないが、結局その傲慢さゆえにこのような事態になった可能性は高い。
ちなみにOGシリーズでこの「虚憶」らしきものの兆候を一番最初に見せたのは、実はマサキである(OG1にて初対面のギリアムに対して「どこかで会わなかったか」と尋ねている。ギリアムのリアクションを見るに「ヒーロー戦記」の虚憶である可能性が高い。さらにマサキは「ヒーロー戦記」においても、初対面のアムロに対して以前からの知り合いであるかのような態度を取っている)。また、未だに詳細が明かされていない、マサキの中にある「LOE第一章以前にシュウをどこかで見た記憶」もこれである可能性もある(両者の初登場は第2次。ただし、LOEは第2次とストーリー上の繋がりがあるのでそれ以前の別世界である可能性もある)。<br />
ちなみにOGシリーズでこの「虚憶」らしきものの兆候を一番最初に見せたのは、実はマサキである(OG1にて初対面のギリアムに対して「どこかで会わなかったか」と尋ねている。ギリアムのリアクションを見るに「ヒーロー戦記」の虚憶である可能性が高い。さらにマサキは「ヒーロー戦記」においても、初対面のアムロに対して以前からの知り合いであるかのような態度を取っている)。また、未だに詳細が明かされていない、マサキの中にある「LOE第一章以前にシュウをどこかで見た記憶」もこれである可能性もある(両者の初登場は第2次。ただし、LOEは第2次とストーリー上の繋がりがあるのでそれ以前の別世界である可能性もある)。<br />
本人としてはイングラムを排除し、操り人形をその位置に据えることで因子を切り替えたつもりだったのだが、この行動は'''αのユーゼスと全く同じで配役が変わっただけ'''である(アウレフ・バルシェムをイングラムに挿げ替えたように、イングラムをアーマラとイングに挿げ替えただけ)。しかも、αとOGの違いは、枷を与えてから自身が行動を開始するまでの時間だけであり、動き出してから実際にやった内容はほとんど変わりがない。加えて、他ならぬイングラム自身が、α同様対抗戦力としてリュウセイ達を一人前に鍛え上げたという行動を、ゴッツォの目的に沿っているという理由で看過したのも大きなミスである。
本人としてはイングラムを排除し、操り人形をその位置に据えることで因子を切り替えたつもりだったのだが、この行動は'''αのユーゼスと全く同じで配役が変わっただけ'''である(アウレフ・バルシェムをイングラムに挿げ替えたように、イングラムをアーマラとイングに挿げ替えただけ)。しかも、αとOGの違いは、枷を与えてから自身が行動を開始するまでの時間だけであり、動き出してから実際にやった内容はほとんど変わりがない。加えて、他ならぬイングラム自身が、α同様対抗戦力としてリュウセイ達を一人前に鍛え上げたという行動を、ゴッツォの目的に沿っているという理由で看過したのも大きなミスである。
さらに、自ら[[アストラナガン]]の代役である[[ガリルナガン]]を造り出してアーマラに与えた。その意図は「操り人形としてのイングラム」を再現して計画の成功を盤石なものにしようとしていたが、もう一人の代役であるイングはイングラムの後継者たるクォヴレーの物語を再現。おまけに、懲りずにCPSを組み込み、最終局面でガリルナガンを取り込み、さらにイングをも取り込んだことで
さらに、自ら[[アストラナガン]]の代役である[[ガリルナガン]]を造り出してアーマラに与えたことで、知らない間にαのイングラムの代役を用意してしまい、もう一人の代役であるイングはイングラムの後継者たるクォヴレーの物語を再現。おまけに、懲りずにCPSを組み込み、最終局面でガリルナガンを取り込み、さらにイングをも取り込んだことで
*「超神ゼスト(超越者となるための過程であり、ウルトラマンを模している)」
*「超神ゼスト(超越者となるための過程であり、ウルトラマンを模している)」
さらに言えば、アダマトロンが出現しても因果律の番人が姿を見せなかったことからすると、「運命を覆すほどの存在ではない」と神に判断されているも同然であり、鋼龍戦隊に勝利したとしても間違いなく神に挑んで敗北していただろう(そもそも、このアダマトロンが作り出されること自体が神に決められた運命だった節がある)。逆にCPSの完成に固執しなければ、アルテウルとして地球圏を支配することも鋼龍戦隊を接収することもできていただろうし、後々の展開からすれば彼が目的とした霊帝の撃破も叶っていたであろうことを考えると、CPSに手を出したが故に全てを失ってしまったと言える。
さらに言えば、アダマトロンが出現しても因果律の番人が姿を見せなかったことからすると、「運命を覆すほどの存在ではない」と神に判断されているも同然であり、鋼龍戦隊に勝利したとしても間違いなく神に挑んで敗北していただろう(そもそも、このアダマトロンが作り出されること自体が神に決められた運命だった節がある)。逆にCPSの完成に固執しなければ、アルテウルとして地球圏を支配することも鋼龍戦隊を接収することもできていただろうし、後々の展開からすれば彼が目的とした霊帝の撃破も叶っていたであろうことを考えると、CPSに手を出したが故に全てを失ってしまったと言える。
MXの[[加持リョウジ|加持]]と[[弐神譲二|弐神]]よろしく演劇に準えてみると、OGのユーゼスは「スーパーヒーロー作戦」「スーパーロボット大戦α」「スーパーロボット大戦α外伝」における「ユーゼスの物語」の台本を入手し、結末を改変しようと大筋だけ残して改変を加えた上でこれを統合、OGという別の劇場で上演。足りない部分は新しい役者=別作品のオリジナルキャラクター達や新規キャラクターで代用し、イングラム役に関してはアーマラとイングの二人一役で再現する、という演出をしていたことになる。しかし、手に入れた肝心の台本(=虚憶)は虫食いの穴だらけであり、しかも重要な部分の記述が抜け落ちていたため、残る部分から台本の内容を類推、共通の結末である「ユーゼスの敗北」を覆すべく、色々と台本や配役に裏から手を回していた(=因子の切り替えを試みた)。ところがいざ上演してみると、二人一役の片割れであるイングはアドリブで本来台本にいないはずのクォヴレー役を演じ始め、さらにユーゼス自身が本人役に加え、知らぬ間にシヴァー役を兼任したことで流れが敗北に向かってしまい、結果としてまたも同じ結末で幕を下ろす羽目になった、ということである。
しかし、もしこれらの因子を完全に切り替え、計画が成功したとしても、それは即ち因果律改変を意味するため、[[太極]]の[[呪われし放浪者|怒りに触れる]]か、[[イングラム・プリスケン|虚空からの]][[クォヴレー・ゴードン|使者]]によって討たれるだろうことは疑いない(裏を返せば、'''イングラムに倒されることで因果の鎖からは逃げられるが、破滅の運命そのものからは絶対に逃げられない''')。
しかし、もしこれらの因子を完全に切り替え、計画が成功したとしても、それは即ち因果律改変を意味するため、[[太極]]の[[呪われし放浪者|怒りに触れる]]か、[[イングラム・プリスケン|虚空からの]][[クォヴレー・ゴードン|使者]]によって討たれるだろうことは疑いない。あるいは、どこかの世界で計画を成功させたがためにこのような因果に囚われているのかもしれない。
=== ラオデキヤとユーゼス ===
=== ラオデキヤとユーゼス ===
;[[スーパーロボット大戦α]]
;[[スーパーロボット大戦α]]
:本作でもラスボス。能力的にもラオデキヤとほぼ同等の能力を持つ。αにて起こった様々な事件を影で仕組んでいた張本人であり、ゼ・バルマリィの艦隊ですらも裏で操っている等、黒幕の中の黒幕として、存在感を見せていた。
:本作でもラスボス。能力的にもラオデキヤとほぼ同等の能力を持つ。αにて起こった様々な事件を影で仕組んでいた張本人であり、ゼ・バルマリィの艦隊ですらも裏で操っている等、黒幕の中の黒幕として、存在感を見せていた。
:作中では明かされていないが、バルマーの真の霊帝である[[ケイサル・エフェス (人物)|ケイサル・エフェス]]の存在をも突き止めており、最終的にはバルマーそのものに反旗を翻そうとしていたが、実はケイサル・エフェスに半ば操られていたも同然であったらしく、その為なのか、数万人のサイキッカー達を脳髄だけの状態にして[[エンジェル・ハイロゥ]]に組み込む等、登場作品の中でも屈指の残虐非道さを見せる様になった。
:作中では明かされていないが、バルマーの真の霊帝である[[ケイサル・エフェス (人物)|ケイサル・エフェス]]の存在をも突き止めており、最終的にはバルマーそのものに反旗を翻そうとしていたが、実はケイサル・エフェスに半ば操られていたも同然であったらしく、その為なのか、数万人のサイキッカー達を脳髄だけの状態にして[[エンジェル・ハイロゥ]]に組み込む等、登場作品の中でも屈指の残虐非道さを見せる様になった。<br/>ちなみに、後述のOG2ndでのぶっ飛び様から「上手くやった」と思われがちなこちらのユーゼスだが、'''シュウを利用する'''という特大の死亡フラグを踏んでいる上、境界空間に引きずり込んだがためにロンド・ベルに全力を発揮させて倒されている。
;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
:追加ルートでは前述の通り粛清されるという末路をたどることに。
:追加ルートでは前述の通り粛清されるという末路をたどることに。
== 人間関係 ==
== 人間関係 ==
;[[イングラム・プリスケン]]
;[[イングラム・プリスケン]]
:SHOのユーゼスが作り出した自身のクローンであり、それによる因果の鎖で繋がれた存在。αシリーズにおいてクロスゲートの存在とその力をユーゼスに与えたのは『スーパーヒーロー作戦』の世界から転移して来た彼である。いずれの世界においても操る者、操られる者の関係だが、それにイングラムが抗えるかは作品によって異なる。OGの動向を見る限りでは、「その時ユーゼスが存在している世界」にネフェシュが転移し、それによってまた因果の鎖の呪縛を受ける、という堂々巡りが続いているようだ。
:SHOのユーゼスが作り出した自身のクローンであり、それによる因果の鎖で繋がれた存在。αシリーズにおいてクロスゲートの存在とその力をユーゼスに与えたのは『スーパーヒーロー作戦』の世界から転移して来た彼である。いずれの世界においても操る者、操られる者の関係だが、それにイングラムが抗えるかは作品によって異なる。具体的にはSHOの虚憶に気付くか否かで命運が決まる。
;[[ヴィレッタ・バディム]]
;[[ヴィレッタ・バディム]]
:同じくユーゼスが作り出したクローン。初出時はイングラムと同様の存在(片方しか存在しない選択主人公)であったが、[[αシリーズ]]以降の設定では別個の存在となっており、イングラムほど深い因縁があるわけではなくなっている。
:同じくユーゼスが作り出したクローン。初出時はイングラムと同様の存在(片方しか存在しない選択主人公)であったが、[[αシリーズ]]以降の設定では別個の存在となっており、イングラムほど深い因縁があるわけではなくなっている。
:イングラムが連れてきた念動力者。自ら調整を施し、野望のための駒とした。
:イングラムが連れてきた念動力者。自ら調整を施し、野望のための駒とした。
;[[クォヴレー・ゴードン]]
;[[クォヴレー・ゴードン]]
:[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ]]ではイングラムを縛る因果の鎖がユーゼスであると言及。ユーゼスとイングラムとの鎖を切り離す存在なのかもしれないが、今後の展開が気になるところである。ユーゼスと同じ銀髪にも何らかの意味があるのかもしれない。…が、クォヴレー本人はまだOG世界には現れていない。
:[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ]]ではイングラムを縛る因果の鎖がユーゼスであると言及。ユーゼスとイングラムとの鎖を切り離す存在なのかもしれないが、今後の展開が気になるところである。ユーゼスと同じ銀髪にも何らかの意味があるのかもしれない。…が、クォヴレー本人はまだOG世界には現れていない。なお、直接対面したことは一度もないはずだが、なぜかユーゼスは彼の存在を知っている。因果地平の彼方から見ていたのかも知れないが。
;[[バルシェム|バルシェムシリーズ]]
;[[バルシェム|バルシェムシリーズ]]
:イングラム、及びヴィレッタのクローン並びにそのデータを元にした人造人間群。イングラムは「スーパーヒーロー作戦」におけるユーゼスのクローン(に近い存在)なので、彼らもまたユーゼスのクローンと言えなくもない。
:イングラム、及びヴィレッタのクローン並びにそのデータを元にした人造人間群。イングラムは「スーパーヒーロー作戦」におけるユーゼスのクローン(に近い存在)なので、彼らもまたユーゼスのクローンと言えなくもない。
:ナシム・ガンエデンを乗っ取るために生み出した人造マシアフ。最終決戦では取り込むことに成功するが、カーリーの特攻により脱出を許されてしまう。
:ナシム・ガンエデンを乗っ取るために生み出した人造マシアフ。最終決戦では取り込むことに成功するが、カーリーの特攻により脱出を許されてしまう。
:なお、当初の想定では'''イングの肉体を乗っ取って真のラスボスとなる'''(その場合彼のレベルで強さが変わる)という構想があったのだが、ガンエデンと似たような展開である上、2周目以降にイングが使われない危険があったため、見送られた。
:なお、当初の想定では'''イングの肉体を乗っ取って真のラスボスとなる'''(その場合彼のレベルで強さが変わる)という構想があったのだが、ガンエデンと似たような展開である上、2周目以降にイングが使われない危険があったため、見送られた。
:並行世界論ではSHOのイングラムの代役。
;[[アーマラ・バートン]]
:腹心の部下であるバルシェム。片腕として扱っていたが実情はイングの覚醒と成長を促す捨て駒であった。
:並行世界論ではαのイングラムの代役。
;[[ペルフェクティオ]]
;[[ペルフェクティオ]]
:彼の危険性を唯一認識していた。
:彼の危険性を唯一認識していた。
== 版権作品との人間関係 ==
== 版権作品との人間関係 ==
;ウルトラマン
;ウルトラマン
:「光の巨人」。虚構の世界が崩壊した後も形を変えて執着し続ける、ユーゼスにとってはイングラムやクォヴレーとは別の意味で因縁の存在。
:「光の巨人」。虚構の世界が崩壊した後も形を変えて執着し続ける、ユーゼスにとってはイングラムやクォヴレーとは別の意味で因縁の存在。OG2ndの時点では既に当初の「存在への憧憬」は残っておらず、その絶対的な力への信奉だけが残っている。
;宇宙刑事ギャバン
;宇宙刑事ギャバン
:かつての相棒。生い立ちも同じ(バード星人と地球人の星間混血児)である。後に袂を分かつことに。
:かつての相棒。生い立ちも同じ(バード星人と地球人の星間混血児)である。後に袂を分かつことに。
;「今、この時に憑依したか……因縁だな……」<br />「だが、今なら取り込めるやも知れぬ……」<br />「お前に枷を与える。今度こそ、我の傀儡となるがいい」<br />「……禁断の地より出でし者がいる。彼らは、自ら結界を破ったのだ」<br />「これで我らはあの星に干渉出来る……」<br />「だが、愚帝や監察官共より先に手を打たねばならぬ。切り札を手に入れるのは、我らゴッツォであらねばならぬ」<br />「任務を遂行せよ、アウレフ・バルシェムよ。我は遠き地より、それを見守ろう……」
;「今、この時に憑依したか……因縁だな……」<br />「だが、今なら取り込めるやも知れぬ……」<br />「お前に枷を与える。今度こそ、我の傀儡となるがいい」<br />「……禁断の地より出でし者がいる。彼らは、自ら結界を破ったのだ」<br />「これで我らはあの星に干渉出来る……」<br />「だが、愚帝や監察官共より先に手を打たねばならぬ。切り札を手に入れるのは、我らゴッツォであらねばならぬ」<br />「任務を遂行せよ、アウレフ・バルシェムよ。我は遠き地より、それを見守ろう……」
:機械的な部品(バルシェム調整チャンバーと思われる)が背景に立ち並んでいる「いずことも知れぬ場所(ネビーイーム内部)」で、アウレフ・バルシェムに憑依した「何者か」に対して。OGSで追加されたプロローグシーンでの台詞(GBA版OG1にはこのようなシーンはない)。<br />このシーンはOGS第1話よりも前の時間軸であるらしいが、いつ頃なのかははっきりしていない(ただし『Record of ATX』では「彼らは自ら結界を破ったのだ」とユーゼスが発言した次のコマで[[ヒリュウ]]と[[ジガンスクード]]がエアロゲイターと戦闘している様子が描かれているのでその後と思われる)。ヒリュウが太陽系の外、冥王星外宙域へと到達したことが結界を破ることに繋がったということだろうか。この「結界」がどのようなものかは不明。ガンエデン由来のものであれば「破る」ことは出来ないため、念動結界の類ではないと思われる。<br />前半の台詞からすると、憑依したネフェシュはα世界(そしてSHO)の「イングラム・プリスケン」である可能性が高い。また『スーパーヒーロー作戦』やαシリーズとの関わりも感じさせる台詞だが、このプロローグ以外では(OG外伝完結まで)ユーゼスが登場しないどころか存在さえ全く語られない(唯一存在を知っていたイングラムは既にいない)ため、真相は第2次OGに持ち越された。<br />「愚帝」は恐らく[[ルアフ・ガンエデン|霊帝]]、「監察官共」は[[アインスト]]か帝国監察軍、もしくは[[インスペクター]]のことだろう。「切り札」が何かは不明だが、[[サイコドライバー]]か[[ガンエデン]]か[[クロスゲート]]辺りと思われる。
:機械的な部品(バルシェム調整チャンバーと思われる)が背景に立ち並んでいる「いずことも知れぬ場所(ネビーイーム内部)」で、アウレフ・バルシェムに憑依した「何者か」に対して。OGSで追加されたプロローグシーンでの台詞(GBA版OG1にはこのようなシーンはない)。<br />このシーンはOGS第1話よりも前の時間軸であるらしいが、いつ頃なのかははっきりしていない(ただし『Record of ATX』では「彼らは自ら結界を破ったのだ」とユーゼスが発言した次のコマで[[ヒリュウ]]と[[ジガンスクード]]がエアロゲイターと戦闘している様子が描かれているのでその後と思われる)。ヒリュウが太陽系の外、冥王星外宙域へと到達したことが結界を破ることに繋がったということだろうか。この「結界」がどのようなものかは不明。ガンエデン由来のものであれば「破る」ことは出来ないため、念動結界の類ではないと思われる。<br />前半の台詞からすると、憑依したネフェシュはα世界(そしてSHO)の「イングラム・プリスケン」である可能性が高い。また『スーパーヒーロー作戦』やαシリーズとの関わりも感じさせる台詞だが、このプロローグ以外では(OG外伝完結まで)ユーゼスが登場しないどころか存在さえ全く語られない(唯一存在を知っていたイングラムは既にいない)ため、真相は第2次OGに持ち越された。<br />「愚帝」は恐らく[[ルアフ・ガンエデン|霊帝]]、「監察官共」は[[アインスト]]か帝国監察軍、もしくは[[インスペクター]]のことだろう。「切り札」が何かは不明だが、[[サイコドライバー]]か[[ガンエデン]]か[[クロスゲート]]辺りと思われる。
;「こ、これはまさか……!?」
:DW最終局面で[[DiSRX]]を前にして。どうやらディス・アストラナガンの事も知っているようだが、どこでどのようにして知ったのかは不明。
==== 第2次OG ====
==== 第2次OG ====
:撃破後。本人は全て上手くやったつもりだったが、実際には「虚憶」ではわからなかった部分、即ち敗北の因果を一挙に再現しただけに過ぎなかった。<br/>因果律改変を目論み、自らの運命を自らのみによって変えようとする限り、何度輪廻しようともその結末は決して変わらないのである……。そしてこの後、シュウとイングの質問コンボで(当人たちにそのつもりはなかっただろうがある意味)ひどい断末魔を招くことに。
:撃破後。本人は全て上手くやったつもりだったが、実際には「虚憶」ではわからなかった部分、即ち敗北の因果を一挙に再現しただけに過ぎなかった。<br/>因果律改変を目論み、自らの運命を自らのみによって変えようとする限り、何度輪廻しようともその結末は決して変わらないのである……。そしてこの後、シュウとイングの質問コンボで(当人たちにそのつもりはなかっただろうがある意味)ひどい断末魔を招くことに。
;シュウ「もう一度聞きます。クロスゲートを作ったのは、何者です? 何が目的なんです?」<br/>ユーゼス「ふははははははは!! 私だ!! 私が造ったのだ!! そう、あれは!! 私が造るはずだったのだよ!!」<br/>「クロスゲートもガンエデンも! 新たな世界も、人類も!! ふはははは!! そう! 私が全て造るはずだったのだ!!」<br/>「なのに、何を間違った!? 何が原因だ!?イルイか!? はははは! そうか! イルイだな!?」
;シュウ「もう一度聞きます。クロスゲートを作ったのは、何者です? 何が目的なんです?」<br/>ユーゼス「ふははははははは!! 私だ!! 私が造ったのだ!! そう、あれは!! 私が造るはずだったのだよ!!」<br/>「クロスゲートもガンエデンも! 新たな世界も、人類も!! ふはははは!! そう! 私が全て造るはずだったのだ!!」<br/>「なのに、何を間違った!? 何が原因だ!?イルイか!? はははは! そうか! イルイだな!?」
:自軍から敗因を突きつけられた中での一幕。世迷言と言いたいところだが、本作のユーゼスは虚憶によって過去作の記憶を持っており、さらにそもそもの始まりたる「SHO」の世界自体、別世界のユーゼスが造ったものである。これを考えると……。「クロスゲートもガンエデンも」と言っている辺り、スパロボ作品一つ分の世界を本気で作ろうとしていた……あるいはOGの「古き人祖」とユーゼスは何か関係があるのかも知れない。
:自軍から敗因を突きつけられた中での一幕。世迷言と言いたいところだが、本作のユーゼスは虚憶によって過去作の記憶を持っており、さらにそもそもの始まりたる「SHO」の「虚構の世界」自体、その世界のユーゼスが造ったものである。これを考えると……。「クロスゲートもガンエデンも」と言っている辺り、スパロボ作品一つ分の世界を本気で作ろうとしていた……あるいはOGの「古き人祖」とユーゼスは何か関係があるのかも知れない。
;イング「そのイルイを取り込んでしまったのは誰だ?」<br/>ユーゼス「私だ! この私だ!!」<br/>イング「僕と言う運命変動因子を作ってしまったのは……誰だ?」<br/>ユーゼス「それも私だぁぁぁぁぁ…………!!」
;イング「そのイルイを取り込んでしまったのは誰だ?」<br/>ユーゼス「私だ! この私だ!!」<br/>イング「僕と言う運命変動因子を作ってしまったのは……誰だ?」<br/>ユーゼス「それも私だぁぁぁぁぁ…………!!」
:死に際。もはやそこには、過去の世界で絶対者として君臨した彼の面影はどこにもなかった……。<br />しかし、断末魔に'''ネット上でネタにされた'''この台詞を持ってくる辺り、スタッフが狙ったとしか思えない。<br/>かくしてユーゼスは倒れたが、同時に[[ナシム・ガンエデン]]も破壊され、宇宙空間には「真の」クロスゲートが残り、[[ゼ・バルマリィ帝国|彼]][[クォヴレー・ゴードン|ら]]の来訪と[[銀河大戦|次なる戦い]]の為の最後の「因子」がここに揃えられた……。
:死に際。もはやそこには、過去の世界で絶対者として君臨した彼の面影はどこにもなかった……。<br />しかし、断末魔に'''ネット上でネタにされた'''この台詞を持ってくる辺り、スタッフが狙ったとしか思えない。<br/>かくしてユーゼスは倒れたが、同時に[[ナシム・ガンエデン]]も破壊され、宇宙空間には「真の」クロスゲートが残り、[[ゼ・バルマリィ帝国|彼]][[クォヴレー・ゴードン|ら]]の来訪と[[銀河大戦|次なる戦い]]の為の最後の「因子」がここに揃えられた……。