差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
1行目:
1行目:
− 児童が読む、または親などの大人が幼年期の子どもに読み聞かせる文学である。「おとぎ話」や「昔話」、「メルヘン」などもこれに含まれる。そのジャンルは世界中から伝わる民話、伝説、[[神話]]、寓話、創作された物語と多岐にわたる。+
+
+
+
16行目:
19行目:
− +
− +
+
− +
+
+
28行目:
34行目:
− +
57行目:
63行目:
+
66行目:
73行目:
− +
86行目:
93行目:
− +
169行目:
176行目:
− +
230行目:
237行目:
− +
258行目:
265行目:
− +
− +
305行目:
312行目:
− +
− +
− +
316行目:
323行目:
− +
− +
− +
+
+
+
+
+
→シンデレラ
'''童話'''とは、児童が読む、または親などの大人が幼年期の子どもに読み聞かせる文学。
== 概要 ==
「おとぎ話」や「昔話」、「メルヘン」なども童話に含まれる。そのジャンルは世界中から伝わる民話、伝説、[[神話]]、寓話、創作された物語と多岐にわたる。
その目的は幼児期の子どもが童話を読むことで[[言語|言葉]]や文字を学習したり、美的感覚、善悪の判断等の情操教育や想像力や価値観を育てたりすることである。そして、親(大人)が子どもにコミュニケーションをとる手段の一つとして童話を絵本、紙芝居といった形で読み聞かせる。
その目的は幼児期の子どもが童話を読むことで[[言語|言葉]]や文字を学習したり、美的感覚、善悪の判断等の情操教育や想像力や価値観を育てたりすることである。そして、親(大人)が子どもにコミュニケーションをとる手段の一つとして童話を絵本、紙芝居といった形で読み聞かせる。
;[[勇者王ガオガイガー]]
;[[勇者王ガオガイガー]]
:『竹取物語』をストーリーモチーフとしている。
:『竹取物語』をストーリーモチーフとしている。
;コードギアスシリーズ
;[[コードギアスシリーズ]]
:スピンオフ作品『ナナリーinワンダーランド』は『不思議の国のアリス』をモチーフとしている。
:『[[コードギアス 双貌のオズ]]』はストーリーや一部キャラクターなど随所に『オズの魔法使い』をモチーフとした要素が存在する。
:またスピンオフ作品『ナナリーinワンダーランド』は『不思議の国のアリス』をモチーフとしている。
;[[サクラ大戦]]
;[[サクラ大戦]]
:[[帝国華撃団]]の表の顔である帝国歌劇団の演目として、『シンデレラ』や『西遊記』等の童話が採用されている。中でも、『青い鳥』はストーリー上重要な役割を果たした。
:[[帝国歌劇団]]の演目として、『シンデレラ』や『西遊記』等の童話が採用されている。中でも、『青い鳥』はストーリー上重要な役割を果たした。
;[[新サクラ大戦]]
:新たな帝国歌劇団の演目として、『ももたろう』『アラジン』『不思議の国のアリス』が採用されている。
==作品==
==作品==
:大抵の服装は緑色の服に緑色の帽子と言ったスタイルであるが、作品によって細部が異なる。
:大抵の服装は緑色の服に緑色の帽子と言ったスタイルであるが、作品によって細部が異なる。
:*[[無限のフロンティアシリーズ]]では「[[ピート・ペイン]]」のモチーフとして取り入れられている。
:*[[無限のフロンティアシリーズ]]では「[[ピート・ペイン]]」のモチーフとして取り入れられている。
:*[[交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい]]では主人公[[レントン・サーストン]]をピーター・パンにたとえるシーンが有る。
:*『[[交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい]]』では主人公[[レントン・サーストン]]をピーター・パンにたとえるシーンが有る。
:
:
;ティンカーベル(Tinker Bell)
;ティンカーベル(Tinker Bell)
:城の舞踏会では美しいドレスと容姿から王子に見初められるも夜12時の鐘の音に焦ったシンデレラは急いで帰ってしまう。しかし、王子がシンデレラが帰る際に落とした靴を手がかりに探し、その靴にピッタリ入れることができたために妃として迎え入れられた。
:城の舞踏会では美しいドレスと容姿から王子に見初められるも夜12時の鐘の音に焦ったシンデレラは急いで帰ってしまう。しかし、王子がシンデレラが帰る際に落とした靴を手がかりに探し、その靴にピッタリ入れることができたために妃として迎え入れられた。
:ちなみに、苦労の末に[[幸運]]を手にしたことを意味する「シンデレラ・ストーリー」はこれが由来。
:ちなみに、苦労の末に[[幸運]]を手にしたことを意味する「シンデレラ・ストーリー」はこれが由来。
:*[[マクロスF]]では、[[ランカ・リー]]の異名「超時空シンデレラ」の由来となっている。
:*[[無限のフロンティアシリーズ]]では、「[[アシェン・ブレイデル]]」のモチーフとして取り入れられている。シンデレラは[[ドイツ語]]でアッシェンブレーデル(日本語訳すれば、原題である『灰かぶり』)を意味している。
:*[[無限のフロンティアシリーズ]]では、「[[アシェン・ブレイデル]]」のモチーフとして取り入れられている。シンデレラは[[ドイツ語]]でアッシェンブレーデル(日本語訳すれば、原題である『灰かぶり』)を意味している。
:主人公。一般的に童話では毒リンゴを売りつけられるだけだが、原典では'''王妃に3回殺されかけており、少なくとも1回死んでいる'''。というのも、傲慢な王妃の嫉妬により命を狙われたのが理由である。
:主人公。一般的に童話では毒リンゴを売りつけられるだけだが、原典では'''王妃に3回殺されかけており、少なくとも1回死んでいる'''。というのも、傲慢な王妃の嫉妬により命を狙われたのが理由である。
:また、毒リンゴを吐き出して助かった理由も異なるが(後述)、最終的には自分を助けてくれた王子と結ばれ、妃となったようだ。
:また、毒リンゴを吐き出して助かった理由も異なるが(後述)、最終的には自分を助けてくれた王子と結ばれ、妃となったようだ。
:*[[スーパーロボット大戦D]]の「[[ブランシュネージュ]]」の名称元として取り入れられている。[[フランス語]]でブランシュネージュは白雪姫を意味する。
:*『[[スーパーロボット大戦D]]』の「[[ブランシュネージュ]]」の名称元として取り入れられている。[[フランス語]]でブランシュネージュは白雪姫を意味する。
:*[[無限のフロンティアシリーズ]]では、「[[ネージュ・ハウゼン]]」のモチーフとして取り入れられている。
:*[[無限のフロンティアシリーズ]]では、「[[ネージュ・ハウゼン]]」のモチーフとして取り入れられている。
:
:
:
:
;小人
;小人
:7人いる小人たち。王妃によって城をを追い出された白雪姫に『家事全般をこなす』という条件付きで匿う。
:7人いる小人たち。王妃によって城を追い出された白雪姫に『家事全般をこなす』という条件付きで匿う。
:*[[無限のフロンティアシリーズ]]では、[[ネージュ・ハウゼン]]の援護技「カインドネス・セブン」の由来となっている。
:*[[無限のフロンティアシリーズ]]では、[[ネージュ・ハウゼン]]の援護技「カインドネス・セブン」の由来となっている。
:
:
:終盤にてハートの女王と対面し、そこで生きたトランプたちによって裁判をかけられるが、その内容が馬鹿馬鹿しかったことにに腹を立て抗議するも、トランプに襲われてしまう。
:終盤にてハートの女王と対面し、そこで生きたトランプたちによって裁判をかけられるが、その内容が馬鹿馬鹿しかったことにに腹を立て抗議するも、トランプに襲われてしまう。
:しかし、目覚めると姉の膝枕の上で眠っていたこと、今までの冒険は彼女が夢を見た内容であったことに気づいた。
:しかし、目覚めると姉の膝枕の上で眠っていたこと、今までの冒険は彼女が夢を見た内容であったことに気づいた。
:*[[無限のフロンティアシリーズ]]では「NAMCO×CAPCOM」の主人公「[[有栖零児]]」のモチーフとして取り入れられている他、物語全体が「ミラビリス城」のマップ及び出現エネミーのモチーフとして取り入れられている。
:*[[無限のフロンティアシリーズ]]では『[[NAMCO x CAPCOM]]』の主人公「[[有栖零児]]」のモチーフとして取り入れられている他、物語全体が「ミラビリス城」のマップ及び出現エネミーのモチーフとして取り入れられている。
:
:
;ハートの女王
;ハートの女王
:托塔李天王の三男。天界において孫悟空と激闘を繰り広げた。三蔵法師一行の天竺取経の旅を見守る立場で、彼等に助太刀することもある。
:托塔李天王の三男。天界において孫悟空と激闘を繰り広げた。三蔵法師一行の天竺取経の旅を見守る立場で、彼等に助太刀することもある。
:また、哪吒太子は『封神演義』にも登場している。そこでは父親・托塔李天王とは親子喧嘩をしたり他の神々と争い事を起こしたり等、ちょうど『西遊記』における孫悟空に似たキャラクターとなっている。
:また、哪吒太子は『封神演義』にも登場している。そこでは父親・托塔李天王とは親子喧嘩をしたり他の神々と争い事を起こしたり等、ちょうど『西遊記』における孫悟空に似たキャラクターとなっている。
:余談だが、「ナタク」とも呼称されることもあるが、本来ならば[[誤字|誤り]]である(吒という漢字には「タク」という音は無い)。
:余談だが、日本では安能務翻案の『封神演義』及びそれを基とした藤崎竜による漫画『封神演義』の影響で「ナタク」とも呼称されることもあるが、本来ならば[[誤字|誤り]]である(吒という漢字には「タク」という音は無い)。
:*『[[新機動戦記ガンダムW]]』では[[シェンロンガンダム]]および[[アルトロンガンダム]]の[[異名|愛称]]「ナタク」の由来となっている。
:*『[[新機動戦記ガンダムW]]』では[[シェンロンガンダム]]および[[アルトロンガンダム]]の[[異名|愛称]]「ナタク」の由来となっている。
:*『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]]』では[[アルトロンガンダムカスタム|アルトロンガンダム(EW版)]]の[[異名|愛称]]「ナタク」の由来となっている。
:*『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]]』では[[アルトロンガンダムカスタム|アルトロンガンダム(EW版)]]の[[異名|愛称]]「ナタク」の由来となっている。
;ヘンゼル(Haensel)
;ヘンゼル(Haensel)
:捨てられた兄妹の兄。行く宛もないグレーテルとともに森に迷い込み、そこでお菓子の家を見つけるが…。
:捨てられた兄妹の兄。行く宛もないグレーテルとともに森に迷い込み、そこでお菓子の家を見つける。
:この名は「男の子」での洗礼名「ヨハネス(Johannes)」を省略した「ハンス(Hans)」に縮小語尾-『el』をつけた地方色のある子供向けの名前。
:この名は「男の子」での洗礼名「ヨハネス(Johannes)」を省略した「ハンス(Hans)」に縮小語尾-『el』をつけた地方色のある子供向けの名前。
:*[[無限のフロンティアシリーズ]]では菓子店「ファッティ・'''ヘンゼル'''」の名称元として取り入れられている。
:*[[無限のフロンティアシリーズ]]では菓子店「ファッティ・'''ヘンゼル'''」の名称元として取り入れられている。
:
:
;グレーテル(Gretel)
;グレーテル(Gretel)
:捨てられた兄弟の妹。行く宛もないヘンゼルとともに森に迷い込み、そこでお菓子の家を見つけるが…。
:捨てられた兄弟の妹。行く宛もないヘンゼルとともに森に迷い込み、そこでお菓子の家を見つける。
:この名は「女の子」での洗礼名「マルガレーテ(Margarete)」を省略した「グレーテ(Grete)」に縮小語尾-『(e)l』をつけた地方色のある子供向けの名前。
:この名は「女の子」での洗礼名「マルガレーテ(Margarete)」を省略した「グレーテ(Grete)」に縮小語尾-『(e)l』をつけた地方色のある子供向けの名前。
:*[[無限のフロンティアシリーズ]]では「[[クレオ・グレーテル]]」のモチーフとして取り入れられている。
:*[[無限のフロンティアシリーズ]]では「[[クレオ・グレーテル]]」のモチーフとして取り入れられている。
1883年に発表されたイタリアの作家カルロ・コッローディの児童文学。…であるが、原作は社会風刺を意図して描かれていて、どぎつい表現も少なからず存在する。
1883年に発表されたイタリアの作家カルロ・コッローディの児童文学。…であるが、原作は社会風刺を意図して描かれていて、どぎつい表現も少なからず存在する。
;ピノッキオ(Pinocchio)
;ピノッキオ(Pinocchio)
:主人公。ゼペット爺さんによって創られた木の人形。生命が吹き込まれ、ゼペット爺さんの子どもになる。ピノッキオは悪戯好きで怠慢な性格で、悪い連中に何度も騙されて酷い目に遭うが、最終的には心を入れ替える。そんな彼を見た[[妖精]]によってピノッキオは晴れて人間となる。
:主人公。ゼペット爺さんによって創られた木の人形。生命が吹き込まれ、ゼペット爺さんの子どもになる。嘘をつくと鼻が伸びる。ピノッキオは悪戯好きで怠慢な性格で、悪い連中に何度も騙されて酷い目に遭うが、最終的には心を入れ替える。そんな彼を見た[[妖精]]によってピノッキオは晴れて人間となる。
:'''原作初版本におけるピノッキオは不良少年と言うべき面が強く、悪い連中に騙されて死んでしまうという結末を迎えている'''(この結末には読者からの抗議があったので、改めて物語の続きが書かれた)。
:'''原作初版本におけるピノッキオは不良少年と言うべき面が強く、悪い連中に騙されて死んでしまうという結末を迎えている'''(この結末には読者からの抗議があったので、改めて物語の続きが書かれた)。
:なお、ウォルト・ディズニーは『ピノッキオの冒険』を映画化する際に、ピノッキオの性格およびストーリー展開の改変を行った。このディズニーによる改変は多くの人々に受容され、今日にも大きな影響を与えている。
:なお、ウォルト・ディズニーは『ピノッキオの冒険』を[[映画|映画化]]する際に、ピノッキオの性格およびストーリー展開の改変を行った。このディズニーによる改変は多くの人々に受容され、今日にも大きな影響を与えている。
:*[[超重神グラヴィオン]]([[超重神グラヴィオンZwei|Zwei]])では[[天空侍斗牙]]の人物像のモデルとなっている。
:*『[[超重神グラヴィオン]]』及び『[[超重神グラヴィオンZwei|Zwei]]』では[[天空侍斗牙]]の人物像のモデルとなっている。
===幸福な王子===
===幸福な王子===
:自我を持ち、両目には青いサファイア、腰の剣の装飾には真っ赤なルビー、体は金箔に包まれていて、心臓は鉛で作られている。
:自我を持ち、両目には青いサファイア、腰の剣の装飾には真っ赤なルビー、体は金箔に包まれていて、心臓は鉛で作られている。
:自身が見える範囲にいる不幸な人々のために自身を犠牲にツバメにその装飾を配るよう頼む。
:自身が見える範囲にいる不幸な人々のために自身を犠牲にツバメにその装飾を配るよう頼む。
:*[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]では[[ユーサー・インサラウム]]のモチーフとして取り入れられており、その自己犠牲の精神や失った家臣等がそのまま反映されている。
:*『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]』では[[ユーサー・インサラウム]]のモチーフとして取り入れられており、その自己犠牲の精神や失った家臣等がそのまま反映されている。
:
:
;ツバメ
;ツバメ
:渡り鳥だが王子の像の頼みを聞きその装飾を不幸な人々に配り、冬が来てしまい力尽きてしまう。
:渡り[[鳥]]だが王子の像の頼みを聞きその装飾を不幸な人々に配り、冬が来てしまい力尽きてしまう。
:*[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]では[[マリリン・キャット]]のモチーフとして取り入れられており、その今際の際に自身をツバメと皮肉る台詞がある。
:*『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]』では[[マリリン・キャット]]のモチーフとして取り入れられており、その今際の際に自身をツバメと皮肉る台詞がある。
===青い鳥===
1908年に発表されたベルギー出身の作家モーリス・メーテルリンクによる童話劇。チルチルとミチルの兄妹が幸福の象徴である青い鳥を探し求める物語。
:*『[[サクラ大戦]]』では『2』の第6話で『青い鳥』の舞台が描かれた。チルチルは[[レニ・ミルヒシュトラーセ]]、ミチルは[[アイリス]]が演じた。特にレニにとってはこの舞台が1つの転機となり、[[光武二式 (レニ機)]]の必殺技の名前も[[ドイツ語]]で青い鳥を意味する「ブラウアー・フォーゲル」となっている。また、『青い鳥』を題材にした[[ドラマCD#サクラ大戦|ドラマCD]]と『[[サクラ大戦#その他|歌謡ショウ]]』がメディアミックスで展開された。
:*『[[交響詩篇エウレカセブン]]』では『青い鳥』の作者が[[モーリス]]、[[メーテル]]、[[リンク]]の名前の由来となっている。
{{DEFAULTSORT:とうわ}}
{{DEFAULTSORT:とうわ}}
[[category:資料]]
[[category:資料]]