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{{登場メカ概要
 
{{登場メカ概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Valsione R]]
+
| 登場作品 =[[バンプレストオリジナル]][[魔装機神シリーズ]]
| 登場作品 =
+
*{{登場作品 (メカ)|スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL}}
*[[魔装機神シリーズ]](初登場:{{登場作品 (メカ)|スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL}}
+
| デザイン = {{メカニックデザイン|寺島慎也}}
*[[旧シリーズ]](初登場:{{登場作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}
+
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}
*[[αシリーズ]](初登場:{{登場作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}
+
| SRWでの分類 = [[機体]]
*[[OGシリーズ]](初登場:{{登場作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦OG}}
+
}}
*{{登場作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
+
 
 +
{{登場メカ概要
 +
| タイトル = スペック
 
| 分類 = 人型機動兵器
 
| 分類 = 人型機動兵器
 +
| 生産形態 = 改修機
 
| 全長 = [[全長::28.2 m]]
 
| 全長 = [[全長::28.2 m]]
 
| 重量 = [[重量::68.9 t]]
 
| 重量 = [[重量::68.9 t]]
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:[[動力::量子波動エンジン]]
 
:[[動力::量子波動エンジン]]
 
| エネルギー = [[動力::プラーナ]]
 
| エネルギー = [[動力::プラーナ]]
| 原型機 = [[原型機::ヴァルシオーネ]]
+
| MMI = ダイレクト・モーション・リンク・システム(DMLシステム)
 +
| 原型機 = '''[[原型機::ヴァルシオーネ]]'''
 
| 設計 = [[開発::ビアン・ゾルダーク]]
 
| 設計 = [[開発::ビアン・ゾルダーク]]
 
| 改修 = [[開発::リューネ・ゾルダーク]]
 
| 改修 = [[開発::リューネ・ゾルダーク]]
 
| 所属 = {{所属 (メカ)|アンティラス隊}}
 
| 所属 = {{所属 (メカ)|アンティラス隊}}
 
| パイロット = [[リューネ・ゾルダーク]]
 
| パイロット = [[リューネ・ゾルダーク]]
| デザイン = {{メカニックデザイン|寺島慎也}}
   
}}
 
}}
 
+
'''ヴァルシオーネR'''は「[[バンプレストオリジナル]]」の[[登場メカ]]。
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]が、[[ラ・ギアス]]で学んだ練金学を施して[[ヴァルシオーネ]]を改良した優雅な機動兵器(αシリーズではラ・ギアスの練金術ではなく、木星圏でEOTを用いた改造)。「R」とは「リファイン」ではなく「'''リターン'''」を差す。
 
[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]が、[[ラ・ギアス]]で学んだ練金学を施して[[ヴァルシオーネ]]を改良した優雅な機動兵器(αシリーズではラ・ギアスの練金術ではなく、木星圏でEOTを用いた改造)。「R」とは「リファイン」ではなく「'''リターン'''」を差す。
   −
胴体部の改良に熱意が注がれており、機体全身のスタイルは大人びた容姿に向上。また、『第2次スーパーロボット大戦OG ザ・コンプリートガイド OG MANIACS』の本機解説欄に性能面でも底上げに成功したことが記されている(とは言うものの、上がったのはもっぱら武器性能で、機体性能の上昇はごく僅か)。
+
胴体部の改良に熱意が注がれており、機体全身のスタイルは大人びた容姿に向上。また、『第2次スーパーロボット大戦OG ザ・コンプリートガイド OG MANIACS』の本機解説欄に性能面でも底上げに成功したことが記されている<ref>武器の刷新のみ。運動性能に関する内部構造はダイレクト・モーション・リンク(OGシリーズにおける[[DGG]])や人工筋肉を採用しており、リューネの知識やラ・ギアスの技術では改良するだけの下地はなかったと思われる。</ref>。
   −
新たに[[プラーナ]]を[[エネルギー]]源として採用しており、[[動力|動力炉]]が「フルカネルリ式永久機関」に換装されているものとも考えられるが、現在においてもヴァルシオーネの動力炉については不明である(αシリーズではEOT技術による試作型の量子波動エンジン)。新武装として「クロスソーサー」を装備しており、プラーナの恩恵を得たことによってリューネが修行で「円月殺法」を会得した。
+
新たに[[プラーナ]]を[[エネルギー]]源<ref>「[[プラーナコンバーター]]」を採用しているかは不明</ref>として採用しており、[[動力|動力炉]]が「フルカネルリ式永久機関」に換装されているものとも考えられるが、現在においてもヴァルシオーネの動力炉については不明である(αシリーズではEOT技術による試作型の量子波動エンジン)。新武装として「クロスソーサー」を装備しており、プラーナの恩恵を得たことによってリューネが修行で「円月殺法」を会得した。
    
その特徴的な容貌から、相対した人間の感想も実に様々。シナリオ「精霊界の修行」(試練の神殿)で[[テュッティ・ノールバック|テュッティ]]は「改めてみると異色」と評価し、[[ミオ・サスガ|ミオ]]が「モニター越しに向かい合うと変な気分になる」と洩らしている。ちなみに、実戦でRと対峙した狂気の練金学士[[ゼツ・ラアス・ブラギオ|ゼツ]]は「なんと奇矯な!この儂ですらその発想はなかった!!」と驚愕し、戦闘台詞では「壊し甲斐がある」とも言っている。ただ、ラ・ギアス人にもリューネと同じ感性を持ち合わせた人が少なからずいるらしく、例えばシュテドニアスの双子のエース([[リコ・サンドリーブ|サンドリーブ]][[ニコ・サンドリーブ|姉妹]])がRの外観を絶賛している。
 
その特徴的な容貌から、相対した人間の感想も実に様々。シナリオ「精霊界の修行」(試練の神殿)で[[テュッティ・ノールバック|テュッティ]]は「改めてみると異色」と評価し、[[ミオ・サスガ|ミオ]]が「モニター越しに向かい合うと変な気分になる」と洩らしている。ちなみに、実戦でRと対峙した狂気の練金学士[[ゼツ・ラアス・ブラギオ|ゼツ]]は「なんと奇矯な!この儂ですらその発想はなかった!!」と驚愕し、戦闘台詞では「壊し甲斐がある」とも言っている。ただ、ラ・ギアス人にもリューネと同じ感性を持ち合わせた人が少なからずいるらしく、例えばシュテドニアスの双子のエース([[リコ・サンドリーブ|サンドリーブ]][[ニコ・サンドリーブ|姉妹]])がRの外観を絶賛している。
   −
『α』の開発中、[[スタッフ:土屋英寛|スタッフの一人]]がこの機体の戦闘アニメーションに力を入れすぎてしまい、他の機体と比べても明らかに動く機体となってしまい、結果他の作品の機体のアニメーションも全てやり直すこととなり、発売時期が延びた話がある。しかしそれがファンの心を掴み、現在の『動くスパロボ』になった。そのスタッフがいなければ今のスパロボは非常に地味になっていたかもしれない。
+
『α』の開発中、[[スタッフ:土屋英寛|スタッフの一人]]がこの機体の戦闘アニメーションに力を入れすぎ、他の機体と比べても明らかに動く機体となってしまい、結果他の作品の機体のアニメーションも全てやり直すこととなり、発売時期が延びた話がある。しかしそれがファンの心を掴み、現在の『動くスパロボ』になった。そのスタッフがいなければ今のスパロボは非常に地味になっていたかもしれない。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}
:初登場作品。カロッゾに[[プレシア・ゼノサキス]]がさらわれたのでやむなく敵として登場する。ギリアムもしくはガトーに撃墜されることがある為、マサキによる説得は早めに。総ターン数320以下だと味方から離れる。
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:初登場作品。[[カロッゾ・ロナ|カロッゾ]]に[[プレシア・ゼノサキス|プレシア]]がさらわれたのでやむなく敵として登場する。[[ギリアム・イェーガー|ギリアム]]もしくは[[アナベル・ガトー|ガトー]]に撃墜されることがある為、[[マサキ・アンドー|マサキ]]による[[説得]]は早めに。総ターン数320以下だと味方から離れる。
:最初から全能力が3段階改造されている。
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:最初から全能力が3段階[[改造]]されている…が、EXまでと比べて火力が異様に抑えられており、改造前から弱体化してしまった印象が強い。
 
:;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S}}
 
:;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S}}
 
::上記に加えプレシアをカロッゾから救いだすシナリオが追加されて、その主力機体となる。最終決戦で離脱はしない。
 
::上記に加えプレシアをカロッゾから救いだすシナリオが追加されて、その主力機体となる。最終決戦で離脱はしない。
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F完結編}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F完結編}}
 
:参戦と同時に[[サイバスター]]の「サイフラッシュ」が使用可能になるのが大きい。今回は長期的に参戦。
 
:参戦と同時に[[サイバスター]]の「サイフラッシュ」が使用可能になるのが大きい。今回は長期的に参戦。
:分身もあり機体性能はリアル系でもトップクラスに位置するのだが、肝心のリューネの能力が「宇宙適応:Bな上に必中も集中もない」「格闘が高く射撃が低く、射撃重視の武器構成と致命的に噛み合っていない」と足を引っ張ってしまっており、後半使っていくには愛が必要。
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:移動力7・飛行可能・敵味方識別可能なMAP兵器・νガンダムと同等の攻撃力と運動性・[[分身]]装備と、性能自体は[[リアル系]]でもトップクラスに位置する。しかし肝心のリューネの能力が「宇宙適応:Bな上に[[必中]]も[[集中]]もない」「[[格闘 (能力)|格闘]]が高く[[射撃 (能力)|射撃]]が低く、射撃重視の武器構成と致命的に噛み合っていない」「オールドタイプではそれなりレベルの回避・命中」と大きく足を引っ張ってしまっており、後半使っていくには愛が必要。ただし努力を習得するため経験値を稼ぎやすい他、ヴァルシオーネ自体の性能の高さが幸いし、[[激励]]を2回使えるようになるレベル48には比較的容易に育てられる。
    
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}
:ジュピトリアンにより改造され、試作の量子波動エンジンが追加された設定である。今回のヴァルシオーネはイレギュラーな存在。髪が風で揺れ、瞬きまでするアニメーションは多くのプレイヤーに衝撃を与えた。サイバスターに近い性能で分身もあるなど水準以上の実力はあるが加入時期が遅めで出撃枠から外されてしまいがち。本作(並びにDC)のみ、'''加入の時点で「円月殺法」が使える'''。遠距離と近距離をこなせる機体ではあるが、技能ポイントシステムがそれを邪魔して使いにくくしている点もある。
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:ジュピトリアンにより改造され、試作の量子波動エンジンが追加された設定である。今回のヴァルシオーネはイレギュラーな存在。髪が風で揺れ、瞬きまでするアニメーションは多くのプレイヤーに衝撃を与えた。サイバスターに近い性能で分身もあるなど水準以上の実力だが加入時期が遅めで出撃枠から外されてしまいがち。本作(並びにDC)のみ、'''加入の時点で「円月殺法」が使える'''。遠距離と近距離をこなせる機体ではあるが、技能ポイントシステムがそれを邪魔して使いにくくしている点もある。
 
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}
 
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}
 
::「クロスソーサー」と「円月殺法」の攻撃力がアップ。今回もこだわりの演出。
 
::「クロスソーサー」と「円月殺法」の攻撃力がアップ。今回もこだわりの演出。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α外伝}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α外伝}}
 
:珍しくサイバスターよりも先に加入するが、未来編での再加入は遅め。性能は前作から一回り絞られ、何故かサイコブラスターの空適応がBになり、「円月殺法」が後半追加武装になるなど使いづらい面が増えた。アニメーションは『α』以上に進化し、[[PS]]とは思えないほどに動く。
 
:珍しくサイバスターよりも先に加入するが、未来編での再加入は遅め。性能は前作から一回り絞られ、何故かサイコブラスターの空適応がBになり、「円月殺法」が後半追加武装になるなど使いづらい面が増えた。アニメーションは『α』以上に進化し、[[PS]]とは思えないほどに動く。
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=== 単独作品 ===
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
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:2016年12月のイベント「地底世界からの来訪者」のイベント報酬ユニット。レアリティR・SR・SSRのシューター。後にSSRブラスターと大器型SSRアタッカーが追加。
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:ユニットクエストは『ムーン・デュエラーズ』の後日談となっている。
    
=== [[魔装機神シリーズ]] ===
 
=== [[魔装機神シリーズ]] ===
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:敵の火力が強化された本作中盤以降、これらが無視できない弱点となってRの前に立ち塞がることになる。主力として使うならフル改造必須だが、耐久力を補いきれるカスタムボーナスが用意されていないため、Rをフル改造するべきかで悩んだプレイヤーも多いようだ(共通ボーナスのうちの「精霊ランクアップ」の恩恵を受けられないことも拍車をかけてしまう)。さらに追い打ちをかけるような感覚で、「目覚める大地」(バゴニアルート終盤)のシナリオデモで精霊と制式な契約を結んでいないことからオカルト系(ヴォルクルスなどの呪詛)に完全無防備であることまでが語られた。次回作でどのようにRを強化していくのか御注目といったところ。
 
:敵の火力が強化された本作中盤以降、これらが無視できない弱点となってRの前に立ち塞がることになる。主力として使うならフル改造必須だが、耐久力を補いきれるカスタムボーナスが用意されていないため、Rをフル改造するべきかで悩んだプレイヤーも多いようだ(共通ボーナスのうちの「精霊ランクアップ」の恩恵を受けられないことも拍車をかけてしまう)。さらに追い打ちをかけるような感覚で、「目覚める大地」(バゴニアルート終盤)のシナリオデモで精霊と制式な契約を結んでいないことからオカルト系(ヴォルクルスなどの呪詛)に完全無防備であることまでが語られた。次回作でどのようにRを強化していくのか御注目といったところ。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END}}
:中盤、第33話「フリングホルニ」からの登場。前作同様の機体と操者の相性の悪さが解決されておらず、それどころかツインメガビームランチャーからP属性が消えたためにかなり使い勝手が悪くなってしまった(一応、終盤に習得可能な「達人」によって射撃を強化したり、前作同様に「一撃離脱」によって移動の利便性を高めたりすることは可能だが……)。今作では味方に無属性機が多く、敵側も大半が無属性であるため、属性の問題は気にしなくてもよくなったが、言い換えると他の無属性機に脇に追いやられやすいということにもなってしまう(特に今作初登場の[[ヴァルシオーガ]]は使い勝手が良く、序盤から登場し、シナリオ面でも目立つので、古参のヴァルシオーネRの影が薄い)。
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:中盤、第33話「フリングホルニ」からの登場。前作同様の機体と操者の相性の悪さが解決されておらず、それどころかツインメガビームランチャーからP属性が消えたためにかなり使い勝手が悪くなってしまった(一応、終盤に習得可能な「達人」によって射撃を強化したり、前作同様に「一撃離脱」によって移動の利便性を高めたりすることは可能だが……)。今作では味方に無属性機が多く、敵側も大半が無属性であるため、属性の問題は気にしなくてもよくなったが、今度は他の無属性機にポジションを奪われがちになる(特に今作初登場の[[ヴァルシオーガ]]は使い勝手が良く、序盤から登場し、シナリオ面でも目立つので、古参のヴァルシオーネRの影が薄い)。
 
:ただし隠し必殺技として習得可能な「円月殺法・乱れ散華」の攻撃力はラ・ギアス7大超兵器と合体攻撃を除いた単機の火力では1位の数字となっており、この点においてはリューネの格闘能力を遺憾なく発揮することができる。ただしここでもヴァルシオーガの最強武器にわずか100差と迫られている他、入手するにはヴァルシオーガ(及び操者の[[ティール・カーヴェイ|ティール]])の活躍が鍵を握っていたりする。
 
:ただし隠し必殺技として習得可能な「円月殺法・乱れ散華」の攻撃力はラ・ギアス7大超兵器と合体攻撃を除いた単機の火力では1位の数字となっており、この点においてはリューネの格闘能力を遺憾なく発揮することができる。ただしここでもヴァルシオーガの最強武器にわずか100差と迫られている他、入手するにはヴァルシオーガ(及び操者の[[ティール・カーヴェイ|ティール]])の活躍が鍵を握っていたりする。
  −
=== 単独作品 ===
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
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:2016年12月のイベント「地底世界からの来訪者」のイベント報酬ユニット。レアリティR・SR・SSRのシューター。後にSSRブラスターが追加。
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:ユニットクエストは『ムーン・デュエラーズ』の後日談となっている。
      
=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
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== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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OGシリーズでは「ユニバーサル・コネクター」の設定により、[[換装武器]]の装備も可能。
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
==== 格闘兵装 ====
 
==== 格闘兵装 ====
;ディバイン・アーム / ディバイン・ブレード
+
;ディバイン・アーム
:SFC版『LOE』で武器のグラフィックがつかなかったため、ながらくその形状が不明であった。「手刀」と思われていたこともある。[[αシリーズ]]で両刃の長剣であることが判明。『LOE』のリメイクから新たな装飾が書き起こされて専用の鞘まで備え付けられた。[[魔装機神シリーズ]]では鞘をパージしてから斬りかかる描写で固定されつつあるが、OGでは『α外伝』とほぼ同じ視覚表現である。『α外伝』では回避されると躓きそうになりながら画面外に消えて行き、バリアなどで無効化されるとすっ転んで顔面を引きずるなどギャグ色の強い演出になっているため一見の価値あり。
+
:SFC版『LOE』で武器のグラフィックがつかなかったため、ながらくその形状が不明であった。「手刀」と思われていたこともある。[[αシリーズ]]で両刃の長剣であることが判明<ref>『[[α]]』発売よりも前に発売された関連商品の中には「剣を所持したヴァルシオーネR」を象ったものも存在したが、この剣がディバインアームであると明言されてはいなかった。</ref>。『LOE』のリメイクから新たな装飾が書き起こされて専用の鞘まで備え付けられた。[[魔装機神シリーズ]]では鞘をパージしてから斬りかかる描写で固定されつつあるが、OGでは『α外伝』とほぼ同じ視覚表現である。『α外伝』では回避されると躓きそうになりながら画面外に消えて行き、バリアなどで無効化されるとすっ転んで顔面を引きずるなどギャグ色の強い演出になっているため一見の価値あり。
 
:IIIでとうとう初期武装としてブレードが登録されてしまった(アームからのランクアップがない)。
 
:IIIでとうとう初期武装としてブレードが登録されてしまった(アームからのランクアップがない)。
 
:*'''ROE''':本作で「[[斬り返し]]」発動時に(アームとブレードと)2種類のエフェクトを残す唯一の近接兵器。僚機となるサイバスターも2振りの実体剣を所有しているのだが、こちらは常に「ディスカッター」を手にしているため、「斬り返し」で「バニティリッパー」が姿を現すことはない。
 
:*'''ROE''':本作で「[[斬り返し]]」発動時に(アームとブレードと)2種類のエフェクトを残す唯一の近接兵器。僚機となるサイバスターも2振りの実体剣を所有しているのだが、こちらは常に「ディスカッター」を手にしているため、「斬り返し」で「バニティリッパー」が姿を現すことはない。
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:「サイフラッシュ」と同様の効果をもつ敵味方識別型[[マップ兵器]]。Rのブラスターは主要部品とそれらを接続するための規格に「サイフラッシュ」と同じものを採用したらしく、スペアパーツで相互補完することが可能となっている(『F完結編』)。光の輝きは前身機と同じ桃色。[[魔装機神シリーズ]]では、IIから弾数消費がオミットされ、プラーナのみを消費するかたちで使用する。
 
:「サイフラッシュ」と同様の効果をもつ敵味方識別型[[マップ兵器]]。Rのブラスターは主要部品とそれらを接続するための規格に「サイフラッシュ」と同じものを採用したらしく、スペアパーツで相互補完することが可能となっている(『F完結編』)。光の輝きは前身機と同じ桃色。[[魔装機神シリーズ]]では、IIから弾数消費がオミットされ、プラーナのみを消費するかたちで使用する。
 
:*'''POJ''':魔装機神シリーズ初となる専用の演出動作があるが、その威力は歴代最弱。精霊の補正もないため破壊力で4体の魔装機神に完全に劣るが、リューネは精神コマンド「手加減」を習得するため、使いどころが完全に消えるわけではない。
 
:*'''POJ''':魔装機神シリーズ初となる専用の演出動作があるが、その威力は歴代最弱。精霊の補正もないため破壊力で4体の魔装機神に完全に劣るが、リューネは精神コマンド「手加減」を習得するため、使いどころが完全に消えるわけではない。
;メガビームキャノン / ハイパービームキャノン
+
;メガビームキャノン / ハイパー・ビームキャノン
:携行する小銃型の光学兵器。「ハイパービームキャノン」は[[OGシリーズ]]で[[換装武器]]として使用する際の名称だが、どちらの表記でも銃のデザイン自体に変化はない。銃身の塗装も同じ色(グレイ)である。『LOE』ではこの武器が「クロスマッシャー」にランクアップする。IIでは使用不可。
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:携行する小銃型の光学兵器。「ハイパー・ビームキャノン」は[[OGシリーズ]]で[[換装武器]]として使用する際の名称だが、どちらの表記でも銃のデザイン自体に変化はない。銃身の塗装も同じ色(グレイ)である。『LOE』ではこの武器が「クロスマッシャー」にランクアップする。IIでは使用不可。
 
;ツインメガビームランチャー
 
;ツインメガビームランチャー
 
:IIIから配備される新兵装。銃身を白で染めた美しい2挺の小銃を左右に連結した2連装光線銃。分離状態での連射モードなど、[[ウイングガンダムゼロ]]の「ツインバスターライフル」を彷彿とさせる。射程1-4で移動後使用可。IIIではフル改造することで「クロスマッシャー」にランクアップする。
 
:IIIから配備される新兵装。銃身を白で染めた美しい2挺の小銃を左右に連結した2連装光線銃。分離状態での連射モードなど、[[ウイングガンダムゼロ]]の「ツインバスターライフル」を彷彿とさせる。射程1-4で移動後使用可。IIIではフル改造することで「クロスマッシャー」にランクアップする。
 
:ヴァルシオーネの「ハイパービームキャノン」と改造が連動するので、その後継武器と思われる。
 
:ヴァルシオーネの「ハイパービームキャノン」と改造が連動するので、その後継武器と思われる。
;クロスソーサー / 魔球・ミラージュボール
+
;クロスソーサー
 
:ヴァルシオーネの両肩から、円形のユニット(円盤)を回転させながら飛ばす。魔装機神シリーズではフル改造すると別の武器にランクアップする。発動時にふたつの円盤が赤と青に染まる。
 
:ヴァルシオーネの両肩から、円形のユニット(円盤)を回転させながら飛ばす。魔装機神シリーズではフル改造すると別の武器にランクアップする。発動時にふたつの円盤が赤と青に染まる。
 
:;魔球・ミラージュボール(1号)
 
:;魔球・ミラージュボール(1号)
::IIから「クロスソーサー」のランクアップとして登場する新技。発動時の力を応用した技で、蹴り上げた赤と青のエネルギーが渦巻く球体を、右腕のジャンピングサーブで加速をつけて相手に叩きつける。何でもビアンに見せられたアニメが元になっているらしい。射程2-4のP武器なので便利。
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::IIから「クロスソーサー」のランクアップとして登場する新技。発動時の力を応用した技で、蹴り上げた赤と青のエネルギーが渦巻く球体を、右腕のジャンピングサーブで加速をつけて相手に叩きつける。リューネの台詞から、ビアンに強制的に見せられたアニメが元になっているらしい。射程2-4のP武器なので便利。
 
:;魔球・ミラージュボール(2号)
 
:;魔球・ミラージュボール(2号)
 
::「ソーサー」のランクアップ技。放り投げた赤と青のエネルギーが渦巻く球体を、素早く振上げた右脚で強く蹴る。射程(2-4)とP属性もそのままだが、単純火力(最高3600)で「ツインメガビームランチャー」(最高4300)に劣るため、人によっては無駄金を投じたと後悔したくなることもあるだろう。属性が射撃から格闘に変更されないことが地味に厳しい。
 
::「ソーサー」のランクアップ技。放り投げた赤と青のエネルギーが渦巻く球体を、素早く振上げた右脚で強く蹴る。射程(2-4)とP属性もそのままだが、単純火力(最高3600)で「ツインメガビームランチャー」(最高4300)に劣るため、人によっては無駄金を投じたと後悔したくなることもあるだろう。属性が射撃から格闘に変更されないことが地味に厳しい。
112行目: 116行目:  
:*'''ROE''':通常の追加武装として登場する。前作のアンケートの結果か、「寄せて上げる」ようなカットインになって「揺れる」。高威力長射程なのだが、2発しか撃てない。
 
:*'''ROE''':通常の追加武装として登場する。前作のアンケートの結果か、「寄せて上げる」ようなカットインになって「揺れる」。高威力長射程なのだが、2発しか撃てない。
 
:*'''POJ''':初期武装のひとつ。長射程(射程2-7)は変わらず弾数も2発のまま。プラーナを消費するようになったため「クロスマッシャー」とリソースを食い合ってしまう上にランクアップもない。
 
:*'''POJ''':初期武装のひとつ。長射程(射程2-7)は変わらず弾数も2発のまま。プラーナを消費するようになったため「クロスマッシャー」とリソースを食い合ってしまう上にランクアップもない。
;クロスマッシャー / 拡散クロスマッシャー
+
;クロスマッシャー
 
:両腕から青赤の螺旋状のビームを放つ。『OG2nd』では[[全体攻撃]]属性が付加され殲滅力が向上。単体攻撃は「円月殺法」と「クロスソーサー」があるため援護にも困らない。
 
:両腕から青赤の螺旋状のビームを放つ。『OG2nd』では[[全体攻撃]]属性が付加され殲滅力が向上。単体攻撃は「円月殺法」と「クロスソーサー」があるため援護にも困らない。
 
:*'''LOE''':「メガビームキャノン」のランクアップ武器。
 
:*'''LOE''':「メガビームキャノン」のランクアップ武器。
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==== 必殺技 ====
 
==== 必殺技 ====
;円月殺法 / 円月殺法・乱れ散華
+
;円月殺法
 
:元ネタは「眠狂四郎」の必殺技「円月殺法」。演出も本家と同じ。[[OGシリーズ]]では例え「ディバイン・ブレード」にランクアップしていなくても、この技使用時のみ刀を使用する(αシリーズでは「ディバイン・アーム」を使用)。『ROE』の演出は、「真一文字に切り下ろした後、返す刀で横一文字に斬り捨て十文字に裂く」というもの。OGシリーズではこの演出を採用している。
 
:元ネタは「眠狂四郎」の必殺技「円月殺法」。演出も本家と同じ。[[OGシリーズ]]では例え「ディバイン・ブレード」にランクアップしていなくても、この技使用時のみ刀を使用する(αシリーズでは「ディバイン・アーム」を使用)。『ROE』の演出は、「真一文字に切り下ろした後、返す刀で横一文字に斬り捨て十文字に裂く」というもの。OGシリーズではこの演出を採用している。
 
:;円月殺法・乱れ散華
 
:;円月殺法・乱れ散華
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:[[切り払い]]を発動。
 
:[[切り払い]]を発動。
 
;[[分身]]
 
;[[分身]]
:[[αシリーズ]]及び[[OGシリーズ]]の特殊能力。リューネの技量か、あるいはヴァルシオーネの性能か、分身する。原理は不明
+
:『[[F完結編]]』から追加された特殊能力。[[αシリーズ]]及び[[OGシリーズ]]でも所持。リューネの技量か、あるいはヴァルシオーネの性能か、分身する。原理は不明
 
:[[魔装機神シリーズ]]ではIのみ操者技能で「分身」を行ない、射撃も含めたすべての攻撃を躱しきる。
 
:[[魔装機神シリーズ]]ではIのみ操者技能で「分身」を行ない、射撃も含めたすべての攻撃を躱しきる。
 
;[[HP回復]](小)
 
;[[HP回復]](小)
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== 機体BGM ==
 
== 機体BGM ==
 
;「フラッパーガール」
 
;「フラッパーガール」
:専用テーマ。作品によっては『フラッパー・ガール』と区切られている場合も。
+
:専用[[BGM]]。作品によっては『フラッパー・ガール』と区切られている場合も。
    
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
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;[[ヴァルシオーガ]]
 
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:イルゼノン社が[[ヴァルシオン改・タイプCF]]のデータを基に開発した特機でヴァルシオーネ(R)の従弟機とも言える機体。
 
:イルゼノン社が[[ヴァルシオン改・タイプCF]]のデータを基に開発した特機でヴァルシオーネ(R)の従弟機とも言える機体。
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== 脚注 ==
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<references />
    
{{魔装機神シリーズ}}
 
{{魔装機神シリーズ}}

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