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*所属
 
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**[[アインスト]]→[[ロンド・ベル]](IMPACT)
 
**[[アインスト]]→[[ロンド・ベル]](IMPACT)
**[[アインスト]]→地球連邦軍の協力者(OG2)→フリーランス(OG外伝)
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**[[アインスト]]→地球連邦軍の協力者(OG2)→フリーランス(OG外伝)⇒[[クロガネ隊]](第2次OG)
 
*[[地球]]側のコードネーム:レッド・オーガ(=赤鬼)
 
*[[地球]]側のコードネーム:レッド・オーガ(=赤鬼)
 
*主なパイロット:[[アインスト・アルフィミィ]]  
 
*主なパイロット:[[アインスト・アルフィミィ]]  
    
[[アインスト]]の[[アインスト・アルフィミィ|アルフィミィ]]の機体で、その半身。他の個体と異なり、「精神」に当たる部分をアルフィミィが受け持っているため、わずかな自我すら持たない。アルフィミィはペルゼインの内部で生み出され、機体の中から外へ出る事は出来ない。また主である[[ノイ・レジセイア]]が消滅すると、ペルゼインはアルフィミィと共に消えゆく運命にある。ただし、OG外伝では主である[[ノイ・レジセイア]]が消滅した後も、アルフィミィがアインストとは別の存在として生き残った為に、この機体も彼女と共に枷から解き放たれて、完全に自由の身になっている。だが、後に地球圏で謎の歪みに呑み込まれた際にアルフィミィを放り出し、鬼菩薩と鬼蓮華を彼女に残して消滅してしまった。
 
[[アインスト]]の[[アインスト・アルフィミィ|アルフィミィ]]の機体で、その半身。他の個体と異なり、「精神」に当たる部分をアルフィミィが受け持っているため、わずかな自我すら持たない。アルフィミィはペルゼインの内部で生み出され、機体の中から外へ出る事は出来ない。また主である[[ノイ・レジセイア]]が消滅すると、ペルゼインはアルフィミィと共に消えゆく運命にある。ただし、OG外伝では主である[[ノイ・レジセイア]]が消滅した後も、アルフィミィがアインストとは別の存在として生き残った為に、この機体も彼女と共に枷から解き放たれて、完全に自由の身になっている。だが、後に地球圏で謎の歪みに呑み込まれた際にアルフィミィを放り出し、鬼菩薩と鬼蓮華を彼女に残して消滅してしまった。
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その後、アルフィミィが地球圏に帰還した際、生身のままだったアクセルを守るために彼女の意志で再構成され、復活。しかし、地球に降りた後[[ドゥバン・オーグ]]の追撃を受け、[[アレス・ガイスト]]に吸収されてしまう。ノーマルルートではそのまま行方不明だが、ハードルートに進むとアレスの吸収したクロスゲートのエネルギーで押し出され、脱出。その後の戦いでは鋼龍戦隊預かりとなり、終戦後はアルフィミィ自身の複雑な背景から、彼女共々クロガネ預かりとなった。
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また、アインスト時に持っていた転移能力は、EG装甲を使用して再生した際に消えたらしく、常に通常移動で現れる(アルフィミィ自身は引き続き持っている)。
    
その姿は[[日本]]の真紅の『鬼面』を想起させる機体で、両肩に鬼面のようなパーツ『オニボサツ』が浮遊し、まるで禍々しい鎧をまとった鎧武者のような外見をしている。唯一の携行武器として腰には日本刀のような形状をした刀『オニレンゲ』を帯刀している。アインストシリーズでも例外的なデザインだが、人類……特に女性の『怨念』を具現化したものとされている。今でこそ味方ユニットとして登場するが、元々敵として登場したユニットである為、味方ユニットらしからぬ凶悪な面構えを見せる事がある。その一方でIMPACTのポスターのCGでは[[マスターガンダム]]と並んで'''スーパーロボット達の中に混じっていた'''。
 
その姿は[[日本]]の真紅の『鬼面』を想起させる機体で、両肩に鬼面のようなパーツ『オニボサツ』が浮遊し、まるで禍々しい鎧をまとった鎧武者のような外見をしている。唯一の携行武器として腰には日本刀のような形状をした刀『オニレンゲ』を帯刀している。アインストシリーズでも例外的なデザインだが、人類……特に女性の『怨念』を具現化したものとされている。今でこそ味方ユニットとして登場するが、元々敵として登場したユニットである為、味方ユニットらしからぬ凶悪な面構えを見せる事がある。その一方でIMPACTのポスターのCGでは[[マスターガンダム]]と並んで'''スーパーロボット達の中に混じっていた'''。
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コックピット部は『[[スーパーロボット大戦IMPACTコミック 衝撃騎士団]]』では「アルフィミィはペルゼインの外へ出ることはできない」という設定から、'''アルフィミィの下半身がコックピットと融合している'''という解釈がなされている(これはアルフィミィの全身が描かれたイラストが『OG2』から公開された為、という事情も関係していると思われる)。
 
コックピット部は『[[スーパーロボット大戦IMPACTコミック 衝撃騎士団]]』では「アルフィミィはペルゼインの外へ出ることはできない」という設定から、'''アルフィミィの下半身がコックピットと融合している'''という解釈がなされている(これはアルフィミィの全身が描かれたイラストが『OG2』から公開された為、という事情も関係していると思われる)。
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後の『OG外伝』の発売後に発表された『[[スーパーロボット大戦OGクロニクル|OGクロニクル]]』及び『[[ジ・インスペクター]]』ではそれとは異なり、普通のパーソナルトルーパーと同様に、シートに腰掛けるタイプのコックピットが採用されている(ただし、コンソールがピアノの鍵盤のような形状になっている特殊なものである)。こちらは、アルフィミィのベースとなった[[エクセレン・ブロウニング|エクセレン]]がPTのパイロットであった事に起因していると思われる。『OGクロニクル』や『ジ・インスペクター』は『OG外伝』の発売後に発表された作品である為、OGシリーズではこちらが公式の設定と考えるのが自然である。『無限のフロンティアEXCEED』ではアルフィミィはペルゼインの外で行動している事から、「ペルゼインの外へ出る事が出来ない」という制約からは完全に解放されたようである。
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後の『OG外伝』の発売後に発表された『[[スーパーロボット大戦OGクロニクル|OGクロニクル]]』及び『[[ジ・インスペクター]]』ではそれとは異なり、普通のパーソナルトルーパーと同様に、シートに腰掛けるタイプのコックピットが採用されている(ただし、コンソールがピアノの鍵盤のような形状になっている特殊なものである)。こちらは、アルフィミィのベースとなった[[エクセレン・ブロウニング|エクセレン]]がPTのパイロットであった事に起因していると思われる。『OGクロニクル』や『ジ・インスペクター』は『OG外伝』の発売後に発表された作品である為、OGシリーズではこちらが公式の設定と考えるのが自然である。『無限のフロンティアEXCEED』ではアルフィミィはペルゼインの外で行動している事から、「ペルゼインの外へ出る事が出来ない」という制約からは完全に解放されたようである。事実、第2次OGの真エンディングではアルフィミィが埠頭でキョウスケ達と会話している場面があり、どうやっているのかは不明だが、通常の機動兵器同様乗降が可能になったらしい(出撃の度にアルフィミィが現出させている可能性もあるが)。
    
コックピットがPTと同様のタイプである事も関係しているのか、頭部に複合センサーとしての機能が集約されている点もPTやAMと同様である。また、額の球体はアインストの洗脳の影響下にあった[[ライン・ヴァイスリッター]]に取り付けられていた物と同じく、思念受信機と思念波による精神攻撃の役割を持つ。一方、機体の各パーツはアインストの技術の結晶であり、骨格、外皮、軟質の筋繊維状のパーツによって構成された、『生物』に近いものとなっている。特筆すべきは、骨格が存在せず、触手のみで繋がっている事で機動兵器の域を逸した広い稼動範囲を実現した上腕部である。この稼動範囲の広さは、『オニレンゲ』を用いた剣術の際に真価を発揮する。
 
コックピットがPTと同様のタイプである事も関係しているのか、頭部に複合センサーとしての機能が集約されている点もPTやAMと同様である。また、額の球体はアインストの洗脳の影響下にあった[[ライン・ヴァイスリッター]]に取り付けられていた物と同じく、思念受信機と思念波による精神攻撃の役割を持つ。一方、機体の各パーツはアインストの技術の結晶であり、骨格、外皮、軟質の筋繊維状のパーツによって構成された、『生物』に近いものとなっている。特筆すべきは、骨格が存在せず、触手のみで繋がっている事で機動兵器の域を逸した広い稼動範囲を実現した上腕部である。この稼動範囲の広さは、『オニレンゲ』を用いた剣術の際に真価を発揮する。
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:IMPACT時と同じく、何度も交戦する。同じ流れで、シナリオ『「かつて」と「これから」』でスポット参戦。[[熟練度]]を一定値以上獲得し、隠し最終話「荒ぶる星神」に進んだ場合は強制出撃となり、[[インターミッション]]で[[改造]]や[[強化パーツ]]装備も可能。HPは大幅に下がっているが、攻撃力や特殊能力などはほぼそのままである。
 
:IMPACT時と同じく、何度も交戦する。同じ流れで、シナリオ『「かつて」と「これから」』でスポット参戦。[[熟練度]]を一定値以上獲得し、隠し最終話「荒ぶる星神」に進んだ場合は強制出撃となり、[[インターミッション]]で[[改造]]や[[強化パーツ]]装備も可能。HPは大幅に下がっているが、攻撃力や特殊能力などはほぼそのままである。
 
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS]]
 
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS]]
:リメイク版でも流れは同じ。だがGBA版OG2にあった隠し最終話が撤廃されたため、シナリオ「かつてとこれから」でのスポット参戦のみとなる。
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:リメイク版でも流れは同じ。だがGBA版OG2にあった隠し最終話が撤廃されたため、シナリオ「『かつて』と『これから』」でのスポット参戦のみとなる。
 
;[[スーパーロボット大戦OG外伝]]
 
;[[スーパーロボット大戦OG外伝]]
 
:イェッツトやアインスト絡みでスポット参戦し、第34話「生まれ落ちた過ち」(残り2話)で、[[アクセル・アルマー|アクセル]]の[[ソウルゲイン]]と共に味方になる。機体性能はOGSのスポット参戦時と同じ。<br />高威力・低燃費で改造効率に優れる武装に加え、堅牢な装甲と高い運動性を誇る。その上、[[アインスト・アルフィミィ|アルフィミィ]]の[[エース]]ボーナスと機体のEN回復(大)の相性や、アルフィミィが[[鉄壁]]を覚える事から、攻防合わせて文字通り援護の『鬼』となる。参戦が遅い事を除けば、アルフィミィの[[精神コマンド]]の優秀さも含めて、文句無しに超強力なユニット。欠点は武器の地形適応に『S』が無い事だけだが、フル改造ボーナスで補える。あえて欠点を挙げるとすると、アルフィミィの能力が射撃寄りで防御値もそれほど高くない事くらいなのだが、先述した使い勝手の良さが、欠点の全てを軽く吹き飛ばす。
 
:イェッツトやアインスト絡みでスポット参戦し、第34話「生まれ落ちた過ち」(残り2話)で、[[アクセル・アルマー|アクセル]]の[[ソウルゲイン]]と共に味方になる。機体性能はOGSのスポット参戦時と同じ。<br />高威力・低燃費で改造効率に優れる武装に加え、堅牢な装甲と高い運動性を誇る。その上、[[アインスト・アルフィミィ|アルフィミィ]]の[[エース]]ボーナスと機体のEN回復(大)の相性や、アルフィミィが[[鉄壁]]を覚える事から、攻防合わせて文字通り援護の『鬼』となる。参戦が遅い事を除けば、アルフィミィの[[精神コマンド]]の優秀さも含めて、文句無しに超強力なユニット。欠点は武器の地形適応に『S』が無い事だけだが、フル改造ボーナスで補える。あえて欠点を挙げるとすると、アルフィミィの能力が射撃寄りで防御値もそれほど高くない事くらいなのだが、先述した使い勝手の良さが、欠点の全てを軽く吹き飛ばす。
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;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
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:宇宙ルートでNPC参戦するが、ノーマルルートに進むとアレス・ガイストに取り込まれてそれっきりになってしまう。「ラスト・クライ」でようやく参戦し、外伝同様の使い方が通用する。ただし、どちらかというとアルフィミィの精神コマンドによるサポートが主な仕事となる。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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:両肩のオニボサツがペルゼイン・リヒカイトの傀儡に変化し、口部から光線を放出する方向指定型の[[マップ兵器]]。機体の正面のラインが死角になっている為、敵として戦う場合はそれを利用する事が可能。ただしマブイタチが連続攻撃対応のGBA版OG2で正面に自軍機を集めると、そちらの餌食にされてしまう。OGSでは連続攻撃がゲームシステムから除外された為、完全な死角になった。『[[無限のフロンティアEXCEED]]』ではアクセルの[[青龍鱗]]と共にアルフィミィが鬼菩薩から放っている。名前の由来は勿論『黄泉路』。
 
:両肩のオニボサツがペルゼイン・リヒカイトの傀儡に変化し、口部から光線を放出する方向指定型の[[マップ兵器]]。機体の正面のラインが死角になっている為、敵として戦う場合はそれを利用する事が可能。ただしマブイタチが連続攻撃対応のGBA版OG2で正面に自軍機を集めると、そちらの餌食にされてしまう。OGSでは連続攻撃がゲームシステムから除外された為、完全な死角になった。『[[無限のフロンティアEXCEED]]』ではアクセルの[[青龍鱗]]と共にアルフィミィが鬼菩薩から放っている。名前の由来は勿論『黄泉路』。
 
;ライゴウエ
 
;ライゴウエ
:ペルゼイン・リヒカイトの機体の各所から光線を放出する。OGSでは[[全体攻撃]]。名前の由来は『来迎会』で、アルフィミィの戦闘セリフや『[[無限のフロンティアEXCEED]]』でもそれが確認できる。<br />この時、口部が凶悪な面へと変貌してから発射する。なお、この顔の変化を『マブイクライ』と呼称、『魂喰らい』といった意味になる。
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:ペルゼイン・リヒカイトの機体の各所から光線を放出する。OGSでは[[全体攻撃]]。名前の由来は『来迎会』で、アルフィミィの戦闘セリフや『[[無限のフロンティアEXCEED]]』でもそれが確認できる。<br />この時、口部が凶悪な面へと変貌してから発射する。なお、この顔の変化を『マブイクライ』と呼称、『魂喰らい』といった意味になる。OG2ではカットインがあったが移植後はなくなり、第2次OGでようやく汎用カットインが復活した。
 
;マブイエグリ
 
;マブイエグリ
:ペルゼイン・リヒカイトの最強の攻撃。両肩のオニボサツがペルゼイン・リヒカイトの傀儡に変化し、刀を用いて相手を滅多斬りにした後に、刀を交差させるように突き刺して拘束。その後、ペルゼインがオニレンゲを突き刺して何度も敵機を抉り、トドメに斬り上げる。そのあまりに凄惨な攻撃方法に加え、途中で画面がモノクロになる演出が見る者に強烈なインパクトを与える。第2次OGでは返り血(?)を浴び、一瞬マブイクライの顔になって抉るペルゼインのカットインが挿入されるというさらに凄惨な演出が施されている。</br>ちなみに、『魂抉り』といった意味になる。『[[無限のフロンティアEXCEED]]』ではアクセルの「[[ソウルゲイン|麒麟]]」と共に放っている。どうもやっていることの自覚がないらしく、笑いながらグリグリと抉っているアルフィミィは冷静に考えるとかなり怖い。
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:ペルゼイン・リヒカイトの最強の攻撃。両肩のオニボサツがペルゼイン・リヒカイトの傀儡に変化し、刀を用いて相手を滅多斬りにした後に、刀を交差させるように突き刺して拘束。その後、ペルゼインがオニレンゲを突き刺して何度も敵機を抉り、トドメに斬り上げる。そのあまりに凄惨な攻撃方法に加え、途中で画面がモノクロになる演出が見る者に強烈なインパクトを与える。第2次OGでは返り血(?)を浴び、一瞬マブイクライの相になって抉るペルゼインのカットインが挿入されるというさらに凄惨な演出が施されている。</br>ちなみに、『魂抉り』といった意味になる。『[[無限のフロンティアEXCEED]]』ではアクセルの「[[ソウルゲイン|麒麟]]」と共に放っている。どうもやっていることの自覚がないらしく、笑いながらグリグリと抉っているアルフィミィは冷静に考えるとかなり怖い。
    
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
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;[[ヴァールシャイン・リヒカイト]]
 
;[[ヴァールシャイン・リヒカイト]]
 
:[[無限のフロンティア]]に登場する、[[アインストレジセイア]]の代弁者。姿形や使用する技がペルゼイン・リヒカイトに似ているものの、パイロットが存在せず、自ら言葉を話す点が決定的に異なる。ペルゼインとの関連性は不明。
 
:[[無限のフロンティア]]に登場する、[[アインストレジセイア]]の代弁者。姿形や使用する技がペルゼイン・リヒカイトに似ているものの、パイロットが存在せず、自ら言葉を話す点が決定的に異なる。ペルゼインとの関連性は不明。
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;[[ソウルゲイン]]
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:外伝にて再生のために一時融合していた。この影響か、ソウルゲイン自体もアインスト化の兆候が見られる。
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;[[アレス・ガイスト]]
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:第2次OGではこの機体に取り込まれてしまう。
    
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