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1,172 バイト追加 、 2017年3月17日 (金) 18:21
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
生まれながらにして、「存在しえないはずの知識」、オーバーテクノロジーをその記憶に刻みつけている人々のことで、その知識を欲する数多の組織に狙われてしまうことが多い。中には自らその知識を持って、組織の内部に食い込むものも存在する。所有する知識の内容は個々人によって差異があるが、共通して理数系に強い知識を持っている。彼ら彼女らのもたらしたブラック・テクノロジーにより、『フルメタル・パニック!』の世界は、本来の世界=我々の生きる現実とは大きく異なった未来を歩んでいる。そのため、我々の世界で起こった事件が作中で起こっていなかったり、或いは逆の事が発生、また別の事件が起こったりするようになっている。
 
生まれながらにして、「存在しえないはずの知識」、オーバーテクノロジーをその記憶に刻みつけている人々のことで、その知識を欲する数多の組織に狙われてしまうことが多い。中には自らその知識を持って、組織の内部に食い込むものも存在する。所有する知識の内容は個々人によって差異があるが、共通して理数系に強い知識を持っている。彼ら彼女らのもたらしたブラック・テクノロジーにより、『フルメタル・パニック!』の世界は、本来の世界=我々の生きる現実とは大きく異なった未来を歩んでいる。そのため、我々の世界で起こった事件が作中で起こっていなかったり、或いは逆の事が発生、また別の事件が起こったりするようになっている。
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ウィスパードたちは、自分が知るはずのない知識を「実は知っていたことを突然思い出す」ことで新しい知識を生み出していく。その「思い出す」瞬間に何かの囁きを聞いたような気がするとウィズパードたちは口をそろえていうため、「囁かれるもの=ウィスパ-ド」と名付けられた。
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彼ら/彼女らの自覚的な認識では、自分が「思い出した」知識は当たり前の常識のように感じられてしまうため、自分が天才になったという自覚は全く持ってていない。その代わりに周囲の普通人たちのことを当たり前の常識も知らない変な人たちみたいに見下してしまいがちになるのだという。自分ではなく周囲が変化してしまったような感覚に陥るのだ。そんなことを考えてしまう自分自身への自己嫌悪は劣等感につながり、周囲の人たちと溶け込めなくなるストレスは彼らの精神をむしばんでいく。ウィスパードは羨ましがられるものではなく病気のようなものなのである。
    
ウィスパード同士の間では「共振」と呼ばれる方法で意志を伝達することが可能。ただし、「共振」をやり過ぎると互いの人格が混ざり合い人格崩壊の危険性がある。
 
ウィスパード同士の間では「共振」と呼ばれる方法で意志を伝達することが可能。ただし、「共振」をやり過ぎると互いの人格が混ざり合い人格崩壊の危険性がある。
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