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− しかしその傲慢さも野心も、「自分のような皇族への高い忠誠心を持つものが地位を持たなくてはならない」という強い決意の現れに過ぎなかった。『ピクチャードラマ・DVD5巻』のスザク処刑前夜では部下の[[ヴィレッタ・ヌゥ]]に、自分が8年前の初任務でアリエス宮の警護任務を受けていたが、尽力も叶わず忠誠を誓っていたマリアンヌを死なせてしまったことを悔いていること、そして同じ過ちを繰り返さないという決意から、たとえ卑怯な手段を用いても、皇帝の懐刀を担う[[ナイトオブラウンズ|ナイトオブワン]]にまで伸し上がろうとしていることを自身の口から語りつつヴィレッタの前で涙まで流している。+
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しかし、普段の振る舞いが大きな仇になったのか、ゼロのギアスに操られてしでかしてしまった大失態の後は、基本的に同胞に紳士的な[[ギルバート・G・P・ギルフォード]]や部下の[[キューエル・ソレイシィ]]にまで「オレンジ」呼ばわりされるようになってしまい、この事からも、元からジェレミアは味方であるブリタニア軍内でも嫌われていた事が伺われる。
しかし、普段の振る舞いが大きな仇になったのか、ゼロのギアスに操られてしでかしてしまった大失態の後は、基本的に同胞に紳士的な[[ギルバート・G・P・ギルフォード]]や部下の[[キューエル・ソレイシィ]]にまで「オレンジ」呼ばわりされるようになってしまい、この事からも、元からジェレミアは味方であるブリタニア軍内でも嫌われていた事が伺われる。
しかしその傲慢さも野心も、「自分のような皇族への高い忠誠心を持つものが地位を持たなくてはならない」という強い決意の裏返しであった。『ピクチャードラマ・DVD5巻』のスザク処刑前夜では部下の[[ヴィレッタ・ヌゥ]]に、自分が8年前の初任務でアリエス宮の警護任務を受けていたが、尽力も叶わず忠誠を誓っていたマリアンヌを死なせてしまったことを悔いていること、そして同じ過ちを繰り返さないという決意から、たとえ卑怯な手段を用いても、皇帝の懐刀を担う[[ナイトオブラウンズ|ナイトオブワン]]にまで伸し上がろうとしていることを自身の口から語りつつヴィレッタの前で涙まで流している。
『R2』におけるジェレミアは、数奇な運命に翻弄されて苦難を送った末に忠義を尽くすべき主を見つけた事もあってか、かつての傲慢さは全く見られず、ルルーシュへ忠節を尽くす高潔な騎士として、多くの視聴者の記憶に焼き付いている素晴らしいキャラクターに成長。[[日本]]が解放されてからは日本人を蔑称である[[イレヴン]]ではなくきちんと日本人と呼んでいる。その様は本編のOPにも強く現れており、'''オレンジ色の'''夕日に燃える砂漠をバックに歩く姿が印象に残る。忠義を全うするための権力に固執し、時には狡猾な一面すらあった姿は最早どこにもない。泥水を啜ってでも忠義を全うしようとする漢の姿がある。
『R2』におけるジェレミアは、数奇な運命に翻弄されて苦難を送った末に忠義を尽くすべき主を見つけた事もあってか、かつての傲慢さは全く見られず、ルルーシュへ忠節を尽くす高潔な騎士として、多くの視聴者の記憶に焼き付いている素晴らしいキャラクターに成長。[[日本]]が解放されてからは日本人を蔑称である[[イレヴン]]ではなくきちんと日本人と呼んでいる。その様は本編のOPにも強く現れており、'''オレンジ色の'''夕日に燃える砂漠をバックに歩く姿が印象に残る。忠義を全うするための権力に固執し、時には狡猾な一面すらあった姿は最早どこにもない。泥水を啜ってでも忠義を全うしようとする漢の姿がある。
=== R2 ===
=== R2 ===
;「ご期待には、全力で」
;「このジェレミア・ゴットバルト、ご期待には、全力で」
:『R2』にて初登場時の締めの言葉。この「'''全力'''」発言がカルト的な話題を読んだ。ちなみに外伝「O2」によれば、内心では悪態をつくほどV.V.を軽蔑している。
:『R2』にて初登場時の締めの言葉。この「'''全力'''」発言がカルト的な話題を読んだ。ちなみに外伝「O2」によれば、内心では悪態をつくほどV.V.を軽蔑している。
;「話すのはそちらの方だ…!」<br />「私には理由がある… 忠義を貫く覚悟が…! 確かめなければならぬ…真実が…!」<br />「ルルーシュよ…お前はなぜゼロを演じ祖国ブリタニアを…! 実の父親を敵に回す…!?」
;「話すのはそちらの方だ…!」<br />「私には理由がある… 忠義を貫く覚悟が…! 確かめなければならぬ…真実が…!」<br />「ルルーシュよ…お前はなぜゼロを演じ祖国ブリタニアを…! 実の父親を敵に回す…!?」
;「キューエル卿! 私の命令に従えないのか! これ以上の行為は処罰の対象となる!」<br />「いいな、全部隊に徹底させろ!! 全力をあげてヤツらを見逃すんだ!!」<br />「全力で見逃せ! これはジェレミア・ゴットバルト辺境伯直々の命令である!」
;「キューエル卿! 私の命令に従えないのか! これ以上の行為は処罰の対象となる!」<br />「いいな、全部隊に徹底させろ!! 全力をあげてヤツらを見逃すんだ!!」<br />「全力で見逃せ! これはジェレミア・ゴットバルト辺境伯直々の命令である!」
:ギアスに操られたジェレミアが叫んだ「コードギアス」迷言中の迷言。支離滅裂な発言に、純血派はおろかブリタニアの兵士達全員が唖然としていた。<br />そしてこれがジェレミアの激動と波乱に満ちた[[オレンジ (コードギアス)|オレンジ]]人生の始まりであった…。ちなみに三段目の台詞は本編4話ではなく、ピクチャードラマでの発言。
:ギアスに操られたジェレミアが叫んだ「コードギアス」迷言中の迷言。見逃すという不作為を全力で行えという支離滅裂な発言に、純血派はおろかブリタニアの兵士達全員が唖然としていた。<br />そしてこれがジェレミアの激動と波乱に満ちた[[オレンジ (コードギアス)|オレンジ]]人生の始まりであった…。ちなみに三段目の台詞は本編4話ではなく、ピクチャードラマでの発言。
;「こんな所で! 私にどうやって汚名を晴らせと言うのだ!」
;「こんな所で! 私にどうやって汚名を晴らせと言うのだ!」
:[[オレンジ (コードギアス)|オレンジ]]疑惑で追い詰められたジェレミアが叫んだ台詞。
:[[オレンジ (コードギアス)|オレンジ]]疑惑で追い詰められたジェレミアが叫んだ台詞。
:ナリタ攻防戦での敗退後、生き延びたジェレミアが通りかかったトラックの前に座り込んで叫んだ。この時点で重傷を負っており、直後に[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]の名を叫んでぶっ倒れてしまった。
:ナリタ攻防戦での敗退後、生き延びたジェレミアが通りかかったトラックの前に座り込んで叫んだ。この時点で重傷を負っており、直後に[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]の名を叫んでぶっ倒れてしまった。
;「おはようございました…」
;「おはようございました…」
:改造後に目覚めたジェレミアが最初に発した台詞。[[覚醒]]からいきなり支離滅裂な言動である。実はこれ、北海道の方言として実際に使われている。
:改造後の初登場、割れた培養ポッドから出てきて開口一番コレである。[[覚醒]]からいきなり支離滅裂な言動。ちなみに実はこれ、北海道の方言として実際に使われている。
;「言い訳無駄! 貴方を本国送りにした恨み、こんな形で頂きました!」
;「言い訳無駄! 貴方を本国送りにした恨み、こんな形で頂きました!」
:[[バトレー・アスプリウス|バトレー]]に対して。支離滅裂な恨み節をぶつける。視点からして無茶苦茶であり、もはや文章として成立していない。
:[[バトレー・アスプリウス|バトレー]]に対して。支離滅裂な恨み節をぶつける。視点からして無茶苦茶であり、もはや文章として成立していない。
== 余談 ==
== 余談 ==
*よく間違えられるが姓名は「ゴッ'''ト'''バル'''ト'''」であり「ゴッ'''ド'''バルト」「ゴットバル'''ド'''」などではない。しかし名台詞アワードでは思いきり間違えられていた。
*よく間違えられるが姓名は「ゴッ'''ト'''バル'''ト'''」であり「ゴッ'''ド'''バルト」「ゴットバル'''ド'''」などではない。しかし名台詞アワードでは思いきり間違えられていた。
*自身の爵位である「辺境伯」は、[[日本]]での馴染みの薄さや「辺境」という語感、そして何よりジェレミア自身の前半のネタキャラぶりから左遷職と誤解されがちだが、実際は有事に最前線となる国境の警備を管轄するという国防上でも重要な役職であり、忠義と信頼に篤い有能な貴族が任命された。爵位的にも「男爵」や「子爵」、「伯爵」よりも格上なので、[[ロイド・アスプルンド|ロイド]](伯爵)よりも本来の立場は上である。
*自身の爵位である「辺境伯」は、[[日本]]での馴染みの薄さや「辺境」という語感、そして何よりジェレミア自身の前半のネタキャラぶりから左遷職と誤解されがちだが、実際は有事に最前線となる国境(=中央から遠い“辺境”)の警備を管轄するという国防上でも重要な役職であり、武門に優れ忠義と信頼に篤い有能な貴族が任命された。爵位的にも「男爵」や「子爵」、「伯爵」よりも格上なので、[[ロイド・アスプルンド|ロイド]](伯爵)よりも本来の立場は上である。
*様々な迷台詞や珍行動の数々等から、親しみを込めて、ファンからは劇中での扱いと同様に「[[オレンジ (コードギアス)|オレンジ]]」の愛称で呼ばれており、公式サイトで行われた人気投票では、驚く事に第5位(投票時期は第一期とR2で分かれるが、常に上位の[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]、[[紅月カレン|カレン]]、[[枢木スザク|スザク]]、[[C.C.]]らに次ぐ)という、かなりの上位でランクインしている。同役を務めた成田氏はかなり驚いていた。
*様々な迷台詞や珍行動の数々等から、親しみを込めて、ファンからは劇中での扱いと同様に「[[オレンジ (コードギアス)|オレンジ]]」の愛称で呼ばれており、公式サイトで行われた人気投票では、驚く事に第5位(投票時期は第一期とR2で分かれるが、常に上位の[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]、[[紅月カレン|カレン]]、[[枢木スザク|スザク]]、[[C.C.]]らに次ぐ)という、かなりの上位でランクインしている。同役を務めた成田氏はかなり驚いていた。
*ジェレミアの声を演じた成田氏は収録時に'''「オレンジ色のTシャツ」'''を着てアフレコをした。
*ジェレミアの声を演じた成田氏は収録時に'''「オレンジ色のTシャツ」'''を着てアフレコをした。