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− クロスボーンの木星帝国の拠点基地襲撃の際、[[クラックス・ドゥガチ]]の基地[[自爆]]装置の暗証コードを解除したことから、自身の正体が露見される。その正体とはクラックス・ドゥガチの一人娘であり、ドゥガチと[[地球連邦政府]]の政略により差し出された名家の母との子であった。+
− このことで[[トビア・アロナクス]]や[[ベラ・ロナ]]らは困惑せず、同じ仲間として共に歩もうとした矢先、トビアを逃がすため木星帝国に残り、一時期ドゥガチの謀略により[[エレゴレラ]]のパイロット兼人質とされるが、トビアの尽力により救出された。その後は父ドゥガチが死亡し、トビアと共にクロスボーンの活動に参加したが、『鋼鉄の7人』においては死地へ向かうトビアと離れてしまう。そして、テテニスへと戻り、父ドゥガチが残した財産を引き継いでユピテル財団の代表となった。+
− ちなみに「どこもでっぱってない」らしい。約20年後の『ゴースト』でも登場するが、その時の外見は10代の頃とほとんど変わっておらず『ゴースト』の主人公であるフォントを唖然とさせた。+
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追記
== 概要 ==
== 概要 ==
[[木星]]の留学船スマシオンに密航してきた少女。しかし、[[クロスボーン・バンガード]]と[[木星帝国]]に巻き込まれて、[[マザー・バンガード]]に密航したが普通の[[民間人]]ということでクロスボーンに保護される形となった。
[[木星]]の留学船スマシオンに密航してきた少女で、優しい心の内には確固たる信念と大胆な行動力を秘めている。留学船が[[クロスボーン・バンガード]]と[[木星帝国]]に巻き込まれた際のドサクサに紛れて[[マザー・バンガード]]に密航・潜入していたのだが、普通の[[民間人]]ということでとりあえずは海賊軍に保護される形となった。
膠着気味の現状打開を狙った海賊軍による木星帝国の拠点基地襲撃の際に、[[クラックス・ドゥガチ]]の近親者にしか知らされていない暗証コードが必要な[[自爆]]装置を正規手段で解除したことから、彼女の正体が海賊軍に露見される。その本名は「テテニス・ドゥガチ」で、木星帝国の独裁的指導者であるクラックス・ドゥガチの一人娘。既に晩年であった父:クラックスと、[[地球連邦政府]]の政略により差し出された名家出身の母との子であり、これまで木星から出た事は無かった。密航の目的は『母の故郷である地球を己の目で直接確認する事で、木星・父・自分の境遇や所業を知りたかった』からである。
彼女の正体と目的を知ってなお[[トビア・アロナクス]]や[[ベラ・ロナ]]らは困惑せず同じ仲間として受け入れられたのだが、そんな矢先に捕らえられたトビアを逃がすため、あえて囮として木星帝国船団の捕虜となる。その後クラックスの謀略により[[エレゴレラ]]のパイロット兼人質とされるがトビアの尽力により救出され、以後は再び海賊軍に身を置くこととなった。
その後は父:ドゥガチが戦死した事で木星帝国の脅威は消えたと考え、「ベルナデット・ブリエット」としてトビアと共に海賊軍での自由気ままな日々を謳歌していた。だがその判断は間違いであり、新たな指導者を得た木星帝国は再び地球圏へと牙を剥く。木星帝国から脱出してきた義母:エウロペからの報告・進言もあって、木星の行方と己の立場を見つめ直した彼女はトビアに別れを申し出て、木星へと戻り改めて「テテニス・ドゥガチ」として生きる決意を固める。そして、父:クラックスが残していた莫大な財産を引き継いだ彼女は「ユピテル財団」を創設してその代表となり、幸先明るい豊かな木星を目指して、以後は財団運営と政治に携わる事となる。
母親譲りの心優しい少女は、己の立場に散々翻弄された末に、本来なら不得手である政治の世界へとその身を投じた。その傍らには小さな彼女を陰から支える、有能だが得体が知れない盲目の男の姿があった……。
そんな彼女の特技は【密航】で、小柄な体躯である事も相まって、劇中で彼女のそれを出し抜けた人物はいない(事後発見される事はある)。他にも海賊軍で習得したのかオペレーター技術に加えて、潜入工作の技術や人並み程度のMS操縦技術なども持ち合わせているという、出自からは想像できないお転婆っぶり。なお、年頃なのに「どこもでっぱってない」ため、粗食による栄養不足が原因じゃないかと義母を悩ませる場面もあるが、約20年後が舞台の『ゴースト』でもその外見は10代の頃とほとんど変わっていない(化粧やアンチエイジングの賜物、というわけではない)ため、成長・老化速度が一般人のそれよりもゆっくりしてるだけなのだろう、多分。
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==