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| === ゼロシステム(特殊能力) === | | === ゼロシステム(特殊能力) === |
− | 『α』以降のスパロボでは[[特殊能力]]として、ゼロシステムの能力を上手く再現しており、パイロットの各[[能力]]([[格闘]]・[[射撃]]・[[技量]]・[[防御]]・[[命中]]・[[回避]]。一部作品では[[防御]]の代わりに[[反応]])を上昇させる[[特殊能力]]になっている。
| + | 『[[スーパーロボット大戦α|α]]』以降のSRWでは[[特殊能力]]として、ゼロシステムの能力を上手く再現しており、パイロットの各[[能力]]([[格闘]]・[[射撃]]・[[技量]]・[[防御]]・[[命中]]・[[回避]]。一部作品では[[防御]]の代わりに[[反応]])を上昇させる[[特殊能力]]になっている。 |
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− | ただし、原作の再現としてイベントで暴走する時のカトル以外は、スパロボではそもそも暴走が起こらないため、[[乗り換え]]可能な作品ならヒイロとゼクス以外でもゼロシステムを使いこなすことができ、暴走するなどと言ったデメリットも特にない。中でも『[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|第2次Z 再世篇]]』ではシステムを使いこなしたヒイロにデュオが「ヒイロが使いこなせたのだから俺たちにも出来るはず」といった旨の発言をしており、他のパイロット達も乗り換え出来るように訓練を積んでいることが示唆されている。
| + | ただし、原作の再現としてイベントで暴走する時のカトル以外は、SRWではそもそも暴走が起こらないため、[[乗り換え]]可能な作品ならヒイロとゼクス以外でもゼロシステムを使いこなすことができ、暴走するなどと言ったデメリットも特にない。中でも『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』ではシステムを使いこなしたヒイロにデュオが「ヒイロが使いこなせたのだから俺たちにも出来るはず」といった旨の発言をしており、他のパイロット達も乗り換え出来るように訓練を積んでいることが示唆されている。 |
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| {| class="wikitable" | | {| class="wikitable" |
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| ! 作品 !! 効果 !! 気力条件 | | ! 作品 !! 効果 !! 気力条件 |
| |- | | |- |
− | ! [[α]]・[[α外伝]]・[[COMPACT3]] | + | ! [[スーパーロボット大戦α|α]]・[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]・[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]] |
| | rowspan="2" | 全能力値+10 || 140以上 | | | rowspan="2" | 全能力値+10 || 140以上 |
| |- | | |- |
− | ! [[A]]・[[R]]・[[D]] | + | ! [[スーパーロボット大戦A|A]]・[[スーパーロボット大戦R|R]]・[[スーパーロボット大戦D|D]] |
| | 130以上 | | | 130以上 |
| |- | | |- |
− | ! [[第2次α]]・[[第3次α]] | + | ! [[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]・[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]] |
| | rowspan="2" | 命中・回避+20 他能力+10 || 140以上 | | | rowspan="2" | 命中・回避+20 他能力+10 || 140以上 |
| |- | | |- |
− | ! [[W]] | + | ! [[スーパーロボット大戦W|W]] |
| | 130以上 | | | 130以上 |
| |- | | |- |
− | ! [[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|第2次Z 再世篇]] | + | ! [[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]] |
− | | 全能力値 気力によって変動 || 130以上(ヒイロのみABで110以上) | + | | 全能力値 気力によって変動 || 130以上(ヒイロのみABで110以上) |
| |- | | |- |
| ! [[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]] | | ! [[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]] |
− | | 全能力値 気力によって変動(上限200) || 130以上(ヒイロのみABで110以上) | + | | 全能力値 気力によって変動(上限200) || 130以上(ヒイロのみABで110以上) |
| |- | | |- |
| ! [[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]] | | ! [[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]] |
− | | 全能力値+19+lv×1(最大9) || 140~120以上(レベルによって変動) | + | | 全能力値+19+lv×1(最大9) || 140~120以上(レベルによって変動) |
| |} | | |} |
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| == スパロボシリーズでの関連 == | | == スパロボシリーズでの関連 == |
| ;[[ソレスタルビーイング]] | | ;[[ソレスタルビーイング]] |
− | :[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|第2次Z 再世篇]]においては'''「ゼロシステムがイオリア計画の一環として[[ソレスタルビーイング]]によって製造され、[[ツインドライヴシステム|ツインドライヴ]]と共に同じ機体に積み込まれる予定だった」'''という驚愕のクロスオーバーがある。 | + | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』においては'''「ゼロシステムがイオリア計画の一環として[[ソレスタルビーイング]]によって製造され、[[ツインドライヴシステム|ツインドライヴ]]と共に同じ機体に積み込まれる予定だった」'''という驚愕のクロスオーバーがある。 |
| :元々はゼロシステムと[[ヴェーダ]]をリンクさせ、その予測能力を極限まで引き出すことで搭乗する[[イノベイター]]候補者への試練とすることを目的としていたが、候補者がゼロシステムに飲まれてしまった場合ゼロシステムの見せる悪夢が[[GN粒子]]によって周囲に無差別に伝播し、錯乱状態になってしまうこととなり、またゼロシステムそのものが悪用された場合の危険度も高かったため、完成後に[[ソレスタルビーイング]]から離脱した[[ドクターJ|コロ]][[プロフェッサーG|ニー]][[ドクトルS|の]][[H教授|五]][[老師O|博士]]によって計画から引き離されたという設定である。 | | :元々はゼロシステムと[[ヴェーダ]]をリンクさせ、その予測能力を極限まで引き出すことで搭乗する[[イノベイター]]候補者への試練とすることを目的としていたが、候補者がゼロシステムに飲まれてしまった場合ゼロシステムの見せる悪夢が[[GN粒子]]によって周囲に無差別に伝播し、錯乱状態になってしまうこととなり、またゼロシステムそのものが悪用された場合の危険度も高かったため、完成後に[[ソレスタルビーイング]]から離脱した[[ドクターJ|コロ]][[プロフェッサーG|ニー]][[ドクトルS|の]][[H教授|五]][[老師O|博士]]によって計画から引き離されたという設定である。 |
| :結果としてこの世界の[[ウイングガンダムゼロ]]と[[ダブルオーライザー]]は兄弟機のような関係となり、作中では[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の二人がそれぞれのガンダムのパイロットとなり、戦いの中で[[イオリア・シュヘンベルグ|イオリア]]が待ち望んだ革新者として成長していった。 | | :結果としてこの世界の[[ウイングガンダムゼロ]]と[[ダブルオーライザー]]は兄弟機のような関係となり、作中では[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の二人がそれぞれのガンダムのパイロットとなり、戦いの中で[[イオリア・シュヘンベルグ|イオリア]]が待ち望んだ革新者として成長していった。 |
− | :そして[[Zシリーズ]]完結編である[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]]では、これまでの総仕上げと言わんばかりに[[ELS]]との対話において、原作におけるティエリアの代役に近く、ヴェーダと共にELSからの膨大な情報の処理をサポートさせ、ヒイロは刹那と共に対話を成功に導いている。 | + | :そして[[Zシリーズ]]完結編である『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』では、これまでの総仕上げと言わんばかりに[[ELS]]との対話において、原作におけるティエリアの代役に近く、ヴェーダと共にELSからの膨大な情報の処理をサポートさせ、ヒイロは刹那と共に対話を成功に導いている。 |
| ;[[ビリー・カタギリ]] | | ;[[ビリー・カタギリ]] |
− | :再世篇で鹵獲したウイングゼロの調査をしている最中にゼロシステムを起動し、その結果として可能性の一つである「[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]が自分を裏切った」という場面を目にしてそれに取りつかれてしまう。また、'''ゼロシステム起動による思考能力の拡大の影響で、自力で[[トランザム]]の理論に辿りつき、それを[[マスラオ]]に実装している'''。なお、今作のビリーは「ガンダムW」におけるトラント特尉の役回りを受け持っている。 | + | :『第2次Z再世篇』で鹵獲したウイングゼロの調査をしている最中にゼロシステムを起動し、その結果として可能性の一つである「[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]が自分を裏切った」という場面を目にしてそれに取りつかれてしまう。また、'''ゼロシステム起動による思考能力の拡大の影響で、自力で[[トランザム]]の理論に辿りつき、それを[[マスラオ]]に実装している'''。なお、今作のビリーは「ガンダムW」におけるトラント特尉の役回りを受け持っている。 |
| ;[[シャア・アズナブル]] | | ;[[シャア・アズナブル]] |
− | :第3次Z時獄篇において新世時空振動の影響により[[特異点]]となった自分が成すべきことを見出すために使用する。先述のビリーとは違い、ゼロシステムに飲まれることはなかった。 | + | :『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』において新世時空振動の影響により[[特異点]]となった自分が成すべきことを見出すために使用する。先述のビリーとは違い、ゼロシステムに飲まれることはなかった。 |
| ;[[ガウルン]] | | ;[[ガウルン]] |
− | :[[W]]においてゼロシステムを沈黙まではさせていないが、'''現状では確実に[[ヴェルター]]全滅'''という未来をヒイロに見せた。 | + | :『[[スーパーロボット大戦W|W]]』においてゼロシステムを沈黙まではさせていないが、'''現状では確実に[[ヴェルター]]全滅'''という未来をヒイロに見せた。 |
| ;[[千鳥かなめ]] | | ;[[千鳥かなめ]] |
| :上記のガウルンの件における唯一の不確定要素。ヒイロは'''ゼロシステムの予測を超えるために'''[[ウィスパード|彼女の力]]に全てを賭ける事になる(つまりこの時点でかなめは不確定要素ではあるが、'''それで勝利出来る事まではゼロシステムも予測できていない'''。ゼロシステムの予測が変わるのはかなめがその力を発揮した瞬間である)。 | | :上記のガウルンの件における唯一の不確定要素。ヒイロは'''ゼロシステムの予測を超えるために'''[[ウィスパード|彼女の力]]に全てを賭ける事になる(つまりこの時点でかなめは不確定要素ではあるが、'''それで勝利出来る事まではゼロシステムも予測できていない'''。ゼロシステムの予測が変わるのはかなめがその力を発揮した瞬間である)。 |
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| :ゼロシステムで彼の予測された[[ゼロレクイエム|未来]]を見て、[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]は彼の殺害を決意し、彼の拠点とも言える[[アッシュフォード学園]]および協力者たちを襲撃した後、実際に彼と戦う。ステージ名はずばり「ゼロvsゼロ」である。 | | :ゼロシステムで彼の予測された[[ゼロレクイエム|未来]]を見て、[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]は彼の殺害を決意し、彼の拠点とも言える[[アッシュフォード学園]]および協力者たちを襲撃した後、実際に彼と戦う。ステージ名はずばり「ゼロvsゼロ」である。 |
| ;[[マサキ・アンドー]] | | ;[[マサキ・アンドー]] |
− | :α外伝で'''道に迷ったマサキをゼロシステムで捜し出す'''というおそらく空前にして絶後になるであろうしょうもない使われ方をされた。むしろ、ゼロシステムを使わないと探せないと言われてしまうマサキって…(ちなみに[[サイバスター]]には未来予知が可能なラプラスデモンコンピューターがあるのだが、マサキの方向音痴はそれがあっても尚道に迷うほどなので、そんなマサキを探し出せたゼロシステム>マサキが使ったラプラスデモンコンピューターとなるはずである。方向音痴でない普通の人間がラプラスコンピュータを使った場合は不明)。 | + | :『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』で'''道に迷ったマサキをゼロシステムで捜し出す'''というおそらく空前にして絶後になるであろうしょうもない使われ方をされた。むしろ、ゼロシステムを使わないと探せないと言われてしまうマサキって…(ちなみに[[サイバスター]]には未来予知が可能なラプラスデモンコンピューターがあるのだが、マサキの方向音痴はそれがあっても尚道に迷うほどなので、そんなマサキを探し出せたゼロシステム>マサキが使ったラプラスデモンコンピューターとなるはずである。方向音痴でない普通の人間がラプラスコンピュータを使った場合は不明)。 |
| :なお余談だが、迷子になったマサキと、ゼロシステムを使って彼を捜したヒイロの声優は、共に緑川光氏である。 | | :なお余談だが、迷子になったマサキと、ゼロシステムを使って彼を捜したヒイロの声優は、共に緑川光氏である。 |
| ;[[アシュクリーフ]] | | ;[[アシュクリーフ]] |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *スパロボにおいて、勝利出来る見込みがない相手が現れた際のゼロシステムの対応は、「ゼロシステムが沈黙してしまった」SC2、「敗北する未来しか見せず、パイロットが個人で抗うしかなかった」64、「勝利出来ないとしながらも、不確定要素を予測した」Wと作品によって異なっている。 | + | *SRWにおいて、勝利出来る見込みがない相手が現れた際のゼロシステムの対応は、「ゼロシステムが沈黙してしまった」『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd|SC2]]』、「敗北する未来しか見せず、パイロットが個人で抗うしかなかった」『[[スーパーロボット大戦64|64]]』、「勝利出来ないとしながらも、不確定要素を予測した」『[[スーパーロボット大戦W|W]]』と作品によって異なっている。 |
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| == 資料リンク == | | == 資料リンク == |