差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
1行目:
1行目:
− *外国語表記:[[外国語表記::ND-001 NADESICO]]+
− *[[登場作品]]:[[機動戦艦ナデシコ]]+
− *分類:[[分類::ナデシコ級一番艦]]+
− *形式番号:ND-001+
− *[[全長一覧|全長]]:298m+
− *全高:106.8m+
− *全幅:148m+
− *重量:37530t+
− *収容人員:214名 +
− *[[動力]]:相転移エンジン2基、核パルスエンジン4基搭載(Yユニット装備前)+
− *搭載AI:[[オモイカネ]]+
− *搭乗員:+
− **[[ミスマル・ユリカ]]【艦長】+
− **[[アオイ・ジュン]]【副長】+
− **[[ホシノ・ルリ]]【オペレーター】+
− **[[ハルカ・ミナト]]【操舵士】+
− **[[メグミ・レイナード]]【通信士】+
− **[[プロスペクター]]【会計・監査役】+
− **[[ゴート・ホーリー]]【戦闘指揮】+
− **[[エリナ・キンジョウ・ウォン]]【副操舵士】+
− **[[イネス・フレサンジュ]]【医療・科学担当】+
− **[[ウリバタケ・セイヤ]]【整備班班長】+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
− 後継艦である[[ナデシコB]]、[[ナデシコC]]がと命名され"ナデシコ級第2世代型宇宙戦艦"として設計されたため、本艦はナデシコA、本艦を含めたナデシコ級は"第1世代型ナデシコ級戦艦"と呼ばれる。+
− +
− +
+
+
− +
− +
− +
+
+
− +
− :初登場作品。鬼のような性能の[[ディストーションフィールド]]を装備している。だが、攻撃を受けると絶対発動し、さらにはグラビティブラストの消費ENも尋常ではないので、下手をすればすぐにエネルギーが0になる。少しでも消費エネルギーを減らしたいなら[[プロペラントタンクS]]を使用するか[[ジャマー]]の装備が必須である。+
− +
− +
− ;[[スーパーロボット大戦R]]+
− +
− +
+
− +
− +
+
− +
− +
+
+
+
+
− +
− +
+
+
68行目:
97行目:
− +
− +
+
− +
+
+
+
+
79行目:
113行目:
− +
+
+
− +
93行目:
129行目:
− +
− <!-- === 機体ボーナス ===+
− +
− +
+
+
+
+
+
+
− +
106行目:
148行目:
− +
− ;[[エステバリス]]
− :艦載機。6機を収容している。
− ;ひなぎく
− :艦底部に搭載した強襲揚陸艦。SRWでは『W』にてアイコンのみ登場。原作でも戦闘には使用されていない。
− ;コスモス、カキツバタ、シャクヤク
− :それぞれ(第1世代型)ナデシコ級2、3、4番艦。戦闘可能なユニットとしての登場はないが、イベントとして出てくることがある。
+
+
+
+
+
123行目:
164行目:
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
修正
{{登場メカ概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::NADESICO]]<ref>[https://www.1999.co.jp/10440263 アクアマリン ナデシコ級一番艦 『ナデシコ』 ]、パッケージより。</ref>
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|機動戦艦ナデシコ}}
| デザイン = {{メカニックデザイン|中原れい}}(デザイン)<br/>{{メカニックデザイン|森木靖泰}}(設定協
力<ref>[https://twitter.com/kouryoukan/status/1028169637362462722 森木靖泰 Twitter]</ref>)
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦A}}
| SRWでの分類 = [[機体]]<br/>[[母艦]]
}}
{{登場メカ概要
| タイトル = スペック
| 分類 = ナデシコ級一番艦
| 型式番号 = [[型式番号::ND-001]]
| 全長 = [[全長::298 m]]
| 全高 = 106.8 m
| 全幅 = 148 m
| 重量 = [[重量::37,530 t]]
| 動力 = [[動力::相転移エンジン]]2基<br />[[動力::核パルスエンジン]]4基
| AI = [[オモイカネ]]
| 乗員人数 = 最大214名
| 主な搭乗員 =
;【艦長】
:[[ミスマル・ユリカ]]
;【副長】
:[[アオイ・ジュン]]
;【オペレーター】
:[[ホシノ・ルリ]]
;【操舵士】
:[[ハルカ・ミナト]]
;【副操舵士】
:[[エリナ・キンジョウ・ウォン]]
;【通信士】
:[[メグミ・レイナード]]
;【戦闘指揮】
:[[ゴート・ホーリー]]
;【会計・監査役】
:[[プロスペクター]]
}}
'''ナデシコ'''は『[[機動戦艦ナデシコ]]』の[[登場メカ]]。
== 概要 ==
== 概要 ==
民間[[企業]]である[[ネルガル重工]]が計画した、[[火星]]奪還作戦「スキャパレリプロジェクト」のために建造した[[戦艦]]の一番艦。
民間[[企業]]である[[ネルガル重工]]が計画した、[[火星]]奪還作戦「スキャパレリプロジェクト」のために建造した[[戦艦]]の一番艦。
後継艦として設計された"ナデシコ級第2世代型宇宙戦艦"が[[ナデシコB]]、[[ナデシコC]]と命名されたため、本艦を含めたナデシコ級は"第1世代型ナデシコ級戦艦"、本艦はナデシコAと呼ばれる。
ネルガル重工が火星で発見した相転移エンジンを搭載している。相転移エンジンはインフレーション理論で説明される真空の相転移を利用し、真空の空間を[[エネルギー]]準位の高い状態から、低い状態へ相転移させる事でエネルギーを取り出す。また、同艦は[[AI]]である「[[オモイカネ]](思兼)」によって管理が自動化されていて、通常の航行は艦橋の数人で対応できる。当時の[[地球]]の戦艦で初めて、唯一[[木連]]の機体に対抗できる重力波砲の「グラビティブラスト」と、強力な防御障壁である「[[ディストーションフィールド]]」を装備した艦である。また、途中から[[月]]で大破した後継艦の武装を無理矢理装備して[[ナデシコ・Yユニット]]となり、相転移砲まで撃てるようになる。
ネルガル重工が火星で発見した相転移エンジンを搭載している。相転移エンジンはインフレーション理論で説明される真空の相転移を利用し、真空の空間を[[エネルギー]]準位の高い状態から、低い状態へ相転移させる事でエネルギーを取り出す。また、同艦は[[AI]]である「[[オモイカネ]](思兼)」によって管理が自動化されていて、通常の航行は艦橋の数人で対応できる。当時の[[地球]]の戦艦で初めて、唯一[[木連]]の機体に対抗できる重力波砲の「グラビティブラスト」と、強力な防御障壁である「[[ディストーションフィールド]]」を装備した艦である。また、途中から[[月]]で大破した後継艦の武装を無理矢理装備して[[ナデシコ・Yユニット]]となり、相転移砲まで撃てるようになる。
最後は[[火星極冠遺跡|ボソンジャンプの演算ユニット]]を誰の手にも渡らないようにするために、ブリッジを切り離して演算ユニットごと人の手が届かない場所へ[[ボソンジャンプ]]される。
最後は[[火星極冠遺跡|ボソンジャンプの演算ユニット]]を誰の手にも渡らないようにするために、ブリッジを切り離して演算ユニットごと人の手が届かない場所へ[[ボソンジャンプ]]された。しかし、後に[[火星の後継者]]によって回収され、[[劇場版_機動戦艦ナデシコ_-The_prince_of_darkness-|劇場版]]ではヒサゴプランのターミナルコロニー「[[アマテラス]]」内に、演算ユニットごと隠されていた。
== 登場作品と操縦者 ==
== 登場作品と操縦者 ==
参戦し始めた当時は戦力として計上できる稀な[[戦艦]]の一つであった。[[ナデシコ・Yユニット]]に乗り換え後は更に火力が上昇する。だが、エネルギーを消費しない武装がミサイルしかない上、[[ディストーションフィールド]]もあるため、ENをバカ喰いするのが悩みのタネ。またパイロットが命中系・戦闘系の精神を一切持たなかったり、習得が終盤というケースもあった。一部作品では[[サブパイロット]]が5人の場合があり、その際は[[精神コマンド|精神タンク]]として頼りになる。さすがに演算ユニットごとの廃棄は再現されず、原作シナリオ終了後も最終話まで使用できる。
参戦し始めた当時は戦力として計上できる稀な[[戦艦]]の一つであった。[[ナデシコ・Yユニット]]に乗り換え後は更に火力が上昇する。だが、エネルギーを消費しない武装がミサイルしかない上、[[ディストーションフィールド]]もあるため、ENをバカ喰いするのが悩みのタネ。作品によって[[サブパイロット]]の構成が大きく異なり、命中系・戦闘系の精神を一切持たなかったり、習得が終盤というケースもあれば、5人乗りで[[精神コマンド|精神タンク]]として頼りになる作品も。さすがに演算ユニットごとの廃棄は再現されず、原作シナリオ終了後も最終話まで使用できる。
劇場版準拠の場合はナデシコAとして、原作通り演算ユニットごと火星の後継者に回収されてしまっていることが殆ど。
=== COMPACTシリーズ ===
=== COMPACTシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
:初めて声がついた。ユリカを別のユニットに乗り換えさせることでルリを艦長にできる。ミサイルがP兵器になったのでユリカの[[統率]]を活かし易い。精神コマンドは5人分が使えるが、[[必中]]・[[集中]]・[[熱血]]・[[魂]]やそれらの複合精神を誰も持っていないのは前作『A』と同じで、ボス戦はもとより、[[マップ兵器]]を撃つのに最適なポジションに配置しても、思いのほかダメージを与えられず難儀する。
:精神コマンドは最大5人分が使えるが、[[必中]]・[[集中]]・[[熱血]]・[[魂]]やそれらの複合精神を誰も持っていないのは前作『A』と同じで、ボス戦はもとより[[マップ兵器]]で広範囲攻撃しようにも、思いのほかダメージを与えられず難儀しやすく、G属性に強い代わりにナデシコもディストショーンフィールド相手にダメージを与えにくい。ミサイルがP兵器になったのでユリカの[[統率]]を活かし易い。原作再現シナリオでの強制出撃の機会が多く、正式加入した後でもちょくちょく離脱するので、強化パーツや経験値を与えにくいのが困りもの。
:サブパイロットの乗り換えが可能だが、途中までは戦艦が強制出撃扱いなので面子が固定されてしまう。第3部の途中からは選択出撃が可能になるので、強制出撃では外される[[プロスペクター]]を使うことができる。
:戦艦単体で見る分には非常に強力だが、グラビティ・ブラストの燃費が異常に悪く、回避なんて当然できないのでディストーションフィールドで更にENを消耗する部分は、パーツスロット2では補強しきれずV-UPユニットの恩恵にも与れない。火力に関しては全部ひっくるめると戦艦でも下位になる他、命中・クリティカル補正が全体的に低く、スキルコーディネイトで補正するにしても、今度はユリカの上書き不可なナノマシン処理が邪魔になる。一方で精神エナジー装置はパイロット全員に効果がある上に重複するため、総じて壁役やサポート役に適しており、火力に期待するとEN問題が終始付きまとうのでお勧めし辛い。
:特殊能力追加系のパーツの効果がユニットの特殊能力欄に追加される形で発揮される本作の仕様上、'''特殊能力欄が4つすべて埋まっている本艦にソーラーセイルやアルティメット細胞を装備しても効果が発揮されない'''。
:サブパイロットの乗り換えが可能だが、途中までは戦艦が強制出撃扱いなので面子が固定されてしまう。第3部の途中からは選択出撃が可能になるので、強制出撃では外される[[プロスペクター]]をサブパイロットで使えるようになる。またルリを艦長にできるが、能力値的にユリカとは誤差の範囲で互角。しかしユリカは強気でSPが高く統率などもあるので、ルリに艦長をさせる意義には欠ける…マップ兵器の戦闘アニメ中に台詞量が減る可能性があるのと、特殊技能を好きにできるという利点はあるが。また少しややこしいが、ジュン・ルリはのりかえ→サブパイロットでナデシコに再搭乗できて、メインパイロットだと乗り換えに制限がある。
=== 携帯機シリーズ ===
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦A]]
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A}}
:初登場作品。主人公たち[[ロンド・ベル隊]]とは、当初は敵(第三勢力)扱い。鬼のような性能の[[ディストーションフィールド]]を装備している。だが、攻撃を受けると絶対発動し、さらにはグラビティブラストの消費ENも尋常ではないので、下手をすればすぐにエネルギーが0になる。少しでも消費エネルギーを減らしたいなら[[プロペラントタンクS]]を使用するか[[ジャマー]]の装備が必須である。
:火力は高いが、[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]が命中や攻撃力を上げる精神コマンドを覚えないので、安定性には欠ける。といっても、援護や信頼補正でどちらもカバー可能。[[ホシノ・ルリ|ルリ]]を艦長にすることはできないが、ランダムで[[カットイン]]が入る。
:火力は高いが、[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]が命中や攻撃力を上げる精神コマンドを覚えないので、安定性には欠ける。といっても、援護や信頼補正でどちらもカバー可能。[[ホシノ・ルリ|ルリ]]を艦長にすることはできないが、ランダムで[[カットイン]]が入る。
:;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]
:なお、もう一隻の母艦を担う[[ブライト・ノア|ブライト]]の艦が乗り換えをさせるためとはいえストーリー中で墜とされてしまい、自軍部隊を単艦で一時運用する羽目になり大型の[[ダイターン3]]等もいるために格納しきれなくなるというシナリオがある。
::かなり気合の入ったカットインが見られる。ユリカに[[必中]]が追加され、[[愛]]の効果も戦闘向けになったことによって安定性が増した。
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}
::かなり気合の入ったカットインが見られる。ユリカに[[必中]]が追加されたが、リメイク前は[[愛]]だったのが[[献身]]になってしまい、安定性は相変わらず欠けたままになってしまった。しかし、カスタムボーナスが極めて強力であるため、フル改造の価値はリメイク前以上にある。
:相転移エンジン搭載という設定に則り[[EN回復]]が付加された。さらに、ユリカが[[愛]](複合系)を修得するので、本機の火力を活かしやすくなった。
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦R}}
;[[スーパーロボット大戦J]]
:初めて最初から味方扱い。相転移エンジン搭載という設定に則り[[EN回復]]が付加された。さらに、ユリカが[[愛]](複合系)を修得するので、本機の火力を活かしやすくなった。
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦J}}
:ユリカとルリの乗り変えが可能。ミサイルがP兵器に、[[精神コマンド]]がクルー5人分に増えたためかなり強く、今作における最強戦艦と呼ぶに相応しい性能。同じくサブパイロットがいた『IMPACT』のときと違い、[[必中]]や[[熱血]]も使えるようになっている。
:ユリカとルリの乗り変えが可能。ミサイルがP兵器に、[[精神コマンド]]がクルー5人分に増えたためかなり強く、今作における最強戦艦と呼ぶに相応しい性能。同じくサブパイロットがいた『IMPACT』のときと違い、[[必中]]や[[熱血]]も使えるようになっている。
:なお、今作の敵AIの思考ルーチンには「[[命中]]率0%スルー」があるので必然的によく狙われるため、反撃だけでも撃墜数を稼ぐことができる。
:なお、今作の敵AIの思考ルーチンには「[[命中]]率0%スルー」があるので必然的によく狙われるため、反撃だけでも撃墜数を稼ぐことができる。
;[[スーパーロボット大戦W]]
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦W}}
:第1部のみ登場。第1部のEDによると[[ヴェルター]]の旗艦という扱い。原作シナリオ終了後にYユニットを演算ユニットごと木星の海に沈めてしまうので最終話では素のナデシコに戻っている。最後は味方を援護すべく[[ゾヌーダ]]に接近し、物質昇華されて撃沈する。第2部では[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-|劇場版]]ユリカが艦長を務めるYユニット装備型が終盤に参戦する。ユリカとルリの艦長乗り換えを撤廃するなどの仕様変更のせいか、『J』と比べると使い勝手は落ちる。
:第1部のみ登場。第1部のEDによると[[ヴェルター]]の旗艦という扱い。原作シナリオ終了後にYユニットを演算ユニットごと木星の海に沈めてしまうので最終話では素のナデシコに戻っている。最後は味方を援護すべく[[ゾヌーダ]]に接近し、物質昇華されて撃沈する。第2部では[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-|劇場版]]ユリカが艦長を務めるYユニット装備型が終盤に参戦する。
:『J』と比べると、初期ENが270から230に減った上にグラビティブラストの燃費が40から50に悪化。さらにサブパイロットから[[ハルカ・ミナト|ミナト]]達がいなくなる、ユリカとルリの艦長入れ替えの撤廃などで大幅に弱体化してしまった。
:ちなみに第2部登場のナデシコはユリカが「自分が乗る艦だから、'''ナデシコ'''で」という主張により、[[ユーチャリス]]を'''強引に改装した'''という設定。性能は第1部と変わらず。
:ちなみに第2部登場のナデシコはユリカが「自分が乗る艦だから、'''ナデシコ'''で」という主張により、[[ユーチャリス]]を'''強引に改装した'''という設定。性能は第1部と変わらず。
;[[スーパーロボット大戦BX]]
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦BX}}
:'''[[母艦]]ユニットでは初めて、[[パッケージイラスト]]を飾る'''。
:'''[[母艦]]ユニットでは初めて、[[パッケージイラスト]]を飾る'''。
:序盤から[[ブライティクス|BX]]の母艦として登場。ディストーションフィールドに加えてユリカが[[IFS]]持ちになっているのと、不屈バグのおかげで戦艦では随一の防御力を誇るが、素の装甲はそんなに高くないので袋叩きにならないよう注意。グラビティブラストはMAP兵器版が幅1マスと大幅に弱体化したため、殲滅力はダウンしている。
:序盤から[[ブライティクス|BX]]の母艦として登場。ディストーションフィールドに加えてユリカが[[IFS]]持ちになっているのと、不屈バグのおかげで戦艦では随一の防御力を誇るが、素の装甲はそんなに高くないので袋叩きにならないよう注意。グラビティブラストはMAP兵器版が幅1マスと大幅に弱体化したため、殲滅力はダウンしている。一方でJから久々にミナト、メグミがサブパイロットとして復帰しているが、シナリオ上離脱する期間がある。
:第12話「それぞれの決意」ではシナリオの都合で一時ルリがメインとなるが、反撃不能で戦闘デモはOFF固定。それどころかルリがIFS以外のスキルを何も持っていないため[[援護防御]]すら不可能なので、せいぜい味方機の運搬ぐらいしかできない。
:第12話「それぞれの決意」ではシナリオの都合で一時ルリがメインとなるが、反撃不能で戦闘デモはOFF固定。それどころかルリがIFS以外のスキルを何も持っていないため[[援護防御]]すら不可能なので、せいぜい味方機の運搬ぐらいしかできない。
:グラビティブラスト使用時に艦内のカットインが入るが、シナリオ上抜けているメンバーが居るマップではきちんとそのメンバーが居ないという芸の細かさ。
:グラビティブラスト使用時に艦内のカットインが入るが、シナリオ上抜けているメンバーが居るマップではきちんとそのメンバーが居ないという芸の細かさ。
=== VXT三部作 ===
;[[スーパーロボット大戦V]]
:劇場版設定で名前のみ登場。[[イネス・フレサンジュ|イネス]]らネルガル調査隊が発見するも、そこを火星の後継者に襲撃される。そこから逃げようとイネスがボソンジャンプを行った結果、演算ユニットごと[[世界観/V#宇宙世紀世界|宇宙世紀世界]]へと転移してしまった。その後、Yユニットのみ[[ナデシコC]]に移設され、ナデシコCが相転移砲を使えるようになった。
=== 単独作品 ===
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
;[[スーパーロボット大戦MX]]
:今作では[[メガノイド]]と[[木星蜥蜴]]に侵略された[[火星]]から人々を救出するために、[[オーブ]]の[[民間人|民間]][[企業]]で建造されており、[[ウズミ・ナラ・アスハ]]もそれに関わっていた。
:劇場版設定で名前のみ登場。原作同様に火星の後継者が回収して[[アマテラス]]内に隠されていた。
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
:今作では[[メガノイド]]と[[木星蜥蜴]]に侵略された[[火星]]から人々を救出するために、[[オーブ]]の民間[[企業]]で建造されており、[[ウズミ・ナラ・アスハ]]もそれに関わっていた。
:第28話「「男らしく」でいこう!」にて、ウズミが犠牲になる事によって[[地球]]から脱出した[[アークエンジェル隊]]と共闘して[[カイルス|自軍]]に参加することとなる。
:第28話「「男らしく」でいこう!」にて、ウズミが犠牲になる事によって[[地球]]から脱出した[[アークエンジェル隊]]と共闘して[[カイルス|自軍]]に参加することとなる。
:Cosmic Chronicle第8章「世界の歪み」では、[[佐世保]]に寄港していたナデシコが[[アロウズ]]に接収されそうになり、それを阻止するために味方である[[プトレマイオス2]]および[[黒の騎士団]]が佐世保に襲撃を掛けた。そして、ナデシコクルーが彼等に呼応した結果、見事奪還に成功する。
:Cosmic Chronicle第8章「世界の歪み」では、[[佐世保]]に寄港していたナデシコが[[アロウズ]]に接収されそうになり、それを阻止するために味方である[[プトレマイオス2]]および[[黒の騎士団]]が佐世保に襲撃を掛けた。そして、ナデシコクルーが彼等に呼応した結果、見事奪還に成功する。
=== 武装・[[必殺武器]] ===
=== 武装・[[必殺武器]] ===
;グラビティブラスト
;グラビティブラスト
:相転移エンジンから得られるエネルギーを重力波に変換して敵に叩きつける。
:相転移エンジンから得られるエネルギーを重力波に変換して敵に叩きつける。その威力は[[チューリップ]]を一撃で消滅させるほどだが、ディストーションフィールドを展開した相手には効き目が薄い。相転移エンジンは真空に近ければ近いほどエネルギー出力が高くなるので、大気圏内よりも宇宙空間の方が燃費が良い。
:本機の主砲だがSRW参戦当初は燃費が悪く、[[EN回復]]が実装されるようになるまではすぐガス欠になってしまう事も多かった。[[MAP兵器]]版も標準装備されているが、序盤は必要気力の関係で撃ちたい時に撃てない事もあるので注意。
:本機の主砲だがSRW参戦当初は燃費が悪く、[[EN回復]]が実装されるようになるまではすぐガス欠になってしまう事も多かった。[[MAP兵器]]版も標準装備されているが、序盤は必要気力の関係で撃ちたい時に撃てない事もあるので注意。
;ミサイル
;ミサイル
:発射口は艦体両翼の先端部にあるが、参戦初期のシリーズではちゃんと再現されていないこともあった。本機には[[戦艦]]系ユニットに付き物の機銃系の武器が無いので、これがP武器となっていることもある。装弾数の多い実弾兵器のため、雑魚戦でENを温存させたい場合はこれで乗り切るといい。
:発射口は艦体両翼の先端部にある。
:参戦初期のシリーズではちゃんと再現されていないこともあった。本機には[[戦艦]]系ユニットに付き物の機銃系の武器が無いので、これがP武器となっていることもある。装弾数の多い実弾兵器のため、雑魚戦でENを温存させたい場合はこれで乗り切るといい。
;レーザー砲
;レーザー砲
:艦体先端部に2門装備。『IMPACT』で実装。
:艦体先端部に2門装備。
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』で実装。
;[[ディストーションフィールド]]
:自艦の周囲の空間を歪ませ、敵の攻撃を逸らす[[バリア]]。
:自らを守る盾であるが、TV第6話では[[トラウマイベント|ナデシコクルーと視聴者に地獄を見せる引鉄]]となり、SRWでも『[[スーパーロボット大戦A|A]]』及び『[[スーパーロボット大戦J|J]]』で再現が為されてしまった。
=== [[特殊能力]] ===
=== [[特殊能力]] ===
:
:
;[[ディストーションフィールド]]
;[[ディストーションフィールド]]
:自艦の周囲の空間を歪ませ、敵の攻撃を逸らす[[バリア]]。
:
;[[EN回復]](小/S)
;[[EN回復]](小/S)
:GBA版『[[スーパーロボット大戦A|A]]』や『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では未実装。
:GBA版『[[スーパーロボット大戦A|A]]』や『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では未実装。
;[[EWAC]](小)
:『A』のみ母艦共通の仕様として所持。『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』では後述のカスタムボーナスにて強化される。
=== 移動タイプ ===
=== 移動タイプ ===
;[[空]]
;[[空]]
:相転移エンジンは大気圏内では効率が落ちるため、『BX』では[[宇宙]]の方が適応が高い。
:相転移エンジンは大気圏内では効率が落ちるため、『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では[[宇宙]]の方が適応が高い。
=== [[サイズ]] ===
=== [[サイズ]] ===
=== カスタムボーナス ===
=== カスタムボーナス ===
;『[[EWAC]]』の効果+15%
;『[[EWAC]]』の効果+15%
:[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。実質上のEWAC(大)であり、補正が[[ドラグナー3型]]にも並ぶようになる。[[母艦]]である上に燃費問題で前線に出しづらいことを差し引いても有用性は言うまでもなく、同じボーナスを持つ[[ガルバーFXII]]と併せEWAC(大)の補正を部隊全体に行き渡らせることが可能。
;初期段階:CRT補正+5 HP+500
=== 機体ボーナス ===
:BX。 -->
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]
:
:*'''初期段階:CRT補正+10 HP+500'''
:*'''第二段階:CRT補正+15 HP+750 EN+50'''
:*'''第三段階:CRT補正+20 HP+1000 EN+75'''
:*'''最終段階:CRT補正+30 HP+1500 EN+100 射程+1'''
:
== 機体BGM ==
== 機体BGM ==
;「YOU GET TO BURNING」
;「YOU GET TO BURNING」
:大半の作品でこの曲。『[[スーパーロボット大戦A|A]]』と『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では[[エステバリス]]を含めて全機がこの曲だったが、『[[スーパーロボット大戦R|R]]』や『[[スーパーロボット大戦J|J]]』、『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』ではエステバリスは「GO! エステバリス」となったことで、この曲は本艦専用になった。
:オープニングテーマ。大半の作品で使用されている。『[[スーパーロボット大戦A|A]]』と『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では[[エステバリス]]を含めて全機がこの曲だったが、『[[スーパーロボット大戦R|R]]』や『[[スーパーロボット大戦J|J]]』、『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』ではエステバリスは「GO! エステバリス」となり、この曲は本艦専用になった。
;「スキャパレリ・プロジェクト」
;「スキャパレリ・プロジェクト」
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では男性陣のエステバリスとも同じこの曲に設定されている。
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では男性陣のエステバリスとも同じこの曲に設定されている。
== 対決・名場面 ==
== 対決・名場面 ==
;「『運命の選択』みたいな」
;「『運命の選択』みたいな」
:第6話より。[[火星]]の避難民救助にやってきたナデシコだったが、[[木星蜥蜴]]の艦隊に囲まれピンチに陥る。[[ディストーションフィールド]]を張ろうにも艦の真下には避難民の地下シェルターが。自分たちの手で避難民達を潰してしまう事に躊躇する[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]だが、[[イネス・フレサンジュ|イネス]]や他の避難民に促され、彼女は艦長としての決断を下す…。
:第6話より。[[火星]]の避難民救助にやってきたナデシコだったが、[[木星蜥蜴]]の艦隊に攻め込まれピンチに陥る。[[ディストーションフィールド]]を張ろうにも艦の真下には避難民の地下シェルターがあり、もし実行すれば避難民たちはディストーションフィールドで押し潰してしまう。どうすればいいか判断を仰がれる[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]だが、彼女は艦長としての決断を下す…。
== 関連機体 ==
== 関連機体 ==
;[[ナデシコ・Yユニット]]
;[[ナデシコ・Yユニット]]
:強化ユニットである「Yユニット」を装備した形態。
:強化ユニットである「Yユニット」を装備した形態。
;コスモス
:第1世代型ナデシコ級2番艦。ナデシコを収容・修理可能な大型ドック艦だが、連装式グラビティブラストを搭載しているため、火力も高い。
;カキツバタ、シャクヤク
:第1世代型ナデシコ級3、4番艦。シャクヤクは月のネルガルドックでYユニットを搭載する予定だったが就航前に瓦礫に潰され大破、カキツバタは火星での最終決戦で木連部隊のタコ殴りに遭って轟沈した。
:2~4番艦は現状スパロボで戦闘可能なユニットとしての登場はないが、イベント中に出てくることがある。
;[[ナデシコB]]
;[[ナデシコB]]
:後継艦である第2世代型ナデシコ級戦艦。
:後継艦である第2世代型ナデシコ級戦艦。
;ヤマト=ナデシコ
;ヤマト=ナデシコ
:[[漫画|漫画版]]『遊撃宇宙戦艦ナデシコ』に登場する戦艦。ナデシコが強化ユニットである「ヤマトユニット」を装備した形態。
:[[漫画|漫画版]]『遊撃宇宙戦艦ナデシコ』に登場する戦艦。ナデシコが強化ユニットである「ヤマトユニット」を装備した形態。
:漫画版「ナデシコ」は元々「ムサシ」と命名されるはずだったが、小泉今日子(実在の人物)のファンだったユリカが歌謡曲「ヤマトナデシコ七変化<ref>漫画版第一話のユリカは「ヤマトナデシコ七変化」を携帯プレイヤーで聞きながらアキトの前に現れている。</ref>」を元ネタとして'''勝手に命名'''したものである。
;カグヤ
;カグヤ
:漫画版『遊撃宇宙戦艦ナデシコ』に登場する戦艦。ナデシコのプロトタイプを改修したもの。艦長はカグヤ・オニキリマル。
:漫画版『遊撃宇宙戦艦ナデシコ』に登場する戦艦。ナデシコのプロトタイプを改修したもの。艦長はカグヤ・オニキリマル。
== 艦載機 ==
;[[エステバリス]]
:6機を収容している。
;ひなぎく
:艦底部に搭載した強襲揚陸艦。
:SRWでは『[[スーパーロボット大戦W|W]]』にてアイコンのみ登場。原作でも戦闘には使用されていない。
== 余談 ==
== 余談 ==
*モデルとなった艦は米国テレビドラマ『スタートレック』の宇宙船「エンタープライズ」号および[[ホワイトベース]]。
*モデルとなった艦は米国テレビドラマ『スタートレック』の宇宙船「エンタープライズ」号および[[ホワイトベース]]。
**ナデシコの平たく大型の艦橋部と船体部に分かれた構造はエンタープライズ号をモチーフとしたものであり、船体の二本前に突き出た構造はホワイトベースの[[モビルスーツ|MS]]デッキの構造をモチーフとしている。また、戦艦正面の内蔵式大型主砲は当然ながら[[ヤマト]]の波動砲へのオマージュであろう。その意味で、SF界の数多くの著名宇宙船の集大成としてナデシコがデザインされているのがわかる。
**ナデシコの平たく大型の艦橋部と船体部に分かれた構造はエンタープライズ号をモチーフとしたものであり、船体の二本前に突き出た構造はホワイトベースの[[モビルスーツ|MS]]デッキの構造をモチーフとしている。また、戦艦正面の内蔵式大型主砲は当然ながら[[ヤマト]]の波動砲へのオマージュであろう。その意味で、SF界の数多くの著名宇宙船の集大成としてナデシコがデザインされているのがわかる。
== 脚注 ==
<references />
== 商品情報 ==
== 商品情報 ==